柔道は、オリンピックになると、少しストレスを感じます。
嘉納治五郎氏の精神がどんなもんかはよく分かってないのですが、
世界で柔道が盛んなのは歓迎しますが、
外国の人たちの柔道とレスリングが混ざっているようなのはどーも、と思ってしまう。
そんな中でも、阿部一二三さんのように伝統の技で勝つのは爽快でしたね。
角田さんの巴投げはカッコ良かった。
オリンピアンという言葉がアスリートの人たちのどんなに憧れであるかは
様々な人たちの言葉からも伝わってきます。
終わってみて、記憶に残った選手達がいます。
その一人が森秋彩さん。ボルダリン&リードに出ていた小柄で細い筑波大学生。
一人だけ長いスパッツのようなものを身につけ、肌の露出は無し。いたって地味。
その彼女がボルダーで0点になってしまった。飛び上がっても、はじめの石に手が届かない。初めから欧州サイズなのか?もっと小さい人も考慮して欲しい、と思った。
ところが、リードになると、スパイダーウーマンか、というくらい力を発揮し、
一番高いところまで手が届いたのだ。それをみて、感動して涙が出た。
次は中国の体操選手の張博恒さん。
日本の選手達が団体戦で金メダルはめちゃめちゃ嬉しかったし、岡慎之介くんはほんとに美しかったし、びっくりした。橋本大輝くんが本当に嬉しそうだったのも印象に残ったけれど、今回NHKの解説でパリに行っていた内村航平氏が「お前ら最高」といった言葉にもグッときた。
そう言った瞬間は山程ある、それほど日本の選手の活躍は光ってた。
ただ、張さんが目立ってたのだ。初めに揃って選手が出てくる場面で、すでに
赤いユニホームが見えるように、コートの前を外して出てきた。
え?あの中国で、それあり?というのが第一印象。
一緒に見ていた娘と、友達の女性と、「あの人変」と笑った。
どうやら中国のエースか?とも思った。
緊張している選手の中で、ひとり雰囲気が緩い。
それは私たちにも伝わるし、雰囲気を和らげる効果があったし、イケメンでもあったし、変なのだ。
思わず注目してしまった。
そしてあろう事か、競技が終わった時、手で投げキッスを飛ばした。
サービス精神が旺盛なのか、思わず本当に中国の人ですか?と思った。
すっかりファンになっていた。
此れから注目します。
3番目はボツワナの選手。
陸上の100メートルで金メダルを取った。
アメリカの人ではなく、ジャマイカの選手でもなく、
ボツワナの人というのでとても印象に残った。
名前がわからなくてごめんなさい。
内乱があって、戦争のイメージが強かったけど、
人口263万人の国で、オリンピックのメダル初らしい。
パレードをした競技場には3万人のひとたちがやってきて、
文字どーりお祭り騒ぎだった。
日本のレスリングは凄かった。
よく分かってないものの、旦那の解説付きだったので面白く見た。
バスケットが観たかったけど、日本が負けてしまったら放送されなかった。
NBAのファンなので、特にレブロンが好きなので観たかった。
オリンピックに出るのも最後か、と思ったけど、ロサンゼルス5輪ではまだ出るかもね。
はじめにアメリカチームは23億円でホテルを借り切っているという話があったので、何それ?とは思ったけど、フランス対アメリカ戦は放送してくれた。
ステフィンカリーの活躍は、ブルっと来た。レブロンのダンクもね。
スティーブカー、スポールストラ、タロンルーのコーチ群。
やっぱり、ミーハーであることは拭いきれませんでした。
フランスのウェンバンヤマ選手もいいけど、ヤブセレくんが面白かった。
今NBAにいるのか、いないんであれば、どこかのチームに来るかもね。
アメリカが勝って嬉しい私でした。すんませんね。
日本の男子バスケも、男子バレーも、本当にレベルが高くなっていて、
これから楽しみ。
バレーは今が一番いいチームのような気がするけど、監督が変わるし、
どんな風に変化するのか気になる。
バスケも、フランスと互角に戦っていたし、審判に??だったけど、
BリーグからNBAに来る選手があればいいね。
いやー選手の皆さんありがとうございました。
楽しい時間でした。