いつも食べ過ぎな位ガッツリちゃんと食べている昼食を、その時ばかりはコンビニおにぎり等の簡易なものでパパッと済ませ、早歩きで向かうのは会社から少し離れた所にあるブックオフのCDコーナー。そういった会社の昼休みのひとときをたま~に、お給料入った後なんかに作るのが、そう!楽しみなのです。
良い出逢いがあればその日の仕事の後半戦もがんばれるってもんです。
(高校の時もよく学食代削ってCD買ってたなー。やってること変わらんなぁ ^^;)
本当は最近クラブ・ミュージック系にちょっと興味があってそこいら辺で安いのあれば、ってカンジで行ったんだけど、全然違うものに出くわしたー!
キャロル・キングの紙ジャケ3枚にー!!
その3枚とは『サラブレッド』『おしゃまなロージー』『パールズ』!オゥイェー!
丁度持っていない3枚だったし、ここで素通りはどうしても出来ませんでした。というわけでクラブ系の安いのと一緒に購入!
で、この中でまず最初に聴こう!と思ったのがこの『おしゃまなロージー』。他の2枚も良いのだろうけど、なんとなく個人的に一番親しみを持てそうな『ロージー』をチョイス!だってアニメ短編のサントラなんでしょう?このジャケ見て。かわいー。
で、実際聴いてみて・・・これが、良かった~。すっごい良かった~。
この短編アニメ映画『おしゃまなロージー』の原作者はモーリス・センダックという女性。代表作は『かいじゅうたちのいるところ』で、今でも本屋で容易に手に入る人気絵本です。
私は子供の時に父の会社の方からNY土産としてこの『かいじゅうたちのいるところ』のかいじゅうのぬいぐるみ2体をもらいました。私はその絵本の存在を知らなかったので随分長い間、そのかいじゅうたちがどこの誰なのか分かっていなかったのですが、そのちょいグロテスク、だけど愛嬌のある渋かわいい姿が好きで、ずっと部屋に飾っていました。未だにその絵本を読んだことはないのですが、いつか読みたいな。だってこの『ロージー』のセンス抜群の物語、ジャケットの絵柄が大変魅力的ですっかり魅了されてしまってセンダックさんにアンテナ、ピコーンと向いたから!
そんなわけで子供の時から、正体は知らなかったけれどずっとソバにいたかいじゅうたちと、この大好きなキャロル・キングさんの素敵なアルバムとが今回ライナー読んで初めて繋がったわけで、びっくりするやら嬉しいやらでした。
コレー!この「じんぐうてるお やく」ものには、何度かお世話になりました!
このアルバムの全曲、モーリス・センダックの作詞(一部は絵本そのままらしいです)、キャロル・キングの作曲という構成で、そんなのうまくいくの?なんて心配は全くの無用で、これがまたいつにも増してキャロルさんの持ち味をグッと良い方向に引き出してます。
キャロルさんの温かな母性、そして少女のような快活さ、ユーモア、想像力の豊かさ・・・。そして一言で言うなら「おしゃま」さ?”おしゃまさ”ってちょっと変な日本語ですが、そのおしゃまなトコがロージー(センダック)とキャロルさんと見事に調和してて、なんかそこがグッとくきたりもします。下町ブルックリンの片隅で、仲間と一緒にきゃっきゃ騒いでる子供の時のキャロルさんまで透けて見えてくるようで愛おしいんですよね。
そしてそういったことを感じさせるセンダックさんのイマジネーション溢れる抜群の歌詞世界。
そんなわけでセンダックとキャロルさん、とっても相性がいいんです。
もしアニメのサントラだろなんて、このアルバムのことを侮っている方がいらっしゃったらすぐその考えをお捨てください。とっても素晴らしい内容です。
B面はその短編映画に使われていない楽曲、ただし、キャロルさんが『ロージー』の物語からイメージした曲となっています。でもね、このB面でほんの少しだけ求心力を失い、説得力に欠ける気がします。A面みたいに子供コーラス(実の子、シェリーとルイーズ・ゴフィンが参加!コレがA面ですっごい効いてる!)も入らないし、ちょいと浮いちゃってるというか。まぁ通常のキャロルさんのアナログのあるB面と考えれば何の問題もない安定したクオリティなのですけど。それにB面も変わらずモーリス・センダックの歌詞ですしね。
ただね、A面が素晴らしすぎる!歌詞を読みながら聴いてると、アニメが目の前に出てきて踊り出しそうです。
A面だけで完璧。そんなレコードがあってもいいと思います。裏にひっくり返さないまま満足の吐息をもらすっていうね。
私のはCDだから全部聴いちゃうんですけど(笑)
そしてそのうちきっとB面も好きになっちゃうんだと思います。
後の2枚のキャロルさんにはまだ手をつけません。
ゆっくり大切に聴いて行こうと思います!
