子供たちよ、夏休みの宿題は終わらせたかい?
今日はコイツだ!ポール・バタフィールド・ブルース・バンドの2nd!
コレは以前記事にも書きましたが、今年の5月末に50%OFFセールでウシシとゲットしてきたアナログの1枚で、オリジナルのElectra EKS 7315、ステレオ盤であります!いくらで買ったかメモするの忘れちゃってたけど、半額だから1000円ちょっとじゃなかったかしら。ウシシ!
で!中身ですが、いやぁぁぁ~~~、最っ高っす!
私はポール・バタフィールド系、マイク・ブルームフィールド系はコレが初めてなんですけど、いやぁ、シカゴ・モダン・ブルース臭の、ド・ホワイト・ブルーズですね!
アンプリファイドされたハーモニカの響きがたまらん!気持ちいいー!
ヴォーカルとハーモニカのバンマス、ポール・バタフィールドさんはシカゴ生まれシカゴ育ちなんですね。半分本物じゃん!ってことで。しかもベースとドラムが黒人さんです。
いや、彼らに敬意を表してちゃんと書いておこう。
バッハ、ベートーヴェン、ブラームスに代わる新しい
『The 3-B’s』
ポール・バタフィールド - Harmonica & Vocal
マイク・ブルームフィールド - Guitar
エルビン・ビショップ - Guitar
それプラス『A-N-D』
ジェロームアーノルド - Bass
マーク・ナフタリン - Organ & Piano
ビリー・ダヴェンポート - Drums
『The 3-B’s』も『A-N-D』も名字の頭文字のことです。裏ジャケライナーより。
前回のブルース・プロジェクトと同じく60年代前半のフォーク・リヴァイバルの波から出てきたバンドということですが、ブルース・プロジェクトの面々がグリニッチ・ヴィレッジで人気の、青っ白い書生上がりって感じで、「今、ブルースにハマってるんで演ってみてるんです」って感じなら、バタフィールド・ブルース・バンドの面々は、「ブルースの為なら殉死してやるぜ!」的な、ブルース教(狂)のチンピラ上がりって感じで、好対照でなんとも面白いです。
だってジャケにズラズラ並んでるツラ、今一度見てみてくださいよ。
これから銀行襲いに行くヤツラみたいじゃん!(笑)マジかっこいいス、The 3-B’s+ A-N-D!
同じ1966年産のホワイト・ブルース・アルバムってことで、続けて音を聴を聴いたので、その違いをまざまざと感じました。でも別にどちらが偉いとかそーいうんではなく、それぞれの個性ですね。聴いてて盛り上がるのは断然こっちだけど!
それで曲なんですけど、多分一番有名なのはアルバム・タイトル曲 B面最終曲 "East-West" だと思います。確かに耳を引く演奏で、この曲だけブルース色より、サイケ前夜のオリエンタルな響きや、13分10秒に渡って展開されるジャズ寄りのインプロヴィゼーション演奏だったり、なんか完全に感覚的にだけど、雰囲気「フィルモア!」って感じで、聴き応えがあります。ゆるくない硬派なデッドって趣。
だけど個人的にはA面最終曲の方の長尺曲(7分53秒) "Work Song" の方が好き!こっちは正統ブルースで盛り上げてくれる!ブルームフィールドのギターもポールさんのハーモニカも爆発!!ブルース・エクスプロージョンっ。
他の曲は短めの2,3分台で、あっという間に終わってしまうのがもったいないと感じるくらい、なんとも実力と熱気に溢れた好演奏満載のアルバムであります!私はいっぺんに気に入ってしまい、バタフィールドさん、他のも聴いていくどー、と思いましたっ。
スイカ食べながら、アイス・コーヒー飲みながら、晩夏の良きお伴をしてくれています♪
オマケ
このアルバム、エレクトラ・レーベルのレコードでしょう?
