時事解説「ディストピア」

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さっそく、安倍と秘密会食をする朝日新聞

2014-12-18 18:55:55 | マスコミ批判
安倍晋三のメディア支配は首相に就任した時から言われていた。
各新聞社、各メディアと会食を頻繁に行い、親交を深め、
自分に都合の悪い報道をしないよう働きかけるのである。


実際、アベノミクスの失敗が囁かれ始めたのはGDP低下の判明以降のことだし、
その報道も選挙を挟んでいつのまにかパッタリと止んでしまった。


物価上昇(松屋などのファースト・フード店での牛丼はこの1年で100円も上がった)、
貿易赤字(去年度から貿易収支は過去最大級の赤字)、
年金削減、保険料上昇、軍拡、歴史改竄……良いことが見当たらない。


いや、あるにはある。株価が上昇した。それで誰が得をしたのか?
投資家と大企業である。特に大企業は消費税増税と同時に実行された法人税減税により
かなり得をした。法人税でマイナスになった分は消費税増税の分で埋め合わせをされた。


以上のニュースは軽く報道するか、あるいは無視され、
非正規の雇用が上がり、正規の雇用は下がった
 賃金は上がった、実質賃金は16カ月連続で下がり続けた


という安倍の言い分だけが垂れ流された。

池上彰などのテレビに出てくるご立派なジャーナリスト様も
「安倍はウソをついている」とはついぞ言わなかったのである。


まさにマスゴミ、肝心の事実を知らせない。

この責任はまず、記事やニュースの編集を行う編集部や
政治や経済の解説を担当する解説委員にあると思われる。

逆を言えば、こいつらを抱き込めば、プロパガンダは簡単に出来るともいえる。


そういうなか、朝日新聞社と毎日、読売、日経、NHK、日テレ、時事通信の
編集委員や解説委員が、また高級すし店で会食をした。



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総選挙の開票からわずか2日後の16日夜、
黒塀と2本の柳が印象的な東京都港区西新橋のすし店に
安倍晋三首相と「読売」「朝日」「毎日」「日経」、NHK、日本テレビ、
時事通信の編集委員・解説委員らが集まって会食しました。


雨上がりの夜、寒風吹きすさぶなか、SP(要人警護の警察官)が
店の周りで午後6時59分から午後9時21分まで目を光らせました。

店は、報道関係者が事務所を構える
プレスセンター(千代田区内幸町)からほど近い場所にあります。


午後9時20分に店を出てきた安倍首相は“満腹”だったのか、
上体をやや後ろにそらせながら大手を振って公用車に乗り込みました。

首相との会食を終えて、おみやげを持って
出てきたマスメディア関係者の多くは足早にタクシーへ。


テレビ番組のゲストでおなじみの田崎史郎時事通信解説委員が最後に出てきて、
店外で待っていた記者8人に簡単なブリーフィング。

「あらかじめ座る席が決まっていた」などと説明。

「完オフ」(完全なオフレコ)が条件の会食とされ、
何が話し合われたかは語りませんでした


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-12-18/2014121803_01_1.html

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皆さんは、スターリンという言葉から何を連想するだろうか?

かの悪名高いスターリン、とにかく恐ろしい男として
日本では説明されているが、実際の彼はコミュ力が非常に高い男だった。


つまり、自分が気に入った相手、味方にしたい相手には
劉備の三顧の礼のように、自分から積極的に接触し、味方に引き入れていったのである。


文豪で知られるゴーリキーも療養のために海外で暮らしていたのだが、
スターリンの熱心な呼びかけに応えて祖国へ戻り、丁重に扱われた。

その後は文学界の先導者として次々と小説・戯曲・評論を発表している。


要するに、スターリンというのは、一般のイメージとは逆に、
気さくな部分もあり、それゆえに絶大な支持を受けたのである。


私はスターリンを褒めているのではなくて、
好感を持たれる人物でも、非道なことはするということを言いたいのである。


安倍のやり方はまさに、スターリンのやり方と同じで、
メディアを懐柔して自分に有利な情報を流させている。



では、上の秘密会食では何が話されたのか?
もちろん、想像の範囲内なのだが、
憲法改正に関わる話だったのではないだろうか?


安倍は選挙後、開口一番、憲法改正を口にし、
そのことへ対する国民の理解を求めていた。


沖縄の普天間基地県内移設においても、
沖縄県民への理解を話していたが、

彼にとって自分の意見に逆らうものは、
理解力が足りない人間ということになるらしい。



とにかく、集団的自衛権の閣議決定のように、憲法改正においても、
安倍に都合のよい報道をしてくれるように頼んでいても、別に不思議ではない。


秘密保護法法案が可決される時もメディアは直前まで沈黙していたし、
その後も反対運動を起こしたりはしなかった。


この間の池上無双(笑)もそうだが、今後も
形ばかりの反対だけをして、全力で支持し続けるのではないだろうか?


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