みむたろうのベクトル

心理カウンセリングも大自然も大好き。人の心に思いを馳せてもやもや考えるのも好きなことです。

生身だからこそ

2015年12月18日 08時50分00秒 | 映画・本

「裸でも生きる」

 

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)
山口 絵理子
講談社

 

わたしがこっそりアサーショントレーニングを置いていた会社の貸本棚に在る本を、気になると借りて読んでます。

今回読んだのはこの本。 一週間くらいで読もうと思いましたが、内容に勢いがあってつい一日で読み切りました。

 

いやあ、いろんな人がいますねー。びっくりだ。

 

バングラデシュの麻を使った製品を現地で生産し日本で売る会社を立ち上げた人のノンフィクションです。「想い」から行動をとり、企業して形にしたのが25歳。 ぶつかっては乗り越え、ぶつかっては乗り越え、ボロボロになりながら成し遂げていく姿。 生身とは思えん。。 と読む側は思うけど、本人の覚悟していらっしゃるところは、失敗しても裏切られても涙を流しても、裸になってでも自分が信じた道を行く、「裸でも生きる」というところなんだと思います。 それって生身だからできる事なのかな。

小学校時代のいじめを乗り越えた事、荒れた中学校時代、柔道に没頭して、政治家を目指して、そしてバングラデシュの貧困に貢献したい、という、とにかくその場その場の情熱がすごい。 そして行き当たりばったりというか、勢いと情熱で全てを乗り越えていく姿勢と覚悟がすごい。生身の身体でばんばんぶつかっていく姿にはエネルギーと使命感と生命を感じました。

 

「途上国でかわいいバッグを作る」 その信念のもと、彼女が立ち上げた会社はMOTHER HOUSE 。店舗も各地にあります。

興味があったらぜひ読んでみてください♪

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本の紹介「沈みゆく大国アメリカ」

2015年10月18日 20時16分20秒 | 映画・本

母に勧められて読んだ本が衝撃的で面白かったので、紹介します。

 

堤未果さんという方の本「沈みゆく大国アメリカ」

アメリカの皆医療保険制度、通称オバマケアについて、それによってもたらされた現状と制度の中身を説明し、警笛を鳴らしています。

沈みゆく大国アメリカ (集英社新書)
堤 未果
集英社

 

 

 

わたしは、「皆医療保険」素晴らしいじゃないか、オバマさんはさすが! と捉えていたのですが、本に寄ると中身は全然異なっているようです。 皆医療保険と言っても、日本の制度のような国がサポートするものではなく、民間企業が運営をするもので、ウオール街と保険会社を始めとする企業が顧客を金づるとして収益をどんどんあげていく・・・ という怖い現状が記されていました。

 

もうね、本当に怖いですよ。 

・保険に入っていても、保険会社は何かと理由を付けて保険金を支払わない

・医療保険が民間のため、医師は保険会社にこの治療をしても良いか、と聞いて承認を得ないと治療ができない(保険会社のコールセンターでは数件に1件は断るようノルマが課せられている)

・薬価が高く、薬を買えない。

・ある弁護士によると、自己破産のうち医療費による医療破産は半数以上(ある方がガンで亡くなった時の最終債務は9000万円!)

・訴訟大国なのでお医者さんの保険料はとても高く、年収が2000万円、保険料が1750万円、収入250万円・・・。ひどくない? 

 

 

本によると、保険会社の元社員が政府に入り込み政策に関わったそう。

メディケイドという低所得者向けの保険制度が作られた時、保険会社から政府に入って政策に関わった人がいた。彼女は保険会社の利益が出るような政策作りに貢献。そして会社に戻り重要ポストにつく・・・。 その後オバマケア法案の骨子を作るとき、彼女はまた政府に入り、日本やカナダの様な国がサポートする保険制度(単一支払い医療制度)の可能性をとりはずし、そして保険会社や薬業界が稼げる政策を作る。 そして政府を退いて多額の報酬とともに薬会社の重役ポストに座る・・・ 

 

こわくないですか・・・?   こんなことあるの!?怖い!!

