いやぁ...マヂ... 最高やなぁ...!!!と。何度呟いたことでしょう、このアルバムを聴きながら。
心からため息。大大大満足。
本日はバック・オウエンズの『バック・オウエンズ セイクレッドを歌う』です。
この前の土曜、近所のブックオフをちらりとのぞいた時に500円で見つけたんです♪
カントリー界の大物バック・オウエンズ。一度聴いてみたかったのですが、まさか田舎のブックオフにオリジナル・アルバムがあるなんてね!しかも91年に出た日本盤で、帯には「世界初CD化!」とあります。ビックラしたです。その店マメに覗いてたけど今までなかったから新しく入ってきたんだな~。しかも500円て...!おかげさまで久々の大当たり頂きましたよゲヘヘ。
バック・オウエンズ。「ナッシュビル・サウンド」とは対をなす「ベイカーズフィールド・サウンド」の第一人者。
その「ベイカーズフィールド・サウンド」なるもの、言葉だけは何となく知っていたけれど、ちゃんと知りたくて色々少し調べてみると、黄金時代のカントリー(40年代後半-50年代前半)のホンキートンク・スタイルのカントリーを少し後の時代(50年代-60年代)に西海岸で復活させたもののようで、エレキギターを使用しバックビートを取り入れた音が特徴だそう。
ナッシュビル・サウンドとの違いが私には今まだ分からないのですが、本場ナッシュビルに対抗してベイカーズフィールドは ”ナッシュビル・ウェスト” という呼び名もあったくらい、カントリー音楽に新主流の1つとして定着していったのですね。
その後のカントリー界やロック界にもたらした影響たるやすごいもんがあるのは周知のことだと思います。ご存知ビートルズの ”Act Naturally” やローリング・ストーンズの "Far Away Eyes"、エミルー・ハリスの ”Together Again” といったカバーがあったり、グラム・パーソンズ、デザート・ローズ・バンド、ドワイト・ヨーカムなどに多大なる影響を与えていたりと。
そんな誉れ高いバックさんが自身のバンド、バッカルーズと初めてこのアルバムでトライしたのはなんとセイクレッド・ソング集。そう宗教音楽。神様や信仰のことを歌う唄は何もゴスペルだけじゃないってことですね。
元々カントリーとゴスペルとブルーズは兄弟みたいなもんですものね。「有名なカントリー・ショウのグランド・オール・オプリーなんかでもセイクレッド・タイムなるセクションがもうけられていた」と、このアルバムのライナーにも解説があるように何ら不思議なことではないのです。エルヴィスのこと考えたらピンときますよね。
まぁ、そんな背景のこのアルバムなのですが!
ジャケがなんとも渋い真面目な顔して皆さんこちらを見てますが!
これぞカントリー!てな軽快で陽気で明るい!
とにかくまずそのサウンドの素晴らしさ!!
スティール・ギターの心地よい調べでイントロからもう天国気分!
そこへバックさんの艶やかに伸びる穏やかで平和な、郷愁感誘う歌声!
どっちがメイン?てな感じで大声かつ高音で伸び伸びと絡んでくるハーモニー!
このハーモニーに関しては ”Act Naturally” でリンゴの後ろでポールがエエ感じで再現してるのが今回よく分かった!
そしてどこまでも呑気に陽気に、だけど気品を決して忘れないフィドル!
アコギのリズム・ギターがまたたまらなく幸せにしてくれるバックビートのリズム!
ってそうか、バックビートってすごいんだなぁ。人を幸せにしてくれるリズムなんだなぁ。
とまぁ、すべてが至福をもたらしてくれる正に "福音"、これぞ "良い知らせ"。
もう完全にトリコ、メロメロ状態であります。
殆どの曲が2分半以内で終わる潔さも素晴らしい。12曲収録ですが30分切ってるので延々リピートしてしまいます。
初めて聴くアルバムって馴染むまでちょいしんどいとこあるじゃないですか。最初ちょっとひっかかりつつ何度目かにしっくり来出すのが面白くもあり、愛おしいとこでもあるのですが、まれに本当にまれに1発目からヒーーハァーーーッ!(カウボーイ風)と喜びの雄叫びを挙げて喜んでしまうアルバムがありまして、これがまさにそう。
ちなみにバックさんが晩年音楽界を半ば引退して出てたTVのコメディーショウのタイトルはその名もズバリ『Hee Haw』(笑)こういうスペルなんだ。
このアルバムが出たのは1966年。
リンゴが歌う ”Act Naturally” が収録されたアルバム『Help!』が出たのは1965年
この66年にバックさんはこのアルバムを併せて3枚のアルバムを出していますが、ビートルのみんなはこのアルバムも聴いていたろうな。特にジョン以外のビートル、リンゴはもちろんなんだけど、ポールもジョージもカントリー大好き!というのがすごく見えますもんね。
とにかく「出逢っちまったーーー!!」って感じです!
ベイカーズフィールド・サウンド、惚れたっ!
バックさんのオリジナル・アルバムはサンデイズドから殆ど再発されてるようで、通販なら手に入るのだ!
