自転車にのって

2005年10月27日 | Japanese
ニール終わりました。
今、邦楽ばかりをよく聴いています。

あれもこれも、書きたいアーティストが、ぼちぼち出てきました。
みなさんのブログのエントリに刺激され、その日々の生活の中における刷り込み効果(?)の絶大なことといったら!
おかげさまでヨイ音楽に出逢えております。有り難うございます。

その中でも一番感動したというか、すっかり心を奪われてしまったのが、高田渡さんです。

出逢ってしまいました。
少し遅すぎたところがあるかもしれないけど。
でも出逢えたんだから、感謝したいです。
これからは、CDやレコードで、ずっとお付き合いしていこうと思います。

スバラシイ。ただただスゴイ。
あったかい。トボケた風情がタマラン。
笑っちゃう。でもなんだか泣きそうになる。

表現が全く古くなくて、それもビックリしちゃった。
日本にも本当のフォーク・ソングやプロテスト・ソングがあったのか~。
(そしてそれは“本当“だと古くならないのか~)
日本にもホーボーが居たのか~。

あったかい呑気な唄声で、ひょうひょうとした人間味を感じさせながらも、鋭い目線で毒づくのがカッコイーなー!
血が通っているしなー!

京都のイノダコーヒーには、昔行ったことがありました。
その時は小西康陽さんのエッセイに出てたから行ったのだけど(みーはー)。
だから“コーヒーブルース“でこの店のことが高田渡さんに唄われた時、それだけのことが、何だかとってもうれしくって、泣きそうになりました。
また、京都に行ったらいこう。
そして今度は高田渡さんのことを少ーしだけ思ったりしながら、あのどろんとしたコーヒーを飲もう。

「タカダワタル、タカダワタル・・・」と、連日熱にうなされたように呟いています。



『ファーストアルバム ごあいさつ』(71年) 高田渡

毎日、自転車に乗りながら聴いています。




Elliott Smith

2005年10月20日 | 00's
iTunesとかでは、どんな音楽だって信号処理されて、全くの並列で聴けてしまうから、その曲が持つ、音楽性の本質が露呈されてしまう。
シャッフル機能でこの人の曲が流れてくると、一瞬にして時が止まるカンジがする。
部屋の空気も、自分の心も。
明らかに今まで鳴っていた音楽と、全くもって「異質」な響き。
時間も空間もパタと断絶されてしまう。
この異様さは一体なんなんだ。


シンと冷たい空気が気持ちを凛とさせて気持ちがいい、襟を立てて歩く、秋や冬の音楽。
みんなが待っていてくれる家に早く帰りたくて、それにもう、すぐにでも陽が暮れてしまうようで。
急がないと、急がないと。みんな待っていてくれている。
そんな家路を急ぐ、人恋しさが滲み出ている、秋や冬の音楽。

けれども闇は追いついてしまい、どこまでも深く、暗い。
急いでも急いでも、一向に家に着く様子がない。
迷ってしまったのだろうか。こんな暗闇の中で一人。
私はその闇の中から、こちらをじっと見つめ光っている、獣のもののような目に捕われて、固まってしまって動けない。


それは孤独な部屋から、絶望と希望のちょうど真ん中の声で歌われているからなのか、鳴らされなければいけなかった音が鳴っているからなのか、分からない。全く分からない。
私のチッポケな人生では、多分一生分からない。分かりたくない。

なぜ、この人の音楽がいつまでも、これほど強く私たちを捕らえて離さないのか。





彼の言葉で印象に残っている言葉がある。

要は人間は笑っているだけの人もいないし、泣いているばかりの人もいない、なのに世間はこいつは「陽」、こいつは「陰」だと決めつけたがる。どっちの要素をも持っているのが人間なのに、みたいなこと。
簡単なことなのだけど、その時の私はとっても救われた気がした。
単純じゃなくていい、混乱したままでもいい、闇を持っていてもいい。
そして、悲しくてもいいんだと教えてもらった気がした。

でもそれは、彼の音楽がとっくに教えてくれていたこと。


けれども、彼の歌は美しすぎる。
この「すぎる」の部分が危険をはらんでいる。

命日なんてキライだから、2年前の今日という日に彼は確かに生きていた、この日に書こうと思いました。

私は今も何とかやっています。笑顔と涙の真ん中で、です。
あなたの歌があることが、大きな生きる力です。


エリオット・スミス、あなたの歌が今日も、この空に響き渡っていますよ。
あなたは、お家に辿り着きましたか?





