Liveバトン

2006年01月28日 | 音楽雑談♪
こちらのバトンも随分前にもらっていたものです。

Liveバトン。

これは、『日々の泡 - Ordinary blog - 』のyuccoさんから頂きました。
遅すぎるっつーの。ね。ゴメンなさ~い。
では、こちらもはりきって参りまっす!


◆生まれて初めて行ったライブは?

小学生高学年辺りのチャゲ&飛鳥でっす。てへ。
チャゲアスの大ファンであった叔母に付いていきました。大阪城の野外音楽堂に。
見上げたら “モーニング・ムーン“ 、が流行ってる頃だったかなぁ。
ビックリしましたよ。こんなに大勢の人が1ヶ所に集まって、しかも皆楽しそうにしているという空間に初めて行きましたもの。
アーティストって、たくさんの人を幸せに出来るイイ仕事だなぁと思いました。
自分のお小遣いで初めて行ったのは、きっとブルーハーツ。高校生の時の。
ブルーハーツは当時結構行っていたなぁ。
 

◆一番最近のライブと感想は?

これは昨年の秋の100sのライブです。
自分の調子が悪くて、せっかくの“Honeycomb.ware“にもイマイチ反応しきれず、ちょっぴし悲しい思い出となりました。
それからライブに全然行っておりませぬ。
そんな感じで、ただいまライブ離れ中です。


◆今まで一番最高だったライブは?

○90年のポール・マッカートニーの初来日 in Tokyo Dome
 (本物のポールだぁ~!ぎょえーっっっ!!)


○多分94年辺りの、ド真ん中かつ一番前で観れたIMPホールでのコレクターズ
 (まるで自分ひとりの為だけにやってくれてるかの如く最高な席でした。加藤さんにウットリ)


○95年9月のIMPホールでのストーン・ローゼズ、2nd時のツアー
 (これでちょっと人生変わったかも。なんて。1st時の来日には間に合わなかったけど、観れてホント良かった)


○98年のオアシス in 武道館、Be Here Nowツアー
 (my 初武道館。それだけで感動。初オアシスにさらに感動)


○フジロック01のニール・ヤングwithクレイジー!クレイジー!!ホース!!!
(見事なまでに持ってかれました)


○フジロック02とその後の秋の大阪城ホールのレッチリ
 (“Can't Stop“のイントロを演奏しだした時、空気が変わるのを見た!)


○サマソニ04でのハイヴス
 (ほんとうのRock'nRollを目撃したんだよ)


○05年のブライアン・ウィルソン『smile』ツアー
 (生きててくれてありがとう)


○サマソニ05でのアーケイド・ファイアー
 (勇気をありがとう)


等々、最高はいっぱいありました。
でも数を行ってる方ではないので。全然。

◆ライブでの定番の服装は?アーティストTシャツ着る?

アーティストT着る。買うの趣味。
靴は「オレの大事なadidasだけは踏んでくれるな」ということで、自分にとって良い意味で気を遣わなくていいコンバースをよく履いていきます。


◆ダイブ賛成派?反対派?

どっちでもない。意見なし。


◆あなたにとってライブは?

最近行ってないからピンと来ないのですが、やはり「生きている」ことの確認作業的なとこもあるみたい。
でも単純に言ってライブって、やっぱり感動ですよ。ねぇ、みなさん。
あと、純粋に楽しい。だから今行ってもなーんか楽しくないから、行けてないのです。
こんな時もあるよね。


◆次のライブ予定をおしえて

ライブ離れ中なので、予定ナシ。
あ、レッチリが今年アルバム出すから、来てくれたらそれだけは這ってでも行くつもり。
ですが、もしかすると今の感じだと、ひょっとするとアークティック・モンキーズに先行ってたりして!?


◆次にまわす2人

我こそは!と思う方、是非持っていってくださいねっ!





