ポールのライブの感想、あれやこれや

2013年11月20日 | ビートルズ/ポール
ポールの大阪公演から一週間が経ちましたけど、まだまだ余韻は続いております。この2日間は東京公演があり、ネット上、特にTwitterなどで、沢山の興奮の声を読み、さらに感動がよみがえり中でもあります。

なんか、すっごいすっごいたくさんの人々がポールに感動、いや私と同じような尋常じゃない感動体験をしているようで、そのことにまたじーんときています。これはほんとにめちゃくちゃうれしい!勝手に仲間が増えた感です(笑)やっぱ、あれはすごい体験だったんだなぁ。


今回、ほんっっっとうに、よかった。
なーんであんなによかったんだろう。


…ってことを、ずぅっとぼんやり考えてるんですけど。

まぁこんな大切なことは言葉では書けないですね(笑)心の中でもまとまってないんだもの。ブログ書いてなさすぎで、全然思うように書けないし。でも書きたい!

一言で表すなら…最高!
二言なら…最高の最高!!

あ~、くだらないことしか書けない(笑)


でもほんとに今回が一番よかった!
楽しすぎた!


なーんで今までよりも年を取ってるはずのポールのライブが、今までよりも新鮮で、一番元気で、とびきり素晴らしかったのか。


ポールは今までにも3度も日本に来てくれてるし、ライブ盤も何種類も出ているし、正直セットリスト的には耳ダコ曲もいっぱいあるわけですよ。
だけどねー、なぜだかそういう耳ダコ曲もねぇ、自然と新鮮に響いてきたんですよねぇ。Let Me Roll It とか Back in the U.S.S.R. とか Lady Madonna とか。よかった。
なんかすごーく…いま!の音で響いてきたというか。今風の音てことじゃないですよ。

大阪公演のセットリスト順にiTunesでプレイリストを作って、聴いてみて改めて思ったことですが、今回のセットリスト、玉手箱感がすごいんですよね。どういうことかというと、年代がね、も~、ー曲一曲てんでバラバラ!ソロ、ウィングス、新作、ビートルズの曲がこれでもか!って位次々シレっとドスっと演奏されるの!憎かったねぇ、これも。多分意識されてのリストだと思うんだけど、これがね、ぜーんぶがおんなじ熱量で演奏されてて、さっき書いたみたいに、いいんですよ、耳馴染みのある曲たちも。グイグイ乗せられちゃう。

全ての時代のマッカが祝福されてるような至福感があってね。たまらんかったよ、もう。

Maybe I’m Amazed で涙をはらはらと流していたマダム、Hi Hi Hi で割れを忘れてノリまくっていたサラリーマンのオジサマ、見つけた時は心の中で「同志!!」と叫びましたよ(笑)

でもね、ちゃんと若い人たちもいっぱいいたよ!NEWのボード作ってる女子高生たちとか、見てて幸せな気持ちになりました。そして終演後の人々の生の声やネット上に挙げられている声を聞くと、日本の若い世代、10代20代の子達に大きな大きな音楽的遺産を渡せたんじゃないかなぁって思います。


そっか、マッカは今!今が全盛期なのかもしれないな!浮かされてる寝言なんかではなくて、ライブをご覧になられた方なら賛同してくれるはずです!(いや、どうだろう…笑)



今回、ポール自身がライブをめちゃめちゃ楽しんでた。3時間弱、ほとんど休むことなく!飲み物も飲まず!お客さんと茶目っ気たっぷりにコミュニケートし!当時のキーのまま、50年もの間に作り続けた曲群を時系列関係なく歌って演奏しまくり!やたらニコニコしてて!

…かわいかった!30年位、私の一番のアイドルだったわけですが、あれ?この人こんなかわいかったっけ?って位(笑)今を生きててキラキラしてた。


あれだ、今の嫁さんがいい嫁なんだ、きっと!(結論そこかい!)

だって前嫁と一緒だった2002年のライブではここまで感動しなかったもんねー。いや、十分素晴らしかったのですが。

ポール、今、心身共にすごいいい状態なんだわ、きっと。よかった~。


ライブから帰ってきた夜、ダンナ(家で代わりに息子を見てくれてました。感謝!)に感想をダダダーっと伝えていたら「ポール、稀人(まれびと)やねんなぁ」と言われました。稀人とは、あっちの世界に住んでおり、稀にこっちの世界にやってきてくれて、人々を守ったり祝福してくれるという、神様やご先祖様のような存在らしいのですが、たしかに!と思いました。
でもそのかわいい仕草なりなんなりで人間くささもモロあったしなぁ。
なんという存在だ!
ライブでこんなこと感じるなんてね。

ほんと、よくぞ海を渡ってやってきてくれましたよ。感謝してます。

今回ドームでポールに直接言えたんです、ありがとー!ってね。

ほんとにまた来てね、待ってます!




追記:そうそう!今回グッズもめっちゃよかった!2002年のは正直ダサダサだったんですが(個人的感想です)、今回デザインよかった!特にTシャツ!ポールなのにいけてんの!(笑)うれしかったなぁ。

あ、あと始まる前にずーっと流れてたミックスと映像!あれもハンパなくよかった!あれ商品にして欲しいけど、あの場限りのものだからまたいいんですよね。ポール愛に溢れてたよ。まさかテンポラ~リ、セクレタ~リ♫でテンションアゲアゲになる日が来るとは思わなんだ!あの時空間、あのひとときは、これからポールのライブ!っていう至福の時空間だったんだなぁ。あ!あれってヴィーナス&マース(曲の)のあの感じってことか…!!(大泣)





ポール大阪公演2日目!Out There Tour!!

2013年11月12日 | ビートルズ/ポール


↑今回はなんとポールが撮影いいよって言ってくれたので!撮れてないけどね(笑)*緩いカメラチェックは入場時ありました



いや~~~~~。

よかった!よかっただよ!!


今回のライブは随分と行く前に色々ケチがついたんです。結局ライブ当日の今日までチケット届かなかったしね!本当に観れるのか⁉買ったのに⁉⁉って直前までやきもきさせられました。これについては一杯言いたいことはあるんだけど…!

ポールの英国公式サイトで買った組の人はマジで今回お疲れさまでした!(お詫びのTシャツもらえちゃいましたけどね~!)


でもね、もういいよ。
完全にチャラにしてくれました!
ポールが!

前回のライブから11年ぶり。
私にとっても11年ぶりのとびきりのハレの場。


踊りまくって、歌いまくって、細胞単位で生まれ変われた気がするほど。
精一杯楽しみました!!


うん、ポール好きでよかったよ。
しあわせです。
こんな楽しいことは他にないんだよ。



ここから演った曲のこと書きます。
知りたくない人は見ないでね。










Hi Hi Hi、めーっちゃうれしかった!
Another Dayも!!
この初期の2曲、たまらんかったなぁ。

私は事前にセットリストとか知りたくないタチで、Out There Tourのセットリストも見ないようにしてたんです。

だからこの2曲のこともどこかで演るて聞いた気がしたけど、いい感じで忘れてたから、盛り上がったなぁ(笑)

良い曲だよ、Anothr Day!いや、知ってたけど(笑)曲の中での起伏が地味ながらいいんですよね、ライブだと。改めてポールの素が詰まってるなぁと。

んで、あのHi Hi Hiのルーズなノリね!
あれ生で聴けるとは!感激!一番ノリ狂いました(笑)

ほんで!All Together Now!!!
これが一番ビックリだったんだけど、実は一緒にライブ行った友だちに事前にバラされてました…w でもこれもうれしい選曲だったなぁ!