ニールばっかしんどい!

2005年10月18日 | ニール
「もう、ニール・ヤングばっかりしんどいっ!」

と言われました。夫に。

バッファロー・スプリングフィールドの写真を持ってきて
「コレ見て見て!若いニール・ヤングって結構カッコイイやろ?」って見せた時に(笑)

何か、その言われた言葉自体、考えてみたらオモロイなぁ~って。
だって、普通の奥さんは吐かれませんよね、そんな台詞。

「だって寝ても冷めてもニール・ヤングばっかりやねんもん!」

とも言われ。
え?そうだっケ?
気づかなかったナーw

そういや、無理から写真やビデオ見せたり聴かせたりしてました。
じわじわボディブローのように効いてきたみたい。
普段滅多に文句など言わない人なので、よっぽどだったのかね(笑)
ま、夫はニュー・ウェイブ小僧だから、元々合わんのでしょうねー。がははー。

そんなこんなで、もう長いこと、第何期か目のニール・ヤング期なのです。
でも、そうこう言ってる今日にでも、嘘みたくパタと終わる可能性山のごとし。


今日は自転車で近所のお惣菜レストランにランチに。
めちゃめちゃ混んでるのと、値段も割に立派なものなのとで、いろいろビックリした。
地元にこんな隠れ人気スポットがあるとは!ナメてました。
にしても旨かったナ~。
デザートのミルクプリンがまた、あっさりしてて!

帰りに、いつもはあんまり行かない方のスーパーで、こっちでしか見ない、ゆず胡椒とウサンクサそな “アジアン・スパイス・ソルト“ なるスパイスと、ナンプラーなどの調味料を買う。
“アジアン・スパイス・ソルト“ は「ふるだけで、エスニックの香りと味」だそうだ。
ホント?でもこういう魔法っぽいの好き(って全然魔法じゃないし。スパイスだし)。

自転車を夫と二人乗りして帰っていたら、下校途中の小学生男子に「二人乗りはイケマセン」と叱られた。

今夜のウチの晩御飯は、スパイス全く関係ねーじゃんっ!のたこ焼き祭り(手抜き)。
おダシで、明石焼風に食しましたが、せっかくなのでゆず胡椒をダシにちょっと足したら “大人のたこ焼き“ な味になって旨かったっす。
お腹一杯。



バッファロー・スプリングフィールドよもう一度

2005年10月16日 | ニール
バッファロー・スプリングフィールド。
もう名前だけで完璧。

このバンドは自他共によく言われるのが、初期なら初期ほどバンドの状態は最高、ということ。
たとえアルバムとしては1stより2ndの方が実際優れていて、世間の評価が高くても。
そしてこれまた評価の高い3rdは、個人個人の曲の寄せ集めに過ぎない。


リッチー・フューレイ曰く

「スタート当時が最高だったね。僕たちオリジナル・メンバー5人はマジックを持っていた。音楽的にとても強く結ばれていたし、レコードはエキサイティングだった」


スティーブン・スティルス曰く

「誰かに当時のコンサートを録っておいてほしかったよ。4回目、5回目くらいになるとコンサートはすごく良くなっていった。ウィスキーでの初めの1週間は、まったく信じられない凄さだったんだ。僕たちはまさに信じがたい集団だったね。あれが僕たちのピークだったんだ」