で、エレクトラって言ったらやっぱり思い浮かぶのはドアーズやラヴなわけで、このバタフィールド・バンドといい、硬派なレーベルやなぁと思いつつ、でも以前記事にも書いたフォーク本見たらやたらエレクトラのフォーク盤が載ってて、ちょいとこのレーベルのことが気になり出して・・・。
で、エレクトラ・レーベルのレコード・リストとかないかなぁと調べていたら、最良のものを見つけました!
例えば『East-West』が載ってる300-326のレコードのページ
ジャケットの写真がキレイ!結構数も揃っている!
コレくらいのクゥオリティのもので、他のレーベルのサイトもあれば楽しいのになぁ。
それにしてもやっぱり初期はフォークから始まり、フォークに特化していたと言ってもいいレーベルだったのですね。ロックな人にはこの4000-4049のページも楽しいかも
眺めていると楽しいな。思わず集めたくなってくるな。見てて全然飽きないな。
私が個人的に眺めてて大きい喜びを感じるのは、この10inchのページ、これらのデザインが醸し出すロマン。まさに至福。
今日はコイツだ!ポール・バタフィールド・ブルース・バンドの2nd!
コレは以前記事にも書きましたが、今年の5月末に50%OFFセールでウシシとゲットしてきたアナログの1枚で、オリジナルのElectra EKS 7315、ステレオ盤であります!いくらで買ったかメモするの忘れちゃってたけど、半額だから1000円ちょっとじゃなかったかしら。ウシシ!
で!中身ですが、いやぁぁぁ~~~、最っ高っす!
私はポール・バタフィールド系、マイク・ブルームフィールド系はコレが初めてなんですけど、いやぁ、シカゴ・モダン・ブルース臭の、ド・ホワイト・ブルーズですね!
アンプリファイドされたハーモニカの響きがたまらん!気持ちいいー!
ヴォーカルとハーモニカのバンマス、ポール・バタフィールドさんはシカゴ生まれシカゴ育ちなんですね。半分本物じゃん!ってことで。しかもベースとドラムが黒人さんです。
いや、彼らに敬意を表してちゃんと書いておこう。
バッハ、ベートーヴェン、ブラームスに代わる新しい
『The 3-B’s』
ポール・バタフィールド - Harmonica & Vocal
マイク・ブルームフィールド - Guitar
エルビン・ビショップ - Guitar
それプラス『A-N-D』
ジェロームアーノルド - Bass
マーク・ナフタリン - Organ & Piano
ビリー・ダヴェンポート - Drums
『The 3-B’s』も『A-N-D』も名字の頭文字のことです。裏ジャケライナーより。
前回のブルース・プロジェクトと同じく60年代前半のフォーク・リヴァイバルの波から出てきたバンドということですが、ブルース・プロジェクトの面々がグリニッチ・ヴィレッジで人気の、青っ白い書生上がりって感じで、「今、ブルースにハマってるんで演ってみてるんです」って感じなら、バタフィールド・ブルース・バンドの面々は、「ブルースの為なら殉死してやるぜ!」的な、ブルース教(狂)のチンピラ上がりって感じで、好対照でなんとも面白いです。
だってジャケにズラズラ並んでるツラ、今一度見てみてくださいよ。
これから銀行襲いに行くヤツラみたいじゃん!(笑)マジかっこいいス、The 3-B’s+ A-N-D!
同じ1966年産のホワイト・ブルース・アルバムってことで、続けて音を聴を聴いたので、その違いをまざまざと感じました。でも別にどちらが偉いとかそーいうんではなく、それぞれの個性ですね。聴いてて盛り上がるのは断然こっちだけど!
