旦那が釣って来たアオリイカで、ほんの少し「イカの塩から」を作ってみた。
アオリイカはワタがとても美味しくて、塩焼きにしたり、バター炒めにしたりする。
その美味しいワタを使ったらさぞや美味しい「塩から」が出来そうである。
「今夜はイートイット」というブログを参考にした。
丁寧で、素晴らしい写真に感心したけれど、
アオリイカ5杯で、小瓶一杯しか出来なかった。
好みで青ゆずを入れ、5日程冷蔵庫に置いておいた。
今日、冷蔵庫から出して食べてみた。
塩が多過ぎたかも知れない。
いやいやいや、凄く旨い。
旦那は下戸なので、夕飯にお酒を飲む事はまずない。
でも、スズキの刺身など、どうしても日本酒が飲みたい、と思う事がある。
この味、塩辛さ、日本酒でしょ。
慌てて台所に立ち、日本酒をついで来た。
わー、塩辛いけど美味しいー。
子供の頃、父は毎晩、晩酌をしていた。
魚市場でナマコを購入して、自分でコノワタを作っていた。
子供のわたしは父の横で、コノワタをなめていたのである。
塩辛さがあのコノワタと一緒である。
日本酒と「アオリイカの塩から」が口の中でえも言われぬハーモ二ーとなって痺れる旨さだった。
頭の中で、色っぽい風景が浮かぶ。
一献いかが。気の効いたお話、美味しい肴。
言う事は言うんですが、おちょこ一杯位しかお酒飲めないんですから。
父はお酒が入ると、宴会で「わたしのラバさん」(古いんですが)を歌って踊る事がよくあった。
一族が宴会好きで、酒飲みとは結婚しない、と思っていたけど、
そこが決め手ではなかったけど、旦那は下戸でした。
たまには、お酒もいいかも。
冬の食べ物とお酒は似合うのである。
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