1stアルバムが出るまでの伝説をまとめてみました。



64年 夏ーーー●スティルスがフューレイと出逢う。
       (@N.Y.・グリッチ・ヴィレッジ)

65年 春ーーー●スティルスがニール・ヤングと出逢い一緒にバンドを
        組もうとラブコールを送るも、ヤングのよくある気まま
        な気分=「俺はフォーク・シンガーになるのだ」と
        アッサリ振られる。
       (@カナダ・トロント)

65年 6月ーー●バーズ「ミスター・タンブリマン」をリリース。
        興奮したスティルス、速攻L.A.に向かう。
        ●この頃スティルスはモンキーズのオーディションを
        受け、歯並びの悪さと “頭頂部の今後予測される心配“
         により見事落選する。
   
   11月ーー●スティルスを探しに来たヤング、自作の“クランシー
        は歌わない“をフューレイに聴かせる。   
       (@N.Y.・グリッチ・ヴィレッジ)

66年 1月ーー●ブルース・パーマーがヤングを見つける。
        (@カナダ)
  
    2月ーー●興奮し続けているスティルスがフューレイを無理
        矢理N.YからL.A.に呼び寄せるも、他のメンバーが
        見つからず2人で失意のバンド探しの日々。
        フューレイに話が違うとスティルス怒られる。
        ●2人で “クランシーは歌わない“ を練ったりする。
       
        ●ヤングとパーマーは新しい仕事(バンド)を
        探しにヤングの霊柩車でL.A.に向かう
       
   4月6日ー●有名な渋滞の伝説。
        つまりスティルスとフューレイがL.A.の路上で渋滞に
        巻き込まれている所に、サンフランシスコに向かう
        対向車線にヤングの一度見たら忘れられない、おんぼ
        ろでバカでかい霊柩車を見つけ、劇的なタイミングと
        シチュエーションで再会する、というもの。
        (L.A.・サンセット・ブールヴァード)
       
        ●1週間経たないうちにドラマー、デューイ・マーティン
         加入。オリジナル・メンバーが揃う。

   4月中旬ー●The Troubadourで初ライブ。

 5月~11月ー●Whisky A Go Goでの伝説的なライブを繰り広げ、
        話題に。
        レコード会社がこぞってバンドの獲得競争に走る。
   
   7月ーーー●1stシングル「クランシーは歌わない/ゴー・アンド
        ・セイ・グッバイ」リリース。

67年 2月ーー●1stアルバム『Buffalo Springfield』リリース。




こうして見ると、スティルス興奮しすぎ。アチコチ移動しすぎ(笑)
でも彼のこうした情熱的で野心アリアリのヴァイタリティーがもしなかったとしたら、このバンドは成立していなかったことに気づく。

そして渋滞の伝説。こういうの大好き。
オンタリオ・ナンバーの霊柩車。53年型のポンティアック。
フューレイは世にも見事な初Uターンを決めて霊柩車の後ろにつけた。

このバンドの歴史は、こうしたいちいち細部が詩的でうさんくさくて、とても美しいと思う。

1966年の5月、ウエスト・ハリウッドのWhisky A Go Goで、バーズやママス&パパスなどの面々を、斬新なイメージと曲で驚かせるのに充分だったという伝説のライブ。

できたてのバッファロー達自身の興奮や喜びは、どれほど大きくて眩しかっただろう。
そしてその演奏は、どれほど強力で魅了されるものだったのだろう。    

ニール日和

2005年10月14日 | ニール
今日はもっと天気が悪くなるかと思ったのだけど、昨日に引き続き案外良いまま。
秋晴れの気持ちよい日ぽかったので、近所の緑地に出かける。
iPodや本や手帳を持って、何ならあのだだっ広い緑地を自分の部屋にしてしまおうという寸法。
レジャーシートとランチも忘れずに。