良い出逢いがあればその日の仕事の後半戦もがんばれるってもんです。
(高校の時もよく学食代削ってCD買ってたなー。やってること変わらんなぁ ^^;)
本当は最近クラブ・ミュージック系にちょっと興味があってそこいら辺で安いのあれば、ってカンジで行ったんだけど、全然違うものに出くわしたー!
キャロル・キングの紙ジャケ3枚にー!!
その3枚とは『サラブレッド』『おしゃまなロージー』『パールズ』!オゥイェー!
丁度持っていない3枚だったし、ここで素通りはどうしても出来ませんでした。というわけでクラブ系の安いのと一緒に購入!
で、この中でまず最初に聴こう!と思ったのがこの『おしゃまなロージー』。他の2枚も良いのだろうけど、なんとなく個人的に一番親しみを持てそうな『ロージー』をチョイス!だってアニメ短編のサントラなんでしょう?このジャケ見て。かわいー。
で、実際聴いてみて・・・これが、良かった~。すっごい良かった~。
この短編アニメ映画『おしゃまなロージー』の原作者はモーリス・センダックという女性。代表作は『かいじゅうたちのいるところ』で、今でも本屋で容易に手に入る人気絵本です。
私は子供の時に父の会社の方からNY土産としてこの『かいじゅうたちのいるところ』のかいじゅうのぬいぐるみ2体をもらいました。私はその絵本の存在を知らなかったので随分長い間、そのかいじゅうたちがどこの誰なのか分かっていなかったのですが、そのちょいグロテスク、だけど愛嬌のある渋かわいい姿が好きで、ずっと部屋に飾っていました。未だにその絵本を読んだことはないのですが、いつか読みたいな。だってこの『ロージー』のセンス抜群の物語、ジャケットの絵柄が大変魅力的ですっかり魅了されてしまってセンダックさんにアンテナ、ピコーンと向いたから!
そんなわけで子供の時から、正体は知らなかったけれどずっとソバにいたかいじゅうたちと、この大好きなキャロル・キングさんの素敵なアルバムとが今回ライナー読んで初めて繋がったわけで、びっくりするやら嬉しいやらでした。
コレー!この「じんぐうてるお やく」ものには、何度かお世話になりました!
このアルバムの全曲、モーリス・センダックの作詞(一部は絵本そのままらしいです)、キャロル・キングの作曲という構成で、そんなのうまくいくの?なんて心配は全くの無用で、これがまたいつにも増してキャロルさんの持ち味をグッと良い方向に引き出してます。
キャロルさんの温かな母性、そして少女のような快活さ、ユーモア、想像力の豊かさ・・・。そして一言で言うなら「おしゃま」さ?”おしゃまさ”ってちょっと変な日本語ですが、そのおしゃまなトコがロージー(センダック)とキャロルさんと見事に調和してて、なんかそこがグッとくきたりもします。下町ブルックリンの片隅で、仲間と一緒にきゃっきゃ騒いでる子供の時のキャロルさんまで透けて見えてくるようで愛おしいんですよね。
そしてそういったことを感じさせるセンダックさんのイマジネーション溢れる抜群の歌詞世界。
そんなわけでセンダックとキャロルさん、とっても相性がいいんです。
もしアニメのサントラだろなんて、このアルバムのことを侮っている方がいらっしゃったらすぐその考えをお捨てください。とっても素晴らしい内容です。
B面はその短編映画に使われていない楽曲、ただし、キャロルさんが『ロージー』の物語からイメージした曲となっています。でもね、このB面でほんの少しだけ求心力を失い、説得力に欠ける気がします。A面みたいに子供コーラス(実の子、シェリーとルイーズ・ゴフィンが参加!コレがA面ですっごい効いてる!)も入らないし、ちょいと浮いちゃってるというか。まぁ通常のキャロルさんのアナログのあるB面と考えれば何の問題もない安定したクオリティなのですけど。それにB面も変わらずモーリス・センダックの歌詞ですしね。
ただね、A面が素晴らしすぎる!歌詞を読みながら聴いてると、アニメが目の前に出てきて踊り出しそうです。
A面だけで完璧。そんなレコードがあってもいいと思います。裏にひっくり返さないまま満足の吐息をもらすっていうね。
私のはCDだから全部聴いちゃうんですけど(笑)
そしてそのうちきっとB面も好きになっちゃうんだと思います。
後の2枚のキャロルさんにはまだ手をつけません。
ゆっくり大切に聴いて行こうと思います!