中国西安で奮闘する大学教師Mの日々

日本人教員として中国の陝西省西安市の大学生・大学院生に対し、「日本文化・社会」や「卒業論文」などを教えています。

西安での最初の学期も終盤

2017年11月27日 01時03分52秒 | とりあえず日記
久々の更新となりました。
最近はバタバタしていて、ブログも他のSNSも何も手がつかない状態でした。

火・水・木・金が授業なのですが、月は何かしら大学関係の仕事が入り、
土日は大半を翌週の授業準備や空いた時間で〆切の課題をするのが常。
今回、西安へ異動した後に初めて担当した科目が三つあり、
その関係で毎回授業準備には相当時間を使う形になっています。
(他にも細かな大学関係の仕事が毎週必ず入ってくる状態)

授業PPTの作成、関連写真・資料の収集、授業内容の確認プリント、
その他に音声を必要とする場合もあり、その場合は編集作業などもあります。
そうなると、初めての授業準備は一回分で8‐10時間は使います。

来学期はこうした苦行から解放される見通しなので、もうひと頑張りです。


しかし気づけば明日から第13週で、今学期(全16週)も終盤に入っています。
この間、空き時間を使って研究も細々と続けてきました。
が、細々とやっていては終わらない量であるのは明らか。。


来月は一時帰国して、シリーズ本として刊行される共著の編集会議、
翌日は別の研究会にて、最近進めている課題の発表です(共に東京)。


また今年中に、日本事情のテキスト原稿(共同執筆)も全て完成させ、
中国の大学出版社へ持っていく計画でいます。
なお現在は9割以上の原稿が完成しています。


年明けて1月下旬には、大阪の大学で開催される農業史関係の学者が集う、
研究会にて発表することになり、そちらは年内には準備を始めないと。
なお、この研究会では今後、共同研究などもしたいと考えています。


そしてこの冬休みには助成金を得て、進めて来た研究課題を論文にして投稿、
さらに成果報告書もまとめないといけません。


すでに来年5月に香港で開催される国際学会でも、①の共著メンバーでパネルを
組んで報告する可能性があるそうなので、この場合、私も香港行きが決定的。
(まあ初香港ですから、けっこう楽しみなのですが)


以上のような感じなので、正直、全く教学業務を止めて、
研究だけに専念できればどれだけ楽だろうと思う自分もいます。

でも研究だけを出来る身分ではないですし、教学も重要なので、
この環境下でやっていくしかありません。

今は踏ん張り時、私にとっては確実にそうでしょう。
まあどこでもどんな状況でも真剣に楽しくです。


最近の写真を最後に紹介。

四年生の授業の様子(活動形式の授業なので席をシャッフル)。北京のK先生から頂いた教材を使って実施。


西安の研究仲間(日本、中国)で集まり、宴会。5時間ずっと研究の話題。


学生たちと食べに行った日本のとんこつラーメン屋(龍面)、替え玉サービス。


これも研究室で21時過ぎに仕事が終わってから、四年の学生たちと食べに行った串鍋の店にて。



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