それで曲なんですけど、多分一番有名なのはアルバム・タイトル曲 B面最終曲 "East-West" だと思います。確かに耳を引く演奏で、この曲だけブルース色より、サイケ前夜のオリエンタルな響きや、13分10秒に渡って展開されるジャズ寄りのインプロヴィゼーション演奏だったり、なんか完全に感覚的にだけど、雰囲気「フィルモア!」って感じで、聴き応えがあります。ゆるくない硬派なデッドって趣。
だけど個人的にはA面最終曲の方の長尺曲(7分53秒) "Work Song" の方が好き!こっちは正統ブルースで盛り上げてくれる!ブルームフィールドのギターもポールさんのハーモニカも爆発!!ブルース・エクスプロージョンっ。
他の曲は短めの2,3分台で、あっという間に終わってしまうのがもったいないと感じるくらい、なんとも実力と熱気に溢れた好演奏満載のアルバムであります!私はいっぺんに気に入ってしまい、バタフィールドさん、他のも聴いていくどー、と思いましたっ。
スイカ食べながら、アイス・コーヒー飲みながら、晩夏の良きお伴をしてくれています♪
オマケ
このアルバム、エレクトラ・レーベルのレコードでしょう?
で、エレクトラって言ったらやっぱり思い浮かぶのはドアーズやラヴなわけで、このバタフィールド・バンドといい、硬派なレーベルやなぁと思いつつ、でも以前記事にも書いたフォーク本見たらやたらエレクトラのフォーク盤が載ってて、ちょいとこのレーベルのことが気になり出して・・・。
で、エレクトラ・レーベルのレコード・リストとかないかなぁと調べていたら、最良のものを見つけました!
例えば『East-West』が載ってる300-326のレコードのページ
ジャケットの写真がキレイ!結構数も揃っている!
コレくらいのクゥオリティのもので、他のレーベルのサイトもあれば楽しいのになぁ。
それにしてもやっぱり初期はフォークから始まり、フォークに特化していたと言ってもいいレーベルだったのですね。ロックな人にはこの4000-4049のページも楽しいかも
眺めていると楽しいな。思わず集めたくなってくるな。見てて全然飽きないな。
私が個人的に眺めてて大きい喜びを感じるのは、この10inchのページ、これらのデザインが醸し出すロマン。まさに至福。
またリンク先のジャケを見てたらティム・バックリーとかラブもポップスと呼べますよね。
大ヒットした最初のポップスバンドだったらやはりドアーズってことになるでしょうね。このレコード会社の蝶のデザインが素敵ですよね。
>これから銀行襲いに行くヤツラみたいじゃん!
本当にイカシてますね。?&ミステリアンズなんかは彼らの影響なのでしょうか??
最近のモスコさんのエントリーは自分にとってもクラッシックな作品ばかりで楽しいです。っていうか古いものしか愛せない悲しい性なんですけど。(笑)
年期の入ったハーモニカ・カヴァーが印象的なアレです。
ベアズヴィルになってからの方が私にはグっとくるんです。
ジェフ・マルダーやエイモス・ギャレットもたまりません。
実はThe Paul Butterfield Blues Bandはあまり聞いてなかったりしますが(笑)
この秋、是非ともBetter Daysもお試し頂ければと思います。
古いエレクトラとはこれまた凄いとこへ行きますね。
ロゴとか可愛いですよね。
ブルースロックづいてますね。男っ前!(笑)
初期2枚は俺も大好き。やっぱブルームフィールドだね!と知ったような事を言ってみたくなります。
思えば「Work Song」も「Mojo Walkin'」も「Get Out Of My Life,Woman」も、「Shake Your Money Maker」も、みんな彼らから知ったんですよねー。大先生です、ホント。
俺も「Work Sond」は彼らのが一番好きです。ナット・アダレイの曲だって知ったのは随分後ですけどね。
初期エレクトラのギターを弾いてる人型のロゴがかわいくて好きです。
そうですね。フォーク・リバイバルの中のフォーク・ブルース・ブーム→”エレクトリック・ブルース・ブーム” という流れの中で出された、フォーク扱いの人たちだったのではないでしょうか。少なくとも66年くらいまでは。
ラブとかティム・バックリーはポップスですよね。ティムは微妙なとこありそうですけど。
レコードの蝶のデザイン、あれってすごい「エレクトラ!」って感じがしますよね。キレイで、なんかちょっと優雅なんですよね。
?&ミステリアンズ、名前だけ知ってるだけで、ハテどんなルックスだっけ?と調べてみたらば・・・(笑)
うわぁ、スワンさんに楽しんで頂けて私もうれしいです♪
聴いたことないなぁと思いきや、そういえばベアズヴィルのボックスを持ってまして、今見たらばそれに6曲ほど収録されてましたので、まずはそれから聴いてみるとします!