 

わたし、その薬会社の日本法人で働いた事があるのですが、そういえば、羽振り良かったなぁ。ちょうどオバマケアが出来たころだったなぁ・・・。 ディズニーリゾートでやった大掛かりなお疲れ様会なんて、楽しかったけど、アメリカ人の血と涙を犠牲にして得た収益によるパーティだったのかなぁ(日本法人だけど) とか思ったら、気分がどーーん。

 

頭の良い人たちが、なぜ、社会を良くするために動こうとしないのでしょうか。

自分のした事で多くの人が苦しむ行動より、

自分のした事で多くの人が救われる行動のほうが、

人々も自分も満たされるのに。

 

 

まあ本は、ある一人の人の目線で切り取ったものの見方ではありますが、こういう事実があるという事を知らなかったので、とても勉強になりました。 オバマケア、日本のような制度だと思っていたよ。 

作者が危機感を募らせているのは、アメリカ型医療が日本に輸入されようとしている事。政治家は興味を持っているらしく、実験的に企業型医療が成されている所もあるそうです。たとえばアメリカの小売企業が医療を提供している病院などでは、儲からない患者さんは病院から断られるとか・・・。

 

「日本のこの仕組みは必ずあるものではなく、失われるかもしれない物なんだ」 筆者はこう書いています。

 

他国がうらやむ日本の仕組みを守るべく、一人一人が意識を高めていくことが必要なんですね。「この仕組みは必ずあるものではなく、失われるかもしれない物なんだ」という事を、わたしたちが認識して、考えて行動をし、今後の日本という国を作っていきたいです。

 

アメリカを「愛してやまない国」と呼ぶ著者。 彼女にこの本を書かせる事になった原動力の裏には、アメリカへの愛があるようにも思います。続編も出ているそうなので、読もうかな。

 

沈みゆく大国アメリカ (集英社新書)
堤 未果
集英社

 

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食し方

2015年01月29日 21時44分30秒 | 映画・本

いま読んでいる本 

心が疲れたらお粥を食べなさい。 豊かに食べ、丁寧に生きる禅の教え
吉村 昇洋
幻冬舎

 

禅宗では、食べ方がきちっと決まっているそうです。

それはそれは細かい型があって、修行中覚えるまでは食べた気がしなかったとか。

 

慣れると、きちっとした型のなかには、意味があることがわかるそうです。

 

 

全てを丁寧に扱う。

 

お椀を両手で持つ。 咀嚼している間は手を膝の上に置く。 じっくりと味わう。

 

 

などなど。

干し柿のお粥を作った日は妹がいなかったので、一人で実践してみました。

 

すごーく難しいです。咀嚼している間は手を膝の上に置く、ってなかなか出来ない。 飽きちゃったり食事をかきこみたくなるのです。一口一口丁寧に頂いていなかったんだなぁと知りました。 でも、ゆっくり噛んでいると、口の中に色々な味覚が広がるのが分かるし、飲み込むと喉を通って降りていくのが分かります。そうすると「頂いている」と思える。  

 

普段とは違う感覚を味わえました。

修行中、型にそって食事を頂くと、ご飯一粒一粒も命を頂いているんだぁと思えるそうです。

そういうものなんだなぁって、素直に感心して読みました。

 

 

 

 

今後いつもできるか、と言われたら難しいけど。       たまには意識してみたいです。

  

 

 

 

omake

しらちゃんの好きな態勢  ヒーターの前でしゅらっとなる

 

ほそいの

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大人のための絵本読み聞かせナイト

2015年01月09日 23時55分13秒 | 映画・本

「大人のための絵本読み聞かせナイト」に参加してきました。

 

数年前に絵本を読むのをちょこっと褒められてから、いつか読み聞かせしてみたいなぁと思っていたのですが機会もなく。。 友達に誘われて、ここぞとばかりに参加しました。

 

子どもの頃、母がよく読んでくれた。 人が読んでくれるのを聞くのって、大人になってもとても素敵な体験。 しかも アルコールありよ♪ 自分が選ぶ本と人が選ぶ本はまた違っていて、それもとても興味深かったです。 女の子とおばけのケーキ屋さんの話「おばけのケーキ屋さん」、 陽気な歌もついている「ねこのピート 大好きな白い靴」、天国のお父さんにあてた「てんごくのおとうちゃん」 など他さらに2冊。 とっても良い絵本でした。

てんごくの おとうちゃん (講談社の創作絵本)
長谷川 義史
講談社

 

ねこのピート だいすきなしろいくつ
ジェームス ディーン,大友 剛
ひさかたチャイルド

 

 

 

Pete the Cat - I Love My White Shoes - Live Telling

 

 

ちなみに私も読ませてもらいましたよ。 初参加で 初読み手。 我ながらずうずうしい。

でも楽しかった。もっと読むの、上手くなりたいなぁと思いました!