デカイ木の下のベスト・ビューなベスポジにはおっさんみたいな若い子が、おっさんみたいな寝方で寝っ転がっていた。
ので、その結構近くの小ぶりの木の下に、ストーカーっぽく陣取る。
この広さで、この人の少なさで、この近さは少しヘン、だったかな。
ゴメン、だってここのビューが好きなんだもん。

その男の子は子猫を犬みたいに連れてきていて、そいつがとてもかわいらしかった。
この子猫ちゃんは男の子にとてもなついていて、飛び跳ねながら抱きつきにいったりして、また男の子もかわいがっている様子が仲睦まじかった。
自然の中の木の下で子猫とじゃれ合っている姿。
まるでウィーザーのプロモ。

私はニールを聴きながら、ニールが載っている雑誌やニールの伝記本なんかを木漏れ日の下ノンビリ読書。
iPodの「Neil Young」という好きなアルバムをただ年の順番に入れただけのプレイリスト。
『今宵その夜』を聴いていたのだけど、気づいたら『Zuma』の3曲目くらいまで眠ってしまっていた。
『ラスト・ネヴァー・スリープス』が終わる頃に出た。
何処見ても緑、という場所があるのが嬉しい。

帰りし、本屋さんで文庫本を3冊買う。
和辻哲郎の『古寺巡礼』、綿谷りさの『インストール』、よしもとばななの『引っこしはつらいよ』。

『古寺巡礼』はずっと読みたかったもの。シブイ?(笑)
『インストール』は全然買うつもりなかったのだけど、本屋さんのイスで軽く座り読みしているウチに「安いし(380円)、ま、いっか」というカンジで。
よしもとばななの『引っこしはつらいよ』は、彼女のHP上の日記らしい。知らなんだ。

自分がブログを初めてからか、こういう日記ものが面白い。
あ、でも、もともとそういうヒトの生活や生き様に密着したモノ、日記とか伝記の類いは大好きで、昔RO JAPANの2万字インタビューとかも好物だったし、そういや今日もニールの伝記を読んでいたんだったっけ。

『引っこしはつらいよ』。
そういや、今日はお隣さんが引っ越す日だ。昨日、ご挨拶に夫婦で来てくれていた。
殆ど接点は無かったのだけど、最後の奥さんの笑顔が嬉しかったな。
あー、これで明日から、ウチの両隣が無人だわ。

このように急に、今日1日の日記調のエントリを書いているのは、ばななの日記を読んだ影響という、アホ分かりやすい単純な私です。では。






あぁ、ライアン

2005年10月05日 | 00's
今日、2つのヨイ新譜が届いてとってもシアワセ。

一つ目はシェリル・クロウの新作。

『Wildflower』Sheryl Crow

聴きやすいから軽く何度も聴ける→そのうち生活に密着してくる→愛着もふつふつと沸いてくる→また何度もかけてしまう

そんな訳でシェリル姐さん、気がつけば何となく全作おウチに鎮座されており、長いお付き合い。

ガチガチに期待している訳ではないんだけど、いっつもそんなに裏切らないんですね、この人は。
不思議な距離で付き合っていける人です。

そして今回の新作も出ていたの知らなかったんですが、試聴したら良かったんですよ、コレが。
ウェルダンです!やったね、姐さん!

前作は割にポップで、そのルックス共々、若干無理目な若作りをどうしても感じてしまうものでしたけど、今回は自然体で好感が持てます。
全編メロウで切ない。明らかにこのシーズンを狙いましたね、姐さん。成功です。

声、デビューから12年ですが、まだまだ変わりません。
キャンディー・ボイスです。甘いです。大好きです。
その蓮っ葉なキャラとのギャップが愛おしいです。


  *   *   *   *   *   *


そして、もう一つはライアン・アダムス&カーディナルスのの新作!!
こっちが大本命。


『Jacksonville City Nights』Ryan Adams & The Cardinals

日に日に、この人に自分が取り込まれていっているのが分かる。
昨日と今日では、今日の方が、想いが数段熱く加速していっている。
そんな恋の始まりにも似たような日々を過ごしています、最近。
ライアンを聴きながら。
「ヤバイ、ヤバイ」と呟きながら。
この恋は幸福な結末になるという保証が無い方が燃えるのと一緒で
(そんな経験無いですが)
なんか悪いもんに引っかかっちゃった、そんなカンジで彼の事ばかり考えてしまい、彼の唄ばかり聴いてしまいます。
唄を聴けば分かります。そういうヒトなんです。