1985とかHelter Skelterもえがった。
今回、バラード系よりもノリの良い盛り上がり系の曲が自分的には超よかったっす!新作からはクィニーアイとかね!この曲が一番新作の中では好きだ!

レディ・マドンナもゲット・バックも毎回ライブで聴いてるんだけど、よかった~。元気な曲が今回ほんとキた。


でもでも!一番泣いちまったのはやっぱりMaybe I'm Amazed!でしたねぇ。
個人的にもポールのベスト3にはいるほど好きな曲です。だけどスクリーンのリンダの写真がけずられてたのがちょっと残念かな。









以上、曲のこと終わり!


ポールねぇ、若いわ。誰よりも若くて元気だった。いちいち、いちびるし(笑)

かわいい。すごくチャーミング。ポールがちょっと笑っただけで会場中が幸せ~になってたのを感じましたよ。すごい人だよ。

声もビックリするくらい出てた。ファンの贔屓目かもしんないけど、でもありゃあすごいでしょ!超人的でしたよ。

やっぱりみんなの前でライブを演ることが、ポールにとっての一番の元気の源なんだろなぁ。演れば演るほどイキイキしてくる!

ほんとまじでいいもの見せてもらいました。私は今回3回目のポールのライブだったのですが、一番素直に純粋に楽しめた気がします。どの時の自分より今の自分が一番好きだし。ってこれもスッて素直にそう思えて。ポールのおかげだよ。


ライブ自体も、今のメンバーで続けてるライブのある意味完成形を見た気がしました。ほんと素晴らしかった!


ありがとね、ポール!!
最後に言った通り、また来てね!
待ってます!!



以上、ライブ帰りの電車で余韻の中、携帯から書きました(笑)

これから行く福岡組、東京組の人たちがすごくうらやましい!

精一杯楽しんできてくださいね!!








にう

2013年10月16日 | ビートルズ/ポール

アマゾンで注文したので発売日翌日に届いた。

家事、育児、家族団らん、すべてが終わり日付が変わる頃、寝る前のひとときに、真剣に聴きました。

本当はもちろん初聴きは、ちゃんとオーディオセットで、空気通して、スピーカー震わせて聴きたいと思いました。

でも状況が許さないのでiPhoneに突っ込んどいてヘッドフォンで聴きました。


最初に聴いたとき、こう思った。

ポール...なんか、すごいまじめに仕事してるなぁ...って。

年齢のことは、それを言っちゃあおしまいよという気もするけど、でもやっぱ70,71で、ここまで仕事に全身全霊フォーカスできるのか!やっぱそれだけでもすごい!!って思ったのだけど。

でもCDのケースに載っているポールの言葉の最後の部分を読んで、ぷふって笑って、で、軽やかな気持ちになってしまった。

だってその気持ちをすっかり裏返すんだもん。

そうだ、こういう男に我々は長い間、本当に長い間、楽しませてきてもらっているんだ。これがポールの基本姿勢であり、戦い方なんだ。そして音楽の本質を突いている言葉なんだなぁと思わせるその最後の部分。

まぁ実際はそんなたいそうなこと語っちゃうようなものではなく、肩の力が抜けた、ってか、え?シャレ...?ここにきて...?てな感じのいつものポールの本気か洒落かわからない脱力感溢れるものなんだけど。

ここに載せたい気もするけど、まぁこれはCDを買った人だけお楽しみいただきたいです。
最後の一行のHARD WORK? から WE PLAY IT! のことです。

でも私は本当にまずこの最後の部分に深く感動させられたなぁ!

音楽って、仕事じゃないんだな

って、そこ読めない人にはさっぱりな話だけでだいぶ長くなっちゃったけど。


それにしてもこのCDに掲載されてる文、ぜーんぶいいんだよなぁ。このアルバムの制作背景を綴ったポール自身の結構長い文なんだけど、まぎれもなくポールの言葉だって感じられるし。あ、全文英文なんですよ、だからどこまで自分が理解出来てるかは、もちろん超怪しいとこなんだけど。雰囲気雰囲気。

しかし日本盤の解説はなんでこれの訳文を載せなかったかね。はっきり言って愚行です。どこのポールファンがポールの言葉より、なんとかクラブの解説を読みたがるのさ!

ふぅ。さて話戻して(まだ続く)

こういうポールが制作背景を明かしてCDそれ自体に載せるって今までになかったことだけど、その背景には、昨今のポールのアーカイヴものでそれぞれのアルバムについて詳細を思い出せる限り語っている、ことが心情的に関係しているのでしょうね。

つまりポールは今、新しい作品を作りながらそれの背景について語って伝えなければならないって思っているんだ、ということ。

つまりつまり、演る方のポールも聴く方の我々も、残された時間は今まで過ごしてきた時間とはもちろん比べ物にならないくらい、限られてきているんだ、ということ。

やっぱそういうある種の緊張感というか覚悟を感じましたです、私は。「ケイオス~」とか「メモリー・オールモスト・フル」とかのときより全然。ジャズアルバムはただただ微笑ましかっただけだし。


でも考えてみれば、ポールのアルバムをリアルタイムで聴き出したのは高校生の時の「フラワーズ・イン・ザ・ダート」だったのですが、そこから数えてもオリジナル・アルバムで言うとこれが7枚目でしょ。

このなんとも言えない期待と不安が入り混じりすぎちゃって一周して平気な顔して冷静な振りして体験する

「ポールが新しく作ってきてくれたアルバムを初めて通して聴く!」

という体験は今回でたったの7回。貴重な7回目なわけで、そーすっと1曲1曲の次の展開、すぐそこにある次のメロディがどんなもんなんだという、どうくるんだ?というわくわくや、あるいは「あ、これよくある(?)あちゃ~やっちゃった?って曲?もしかして?」と、ぞわぞわしたり。そういう一期一会な体験。これだってもう限られてるんだぞ、心して聴け私!


とか、そーいういろいろ思いながら聴きましたです。

そんで誰にも頼まれていないのに、かなり夜更かししちゃって、でも書かずにいられなかった、訳わからんちんな覚え書きのような落書きを、ほったらかし中の我が愛しいブログに書いているわけです。あぁこれはあれだ、朝になって読んだら恥ずかしくなるやつだ。

最後まで読んでくださった方がいたとしたら、どうもありがとうです。

 

...って、まだ音楽についてなにも書いていないのにっ...!

 

 


Meet The Beatles!

2009年10月04日 | ビートルズ/ポール
ただいまお仕事の繁忙期のため、毎日あくせく&残業で、いっちょまえに忙しい日々です。まぁそういう時期もないとね。

忙しいことはいいことだ!

・・・と、自分に必死に言い聞かせてます(苦笑)

なので平日に音楽を聴けるのはもっぱら通勤時間。もちろん iPod でビートルズばっかり。
あの黒箱が届いてからというもの耳に入れてる音楽は94%ビートルズ!もう当然!

ホントは新譜も再発もいーっぱい気になるヤツ、欲しいヤツあるんだけど、もう今年はCD買わない!(いや、買えないのだ!)
・・・って、当たり前です。随分贅沢しちゃったんだもん、今回のビートルズではね。

ビートルズを聴いて、ビートルズで遊んで、今年の残りは過ごすんだ。素敵じゃないか!