温水バトン

2006年01月26日 | 音楽雑談♪
今日はバトンです。

と言っても、随分前にもらっていたものなのですよね。
今ごろ&今さらかとも思われますが、張り切っております!
遅くなってゴメンなさ~い。

温水バトン。
これは『without A trace』のbloomさんから頂いていたものです。

温水(ヌクミズ)バトン とは、“気持ちが暖かくなり(温)、思わず涙(水)がこぼれてしまうような曲”という意味だそうです。

で、やっとこ3曲選びました!


まず1曲目は “夏色“ (1998)ゆず



ゆずは、CDは持っていませんが、TVとかラジオとかで耳に入ってきますよね。だから曲自体は結構自然に知っていると言う感じで。iTunesにはレンタルしてきて6曲ほど入っております。んで、この曲。
これはすんごい曲だと思います。
こんなにキラキラした曲は、書こうと思ったって書けないだろうし、歌おうと思って歌えるものではないと思うのです。
純粋に楽しい瞬間を切り取った単純な歌詞なのですが、その単純さゆえに真に迫ってくるというか、不純物が一切混じってないのがスゴイのです。そういう意味で奇跡的な1曲だと思います。
楽しい楽しい時間というのは、そのかけがえの無さゆえに、とても切ない時間です。
聴いてると、泣けて泣けて仕方なくなっちゃうのは、そーいうことがこの曲にしっかり詰まっているからだと思います。


そいで2曲目は “ウォータルー・サンセット“ (1965) ザ・キンクス



これは何の説明もいりませんよね。
イントロのギター(orベース?)の音色、デイブ(orレイ?)のファルセットのウーラッララの夢見心地のコーラス、そしてレイ・ディヴィスの少し間抜けで暖かい鼻声で歌われる、何ともモラトリアムで自堕落な、つまりは魅惑的(w)な歌詞の世界。心のベスト10、第1位!
ウォータルーの夕焼けをいつかこの目で見ようと、心に誓っております。


ラスト3曲目は “Let There Be Love“ (2005) オアシス



へへへ。ダイスキです。
ノエルのパートね、ここで涙腺崩壊。

Come On Baby Blue
Shake Up Your Tired Eyes
The World is Waiting For You
May All Your Dreaming Fill The Empty Sky

But If It Makes You Happy
Keep On Clapping
Just Remember I'll Be By Your Side
And If You Don't Let Go, It's Gonna Pass You By

他人に言ってあげる事のできる言葉で、最上のものが並んでません?
これをノエルの優男な声で、朗々と歌われた日にゃあ!ってなもんです。

ちなみに

May All Your Dreaming Fill The Empty Sky

っていうライン。
ビートルズのポール作の “I Will“ の

And When At Last I Find You, Your Song Will Fill The Air

っていうラインを、思い出させたりして。

君の夢とか歌が、空に響き渡る、空一杯駆け巡る・・・なんともステキ。大好きなイメージです。

あと“Baby Blue“ってのが入った曲には、文句無くやられちゃうんです、もともと。
“Baby Blue“ってタイトルには名曲多し!ですしね!

とまぁこんな感じです。
考え出すと、アレもコレもと、選ぶのが大変でしたが、楽しかったです。

オレには、ワタシには、こんな曲がある!という方がいらっしゃったら、是非どうぞ!



ウォーク・オン

2006年01月23日 | プレイリスト
まだまだ歩き続けております!ザッザッザッ!
(ヤバイ、お家に帰れない!)