バーン。
南海のしずちゃん並に強烈に撃たれました。


もう一つ女性の方々にサービス・ショット(と思っているのは私だけ)

「ぼくをつれてかえってください☆」と言っている段ボールの中の子犬。
こちらの情に訴えてくるあこぎなヤツです。
トラブルのもとです。
今はもっと汚れています。


いえ、別にルックスにやられたわけではありません。
中身の困ったちゃん振りに、くすぐられたんでもありません。
いや、それらももちろんアリで、喜んでますが、何より彼の曲が、彼の唄声がホンットにサイコーのサイコーのサイコーなのです。
いや、サイコーを超えた何かが彼の唄には宿っていて、それが私を捕らえて離さないのです。

『Cold Roses』もやっとこ聴けて、うきうきそわそわしていた所に矢継ぎ早にこの決定打。
またもやの大傑作。素晴らしすぎて、言葉がありません。

これは恋ではない。
そう言いたいんだけど、無理だ。




おぉ、ニール

2005年10月03日 | ニール
あぁ、ニール。やぁ、ニール。
ヤングのことですけども。

前回のコメントでニール・ヤングの新譜やボックス・セットのことを教えて頂いてから、俄然ニール・モードなのです。
昨日も朝からニルってました。

近所の小学校の運動会の音楽に負けじと、狂馬の轟音や繊細なアコギの音色を響かせて、心ときめかせてました☆

何枚か聴いていて思ったんですけど、この人ってばホントに駄作がない人ですね。
アルバム自体もそうだし、その中の曲単体でもそうだし。
あ、私は80年代のものは『Freedom』以外がゴッソリ抜けていますので、何とも言えないとこはありますけど。
あと『Arc』とかも聴いた事ないですけど。
でも、この作品ちょっと弱いかなぁ~って思っている作品でも(例えば最近で言えば『Are You Passionate?』?)、実際聴けば唸らされるんですよね、やっぱり。

無人島に1アーティストの作品だけ持っていけるとしたら!
(そんな都合のイイ質問ナイんだけど )
私はニールを持っていきます!
(おぉ~、ポールでないのねぇ)
アルバムの数も多いし、作風も豊富だし
(ちょっと、ズッコいカンジ )
絶対飽きない自信がある!
(人の50倍ほど飽きやすい性格ですが)

だって、奥深いんだもん、この人とこの人の作る曲!
味わえば味わう程、また味が出てくるんだもん!
ねぇ~。
それにその時、その時、嘘がないのが、たまらなく信頼できるし。
それこそ一生付き合っていける、聴き続けられるアーテイストがいるっていうことは、なんと幸せなことなんでしょうね。
しかも同時代に!まだまだ元気で活躍してくれているなんて!



にるぽる



ニールと初めて出逢ったのは高校生の時の『After The Goldrush』。
初リアルタイムは『Harvest Moon』。

ライブは2001年のフジ・ロック・フェスティバルで初めて生ニール&クレイジー・ホース。
2003年のGreendale Tourも行きました!

