終戦の日にちなんで、戦争関連の番組をたくさんしていましたね。
たまたま、従軍看護婦の方々の体験談を交えて当時を振り返る番組を見ました。大勢の中から選ばれた日本赤十字の優秀な看護婦さんたちが、ビルマやフィリピンに兵士と共に赴き悲惨な現場を体験した話は、衝撃的でした。女性が語るということに加え、治療らしい治療のできないむなしさ、病人に対する非情処置、感覚を無くしていく自分、自分が生きること、皆さんが語る赤裸々な状況は胸を突くものがありました。「人の命の軽い時代でした」という、一人のかたの言葉が心に残ります。
戦争がどういうものなのか、体験していない私たちには分かりません。こうやって体験した方々の話を聴くことで、戦争の中で人はこうも変わるものかと知ることができるのです。「繰り返してはならない」。亡くなられた方々、また、生きて帰ってこられ、そして勇気を出して悲惨な記憶と向き合い伝えて下さる方々に対して、私たちに出来ることは唯一「戦争を繰り返さない」という意思を、後世に伝えるためにまず、いま、自分たちが持ち続けることではないかと思います。
女たちの太平洋戦争
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586680/index.html
たまたま、従軍看護婦の方々の体験談を交えて当時を振り返る番組を見ました。大勢の中から選ばれた日本赤十字の優秀な看護婦さんたちが、ビルマやフィリピンに兵士と共に赴き悲惨な現場を体験した話は、衝撃的でした。女性が語るということに加え、治療らしい治療のできないむなしさ、病人に対する非情処置、感覚を無くしていく自分、自分が生きること、皆さんが語る赤裸々な状況は胸を突くものがありました。「人の命の軽い時代でした」という、一人のかたの言葉が心に残ります。
戦争がどういうものなのか、体験していない私たちには分かりません。こうやって体験した方々の話を聴くことで、戦争の中で人はこうも変わるものかと知ることができるのです。「繰り返してはならない」。亡くなられた方々、また、生きて帰ってこられ、そして勇気を出して悲惨な記憶と向き合い伝えて下さる方々に対して、私たちに出来ることは唯一「戦争を繰り返さない」という意思を、後世に伝えるためにまず、いま、自分たちが持ち続けることではないかと思います。
女たちの太平洋戦争
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586680/index.html