『ウォーク・オン』


01“Willin'“(1972)             
    Little Feat

02“Mexican Divorce“(1974)        
    Ry Cooder


03“Occapella“(1972)           
    Van Dyke Parks

04“Laughing Song“(1972)        
    Dan Hicks & His Hot Licks

05“Mexico“(1975)            
    James Taylor

06“P. F. Sloan“(1970)          
    Jimmy Webb

07“Walking Slow“(1974)         
    Jackson Browne

08“Blackbird“(1974)           
    Kenny Rankin

09“Great Pretender“(1973)        
    The Band

10“Truckin' (single version)“(1970)    
    Grateful Dead

11“Farther On Down The Road “(1972)
    Jesse Davis

12“Try“(1972)              
    Crazy Horse

13“Face Of Appalachia“(1974)    
    John Sebastian

14“Can't Get Back Home“(1970)     
    Livingston Taylor

15“Walk On“(1974)           
    Neil Young

16“You're Gonna Love Yourself“(1974)
    Donnie Fritts

17“For Ol' Times Sake“(1973)      
    Tony Joe White

18“Eventually“(1970)          
    Carole King

19“Bird On A Wire“(1971)        
    Tim Hardin

20“Thank You“(1971)          
    Bonnie Raitt






冬の散歩道

2006年01月20日 | プレイリスト
少しくらい、まちがってもいい。
回り道だって、かまわない。
歩き続けることが、肝心だ。

この木々も、今はハダカで寒そうだけど、またそのうち、ちゃんと芽が出て、豊かな緑で一杯になるんだ。
だから今は、前を向いて、自分の足で立って、外に出よう。
この冬は、もう今しかこないから。
この凛とした空気を思いっきし、吸い込んでみよう。

雪が降っていたって、冷たい風が吹いていたって、背中を丸めずに歩きたいデス。
音楽を味方につけて、「さむぅ~!」と言いながら、歩きたいデス。

ちゅ~ことで、冬の散歩のプレイリストを作ってみましたっ。



『冬の散歩道』


01 “Crooked Teeth“ (2005)       
    Death Cab For Cutie

02 “Perfect Situation“ (2005)      
    Weezer

03 “Simpley Bicause“ (2003)       
    Rooney

04 “Hospital Bed“ (2004)         
    Ben Kweller

05 “Day Old Blues“ (2004)                 
    Kings Of Leon

06 “Good Is Good“ (2005)        
    Sheryl Crow

07 “Do You Realize??“ (2002)       
    The Flaming Lips

08 “Something That You Said“ (2003)   
    The Bangles

09 “Landed“ (2005)            
    Ben Folds

10 “Trouble“ (2001)         
    Jon Brion

11 “Your Nervus Heart“ (2002)       
    Rhett Miller

12 “King Of The Jailhouse“ (2005)    
    Aimee Mann

13 “Please Please Please“ (2005)     
    Fiona Apple

14 “I Lost My Dog“ (2004)        
    The Fiery Furnaces

15 “The Beatles“ (2005)         
    Devendra Banhart

16 “The End“ (2005)           
    Ryan Adams & The Cardinals

17 “Second Walk“ (2004)         
    John Frusciante

18 “Pretty (Ugly Before)“ (2004)      
    Elliott Smith

19 “Guess I'm Doing Fine“ (2002)     
    Beck

20 “Old Soul Song“ (2005)         
    Bright Eyes









“夜汽車よジョージアへ“(私も連れてって!)

2006年01月18日 | Soul/R&B
相変わらず、自分内フォーク・ブームは続いております。
ディラン台風も、依然勢力を保ったまま、というか威力を増しつつ近づいてきております。時速3kmで。じわじわと、だけど確実に。
ディランのギャスライトのライブ、ほぼ毎日飽きる事無く聴いてます。染み込んでってます。
ディラン周り、ディランそのもの、もー面白くって仕方がないのですが、今日はちと趣向を変えて。
ソウルのグラディス・ナイト&ザ・ピップスでっす。

なんでかってーとね、この間、たまたまラジオから流れてきたんです。
グラディス・ナイト&ザ・ピップスのブッダ時代のNo.1の大ヒット曲 “Midnight Traint To Georgia(邦題:夜汽車よジョージアへ)“ が。