 

みむたろうが読んだの、これ。

 

 

間にミニゲームもあり。

顔を作ろう コンテスト。

みむたろうのはこちら↓

 

炎の女 メラ。 セクシーな熱いオーラで皆さんの心をわしづかみです。

近寄ると熱いよ。

 

 

チームの 違う方の画が優勝になり、同じチームの人には景品がありました。

 

チロルチョコ、バラエティBOX。 さつまいもとか いちごとか、 色々入ってます。

帰宅したら、案の定、 チロルファンのみちょが 即開封。 大喜びしてました(^^)

 

お年玉も頂きました。

 

美しい5円玉と 

 

ありがたいチロルチョコ入り。 

 

 

楽しかった~(^^)  また参加したいです。

 

にゃん's は今日もらぶ

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お坊さんが教えるこころが整う掃除の本

2015年01月05日 23時18分12秒 | 映画・本

明日はもう6日、明後日は七草ですね。

 

先日Amazonで 何冊か本を購入しまして。

 

今読みはじめた本

 

「お坊さんが教える

こころが整う掃除の本」

 

お坊さんが教える心が整うそうじの本
松本圭介
ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

<抜粋>

「ごみとはなんでしょう。

汚いもの、古くなったもの、使えないもの、役に立たないもの、いらなくなったもの・・・

でもどんなものでも、始めからごみだったものはないはずです。

それをごみにする人がいて、それをごみと見る人がいるから、ごみになったのです。」

 

では、どのようにして、それがものとして有るのかと言うと、周りとのつながりや関係の中で互いの存在を支え合う事によって存在しているそうです。それは人も同じで、自分という人を成り立たせているのは、自分の周りにあるものや、周囲の人だそうです。自分の役に立つから大事、立たないから要らない、なんて決められない。そういうものによっても、自分は存在しているのだから ・・・ なのか 存在させて頂いているのか、 もう難しくて分かりませんが

なんとなく心理学とも通じているように思いますよ。興味深く読み進めたいと思います。

 

 

と、大変ちらかった部屋で読んでブログを書いているわけですが・・・。

 

 

ぱーっと禅の本など何冊か買ったので、みむたろう、今それに興味があるようです。

お、こうやって 周囲のものたちに 気づかせて頂くわけですね?(^^)

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胎内記憶 ドキュメンタリー

2014年01月26日 23時17分51秒 | 映画・本

「かみさまとのやくそく」

というドキュメンタリー映画を見てきました。

 

 

子どもが自分の胎内記憶や前世を語ったり、

自分の子の 前世の記憶を少しずつ聴き取りした親の話などが流れます。

 

子どもは親を選んで生まれてくる・・・

生まれてきた使命がある・・・

前世の悔いを解消してから、自分の事が出来る・・・

 

そう言う事を小学生くらいの子どもが普通に語ります。

そういう話は聞いたことがあったけれど、実際映像で見ると感慨深いものがありました。

 

私も、あの親やこの兄弟を選んで生まれてきたんだ・・・

 

 

と思ったり、

 

「親は ”あなたが幸せになるため” って言って イライラしても頑張ったりするけど

子どもは何もしないお母さんでも お母さんが笑顔で居てくれる事が幸せ」

 

っていう話に ふむふむ って思ったり。

 

 

 

出産はしていないけれど 教育や子育てに興味があって、

心理学の観点から見たそういう本を読んだりもしているのですが、

こういうのも真理だなぁと思いました。 

 

子どもはお母さんやお父さんのために そこにいる。 

体が未発達なだけで、魂は大人と一緒。 表現が出来ないだけ。

そう思えたら、子どもはいつも両親の唯一の味方で、 すごく心強い事だな、と。

 

 