・・・と、これは言い聞かせてるわけではなくて、そのしあわせを実感しておりますです♪


そんなわけで、一部ではおまっとさんでした!(笑)
その ”ビートルズで遊ぶ” モノ、『The Beatles:Rock Band』のご紹介!

これ、なんだか書きたい内容がてんこ盛りのため、何から書いていいのかムズカシイ!
まずは今回はドラム編でいきます!

まず私はヘフナーのベースとラディックのドラムとマイクがバンドルされてるリミテッド・エディションを買いました。
ギターはリッケンバッカーとグレッチが単品で販売されています。


これらもよー出来てるよのー 欲しいのー

が、別にヘフナーでもギター・プレイを選べば遊べますので、私が買ったリミテッド・エディションで、ギター、ベース、ドラム、ヴォーカル(ソロとハーモニーに別れてましてもちろんどっちもOK)の全てを遊べるのです。だからこのリミテッド・エディションがオススメです。ヘフナーとラディックは単品発売ナシだし。欲しい方はそろそろ急がれた方がいいかもです。


で、私が一番やってて楽しいのがドラム!もうねぇ、これはほぼドラムですよ(笑)
本物のドラマーさんからしたらオモチャなのでしょうが、私みたいに素人で、でも昔からドラムに興味あったような人、ビートルズの曲聴いて自然に指ドラムしてたような人(私!苦笑)にとっては正に夢のドラムセットです!叩くパッドは4つに別れてて、+バスドラもあってフットペダルでちゃんと踏むんですよー。手と足の動きが本物の動きに近いのです!私は思わずリンゴみたいに決めちゃう。ホラ、最後右肩だけ落としてジャーンみたいな(笑)


ラスト、Story Mode のエンディングのオマケつき!

この人↑のドラムはRock Band用のじゃなくて、もちょっといいヤツみたいなのですが、Rock Band用のはこの叩いてる黒いパッドの4つが赤とか緑とか色分けされてて、画面に流れてくるノート(譜面みたいなもの)に合わせてその色の部分を叩くわけです。ちなみに画面で流れてくるバーみたいなのはバスドラなので、それが来たら足でペダルを踏みます。

で、この映像の人はめちゃくちゃうまいのでちゃんと叩けてますが、間違ってちゃんとノート通りに叩けないとドラムの音がそこだけOffになるので、「あ、間違えちった」なんてちゃんと自分が演奏してる風になってるんですよね。ちなみに失敗して何かがOffになっているビートルズの曲っていうのも聴いててまたオツなもんなのです。新鮮で(笑)

で、どの楽器もレベルが Easy、Medium、Hard、Expert の4段階に別れてます。
モードは曲単位の Quickplay と歴史軸に沿った Story Mode があります。
私は Story Mode を Medium で完了し、今ドラムもベースもHardを練習中。Hardでも曲によったらえらくむずかしいのですが、むずかしい分面白くってたまりません。目指せ Expert!
あ、歌は、歌だけは Expert で高得点出せますぜ!コレは自慢(笑)

本番以外にも Practice Mode があって、例えば苦手な部分、ヴァースとかブリッジとかに区切って、スピードも70%、80%、90%、100%と選べるため、思う存分練習が出来る親切設計。これもビートルズの曲を70%の速度で聴くことの出来るオツさアリ(笑)実際、こんなにオフィシャル音源をいじれるモノをアップルが認可したということが、今までの固い体制を考えると時代も変わったんだなーという感慨があったりします。
それにしてもこの練習モードは使えます。実際本物の楽器を練習したことのある人なら「こんな装置が欲しかった!」てな内容のもんです。実際の音源使ってペース落として練習出来るんですからね!

あ、それで、使われている音源なのですが、もちろんリマスター音源ではあるのですが、イントロ部分やエンディング部分をライブ風にするためいじって短くまとめてあったり、少し長かったり(!)、あとゲームの合間に挟まれる4人のスタジオでのやりとりやちょっとした音(演奏の断片)みたいなものもあって、ホントそういうところが「遊んでるなー、ビートルズで!」とうれしくなったりもします。例えば ”Helter Skelter” の終りのオチなんかもビートルマニアなら思わずニンマリしちゃうんじゃないかなー。そういう楽しみもあちこちにあります。

まぁCG自体がホントよく出来てるので、もうそこもやっぱり何度見ても感動します。
特に後期に至っては4人での演奏風景って実際はあんまり見れませんが、このゲームではCGですが見れて、「あ、こん風にリンゴはここのドラム叩いてたか!」とか「あ、この ”While My Guitar Gently Weeps”のイントロの印象的な鍵盤ってポールが弾いてたのか!」とか。
まぁ色々フィクションも混じってるんですけど、ファンタジーとしてちゃんと成立してよく出来てるから、雰囲気とかなんかすごいよくて泣けそうなものもたくさんありますよ。



ただ今お気に入り中の ”While My Guitar Gently Weeps” のギターのプレイ画面(私じゃないよ)

ちなみに1曲に対して、CGの映像は2種類づつあるみたい!
例の武道館コンサートも衣装があのダークグリーンのものと、白スーツの赤シャツ版と2種類あります!すごい!

そんなわけでお楽しみがありすぎのこのゲーム。ベースやヴォーカル、オンラインのことなどまだまだ色々あるので、次回また書きたいと思いますが、とにかく「ずーーっとビートルズが好きで、聴いててよかった」!なんて思わされっぱなし。
なんせ曲を知ってるから、音の隅々が身体に染み付いてるから、それはこのゲームをやる上ですごい強味だし、出来ることが多いから、もー楽しいことこの上ないんです。素晴らしいペイオフ。このゲームが実現した今の時代に生きててよかったぁ。
だからここを読んで下さっているビートルマニアのみなさまは是非おやりになられた方がよろしいかと(笑)
いや、やらなきゃソンだわー、コレー!!


一番のネックは日本での発売が未定だということだと思いますが、こういったところで皆さん買われているようです
取り扱い店舗

コレ以外だったらセカイモンとかでしょうか。

Play Station 3とXbox360 では日本の本体で遊べます。

詳しくは→ Rock Band@wiki  ここから左下のThe Beatles:Rock Bandのとことかです!








You Guys Really Got A Hold On Me!

2009年09月25日 | ビートルズ/ポール
盆と正月がいっぺんにやってきたぁヤァヤァヤァヤァヤァヤァヤァァァァァァあ”~~~~~~~!!!

待ちに待っていたものが、なんと同じ日に届きました!

ゲームの『The Beatles:Rock Band Limited Edition Premium Bundle』と『The Beatles Box』ステレオの輸入盤!!
お騒がせしました(苦笑)

運命の日は9/23日でございました。
その日も私はシルバーウィークとか関係なくバイトでございました。
その代わりに今日から3連休でありまして、どーーっぷり浸るどーーというわけです。


最初はゲームからしたんだけど、CDをさきほどまで聴いていたのでまずはCDのザックリした感想から・・・。


ビートルズが好きでホントーーーーーーーーーーーーーーー×無限 

によかった。

生きててよかった。



と、心の底からそう思いました。


ボックスが届いた方は最初、どのアルバムから聴くか迷われませんでしたか?私は少し迷いました。だけどやっぱ最初から!というわけで、『Please Please Me』!