その時、ちょっとだけヘビーな仕事中で、身体も心もクタクタのヘロヘロだったんですけど、この曲が流れてきたと分かった途端、そのクタクタが一瞬にして軽くなったんです。これホント。
そしてそれは曲が流れている間ずっと続いてて。
満たされた気分とでも言うんでしょうか。軽ーく至福感を味わいました。
自分がみるみる癒されるのが分かりましたよ。
音楽って偉大だなぁと、つくづく思わされました。
かけてくれたDJ or リクエストした人にも感謝感謝ですけどね。

サウンドがとにかく暖かい。グラディス姐さんの渋くも情熱的なアルト声も、それをしっかり支えるピップスの優しいバック・コーラスも、もー何だか聴いてるこちらのことをデッカク包んでくれるんですよね。
そいでね、こちらの想いをね、運んでくれるんですよ、ジョージアへ向かう夜汽車へとね。
それだけ歌の世界が確率されてて、夢心地なのです。
聴いてて思わず泣きそうになったもの。
「Whoo Whoo!」という夜汽車の汽笛を思わすピップスのコーラスのとこ、思わず合わせて歌いそうになったもの。振り付きで。


“ピップス“の面々がまた、1人1人イイヒトそー


グラディス・ナイト&ザ・ピップスはレーベルを何度か移籍しています。
ヴァーヴ→モータウン(67年~74年)→ブッダ→コロンビア(グラディスのソロ)と言った感じだったでしょうか。

私は彼女たちのブッダ時代のものは『The Buddah Box』という所有するボックスに2曲収録されているものしか持ってなくて、オリジナルは1枚もまだ持っていません。
その収録曲2曲のうち、1曲が代表曲の “夜汽車よ、ジョージアへ“ だったので、よく聴いていたわけです。


その他だとモータウン時代のものは、このベストをよく聴いています。


Gladys Knight & The Pips 『The Ultimate Collection』


iTunes及びiPodにまだ入れてなかったので、今日入れてガンガン聴いていました。
外でも中でも。

モータウン時代で有名な曲は・・・

“I Heard It Through The Grapevine(邦題:悲しいうわさ)“
“If I Were Your Woman (邦題:恋の苦しみ)“
“I Don't Want To Do Wrong(邦題:涙のあやまち)“
“Neither One Of Us (邦題:さよならは悲しい言葉)“

あたりのスロー・ナンバーですよね。
邦題を見てお分かりのように、恋の苦しみ、悲しみ、切なさなんかを歌わせたらグラディス姐さんは天下一品です。その持ち味はブッダ時代も変わらずで、 “夜汽車よジョージアへ“の世界なんて殆ど演歌の男女の世界かって感じの、うら寂しくもイイ男とイイ女の話が女目線でしっとりと綴られるわけで、聴いてると何だか自分までイイ女になった気になるんですよね 笑。


それになんてったってグラディス姐さんは、8才くらいの時から、いとこ2人+兄ちゃん1人の“ピップス“を引き連れて、ゴスペルやR&Bで世界中をブイブイとツアーしてたらしいですから、“Just Walk In My Shoes“や “The Nitty Gritty“ 、“Friendship Train“などのブイブイ系、ノリノリ系ナンバーも、姐さんの安定したごっつい歌唱とファンク・ブラザーズのあのサイコーな演奏と相まって、何とも魅力的で、これまた大大大好きです。
つまりスローもアップテンポも相当な実力派。悪いわきゃない、ってなもんです。

でもイマイチ日本ではこの人たちは、評価が低い&人気がないみたいなのですよね。
アメリカでの大スター振りとは対照的に。
こんなにイイのに。私は大好きです。今回のラジオの件でますます確信!
あ、でもベスト盤だからサイコーなのかな。
オリジナル・アルバムになると少~し弱いとという評価をよく見ますね。
アルバム、いつか手に入れて聴いてみたいと思います。



ちなみに、60'sのモータウンものは言わずもがな“死ぬ程“好きなので、オリジナルをアナログで少~しづつ集めたり、ボックスとかもチロと持っているのですが、ジャケのデザインや処理が好きなのと、データ面や音も充実なので、たくさん種類が出ているCDでの単体のベストでは、この『アルティメット・コレクション』シリーズで集めております。

 ナラベルとタノシー! -->

ディラン台風、接近中!