フジはホントに見れてよかった。その場に居れたことに感謝。

どちらのライブもニール・ファンの父(ニールと同い年)と行ったんですよ。
フジは、初フジだったし、とっても想い出深いです。
親とそんな時間を一緒に過ごすこと自体が不思議な体験でしたよ。

このフジん時、父がですねぇ、麦わら帽子&チェックのネル・シャツという超ド真ん中の服装で臨んでいたのです wが、当日のステージ上のニールとほぼ同じ格好だったのを見て「あいつ、俺と一緒の服着とったな!」って後から嬉しそうに言っていたんですけど、もともとマネをしているのはアナタですから!(笑)



こんなカッコでした@FRF



昨日聴いていたCDの中に、1976年にニールが初来日した際の大阪公演(3月5日)のブートCDがあったんですが、これがまたまた素ん晴らしいんですよね~。
76年はクレイジーホース共々絶好調と言われている年みたいで、ライブもよく油がのってて旨いです。


●大阪フェスティバル・ホール 1976年 3月5日 セット・リスト

1. Tell Me Why (goldrush)
2. Mellow My Mind (tonight)
3. After The Goldrush (goldrush)
4. Too Far Gone (freedom)
5. Only Love Can Break Your Heart (harvest)
6. A Man Needs A Maid (harvest)
7. No One Seems To Know (unreleased)
8. Heart Of Gold (harvest)
9. Country Home (ragged)
10. Don't Cry No Tears (zuma)
11. Down By The River (nowhere)
12. Lotta Love (comes a time)
13. Like A Hurricane (americans)
14. The Losing End (nowhere)
15. Drive Back (zuma)
16. Southern Man (goldrush)
17. Cinnamon Girl (nowhere)
18. Cortez The Killer (zuma)

( )内は主な収録アルバム

ちなみに私の聴いていたCDは『Rolling Zuma Revue』というモノです♪
こんなの持っているのに、つい最近まで『Zuma』を持っていなかった不届き者です♪



●フジ・ロック・フェスティバル 新潟 苗場スキー場 2001年 7/28 セット・リスト

1. Don't Cry No Tears (zuma)
2. I've Been Waiting For You (neil young)
3. Love And Only Love(regged)
4. Piece Of Crap(sleeps)
5. Goin' Home (passionate)
6. When I Hold You In My Arms (passionate)
7. From Hank To Hendrix (H Moon)
8. Only Love Can Break Your Heart (goldrush)
9. The Needle And The Damage Done (harvest)
10. Standing In The Light of Love (unreleased)
11. Gateway Of Love (unreleased)
12. Hey, Hey, My, My (rust)
13. Sedan Delivery (rust)
14. Like A Hurricane (stars)
15. Rockin' In The Free World (freedom)
16. Powderfinger(rust)
17. Roll Another Number (tonight)
18. Tonight's The Night (tonight)

ニール、この時確か3時間くらい、演ったんですよね。
終わったの夜中の0時過ぎてましたもん。
フジの環境&観客にゴキゲンだったみたい。持ち時間を軽く延長ですよ。
この時のキレイな映像のブート・ビデオが存在するらしく、そんなものは、もうとんでもなく見てみたい。



●大阪城ホール 2003年 11/10 セット・リスト

1. Falling From Above
2. Double E
3. Devil's Sidewalk
4. Leave The Driving
5. Carmichael
6. Bandit
7. Grandpa's Interview
8. Bringin' Down Dinner
9. Sun Green
10. Be The Rain(以上全てGreendale)

11. Hey Hey, My My (rust)
12. Crime In The City (freedom)
13. Powderfinger (rust)
14. Love And Only Love (ragged)
15. Cinnamon Girl (nowhere)
16. Cortez The Killer (zuma)
17. Fuckin' Up (ragged)



3公演とも with Crazy Horse です。

1989年にもニールは来日してますが、観てない及びブートレッグ持っていないので無視 w

こうして見ると『Tonight's the Night』『Zuma』からが意外と多いですね。
01年と03年の大阪は曲が少しカブッていて、ちょっと残念でした。


新作のジャケがまた、とてもナイスなカンジ。
輸入盤はもう出ているんですね。
私は国内盤のDVD付きを待ってみます♪♪♪

また日本に来て欲しいなぁ!
今度は是非是非アコギ1本とかでシットリ目のライブでも観せて頂きたいものです。



「わかった。そうするよ。イエイイエイ」