ヒィィ~~~~ハァーーーーーッ!!!(ブラマヨ小杉ぢゃないよ)
心からため息。大大大満足。
本日はバック・オウエンズの『バック・オウエンズ セイクレッドを歌う』です。
この前の土曜、近所のブックオフをちらりとのぞいた時に500円で見つけたんです♪
カントリー界の大物バック・オウエンズ。一度聴いてみたかったのですが、まさか田舎のブックオフにオリジナル・アルバムがあるなんてね!しかも91年に出た日本盤で、帯には「世界初CD化!」とあります。ビックラしたです。その店マメに覗いてたけど今までなかったから新しく入ってきたんだな~。しかも500円て...!おかげさまで久々の大当たり頂きましたよゲヘヘ。
バック・オウエンズ。「ナッシュビル・サウンド」とは対をなす「ベイカーズフィールド・サウンド」の第一人者。
その「ベイカーズフィールド・サウンド」なるもの、言葉だけは何となく知っていたけれど、ちゃんと知りたくて色々少し調べてみると、黄金時代のカントリー(40年代後半-50年代前半)のホンキートンク・スタイルのカントリーを少し後の時代(50年代-60年代)に西海岸で復活させたもののようで、エレキギターを使用しバックビートを取り入れた音が特徴だそう。
ナッシュビル・サウンドとの違いが私には今まだ分からないのですが、本場ナッシュビルに対抗してベイカーズフィールドは ”ナッシュビル・ウェスト” という呼び名もあったくらい、カントリー音楽に新主流の1つとして定着していったのですね。
その後のカントリー界やロック界にもたらした影響たるやすごいもんがあるのは周知のことだと思います。ご存知ビートルズの ”Act Naturally” やローリング・ストーンズの "Far Away Eyes"、エミルー・ハリスの ”Together Again” といったカバーがあったり、グラム・パーソンズ、デザート・ローズ・バンド、ドワイト・ヨーカムなどに多大なる影響を与えていたりと。
そんな誉れ高いバックさんが自身のバンド、バッカルーズと初めてこのアルバムでトライしたのはなんとセイクレッド・ソング集。そう宗教音楽。神様や信仰のことを歌う唄は何もゴスペルだけじゃないってことですね。
元々カントリーとゴスペルとブルーズは兄弟みたいなもんですものね。「有名なカントリー・ショウのグランド・オール・オプリーなんかでもセイクレッド・タイムなるセクションがもうけられていた」と、このアルバムのライナーにも解説があるように何ら不思議なことではないのです。エルヴィスのこと考えたらピンときますよね。
まぁ、そんな背景のこのアルバムなのですが!
ジャケがなんとも渋い真面目な顔して皆さんこちらを見てますが!
これぞカントリー!てな軽快で陽気で明るい!
とにかくまずそのサウンドの素晴らしさ!!
スティール・ギターの心地よい調べでイントロからもう天国気分!
そこへバックさんの艶やかに伸びる穏やかで平和な、郷愁感誘う歌声!
どっちがメイン?てな感じで大声かつ高音で伸び伸びと絡んでくるハーモニー!
このハーモニーに関しては ”Act Naturally” でリンゴの後ろでポールがエエ感じで再現してるのが今回よく分かった!
そしてどこまでも呑気に陽気に、だけど気品を決して忘れないフィドル!
アコギのリズム・ギターがまたたまらなく幸せにしてくれるバックビートのリズム!
ってそうか、バックビートってすごいんだなぁ。人を幸せにしてくれるリズムなんだなぁ。
とまぁ、すべてが至福をもたらしてくれる正に "福音"、これぞ "良い知らせ"。
もう完全にトリコ、メロメロ状態であります。
殆どの曲が2分半以内で終わる潔さも素晴らしい。12曲収録ですが30分切ってるので延々リピートしてしまいます。
初めて聴くアルバムって馴染むまでちょいしんどいとこあるじゃないですか。最初ちょっとひっかかりつつ何度目かにしっくり来出すのが面白くもあり、愛おしいとこでもあるのですが、まれに本当にまれに1発目からヒーーハァーーーッ!(カウボーイ風)と喜びの雄叫びを挙げて喜んでしまうアルバムがありまして、これがまさにそう。
ちなみにバックさんが晩年音楽界を半ば引退して出てたTVのコメディーショウのタイトルはその名もズバリ『Hee Haw』(笑)こういうスペルなんだ。
このアルバムが出たのは1966年。
リンゴが歌う ”Act Naturally” が収録されたアルバム『Help!』が出たのは1965年
この66年にバックさんはこのアルバムを併せて3枚のアルバムを出していますが、ビートルのみんなはこのアルバムも聴いていたろうな。特にジョン以外のビートル、リンゴはもちろんなんだけど、ポールもジョージもカントリー大好き!というのがすごく見えますもんね。
とにかく「出逢っちまったーーー!!」って感じです!
ベイカーズフィールド・サウンド、惚れたっ!
バックさんのオリジナル・アルバムはサンデイズドから殆ど再発されてるようで、通販なら手に入るのだ!
ヒィィ~~~~ハァーーーーーッ!!!(ブラマヨ小杉ぢゃないよ)