物の考え方って、習慣によるものが多いのです。

性格と呼ばれているものも、心理学の観点から見ると いくらでも変えられるもの。

実際に 自分の考え方のクセを知れば、性格ではなく習慣だったという事が分かります。

 

こういう事も一緒だなと思うのです。

たとえば子どもがそいういう事を語った時 嘘だと思ったり、

親が子どもに何かをしてあげる 、 または してあげなきゃと思ったり。

 

そういうものも文化や習慣による考え方で、

子どもは親の強い味方なんだ っていう思考が 社会の常識になれば、 色々な事が変わりそうだなって。

 

 

すごくお勧めの映画です。 

ドキュメンタリーって飽きちゃう事もあるのですが、最後まで惹きつけられました。

基本は自主上映による映画なのですが、 なんと 2/8 より 渋谷の アップリンク という映画館で上映されます。

(アップリンク の HP はこちら )

 

アップリンクは 社会派映画や 通常自主上映の映画を上映する映画館で、

実はみむたろう が好きな映画館です。  最近はずっと行けてなかったんだけど。

 

 

お時間があったらぜひお勧めします!

 

 

 

~~お知らせ~~

みむたろう、心理カウンセラーの資格を持っていて、 今年の5月まで無料セッション 提供中です。

 

カウンセリングに興味のある方、是非ご連絡ください。

カウンセリングってどんなもの? とか  一度受けて見たい、とか 

すごいヘビーな問題を抱えています・・・

 

など、なんでもご相談ください。

まずはお気軽に下記のメールアドレスまでご連絡ください。 メールカウンセリングも承っております。

 

カウンセリングスペース こでまる      kodemaru0527 ◎ gmail.com ( ◎  →@に変えてください)

臨床心理カウンセラー & 臨床心理療法士

 

ブログで紹介させて頂いた記事はこちら

 

カウンセラー みむたろう。 色々な知識を吸収して 日々研鑽中です!  (^^)

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アルゴ

2013年03月09日 23時33分42秒 | 映画・本

アルゴという映画を見てきました。

友達に勧められて見ようと思っていたのですが、アカデミー賞を取りましたね。

アメリカの内政干渉に反発してイラン革命がおこり、イラン国民がアメリカ大使館を占拠して多数のアメリカ人が人質になった事件を舞台にした、実話に基づく話です。ずっと機密文書扱いだったものが、クリントン大統領の時に解除になり、公になったそうです。

 

アメリカ大使館が占拠されたとき6人のアメリカ人が逃げ出し、カナダ大使の私邸にかくまわれます。

逃げた事が見つかったら公開処刑になる、という状況の中で、CIA は6人を、カナダ人の映画制作チームに仕立てて救出する作戦を実行する・・・ という話です。常に緊迫したシーンと、当時のイランはこんな感じだったのか・・と思わせるような臨場感がすごかったと思います。見てるだけで体がこわばってしまい、エキサイトというか、疲労感のようなものがありましたがなんといっても実話。 事実は小説より奇なり。 みる価値あり!です(ま、そうはいっても映画ですが)。

 

 

これを勧めてくれた友達。

ある日、スタバにいたところ、たまたま向かいに座っていた女子二人が「アルゴ」の話をしていたのが耳に入ったそうです。

聞くともなしに聞いていたところ、一人の子が彼氏に誘われて見に行ったとか。

全然面白くなくて寝ちゃったよーって言っていたそうですが、さらに聞いていると

その子が友達に話している内容が全然違う話!

 

イランで革命があった時にカナダ人の映画監督が亡命しようとした・・  

 

 

という内容だったとか。

 

 

「あぁ、それは全然面白くないよ。 」

「カナダ人じゃないし、亡命じゃない。」

「かなり面白い方の映画だと思うのに、違う内容を話して彼女の見る機会を奪っているのはもったいない事だ・・」

 

 

と思った、というのを聞いて、私は大笑いでした。

確かにその内容じゃ面白くないって言うか、話が成り立たないわ。

ほんと、もったいないことです。

 

もし皆さんに、「友達がカナダ人の亡命の話でつまらないって言ってたよ」っていう事をいうお友達がいたら、

いや、それは内容が違うんだよ! って是非教えてあげて下さいね(^^)