2006年01月10日 | 音楽雑談♪
今コレ読んでんです。



『Chronicles Volume One』 Bob Dylan
ボブ・ディランの自伝の原書のペーパーバック版。


今、自分の中で本当にディラン台風が近づきつつあります。
Xデーはもうすぐ。というか既に嵐の中にいるんだろーか。
私は実際的な人付き合いでも、第一印象悪い人とか「あぁ、この人とは友達になれないだろうなぁ」と最初に思う人に限って、バカみたいに仲良くなっちゃう癖みたいなものがあるんです。
そんなしょーもない癖と一緒にしたら怒られそうだけど。
あんなに苦手だったのに、ボブ・ディラン・・・。
今、心の中では“ボビー“って呼んでます。
“ボブたん“になる日も近いと思う。


洋書を選んだのはモチロンEnglishのStudyのため。
ディラン勉強+英語勉強のイッセキニチョー。
(今度はスペル間違えなかったよ♪)

と言っても、そんなね、読めないんですよ、もちろん。
私の初歩的な読解能力の限界に加え、ディランの歌詞とかって難解ってのが定説ですよね?それの文章版な訳ですから。
時間軸も飛ぶわ飛ぶわ。普通の自伝じゃあないんですよ。ひぃおじいちゃんの話から始まる訳じゃないんです。
一つの単語から意識があちこちに飛んで、○○と言えば・・・みたいなカンジで別の時代の回想がはじまったりするんですが、でもねぇ、それがもう何とも言えずとにかく面白いです。彼が音楽の世界で「何か」を変えたように、小説や文章の世界でもやはり何か特別なことをしようとしている、そんな気概が見えて惚れます。圧倒的な才能とはこのこと。

そしてその本の中身なんですが、もー、すこぶる個人的と言いましょうか、まぁ自伝なんだから個人的なのは当たり前なんだけど、生い立ちとか周りの外的な環境といった実際的なことより、自分がそれらをその当時「どう感じていた」のか、そのことを詳細に、まるで今そう感じているかの如く、綴られているのです。
だからめちゃめちゃ臨場感があって、グングン引き込まれていまいます。

特に第1章 Markin' Up Score バツグン!
なんたって彼のグリニッチ・ヴィレッジでのコーヒーハウス時代のことが綴られるんですもの!!
タイニー・ティムと「連れ」だったなんて知らなかったよ!
カレン・ダルトンともコーヒーハウスで一緒に歌ったことあるんだぁ。
そんな時代にそこにいれたなら、どんなにステキだったろうね。
あ、ワタクシはディラン超初心者ですので、既にファンの方には常識なことにでも、きゃあきゃあ言ってる可能性大ですね。そこのとこ、お手柔らかにお願い致します。スイマセン。


ところで、『BOB DYLAN Live at the Gaslight 1962』というアメリカのスターバックスのみで発売されている、このヴィレッジのコーヒハウス“Gaslight“での62年のライブを収録した手に入りにくい限定盤、といったファンの方にはたまらないCDがディスクユ○オンのオークションサイト(登録必要)で若干数出品されています。
私のとこに遊びに来て下さる方で、ディラン好きの方も何名かいらっしゃるかと思いますので→詳細ココです。1/12の16時に終了となっているようです。
ちなみにワタクシ、買いやした。初心者のクセに生意気にも。
でもホントにディランに引き込まれていってるので、許して下さいね。もうめちゃめちゃ聴きますから。


あ、第1章の話の途中だった。
でね、でね、もうこの第1章が面白すぎて面白すぎて、買って来た日に一気に読んじゃったんですよ。
何回か洋書読破にチャレンジしたのですけど、初めて、コレはいけるかも(ニマ)という手応えを感じました。