ステレオでちょいデカ目の音で、防音カーテンも閉めたので昼間なのに真っ暗な状況で。
でも結局目をつむって聴いてるから関係ないのですが、まぁそうやってソファに座って聴いたわけです。

1曲目の ”I Saw Her Standing There" の随分途中でハッと我に返り、すんごい笑ってる顔の自分に気付きました。
ニヤケてると言った方がいいのかな。 だって、すごいの、音が。
87年の初CD化の際のジョージ・マーティンの「コレが私がスタジオで聴いていた音だ」って言葉あるでしょう?
あの言葉思い出して、まさにスタジオで、目の前で4人がいて、演奏している!てな感じがありまして。ちょっと泣いちゃいました。
特にジョンのチョイしっとり系の曲。ホラ、”Misery” とか ”Ask Me Why” とか。キましたね。

その後すかさず『With The Beatles』も聴いたのですが、やっぱジョンに感動するんですよね。
たまらなく良い声、真剣味、その情熱!




で!ゲームの方なんですが、記事の最初に置いた写真、暗!ですが分かりますでしょーか?
その箱のバカデカさが!右下のステレオ・ボックスと比較してみてください。この人生で一番大きいオモチャです(苦笑)


そんで、家の中の一角は今、こんなの↓








ラディックのドラムセット(のオモチャ)
右にはマイクとマイクスタンド(のオモチャ)



なんじゃコレー!?ってカンジでしょ(笑)





そんで、コレがヘフナーのベース!(のオモチャ)
もちろんストラップ付き!



で、ゲームなんですが、これがまたやっぱり楽しくって仕方ない代物でありました。
元々Rock Bandっていうゲームが素晴らしく面白いものであるということが、プレイしてみてよく分かりました
それがなおかつビートルズで遊べるんだから、もうホントに素ん晴らしいことになってます。CGもマニアも喜ぶ細部の作り込み満載ですし、なおかつ愛情があるんですよね、そこに。
そして、なんちゃってドラマー、なんちゃってベーシスト振りが楽しいったらありゃしないのです。
このゲームはまたちゃんとレポ出来ればいいなぁと思っております。


今回のリマスター・プロジェクトに携わった全ての人々に感謝!
The Beatles :Rock Bandを作ってくれた人々に感謝!

そして いつでも いつまでも変わらず 私を 全世界の人たちを
夢中にし続ける音楽を作ってくれたビートルズに 心から
ありがとう

しあわせです




Please Mr. Delivery Man

2009年09月20日 | ビートルズ/ポール
この間の金曜は会社でも、その後の友人との食事でも、忘れがたい素敵キラキラ・デイだったです。
先輩たちの言葉や気持ちがマジ沁みてありがたかったし、同期の戦友(笑)との祝・2年勤続お食事会はホント「ハレ!」って感じでヤバイくらい楽しかった。ちょっとはしゃぎ過ぎたけど(苦笑)
ホント、今、私の周りにいらっしゃる方々には感謝しております。


で、まだまだ来ないよー(笑)

こんだけ来ないと、来ないこと、待ち続けること、が日常になって、もうなんだか楽しめてきています。
もう今後の人生ずっと、待ち続けるのもアリなんじゃないかという気にもなってまいりりました。
一生ビートルズ待ち。お、なんだか素敵な響き(笑)


そんなわけでも、どんなわけでもないんだけど、ちょっと手持ちのビートルズのオリジナル・アルバムを整理してみました。



まずコレ。この4枚は EAS-70131 などの番号の日本盤で80年代の再発の mono 盤です。


私がビートルズのレコードをお小遣いで買い出したのが中学生の時で、時代は80年代半ば頃。
まだビートルズのCDは出てなかった時だし、音楽はレコード(もしくはカセットテープ)で聴くもの、として接し始めました。

父親が持っていた『青盤』のテープに衝撃を受けて以来、もっと聴きたい!自分で買ってみる!と、近所のイズミヤみたいな所の「なんとか楽器」みたいなお店で初めてビートルズのレコードを買いに行ったのですが、ビートルズがどんなレコード出してるかなんて全然知らなくて。

なのでジャケ買い。それも相当真剣に。そこのお店には何枚かビートルズのレコードは置いていたのですが、私が一番最初に選んだのは『With The Beatles』。理由はジャケットの写真がとっても正統派な感じで堂々としていたから。これだけ堂々としてるのだからきっと代表作なんだろう、と思って。

実際は代表作ではなかったけれど、でもすっごくいいアルバムですよね?初めて買ったビートルズのレコードだったから今でも思い入れ抜群の大好きなアルバムです。



この mono 盤は中がこんななんです。キレイでしょ。


で、毎月か二月、いや三月に1枚かな、コツコツ買い揃えていったんですよねー。
こういう経験ってそれぞれのアーティストできっとみなさんもお持ちだと思いますが、ホント幸福な蜜月だったなぁと思います。





で、こういうのも集まってくる。
この4枚は EAS-80553 とかの番号のヤツ。さっきの mono 盤よりはよく流通していた盤ですね。

そう、私、せっせと買っていただけで、mono 盤だとか stereo 盤だとか、そんなのちーっとも分かってなかったんですよ。なんなら結構最近まで気付いてない位で(笑)


なので、実はこういうのも混じっております↓


ナニかワカルカナー?

コレ、カセットテープです。ちゃんと東芝EMIの日本盤(笑)
今見ると超かわいい。でもテープは聴き過ぎでアウト。ヘロヘロ(笑)
でも、常々思う。カセットテープがCDより偉いのはちゃんとA面B面あるところ!

最初は私レコード・プレイヤー持ってなかったから、もしかするとこっちのカセット・テープの方を『With The ~』より先に買っていたかも。記憶が曖昧ですが、でもホントのトコロはあんまりこだわってなかったので、テープもLPも混ぜ混ぜで買っていってたのではないかなぁ。等しく夢中になる音楽が流れてくるモノとして。




でもまぁサスガにこの2枚は後からアナログで買い直しました。
TOJP-7073とかの番号の92年に再発した旧来盤のCDをアナログ化したヤツ。

以上が私が持ってるビートルズのオリジナル・アルバムのアナログ(とカセットテープ)。

ということは私は未だに『Please Please Me』はカセット・テープでしか持ってない!
そして『Magical Mystery Tour』と『Yellow Submarine』に至ってはアナログもCDも持ってないんです!
もちろん音源はテープやMDに落としてアホほど聴いていますけどね。

ビートルズ、今までずーっと、CDは買う気がしなかったんです。まぁ、何枚かは持ってるんですけど。
あまりにアナログとのお付き合いが濃かった、思い入れありすぎた、から。

そう言えば以前、全部のアルバムをツタヤかどっかで一気に借りて聴いた時はビックリしたなー。
「いつものとこでクシャミしてない!」とか(笑)
自分が持ってるmonoとミックスが違う曲が随分あって、そん時、自分の持ってるのが mono 盤だって気付いたり(笑)


こうやってアナログで、大きいジャケットからレコードを大切に出して、プレイヤーにセットして、スタートボタンを押して、ゴキゲンな音が流れて来る前にちゃんと歌詞カードの1曲目のとこに目を合わせておいて・・・。

という作業が非常に愛おしいわけで。

今度、リマスターのステレオ・ボックスが届いたら、まずはiMacに取り込んで、iPodにも入れて持ち歩くのでしょう。
でも家で、ちゃんとステレオの前に陣取って、ゆっくり音と向き合う時間も是非作りたいと思っています。
子供の時の100分の1でもいいから、わくわくできるかな?



