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輪旅 伊賀盆地の丘陵地を走る!

2013-03-31 20:44:02 | 自転車旅
《輪旅 伊賀盆地の丘陵地を走る!》
去年の秋よりこだわって通った伊賀盆地&大和高原・・・
その最終章としてのディープな丘陵地を訪れてきました。
笹が生い茂る里山は往時の原野を思わせる風情があり、自転車で走っていると、なぜか心が癒されます。

ルートはこんな感じ・・・
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=6c7d9c6b6a41c93583ea11359edf6a45
国道は当然!?主要地方道も外し、町村道だけをつないでの逍遥ツーリングになりました。伊賀盆地の魅力・・・それは昭和の風景が色濃く残っているところかと。大阪や名古屋への通勤圏には不便なようで、まるで時間が止まったような錯覚を覚えました。


(笹の茂る里山を走る!)
三重県伊賀庁舎にクルマを停め、そこより走りはじめます。ちょっと南下し、昔の道を選んで友生(とものう)へ。伊賀の丘陵地は水利が悪いせいか、溜池が多く点在しています。小高い丘の谷間を縫って走る道は笹に覆われています。きっと昔は笹の生い茂る原野であっただろうと想像できます。


(黎明期のMTB風ニシキ)
友生小学校のところで県道56に出、すぐに渋田川に沿った道へ。ここがなかなか素敵なエリア・・・まさしくランドナーワールドでした。ちょっとした峠で一服(二人ともタバコは吸いませんが!)

ちょっとだけ下りを楽しみ、比自岐・摺見へ。そこより川を遡って滝川ダムへ。ここもなかなかの景色・・・ダムより上流から摺見妙楽地林道へ。妙楽地より南西へ・・・勝地、伊賀上津、近鉄大阪線に沿って青山町駅へ。


(初瀬街道阿保宿)
阿保・・・ここはかつての青山町の中心地、現在は上野市のようです。阿保宿・・・初瀬街道の宿として賑わった町のようで、古い町並みには歴史の重みを感じました。常夜灯、看板、歴史を重ねた老舗の酒蔵「若戎酒造」、宮内庁が管理する阿保親王稜墓(第11代垂仁天皇皇子 息速別命の墓?)などなど・・・
※阿保はあお・・・青山町のあおは阿保からきたとすれば、阿保山町が正式かも!?


(初瀬街道美旗にて)
阿保より初瀬街道を走って羽根へ・・・国道165を越え、クラシカルな伊賀カントリークラブの横を通って下小波田・・・美旗古墳群を見ながら新田へ。

(伊賀焼のギャラリーにて)
古民家を改造したギャラリーを訪れました、屋内はとてもモダンに・・・伊賀焼、伊賀組み紐と琵琶湖の舟板を組み合わせた作品はとても凄そうな感じ・・・快く持て成してくれたオーナーさんはとても知的な芸術家でした。

美旗から新田へ・・・カラー舗装は初瀬街道の証し・・・気持ちよく走れます。うぐいす台というネーミングの新興住宅地を抜け、安場へ。国道368を越え、ちょっと迷って桂へ。


(丘陵地の風景)
丘陵地・・・丘からは上野の町が一望・・・のどかな畑が広がる丘はとてものんびりとした場所でした。


(桂地区にて)
桂地区・・・結構狭いエリアに住宅が密集!?なかなか歴史のある場所のようです。ここより名張川の広瀬橋へ出ようと試みましたが、地元の方のアドバイスで中止・・・この先は廃道とのことでした。


(鵜山にて)
ルートを変え、鵜山への道へ。新道が出来、景色は一変していました。ちょっとした峠を越えて西?鵜山へ・・・ここの景色がまた素敵!新興住宅地では出せない雰囲気がありました。

広瀬橋を渡って右折・・・名張川に沿って北上します。この道がまたいい・・・クルマも少なく、川を見下ろしながらのんびりと快走します。


(大川橋を渡って)
赤い吊り橋が見えた所で公園に降り、橋を渡ります。しばらくはひなびた道を走ります。県道687、688にて予野・・・花垣小学校・・・山出を過ぎて猪田小学校・・・依那具あたりより北上・・・15時、無事に上野庁舎へ戻ることが出来ました。