《輪旅 八ヶ岳一周…麦草峠を越えて!! その1》
年に一度、ランドナー乗りが集まるイベントがある。参加の資格は泥除け付きのランドナーで、フロントバッグ付き(私はなぜかサドルバッグ仕様!?)ハンドルはドロップというのが基本ルールである。
アバウトなコースは、富士見~茅野~蓼科~麦草峠~松原湖(泊)~小海~野辺山~清里~小淵沢~富士見という八ヶ岳を一周するものである。
富士見町役場からスタートし、国道20号を茅野に向かって走る。途中、仲間がランプのレンズを落とすが、運悪く後続のトラックに踏まれてしまったという。
茅野の駅前には25名あまりの参加者が集まっていた。主催者?より簡単な説明を受けた後、それぞれが蓼科に向かって国道152号を走り始める。
芹ヶ沢より国道299号に入り、徐々に坂を上るようになる。楽しみにしていた八ヶ岳の眺めは春霞の向こうのようであった。
この辺りは肥沃な土地のようで、広大な農地が広がっていた。蓼科自由農園というマーケットが途中にあり、この辺りのペンションやオーベルジュのオーナーシェフが新鮮な材料を求めてやってくるそうである。
横谷渓谷の入り口付近より本格的な上りとなる。気の早い仲間は蕎麦屋に入ってお腹を満たしているようだ。少しでも高度を上げておきたいという思いで更にペダルを漕ぐ。
国道299号は一般道路ではないようで、大型トラックが行き来する道ではない。交通量が少ないのはありがたいが、観光道路特有の傾斜のきつさは脚に応える。ただひたすら上って行く。
標高1900m付近が森林限界なのか、低潅木帯となって視界が一気に広がった。気温も低くなり、短パンでは肌寒さを感じる。道路脇にはわずかながら残雪があった。
勾配が緩くなり、高原状になったところが峠である。麦草ヒュッテの看板に従って右折し、小屋の中へと入った。室内はストーブが焚かれ、冷たい飲み物でのどを潤す。
峠はヒュッテよりすぐ先、標高はなんと二千メートルオーバーで2127mと表示されていた。茅野の駅よりほとんど登りっぱなしというハードさであった。標識をバックに記念?写真を撮る。
峠よりはお駄賃となるダウンヒルの始まり。ウィンドブレーカーを着こんで冷えに備える。至福のひと時でもある。
白樺の林を縫って快調に飛ばす。前方には佐久平の景色が広がり、遠くには浅間山らしき影も見える。
残雪を抱く八ヶ岳の東面が望めるようになると松原湖は近い。硫黄岳の爆裂火口であろうか、険しい崖は迫力があった。
坂を下りきったところが今日の宿となる松原湖のペンション。噂では日本で始めてのペンションとか、そこが今宵の宿である。
画像(期間限定)
http://album.nikon-image.com/nk/NK_AlbumPage.asp?key=1053672&un=56921&m=2&s=0
年に一度、ランドナー乗りが集まるイベントがある。参加の資格は泥除け付きのランドナーで、フロントバッグ付き(私はなぜかサドルバッグ仕様!?)ハンドルはドロップというのが基本ルールである。
アバウトなコースは、富士見~茅野~蓼科~麦草峠~松原湖(泊)~小海~野辺山~清里~小淵沢~富士見という八ヶ岳を一周するものである。
富士見町役場からスタートし、国道20号を茅野に向かって走る。途中、仲間がランプのレンズを落とすが、運悪く後続のトラックに踏まれてしまったという。
茅野の駅前には25名あまりの参加者が集まっていた。主催者?より簡単な説明を受けた後、それぞれが蓼科に向かって国道152号を走り始める。
芹ヶ沢より国道299号に入り、徐々に坂を上るようになる。楽しみにしていた八ヶ岳の眺めは春霞の向こうのようであった。
この辺りは肥沃な土地のようで、広大な農地が広がっていた。蓼科自由農園というマーケットが途中にあり、この辺りのペンションやオーベルジュのオーナーシェフが新鮮な材料を求めてやってくるそうである。
横谷渓谷の入り口付近より本格的な上りとなる。気の早い仲間は蕎麦屋に入ってお腹を満たしているようだ。少しでも高度を上げておきたいという思いで更にペダルを漕ぐ。
国道299号は一般道路ではないようで、大型トラックが行き来する道ではない。交通量が少ないのはありがたいが、観光道路特有の傾斜のきつさは脚に応える。ただひたすら上って行く。
標高1900m付近が森林限界なのか、低潅木帯となって視界が一気に広がった。気温も低くなり、短パンでは肌寒さを感じる。道路脇にはわずかながら残雪があった。
勾配が緩くなり、高原状になったところが峠である。麦草ヒュッテの看板に従って右折し、小屋の中へと入った。室内はストーブが焚かれ、冷たい飲み物でのどを潤す。
峠はヒュッテよりすぐ先、標高はなんと二千メートルオーバーで2127mと表示されていた。茅野の駅よりほとんど登りっぱなしというハードさであった。標識をバックに記念?写真を撮る。
峠よりはお駄賃となるダウンヒルの始まり。ウィンドブレーカーを着こんで冷えに備える。至福のひと時でもある。
白樺の林を縫って快調に飛ばす。前方には佐久平の景色が広がり、遠くには浅間山らしき影も見える。
残雪を抱く八ヶ岳の東面が望めるようになると松原湖は近い。硫黄岳の爆裂火口であろうか、険しい崖は迫力があった。
坂を下りきったところが今日の宿となる松原湖のペンション。噂では日本で始めてのペンションとか、そこが今宵の宿である。
画像(期間限定)
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