あーまだー?(笑)








One After 090909

2009年09月14日 | ビートルズ/ポール
なんか色々重なって、よ~落ち込みましただ、先週の9/9以来・・・。
大好きなビートルズ、なんで手に入れられないの?なんで予約すらできないの?って。

でもCD BOXのことではなくゲームの The Beatles:Rock Band のこと、なのです。
CDはステレオ・ボックスが遅くとも9月中には来るとのことで、気長に待ってる状態。
ということで最初はあたふたしましたが、CDの方は自分内でなんとか落ち着くことが出来ました。

だけどね、こっちはどーしても落ち着かない、諦められない!
ゲームの The Beatles:Rock Band Limited Edition Premium Bundleってヤツ!
これがどこいってもない!
これはゲームソフト(私はPS3)とヘフナー・ベース(!)とラデッィクのドラム(!)のコントローラーとマイクとマイクスタンドの限定版セットなんですけど、9/9以降しばらくは軒並み売り切れが続いてまして、へこんだー。だってこれがやりたくて今年プレイステーション3のハードも買ったんだもん。

で、このゲームソフト、輸入ものしかないので、個人輸入か、もしくはちょい割高で国内の代理店で買うしかなくって。

結局しばらくしたら予約が再開して、私も代理店で無事予約出来ました!
発送メール待ち!


音源はモチリマスターですが、それ意外にもめずらしいヴァージョン(?)や、
スタジオ内の会話とかもイントロに使われているようですね!
でもとにかく映像はハンパなくやっぱスゴイ!!ホンット楽しみ!



↑最新トレイラー!


↑最初のトレイラー!この細部へのこだわりの素晴らしさに感激して購入を決めました!
ブドーカンっ!アップル屋上!4人の表情!細かい動き!!



早けりゃCDより早く着くかもしれません。
だけど予約できるまでのあたふたそわそわ感といったら!CDのボックスに引き続きまたもや踊らされまくりで、ホント疲れた。アタイ、何やってんだろ、とちょいと落ち込んだりもしました。

先週は仕事の疲れがキてたので、色々と余分に感情的にもなりすぎたとこもおおいにあったと、今だから気づけますです。


で、先週、そんなフラフラの中、会社の昼休み中に本屋で手に取ったコイツには癒されましたね~。


4人それぞれの演奏の絵は脚の姿がキモ

中の文章じゃないんですよ。中の絵。そう、表紙にもなってる本秀康さんのビートルズの絵!こ
れが中身もわんさか載ってまして、も~最高に愛情に溢れててゆるくてかわいくて感動しましたです。
特にソロ・アルバムのページの表紙のポールのトコの絵・・・!
本屋で思わず泣きそうになったのは、気が高ぶっていたあの予約前の荒んでいた時(笑)だったからなのでしょうが、でもやっぱ今見ても心揺さぶられる・・・・!あの絵に救われました。大げさじゃなく。ありゃどう見てもリンダでしょう。少女の。
本さん、最近ジョージからポール寄り?ってくらい、どの絵見てもポールに愛情ある描き方なんすよねー、でへへ。
で、この手帳サイズな大きさも愛せるし、中身も超基本ながら基本大事!ってことで、私にとってはいつでもどこでも持ち歩きたいものとなりました。


で、同じ頃、先週届いたこの2枚!



ス、スバラシイ!2枚とも内容がホントに充実してて、どちらもすごくビートリーな内容で、感傷的になっちまいます。

ジョージのは2002年作でもう最後の作品なわけですから、そこかしこに涙腺弛めスイッチが隠されてあるし。

リンゴの昨年2008年作の最新作はリヴァプールの日々を思い出すノスタルジックな表題曲とか、それに併せて、ブックレットの中に、若かりしリヴァプール時代のビートルズ4人が揃って車で家を出る風景(よく映像や写真にありますよね)のあの写真、あの写真が掲載されてて、その表題曲聴きながらその写真を眺めるともうたまらん気持ちになるのですよね。
歌詞に”ジョージ、ポール、ぼくの友達ジョン” とかいうトコもあって分かっていながらも胸が熱くなる。ズルイ!(笑)

どっちも聴いててホントに「魔法」とか「過ぎて行った年月」など様々な想いがよぎるのですが、本当に満足して聴き終えることが出来るアルバムなんですよね。特にやっぱりジョージの方はすごいです。傑作なんですね。

ビートルズが届くまで、聴きたいのをグッとこらえて我慢してるので、こうやってビートル・ソロをジョン、ポール含めよく聴いている最中なのですが。
この2枚は弱っていた私(笑)をホントに元気づけてくれた大切なものとなりました。
落ち込ませるのもビートルズなら、元気にしてくれるのもビートルズってね!(無理矢理)

ありがとう、ジョージ!
ありがとう、リンゴ!
そんで、待ってるよー、ビートルズ!!









It Won't Be Long, Yeah!

2009年09月06日 | ビートルズ/ポール
結局あたふた・そわそわ踊らされております、ビートルズ・リマスター・ボックス。

前回の記事の冒頭にも書きましたが、私は「MONO BOX輸入盤」を「8月末という遅いタイミング」で「アマゾン予約」組だったので、あれやこれや調べた結果、手に入る確率は「ない」に限りなく近いと思うに至りました。キャンセルは一応しないけど。

本日 STEREO BOX の輸入盤を新たにHMVで予約。これも”9/9発送予定” になってはいるけど限りなく怪しい。このタイミングでそううまくはいかないと思う。
ちなみにマルチバイはジョージとリンゴのそれぞれ最新アルバムにしました♪





CDの予約に出遅れたのはホントはゲーム『Rock Bnad : The Beatles』の方を先に優先するつもりだったから。
ゲームは輸入モノしかないため、ややこしいし、お金が結構かかるのです。
で、ずーっとチェックしてるんだけどゲーム、なかなか輸入の予約のアナウンスもないし。


でももうなんでもいいのです。
別にバラでだってステレオなら聴けるんだし、モノもそのうちバラで発売しそうな感じもしますし。
もうね、いつでも、なんでも。聴ければいい。


ただ私、ビートルズが大好きだ。
そのことが、ホントーーーに幸せだ。


ということを噛み締めたのが、本日放送のこの番組↓

NHK総合テレビ『よみがえるビートルズ ~THE BEATLES Rebirth~』

<放送予定>
総合テレビ 9月 6日(日) 午後5:00~5:58
総合テレビ 9月12日(土) 午前0:55~2:03 ※11日(金)深夜



みなさま、観られましたでしょーか?
私はワインセラピストさんとこで知ったんだけど、観てない人もダイジョーブ!
9/12(9/11深夜)の放送分が本日放送したものの完全版ですから!





中身はビートルズの歴史を既出/めずらしい映像織り交ぜて綴る、まぁいわば基本のヒストリーのダイジェストみたいな感じなのだけど、使われてる音源がなんと今回のリマスター・バージョンなんですよね!