ただね、私が読んでる英語の勉強の仕方みたいな本に、
「分からない所が出て来ても、辞書は引かずに前後の文章から意味を推測するのが重要で、その方法で、なるたけたくさんの英文を読む事!」
と書いてあったので、その通り、辞書は引かずに推測だけで飛ばしていっているとこも一杯あるのです(苦笑)。
ですから、日本版を読むのに比べると、50%位しか理解できてない、文章の妙味を味わえていないと思います。推測違いや勘違いも多々あることでしょう。でもそれでもいいんだ。とりあえず飛ばしながらも(^^:)完読するのが目標です。
また後ほど日本語版を買おうかな、とも思います。


今は第2章 The Lost Land の途中。コレは難しい!
戦争中に生まれることの意味について~共和党の話から、ラジオから流れてくるロイ・オービソンの新曲(!)“Ooby Dooby“がいかに進歩的な曲か、と言う話になって、今度は文学や文豪の話になっていっている(と思う)。
チンプンカンプンな固有名詞もバンバン出てくるし、音楽の世界と違う世界の話はバックグラウンドの知識がさらにありませんので、さすがに辞書をひきつつ、ゆっくり読み進めていっているところです。



『Dust Bowl Ballads 』(1940 ) Woody Guthrie

2006年01月06日 | Folk/Country
アメリカの大恐慌下の、農民や庶民の厳しい生活や、西の約束の地を目指す、貧しい労働者たちの気持ちなどを代弁して歌い、反体制的な姿勢でも一躍人気を得たウディ・ガスリー。

歌詞や曲の構築、そして根無し草的な生き方全てに於いてボブ・ディランやその他のフォーク・シンガーたちに決定的な影響を与えた、伝説的な男、ウディ・ガスリー。

でも曲を聴いてみてくださいよ。歌詞に少し耳を澄ませてみてくださいよ。

そういった伝説的で偉大なイメージ、つまりちょっとした取っ付きにくさを吹き飛ばし、時空を超えてダイレクトに響いてくるのは、シンプルで美しい、人間の生き様を活き活きと写し取った歌詞であり、鼻声がどこか温かく、人間的で胸を打たれる歌声であり、最悪な状況の時にでも、ポッと心に灯がともる、ユーモアであります。

この盤はウディが1940年に録音した名盤『Dust Bowl Ballads』のブッダからのリマスター盤で、私の愛聴盤です。

めっちゃくちゃシンプル。音も歌詞も。
音はモチロン、ウディの一人弾き語りな訳で、歌われることも先に書いた様に、労働者たちの厳しい状況を歌ったもを集めた訳なんだけど、これが沁み入るのですよ。
聴いてると、コーヒーを思わず煎れたくなり、飲みながら、歌詞を見ながら、想いを馳せながら、今日も何度もリピート再生です。

元々私はこういった29年から33年くらい?にかけてアメリカで起こった大恐慌にまつわる農民や労働者達の生活の埃っぽいイメージに、すごーーく惹かれるところがあるんです。
ウォーカー・エヴァンズの写真とか、ジョン・フォードの『怒りの葡萄』といった映画(スタインベックの原作は未読)ですね、そのあたりのカンジの。
戦前のブルースとか、フォークとかも時代的にはも少し古いんですけど、めちゃ好きなのです。

特にエヴァンスの写真集には、心を捕らえれたままです。自分の心の原風景みたいなものが写っているんでしょうかね。
私がイメージする、どうしようもなく惹かれてしまうアメリカの原風景、私が憧れていたアメリカのオリジナルのイメージが、まさにここにあるというカンジです。
様々なイメージが喚起される、豊かで創造的な世界なんです、私にとっては。



                 Photographs By Walker Evans




そのイメージはね、決してキレイじゃないんですよ。
ホントに埃っぽくて、汚くて、貧しくて、ハードで、からっぽで。
だけどね、超シンプル。
「生きる」ということに対して超シンプル。
アメリカって元々シンプルなハズなんですよね。

