時事解説「ディストピア」

ロシア、イラン、中国等の海外ニュースサイトの記事を紹介します。国内政治、メディア批判の記事もあります。

化学兵器を欲したサッチャー

2014-12-31 19:17:58 | 国際政治
なぜか死後、賢人であるかのように讃えられているマーガレット・サッチャー。

チャーチルもそうだが、日本のイギリスびいきはかなり凄い。
実際はアメリカの影に隠れて一緒にアフガンやイラク、リビアやシリアで
空爆や対テロ作戦に準じている戦争国家なのだが……

前々回の記事にも書いたが、イギリスの国内における経済格差は
本当に半端ない状況で、軍事費に回す予算を福祉に移せと私は言いたい。


さて、そのイギリスのボス、鉄の女と呼ばれたサッチャーが
実は化学兵器を欲していたことがわかった。さもありなん。


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イギリス政府の機密資料により、イギリスの故サッチャー元首相が、
化学兵器を獲得しようとしていたことが明らかになりました。


イギリスの新聞デイリー・テレグラフによりますと、
イギリスの国家機密保管文書が公表され、サッチャー元首相が、
ソ連の脅威に対抗する上でイギリスが化学兵器を保有していないことが、
「怠慢」と取られるのを恐れていたことが明らかになりました。

この報告によりますと、当時の閣僚も、
イギリスの化学兵器庫を改良する計画が存在しないことを語っていました。


こうした中、最近、一般に公開されたイギリスの公式文書によれば、
サッチャー政権時代の閣僚は、化学兵器の攻撃を阻止するために
十分な報復措置の可能性がないことが、NATO北大西洋条約機構の
兵器庫における主な欠陥であると考えていました。

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/50901-
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日本ではどうしてもイギリスやフランスの状況がつかみづらくて、
そのため、アメリカ批判が主体になりがちになっている。


しかし、中東・中央アジア・ウクライナにおける外国の侵略行為は
アメリカもさることながら、EUも相当非道いレベルだ。


それはNATOという軍事同盟を構成しているのが欧米だからであり、
実はこの中には韓国も入っている。韓国は大して自国と関係のない
イラクやアフガン、そしてベトナムに進軍し現地人を殺害して回った。
(これは朝鮮戦争以降、アメリカが同国の軍隊の指揮権を掌握しているからである)

将来的にはNATO国家群にノーベル平和賞を送らなければならないだろう。


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