TVの前で思わず固まったり、目閉じたりして、真剣に聴き(観)ました。

で、興奮!
今回のリマスター、いけるんじゃないでしょーか!
それぞれギターの音色や歌声がくっきりはっきりしてて、イヤな感じはなかったな。
今の音で鳴ってるビートルズ!って感じがすっごい良かった。

私が今回番組の中で流れたもので一番「おぉっ!」と感じたのが『HELP!』収録の ”You're Gonna Lose That Girl” !
今まであんま意識してなかったボンゴ?の音がすごいクッキリ聴こえてきて気持ちいい!
こんな感じで新しい曲のように聴こえる曲がいっぱいあるかと思うとホントに興奮します!

ボックスが家にくるまでは!と「ビートルズ断ち」してた身には、番組の中で次々流れる楽曲、めずらしい映像もチラホラで、ホント五臓六腑に染み渡りました。

今年分の残りのお小遣いはもうビートルズにしか使わないぞー!(フゴー!)





みなさんは盛り上がってますか?
それとも冷静に構えてますか?
私は燃え上がっております!ボー!!
とにかく祭りまでは、いよいよあと3日!!








『Wings Wild Life』(1971) Paul McCartney

2009年01月08日 | ビートルズ/ポール
80’sものをいっぱい借りてきて、ずんどこ聴いていってて、楽しいです。
その内の1枚、マイケル・ジャクソンの『Off The Wall』も借りてて聴いてたんです。
そんな中、アルバム収録曲 ”Girlfriend” が流れ出すと、ちょっとおかしくなった私です。

ご存知、”Girlfriend” はポール・マッカートニー作の曲で、自身のウィングスでも録音した曲。私はそのウィングス・ヴァージョンでずっと聴いていて、マイケル・ヴァージョンの方は恥ずかしながらその時、初聴きだったのですが、マイケル・ヴァージョンから滲み出しているポール・テイストをむずむずと感じ、曲の途中で「うわー、ポールポール!」と、もうどうしようもなく吠えていたのです。って、私はアホか。ハイ、アホです。

それで、マイコーは ”Girlfriend” で終わりにして次に聴くのは、一番ポール味が強いポール曲だっ!ということで、私が選んだのがこの『Wild Life』収録曲の ”Tomorrow” でした。


私はポールの作品では、ダントツで『McCartney』『Ram』『Wild Life』『Red Rose Speedway』という初期の4作が大好きでして、それはポールを聴き始めた時からこの20年以上変わらないのです。

その理由は、この4作には確かにあって、それ以降、つまり『Band On The Run』以降に感じることが出来ないものがあるから。それは「ポールの寂寥感」。「ポールのブルース」と言い換えてもいいでしょう。

ビートルズを解散させた男として、世間から憎まれ、嫌われ、リンダと娘と犬と猫と農場にしばし引きこもり、自信を取り戻すために作ったソロ1stはビートルズっぽくない、あまりにラフだとボロくそ叩かれ、音楽を(友情が苦い形で終わったジョンではない、ジョージではない、リンゴではない)誰か大切な人と分かち合っていきたくてヨメを前線に出して一緒に作ったアルバムもヨメもろとも相当コケにされ、もっと人との繋がりを求め&ライブ演奏をしたくなり、バンドを作ったけど、これまた大不評。

確かに作りが甘い、もっと出来るんでは・・・と思わせる曲の数々。世間の不評が偏ったものだとも一概には言えないでしょう。

ただ、このあまりにも手作りで不器用な道程。
器用で世渡り上手のイメージがあるポールに似合わない暗黒期。
そんなポールのダークサイドが歌詞にメロディに音に、モロに出ちゃってるんですよね、この4作には。
(4作目の『Red Rose Speedway』は ”My Love” が大ヒットしたし、活動も順調に軌道に乗り出した頃の作品なのですが、やはりまだ作った当時の陰の余韻は残っていると思います)

例えば、このアルバム収録曲だと ”Some People Never Know”。
ほら、もうタイトルだけでも強がってるのが分かるっていうか。

試練に耐えることが出来るのは愛だけ
なによりも輝いているのは君だけ
2番目がいいなんていうのはバカだけ
一生分からないヤツらがいるんだ


↑私の訳ですが、このヴァースがね、普段あんまり正直に自分を出さない人の本音の叫びのように聴こえてきてもうダメなんですね。
今の自分にあるのはリンダだけ、2人の愛だけ、俺の気持ちは誰にも分からんだろう、俺の音楽も分からないんだろうっていう孤独な人のギリギリな所から言ってるダメな叫び。

それまで10代の頃から人生絶好調の上り坂を世界一と言ってもいいほど順調に上がっていって、で、この転落でしょう。ザ・挫折だったんですよね。
この時、リンダがそばにいてくれてホント良かった。他の誰でもないリンダだから乗り切れたんだろうと思うなぁ。
この4作が進むに連れて、ポール VS 世間って構図の中、リンダとの信頼関係がより強固なものになっていってる様もすごく好きだし、ちょっとづつポールが自信を取り戻していって、本来のポールに戻っていってる様も聴きとれるんですよね、順番に聴いて行くと。

で、本来のポール、『Band On The Run』以降のイケイケでお調子者に戻った強いポールももちろん嫌いではありませんが、やはりこうぐっと来るのはこの初期の4作なのです。


そして今日はこの3作目のウィングスのデビュー・アルバム、『Wings Wild Life』をアナログで聴いておりました。
一応オリジナル盤。思い入れタップリの心の友アルバムだったから、お店で見つけたときはうれしかったな。

特にやっぱり弱いポール全開の B-Side が奇跡のようにビューティホー。
歌心に一番溢れている時期ではないでしょうか。ちょっとしたメロディ、ふとした歌い回しこそが素晴らしい。
しかしダークサイドで最強の力を出せるってことはアナタ・・・ダース・マッカ?

このアルバムは新しく作ったバンドを早く試運転させたくてうずうずしてて3日間で録音、2週間で編集して出した作品なんですよね。
去年出たファイアーマンの新作もこのようにパッと作っちゃったみたいだけど、すこぶる評判がいいので楽しみです。

ただちょっと心配なのは、ポール、また今ちょっと落ち込み期なのかな、っていうこと。離婚を経験したんだもんね。超意地っ張り、超超負けず嫌いな人だから、仕事仕事してる時は、実はちょっと弱ってる時期だと思うんですよね、この人。
実際ファイアーマン聴いたら、そんな心配吹っ飛ばしてくれるかな。






Don't Pass Me By

2008年08月01日 | ビートルズ/ポール
通勤の行きしなは、元気づけのため、iPodであたらしい人たちの音楽を聴いています。
そして帰りしなは、ビートルズのホワイト・アルバムを聴くのが、最近自分の中で流行っています。

駅前のスーパーで夕飯の買い物を済まして、暗くなりかけの中、自転車で家路へギコギコ急ぎます。
少しヘッドフォンを耳からずらし、外の音も聴こえるようにして。
誰も周りにいないことを確認出来れば、曲に合わせて歌いながら帰ったりもします(のんき)。

この間、そうやって帰ってた時の ”Don't Pass Me By” が最高でした。
この曲、ホワイト・アルバムの中では今まで全然意識しなかったと言ってもおかしくないくらいの曲。
だったのですが、何がどうスゴイのか自分でもサッパリ分かりませんが、コレはスゴイ曲なんだっっ!!と突然、そう感じました。リンゴ偉大だ!ってその日はずっとリンゴのアルバム、は今は持っていないのでMySpaceで新作からの曲などを聴いていました。リンゴ、ゴメンね。アルバム買わないとね。