そしてその辺りのイメージを音楽で言えばね、ドンピシャでウディのこの盤になるのです。
『怒りの葡萄』の話がモロに歌われる“Tom Joad“という名曲も収録されてるくらいですし。


ウディ・ガスリーという人が大好きな理由が、も1つあります。
それはこの人から漂うおおらかなユーモア。
例えばオクラホマの厳しい砂嵐にまつわることを散々シリアスに愚痴って(=Blues)おいて、最後のラインで「モテたきゃ、カリフォルニアの唄でも歌うんだな」と自分で落とすとことか。
人懐っこい歌なんですよ、この人の歌は。



風貌もひょうひょうとしていてナイス


この人は絵というか簡単なスケッチもよく書いていたようなのですが、ライナーノーツとかで垣間みれるそれがまた、すこぶる私にとっては魅力的なのですよね~。
歌と同じく人間性が出てるユニークで面白い絵なんです
そんなウディの画集を発見!05年の発売だって。
バイト頑張ろ。





明けました。

2006年01月03日 | 日記
今年も何卒よろしくお願いいたします。

06年、来ましたねー。

1日とか1ヶ月とか1年とか。
何気なく過ごしてしまいがちだった去年の私ですが、今年はハッキリとした目標を持つ事によって、その1日1日を、1ヶ月を、そして1年を、出来るだけ活かせられればイイなぁ。
そのような事を去年Qちゃんも言っていたしなぁ。

というわけで、今年の目標を書きます。

まず、「人を許す」こと。
イキナリ、へヴィーでしょうか? 笑 
人の失敗を許せないとこがあるらしいので、ここをまず第一に肝に銘じよう、ね、私。
そのクセ、自分の失敗にはアホみたく甘いのです。こういう人いるでしょ? 笑

そして2つ目はEnglishのStady。
TOEICの(自分にとっての)高得点目指すこと。具体的には500点or600点?
実はまだ受けたことが一度もありません。前に目指して少し勉強していたけれど、挫折のまま中断していたので、今年はやる。英文の多読&速読!それと参考書!
iPodにも英語のCDテキスト入れました!

あとは、3つ目は、やるべきことをやる。

呑気な目標でゴメンなさいよ。

   * * * * * * * *

06年の年明け、音楽の聴き始めは意外にも私の苦手であったボブ・ディランでした。『Highway 61 Revisited』。ちょっと自分の中で、ディラン風が人生で初めて吹いているところです。
自伝も、須子摂氏の映画も(変換そのまま)、サントラも楽しそうですしね。


今年は、というか最近の気分ではフォークの濃ゆい所やカントリー・ブルース、ブリティッシュ・フォークをずんずん聴いていきたく思っています。アコギの気分なのかな。年末は戦前ブルースをよく聴いておりました。




あとは最近、フィオナ・アップルにやられっぱなしです。
2ndもまた聴き直しています。やはり2ndを聴いてしまうと、最新作のプロデュースがジョン・ブライオンであったなら、去年のマイベストはそれが1位になったかもしれない、などと思ってしまいます。
フィオナの2nd、今の耳で聴くと、今の心で歌詞を読むと、また当時とは違った味わいが出て来て、困ります。
素晴らしすぎて、自分にピッタリ来すぎて、とっても困ってしまうのです。
ブライオン関連盤も、もっともっと攻めて行きたい次第です。





PCの壁紙もコレと同じ、ニュー・フィオナに、今日しました



音楽関係は目標決めなくても、全然心配ないです。
刺激の源としては、皆さんのブログがあることだし。

今年も音楽バカで、行きますよ。



追記! satomiさんのとこで、私知ったんですけど、1月4日の午前1時ごろ(つまり今日です)から流星群が見られるとのことです。
北東の空、午前2時~3時がピークの予想らしいです!
私も見ます!新年早々に流星群を見れるとは、宇宙もヤルなぁ!イェイ!