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祭り旅 近江八幡の左義長へ!

2013-03-21 21:58:42 | 祭り旅
《祭り旅 近江八幡の左義長へ!》
ノー編集のフォトアルバムです・・・
http://gallery.nikon-image.com/110885861/albums/3319465/
大勢の観光客が押しかける祭りというよりは、地元の方が伝統的な祭りを引き継いでいるという感じで、好感が持てました。

その歴史は信長の安土城時代よりとか・・・神輿のように担がれる山車は、松明・だし・十二月(赤紙)の三つからなり、酒に酔った若集が町内を練り歩きます。見せ場は、組合せと呼ばれる山車同士のぶつかり合い、「けんか」ともいうそうです。負けたほうは山車が横向きになるような迫力のあるシーンもありました。「チョヤレ・チョヤレ」「マッセ・マッセ」の掛け声も祭り気分を盛り上げてくれます。

ハイライトは午後八時からの奉火、五つづつの山車に一斉に火が放たれ、みるみる間に炎に包まれます。三か月ほどの時間を掛け、町内の方々が作り上げた山車が10分ほどで燃え尽きる・・・なにか日本的な感じ(無常観?)が漂っていました。

興味のある方は是非とも来年あたりに訪れてみてください。


(八幡掘り)
訳あり愛車のセラで近江八幡へ・・・ここは豊臣秀次の城下町、八幡掘はとても絵になります。西の湖の湖畔に車を停め、そこよりサイクリングで市街へ。祭り見物には自転車が重宝します。路地も走れ、停めるスペースにも困らないから。


(山車の行列)
市内をぐるっとまわり、地元の方の盛り上がり具合をチェック・・・正直、大勢の観光客が押し寄せるという見世物的祭りではないようです。どちらがよいか・・・後継者が居なくてすたれてゆく祭りもありますので、多少はショーアップされるのも致し方ないかもですが、やはり素朴な地元の方だけの祭りも魅力的です。


(町へ繰り出す)
その起源は・・・信長が安土にお城を構えたころからでしょうか。それが八幡へ来たようです。市の名前の起源となる八幡は、日牟禮八幡宮から。武運長久の八幡さまはのちの近江商人の庇護を集め、今日に至っているようです。


街中を流す山車・・・八番堀に掛かる石橋の上を練り歩くシーンは絵になります。


祭りにはお酒がつきもの・・・もちろん日本酒!しかし、安全のためでしょうか、二リットルの紙パックはイマイチな雰囲気でした。やはり一升瓶が似合う!


暗くなると祭りの盛り上がりもヒートアップ・・・山車同士がぶつかり合う「組合せ」が鳥居の前で始まります。祭りに喧嘩はつきものといいますが、なぜか見ている側も興奮状態に。


山車の総数は13基とも・・・八幡さまの境内に集結してきます。午後8時より奉火・・・5基の山車が一気に燃え上がります。その炎が放つ得体のしれないパワーは何なのでしょうか、見る人の気持ちを一つにすることは間違いがありません。これが祭りの真の目的かもです。


祭りのあとの寂しさ・・・賑わった祭りも終わりがあります。まだ余韻を楽しむ見物客の合間を縫って帰路に・・・思いは、次はどこの祭りを訪れようかなと。

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