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早稲田松竹2本目

2012年09月08日 09時00分45秒 | 映画・本

昨日ご紹介した映画ですが、早稲田松竹は2本立て。

ありがたく、1300円で2本見てきましたよー。

2本目は「ニュー・シネマパラダイス

聞いた事はありましたが、見た事はなかった。

 

1950年代、イタリアはシチリアの小さな街。そこには一つの映画館があり、娯楽のなかった時代村人は映画に熱狂した。

上映技師のアルフレドと映画好きの少年トトの友情、少年の成長のお話です。

 

昔のシチリアの小さな街の情景。 陽気なイタリアの人々。 おおらかさ。

特にその街や、映画館の情景は、こうだったんだろうなぁと、自分がその場にいるかのような臨場感がありました。

映画の中に出てくる母親の言葉や、アルフレッドの言葉に、イタリア人てこういう感じなのかなぁって思ったり(笑)

色、流れ、すべてが美しくて。

 

 

その古い色を、ノスタルジーとか懐古で描いているのではなくて、

その時代に生きた人の生活、暮らし、たくましさを描いている。

匂いすらしそうな空気、イタリアの色、そんなものを感じられる映画でした。

 

名作、こういうのを名作というんですね。 

上映する時代に関わらない。  どこの国の人が見ても、人間である限り変わらない感情、成長。

良かったなぁ、またみたい。

 

 

 

「アーティスト」の後に見たので、今度はトーキーか、みたいな戸惑いがありましたが、まあ言葉がある映画もやっぱり良いもんだ(笑

良い映画を2本立てで見てしまうと、1つの映画に浸りきれないのが難点です(^^)

 

 

 

 

さて、次の更新は来週の土曜日を予定しています。

またちょっとボランティアへ・・・。

今度は福島の残されたペットを保護している団体(にゃんだーガード) へ ボランティアに行ってきます。

メンタル弱いから、かわいそうな状況をあまり目の当たりにしたくはないんですけどね。。

 

 

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ブーリン家の姉妹

2010年03月12日 09時02分24秒 | 映画・本
先日会った友達から、読んだ本を非公開のブログで管理していると聞きました。
読んだ本と、要約、感想、さらに参考文献から読みたい本を選んで、書いているようです。


私も何かの感想を書きたくなりました。
更新が少ないかもしれませんが、「映画・本」のカテゴリーを作って試して見ます。お付き合いください(^^


DVDを借りて「ブーリン家の姉妹」を見ました。
監督 ジャスティン・チャドウィック
脚本 ピーター・モーガン
原作 フィリッパ・グレゴリー

16世紀のイギリスを治めるヘンリー8世と、女性たちの話です。
ヘンリー8世がブーリン姉妹を愛し、姉妹は翻弄されまたは打ち勝とうとし、時が流れていきます。




登場人物の心理が繊細に描写されていて、王宮や田舎の景色は美しく、でも泥沼で・・・とてもインパクトのある映画でした。
姉のアンは、ヘンリー8世に妹を捨てさせ、国の宗教を変えさせ王妃の座を手にしますが、断頭台の露と消えていきます。

そうして野心に生きたアンの残した女の子は、その後イギリスを45年間統治するエリザベス1世になるのです。歴史ってすごいですね。
アンは偉大な人物を排出するための、歴史の踏み石だったのでしょうか。。

ヘンリー8世は妻を5人持ち、次々愛する人を変えていくたびに、殺したり、修道院に入れたり、国の宗教も変えちゃったり。
映画の中では苦悩する王の姿があり、王である反面、自分の幼い部分をどうすることもできない・・というのはいかにもありえそうで・・・。必死に生きている皆の人生が苦しくて苦しくて。
きっとこの映画と同じくらい、もっと激しい事実があって、今が成り立っているのだと思うと・・・



興奮して寝られませんでした。。平日なのに、夜中の3時ころやっと寝付いて。
すっと心に入ってしまって、はあ、今でもちょっと苦しいです(苦笑



描写のすばらしい、完成度の高い映画だったと思います。
話は泥沼だけど、映像もとてもきれいで、美しい映画でした。苦しいのも大丈夫だったら(?)お勧めします(笑)


こちらの解説が分かりやすいです。
Film Reviews

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