負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

独楽(こま)のように 2/3 ・・・ ケチな人生 ・ 静寂の人生

2012-11-11 21:00:18 | 原発震災避難者


遠足



ひとは不安だと

たえず何かをつぶやき 語りかけてきます。

自分の気持ちが不安定だと 雑念が浮かび

これを口に出したがります。



いまの社会がおしゃべりなのも 時代の不安を現しているのです。


この底の浅い小川のような人生を送っている人は

おそらく 自分の仕事に全身をうちこんで

  ・・・ 充ちたりた 「 現在(いま) 」 に生き抜いていないはずです。


自分の河底を深くし 満々と流れる大河のように音も立てず

自信をもって自分の仕事を掘り下げている人は

・・・ 燃焼しきっています。



いったいどちらが ・・・ まことの人生なのでしょうか。


自分の衣食住(くらし)や 金や 名誉にかかわりあって

・・・ たえず水音をたてているケチな人生 と

ひとりわが仕事に没頭する

・・・ 静寂の人生 と

いずれを ・・・ 私たちはえらぶべきなのでしょうか。







独楽(こま)のように 1/2 ・・・ 饒舌と沈黙

2012-11-11 19:00:40 | 原発震災避難者


遠足



底浅き小川は音を立てて流れ

満水の河はおのずから静かなり

                (スッタニパータ)



私たちのまわりには 自分の生活について

いつもぶつぶつ文句ばかりいったり

不平不満を ことばや態度にあらわす人がいます。


その反対に 満ち足りた気分で生き抜いている人もいます。

そうした人は 他人をねたんだり

意味のない文句不平を口に出したりしません。


この二つのタイプの人間 ・・・ それを河にたとえ

「 底浅き小川の音 」 と

「 満水の河の静けさ 」 とに分けられたのです。

饒舌と沈黙 ・ 騒音と静けさ。

このちがいの中に 釈尊は

・・・ 人間の浅さと深さとをよみとられたのです。







めぐみの雨 3/3・・・ 大切

2012-11-11 17:05:36 | 原発震災避難者


遠足



資源に限りがあるから ・・・ 物を大切にするのではありません。



私たちが生きるために消費しなくてはならない

食物 衣類 住居など さまざまな 「 モノ 」 は

物質ではなく ・・・ 「 恩恵 ( めぐみ ) 」 なのです。


めぐみの雨 といいます。

雨は 水という物質です。

しかし その雨が 穀物のいのちとなる力をもっているから

・・・ 「 恩恵(めぐみ) 」 なのです。

・・・ 大切なのです。

  


( 再掲 )

身につつしみなくして

国(よ)の施物(ほどこし)を食うことなからん (法句経)