→リンゴのMySpace


コレ、その「スゴイ」に繋がるかどうかは分かりませんが、他の曲は歌っててもこの ”Don't Pass Me By” ほど楽しくはなかったです。
自転車こぎながら♪ドンパスミバ~、ドンメーミクラァ~、ドンメーミブルゥ~~♪って歌って帰るのが、なんだか無性にうれしくて、楽しくて。自転車こぐのもいつもより楽になっちゃって。


ビートルズに夢中だった中学生の頃、私のおバカな自慢は「ビートルズを(エセ)英語で全曲歌えるってこと!」でした。その時公式発表曲がうる覚えだけど確か213曲くらい。
もちろん『Live At BBC』とか『Anthology』シリーズとかが出るずっと前の話。まさか公式曲が増えるなんて、はたまた新曲(“Free”As A Bird" 等)を聴くことになるなんて、夢にも思っていませんでした。
まぁ、自慢とか言っても別にそれを披露すとかそういう類いのものではなく、ひっそり心の内で自慢に思っていた変なヤツ(苦笑)あ、別に歌が上手いとか英語ペラペラとかそういう話では全くありません(笑)なんか同級生が知らないことを知っている!てな感じの、いい気になってた感じの(笑)

で、気づいたのが今でもその気持ちが変わっていないんだなぁということ。全然めずらしいことでも何でもないんだけど、でもビートルズのぜんぶの曲が自分の中にしっかり息づいていて、流れてくれば適当な英語でつい歌ってしまい、イイ気分になる、ということが子供の時から変わっていないのだとしたら、それって随分しあわせなことなんだろうなぁ~なんて思いました。
そしてそうやって聴き続けていってたら、今までは特に何とも思わなかったような曲が、ある日突然ビビッドに心に響いてくる、っていうなんとも素敵な体験も待っているんだなぁと。

というような今更な感じのことを、別にブログにわざわざ書くようなことでもないまとまりのないお話を、なんだかすごく何か書きたくなって、なんだか無性に誰かに読んでほしいと思ったので、書きました(笑)おわり。


さんきゅね、ジョンポールジョージリンゴ




P. S. I Love You

2008年06月18日 | ビートルズ/ポール
拝啓、ポール様

お誕生日おめでとうございます。
ゴキゲンなお誕生日を、お過ごしのことと思います。

唐突ですが、私はあなたの顔が好きです。
あなたの作る曲と、どちらが一番好きだと訊かれれば
顔の方です!と言ってしまうことでしょう
そこに深い理由はないのです
ただ、好きなんです
漫画みたいで、かわいらしいです
ヒゲ姿はかっこいいです

その次にあなたの作る曲
その次にあなたの歌声
ロックンロールの激しいシャウトも、イイとこでコロコロ入る裏声もバッチシです
その次にいろんな楽器を弾きこなしてしまうオールマイティーなとこ
クラプトンにビートルズで一番巧いギタリストと言わしめたそのことは
あなた派の私にとって、ずっと密かに誇りに思っていることなんです

この3つに関しては
音楽家としての才能がズバ抜けているところ
そう一言で表していいのかもしれません
そういうところが最高にかっこいいです
シビレます

あなたの歴史の中では
あなたがリンダと出逢ってから結婚
そして最初のアルバムから2枚目を作っている辺り
あの頃に一番惹かれてしまっています
世界中があなたを非難し、築いてきた世界が崩壊し、
友人たちとも仲違いしてしまい、身も心も疲れ果てているその時に
田舎の人里離れた場所で
彼女があなたのそばにいたこと
ホントにホントによかったなぁと思います
そうでなければ、やさぐれたり、孤独を感じたり
きっともっと絶望が深くて
間違った方向に行ってしまっていたかもしれませんね
リンダはあなたの奥さんであり、母親であり、同士であり
天使でしたね

彼女があなたにとってどんな存在だったかを
シンプルに素直に表現した ”Maybe I'm Amazed”
恋することのもどかしさ
とまどい、うれしさ、恐れ
奇跡を感じ、出逢いを感謝し、でも今でも信じられないという気持ち
そういったことすべてを、あなたは歌に昇華してしまいましたね
なんという素晴らしい曲なのでしょうか
数あるあなたの傑作の中でも、この曲は
まぎれもなく最高傑作だと私は思っています





最近、またライブ活動を活発にされていらっしゃるようですね
"A Day In The Life" や ”Mrs Vandebilt” の選曲にはぶっ飛びましたが
もうライブでおなじみになりすぎている曲の代わりに
やはりもっともっと聴きたい曲があるのです
大阪で演ってくれた ”Calico Skies” のサプライズのように
ギターの弾き語りで "One Of These Days" や
ピアノの弾き語りで "Tomorrow" なんか演ってくれたら
死にそうなんですけど

あとねぇ、最後に・・・
もっと素敵な女性を見つけて
これからの人生、また幸せになってくださいね!
(でも天国に行った時にはリンダの元に行ってね!)

それでは、お身体を大切に
元気でいてください
また「マイドー!」を聞くことが出来る日を
楽しみに楽しみに、お待ちしております




P.S. 愛してます!




『ポール マッカートニー アンソロジー 1970-2005』

2007年12月16日 | ビートルズ/ポール
最初、コレが出るって知った時、「なんでプロモーション ビデオだけにまとめて、プロモの完全収録って事にしてくれないんだよう!」と、ライブ ディスクが紛れ込んでいる事を中途半端だと思い、歯痒く思っていたのです(ポールのプロモ、大好きなので…)。

が!実際ライブ ディスクを見て、この形でないとダメなんだって、よ~~く分かりました。

ポールはやっぱりライブなんだよ~!"PAUL IS LIVE"っていうのが、ヘタな洒落を通り越して有無を言わさずバッチシこちらに響いてきて、改めて感動しました。


ライブ ディスクに時代順に抜粋収録されているのは『ロック ショウ』(1976)、『アンプラグド』(1991)、そして『グラストンベリー』(2004)のライブ(他、オマケちょこちょこあり)。

私は『グラストンベリー』に完全にヤラレちゃった。
ポール、コメントで言ってたんだけど、グラストンベリーに余裕で臨んだんじゃなかったんだね…。今のオーディエンスに受けなかったらどうしようなんて気持ちが、まさかポールにもあったなんて…。
で、実際ポールがマジなのがよく分かるんですよね、ライブ映像を見ていると…。

70年代ド真ん中の『ロック ショウ』は若さとらしさとが爆発してて、カッコよすぎ、ポールの2つ目の時代の1つの頂点。

90年代初期の『アンプラグド』は一緒に年を取ってきたようなミドル エイジ相手に、お互いの今の落ち着きぶりを祝福しつつ、リラックスしながら昔を振り返ってみて、結果とても楽しく美しい夜となった、と。

さて『グラストンベリー』だけ、言わばアウェーなんですよね、観客が。フェスティバルのトリでの出演なのでポールだけを見に来た人たちじゃないし、年代もポールの子供か孫かってくらいで。

でも、関係なかったね、ポール。良かったね。この地球上で、ライブをするポールにとってアウェーな場所なんてないんじゃないか?って暴言思い切り吐きたい位、愛されていた。

ヤング ブリテン ラッズにとっても、自国のヒーローとして認められてるトコ、あるんでしょうね。で、それは70年代も80年代も90年代も、そして00年代も、変わらずその時その時の若者を魅了していたし、そしてそれは英国だけじゃなくって世界中で起こり続けていたんだ、という事をまざまざと見せつけられた気がして、いやぁもうホントに感動しちゃったんですよねぇ……!時代の移り変わりと、変わらず、"そこ"にいて歌い続けているポールに。