こっちはおっしゃるように秋にふさわしい感じがしますね。
あのハーモニカのジャケットは素敵ですよね~。
ああいうのこそ、アナログのでっかいジャケで味わいたいものです。
迫力あるだろうなぁ
>古いエレクトラとはこれまた凄いとこへ行きますね。
はい。なんかこういうのにたまらなくグッと来る自分がいるのですよね。
なぜか懐かしい気持ちがするんです。
・・・前世!?(笑)
女は黙ってブルースロック!ってね(笑)
夏の間に聴いておきたくて。堪能できて良かったです♪
>大先生です、ホント。
なるほど~。
はっ!”Work Song” はそういえばアダレイでしたっけ!
しかしやっぱりジャズとブルースは音楽的に密接につながっておりますねぇ。フォークとブルースも然り。
>初期エレクトラのギターを弾いてる人型のロゴがかわいくて好きです。
あ~!そう!そうなんです!
あれ、ギターマンって言うらしいですね。
かわいくって私も好きなんです。
あのロゴのレーベルのレコードが欲しい・・・(笑)
それとベターデイズも大好きなんで、もうちょっと涼しくなったら聴こうと思います。(ベアズヴィルということで)
私、彼らの1stを聴いてないので、また楽しみです!
ジャケもまたかっこしいですしね!
”Mary-Mary”ってモンキーズの曲だったのですか!
知りませんでした。
ベアズヴィルのベターデイズ、何曲か聴いてみましたが、このバンドと比べると大変落ち着いてらっしゃいますね。
あれはやっぱり夏じゃなくて、秋に合いますね~。
ベターデイズも以前エントリされていらっしゃいましたよね。
ハーモニカ・ジャケのアルバム。これも楽しみです。
これも何回目だろうか
P・Butterfieldの1stと2ndは初期ブルースロックの名盤としてボクの人生にドカドカと土足で上がり込んできたのだった。2ndのラーガロックは当時のトレンドだった。
テンションの高さやせっかちな演奏が16,7の頃には大切だったしニューロックやサイケよりもブルーズを聞き始めた自分に酔いしれてた気がする。
だが、そんなモノは長続きするワケもなく、数年後親友が買ったP・バターのホーナーのブルースハープが見開きジャケットになった新着アルバムを聴かせてもらった夜にはP・バターはもう終わった、とホントに思ったのでした。
ところがどっこい数年後には仲間内で最重要アルバムの1枚として渋く輝くことになる。
「耳が出来てくる」という事を知ることになったアルバム。名盤を探す長い旅に漕ぎ出した そんな20代を思い出す。モスコさん、この秋にはぜひ通して聴いて欲しい。
小尾さんもオススメの1枚です。
こちらの記事にも何回も頂いていたのですね。
ありがとうございます。
>「耳が出来てくる」という事を知ることになったアルバム。名盤を探す長い旅に漕ぎ出した そんな20代を思い出す。
ふむふむふむ。いや~、そうでしたか~。
実に興味深いコメントです。
私、ベターデイズをこの間から、件の『ベアズヴィル・ボックス』で聴いてるんですけど、今イチ、ピンと来ずにですねぇ、ちょっと焦ってたとこあったんですけど。
まだ耳が出来てないのかもしれませんね。
だけど、きっと沁みる日が私にも来るだろう(来てほしい!)と、おじさんのコメントを読んで思えました。
この秋に、その耳が出来てるかどうかは、大変心もとないですが・・・(^^;)
名盤を探す長い旅・・・。
なんと素敵な響きなんでしょう!!