「自信」について考えています。
自信がある、というのは「自分の感覚を信じる事」「自分の感覚を信頼する事」 ではないか、というお話をさせて頂きました。
私たちは様々な社会・コミュニティの中で生きていきます。
まずは生れ落ちて「家族」という社会を体験する、そして「学校」という社会、部活に入ったら「○○部」という社会があり、会社に入ったら「○○会社」という社会がある。さらには「日本」にも所属していて、「人間世界」という社会にも所属しているかもしれない。
そして月日を重ねるごとに、自分が所属する社会も変化していきます。その時々で様々な人と出会い、色々な出来事が起こる中で、自分を次々変化させていく。変化をさせるときに、自分の感覚を押し殺していく時もあるだろうし、自分の感覚を活かしていく事もあるかもしれない。
どうぞご自分の「感覚」を大切にしてください。
それは確かにそこにあるもの。たとえ自分で嫌っていても、扱いに困っても、見ないようにしなきゃいけない時があっても、「感覚」は消えていかない。
あなたに気づいてもらおうと、その感覚は 信号を送っているはず。
それは個性であり、固有のものであり、あなた自身であり、きっとあなたを導くものです。
誰かに自分の感覚を意見や信念として伝える時、あなたは「自信のある」状態ではないでしょうか。
「こうすべき」というshould be の中で生きていると、自分の感覚に気が付かなくなっていきます。感覚を忘れていきます。そうすると、自分の感覚に従う事が出来なくなり、自信を持てなくなっていきます。自分の感覚を大切にしてくださいね。 何を自分に与えたら自分は喜ぶのか、悲しむのか、色々な自分をたくさん発見しましょう。そして「ここに在る感覚」を受け入れていきます。
一つ注意事項。
感覚と感情は異なるものです。
身体で感じる 「感覚」に注目してくださいね。
ドキドキするときに胸のあたりに感じる感覚、不安なときに喉のあたりに感じるもわっとしたもの。
怒り、喜び、その都度、ひとりひとりの身体に起きている体感があるはずです。
その体感を「感覚」として、そこに「在る」事に気が付いて、そして大切にしていきましょう。
これまでと違うものが、見えてくるかもしれません。