愛されているポール。当たり前っちゃあ当たり前の話なんだけど、ポール ファンは被害妄想的な気分が今でも強く残っているものなのかもしれません…。


そんなわけで、現代のオーディエンスと、60歳過ぎのポールとのラブアフェアー(=うまくいったライブ)を見る事は、非常に喜ばしく、誇らしくて。

60過ぎてもロックンロールやってるって事は美しい事だと改めて思いました。
子供の時にチャック ベリーやリトル リチャードetc.、そしてエルヴィスを体験した世代にしかかかっていない強力な病気、魔法、呼び名はなんでもいいや、とにかくロックんロールの呪縛。フーのピートやニール ヤングとかがかり続けてるのと同じヤツ。彼らは死ぬまでステージに立ち続けたり歌を作り続けたりする最初で最後の世代なんだと思う、たぶん…。


おっと、話がそれました。
プロモーションビデオ集とライブ映像集、70年代~00年代と4つのディケイドが色々"交ざってる"事によって、多面的に、そして統括的に「ポール マッカートニー 偉大なりっ!」というのが、よ~~く分かって、もうウキウキと楽し過ぎなこのDVD。

最高だよ。ここまでまとめて出してくれてありがとう。お楽しみ満載なメニュー画面もうれしいよ。制作者側のポールに対する愛情を感じます。

願わくはこの調子で2セット、3セットってシリーズで作っていって欲しいな。マテリアルはまだまだあるんだから!

でもしばらくはこれで幸せな幸せなマッカ漬けの日々を送れると思います。

…ポール好きで良かったよ………(涙)


最後にお得情報としてはアマゾンでは日本版の初回生産限定特別価格のものが、かなりお安くなってます。
急げ!(スワンさん、教えて頂き、ありがとうございました!)



ミーハー的なPV集の話はまた今度にでも…(笑)






ポールまつり 最終日

2007年08月31日 | ビートルズ/ポール
いよいよポールまつりも最終日を迎えました(笑)
最初と最後の曲の事書いたんで、今日はその他の曲、いってみます!


その他の曲は、全体的にとてもポップでカジュアルです。
前作『ケイオス~』には私にとっては超ド級の名曲がいくつか入ってて、でもちょっと苦手な曲も入っているという、聴く時に曲を選ぶ聴き方をしてたのですが、こっちの『メモリー~』は、アルバムとして、1枚全体で、ガツンとしっかり聴ける感じなんですよね。「アルバム曲」としての魅力がある曲ばかりと言いますか。まとめて来られる感じが聴いてて嬉し楽しです。

でもある賢人も仰ってましたが、冒頭3曲が断然イイんですよね!名曲度が高いっ!特に3曲目の動き廻るベースには、三つ子の魂なんちゃらじゃないけど感動モノです。


で、冒頭は3曲オッケーでしょ?で、アルバムの後半はメドレーになってんですよね。そう、あのポールお得意のパターン。これがまたイイ。メドレーの醍醐味はチョイ薄だけど、曲がそれぞれイイんです。


じゃあ、冒頭3曲と後半メドレーの間の曲は、大した事ない中休み曲なのかというと、それがまたそうじゃなくて、それぞれ個性的でかなりイイんですよねぇ(笑)。
アイデア一発勝負みたいな作風がよみがえってて。しかも自然に!冴えてるなぁ、ポール!


てことで、全曲イイんです(笑)。
私が言っても説得力なさそうですが^_^;


今作はウィングスっぽいという評がよくあったように思いますが、どこが?って感じで、個人的には無性に80'sポールの、洗練かつパーソナル、といった特徴を思いおこします。


あと、印象について「明るい」ばっかり言ってますが、結構な歌詞の曲とか不穏なテイストを持つ曲もあります。ただ最終的に非常に明るいのです。
ただ、それ+そこはかとなく漂う寂しさ、みたいなものもチラと感じさせる65歳の独身貴族ポールではありまして、それもまたファンとしては大変愛おしく感じるポイントではあります。
弱味を感じさせる事なんて、今まであんまなかったですからね。


そんなわけで、このアルバム。わたくし的には80年代に入ってからのPAUL McCARTNEY名義の作品の中で、ベスト3に入る、愛すべき力作、良作であると思います!


おわり



ポールまつり 2日目

2007年08月29日 | ビートルズ/ポール
ぽぇひょ~、ぽえひょ~。
おんにゃま~く


「世界陸上大阪」を見ている方しか分からない(見てても分からない方は、何か当ててみよう!)、ノホホン擬音で始めてみました。いかがお過ごしですか?皆さん見てますか?私は一応毎日きっちり見てます、世界陸上。日本勢に今のところメダルはないのですが、地味に面白いです。やっぱりリアルタイムの感動が随所にあります。競技前や競技中のまるで殺し屋か!てな表情・迫力と、競技後の子供のよな笑顔や人間臭いリアクションとの、そのギャップに胸がキュンとなりますです。いつも、お風呂上がりっぽくテカテカ高揚してる織田アニキからだって目が離せないんだぜっ!(面白すぎて)

あと全然関係ないけど昨夜の皆既月食、皆さん見ました!?たまたま見れてビックリしました。赤いんだもん、月が…。



さて、ポール!前回、この新しい作品は明るいよ!と書いて、それは最初と最後の曲によく表れてます!と書きました。最初の曲については既に書いたので、今日は最後の曲から。

"ジ エンド オブ ジ エンド"。タイトル通り、人生の終わりを歌ったもの。まずはこんな曲を、あの、あの!ポールでも歌うようになったのかぁ…!とまずはその事自体に感無量。そう、私たちは年を重ねていってんですよね。例えポールでもね(^^)

で、その歌詞にまたね、さらに感動したんですよね。


おわりのおわりにあるのは
もっと「良いトコ」への旅のはじまり

そして、「ここ」も悪くなかったから

もっと良いトコは、きっとすごくスペシャルなんだろね

悲しむ必要はないよね



なーんて歌ってんですよね、ポールが。

「ここ」も悪くなかったよ……。つまり自分の人生の事ですよね。ものすごいデカイ目で見た時に、そう言えるポールが、やっぱり大好きです。

あとね



僕が死んでも悲しんだり泣く必要はないよ
冗談でも言って、懐かしい話でもして、歌を歌ってくれたらいいな



ていう事も歌っててね、なんだか非常に救われた思いがしたんです。

やっぱり、ポールがもし死んでしまったら…とか考えちゃう時があるんですよね。どんだけ悲しい思いが待ってるんだろうか、とか。すごく怖かったんですよね。

でもね、悲しむ必要も泣く必要もないんだよって、ポール自身がそう言ってくれた。あぁ、そうなんだなって、素直に思えました。悲しまなくて、いいんだよね、きっと、ってね。

また曲自体がね、ピアノの弾き語りで素敵なメロディを素直にシンプルに歌うものなので、そうだなぁと、聴いてるこちらも素直に思えるんです。

これを歌ってくれた事、世界中のポールファンは感謝してると思いますよ、ポールに。心の準備が出来たという意味で。ま、80、90になっても元気でいてくれる事と思いますが(^^)


というわけで、また長くなってしまったので、また次回(笑)
次で終わりまーす。