時事解説「ディストピア」

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自共対決

2014-12-13 23:41:59 | 日記
自民党が駅前で演説をしていた。内容はさもありなん、いつも通りの内容だ。

人が50人ばかり列をなして、じっと話を聞いていた。
拍手をしたり、愛想良く返事をする者もいた。


どうして、消費税を上げ、物価を上げ、非正規社員を増やし(正社員を減らし)、
アメリカの犬になってアジアやアフリカ、中東で戦争をすると公言している
政党を支持するのか?自分たちを苦しめると100%わかっている連中に
「他がいないから」と言って票を入れるのだろうか?


他がいなくても、強行採決を防ぐためには議席数を増やさないよう
他の政党に入れるのが筋ではないか。「他にいないから」というのは
実のところ、自分が勝利する側に付きたがる人間だという事実を隠ぺいしているにすぎない。



さて、奴隷根性丸出しの連中を見た後に、駅の反対側に行くと、
そこでは共産党が演説を行っていた。聴衆の規模も演説の内容も段違いだった。


圧倒的に共産党のほうがキレのある演説で民衆を引き付けている。

私は自共対決というのは、共産党の自称であって、
大した反対勢力ではないと思っていたが、認識を改める必要があるようだ。



しかし、その一方で、
今のメディアや言論というのは、まるでこの駅のようだなとも思った。



支持者より反対者のほうが圧倒的に多く、反対運動も行われているのに、
分厚い壁をはさんで、声が届かないようになっている。


事実上、発言権を奪われている人間が叫ぶ言葉に効果はあるのだろうか?
泣いても笑っても、明日が投票当日。せめて10議席を突破できればと願ってやまない。


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