はからいをせぬが・・・上等

大遠足



息を吐き　息を吸い

食事をし　便通を催し

それで　・・・　いいではないですか。

大きく活動しても　小さく生きても

活動量は　・・・　どうでもいいではないですか。


どれも　力いっぱい生きていれば　・・・　それで満点。

・・・　欲張ってはいけません。

・・・　欲を抑えてもいけません。


これをアタマで理解して　・・・　遣り繰りしては味がない。

余計なはからいをせぬが　・・・　上等。

一番よい生き方

大遠足



知も　情も　持ったままで

不安や　焦りにも　追われず

ゆったりと生きて行けるなら　・・・

それが　・・・　一番よい生き方ではないかと思います。

狭く ・ 小さい自分

大遠足



「　海は広いな　大きいな　」　という小学唱歌があります。


それをみた目にかんじた海の姿でしょうが、

わたしは

なにもかものみこんでしまう　この海は

「　広い　」　とか　「　大きい　」　というよりも

わたしたちが見習うべき偉大な教師だ

・・・　と考えているのです。


それにくらべて　わたしども人間は

なんと　「　狭く　」　「　小さい　」　のでしょう　・・・　。


あれが好き　これが嫌い　・・・　と　ダダをこねます。

小さいのはダメ　大きいほうがいい　・・・　と　文句をつけます。

自分さえよければ　・・・　と　ケチな根性をおこします。

健康とは ・・・ どういう状態

大遠足



健康とは　どういう状態のことでしょうか。

常識としていえば　・・・　病気でないということです。


では　病気でないということは　どういう状態を指すのでしょうか。

病気の自覚をもたない　・・・　ということです。


では　病気の自覚をもたないことは

ただちに病気ではない　・・・　と断言しうることでしょうか。

一病息災

大遠足



無病息災　・・・　という言葉があります。

無病は　たしかに幸福の最大の条件です。


しかし　一病息災　・・・　という言葉もあります。

病気を一つ自覚している方が　無事だというのです。

そのために　用心するとともに

その一病を克服しようとして

抵抗力がはじめて自覚されるからです。

長命の秘訣

大遠足



ある長寿者の長命の秘訣。

くよくよしないこと。

心配ごとをもたないこと。

食物をよくかむこと。

酒も　煙草も用いないこと。

・・・　などなど。


長命の秘訣のなかには

なにかしら　・・・　人間性への侮辱がある。

ほめられると ・ けなされると

大遠足



ほめられると

それが誤解からであっても

自分は理解された　・・・　と思いこむ。


けなされると

それが正しい理解からであっても

自分は誤解された　・・・　と思いこむ。