毎月、 WOWOWの番組表が来ると映画をチェックをするのはわたしの役目である。
しかし、わたしのチェックから漏れた映画を旦那が録画していた。
「4時間の映画だけど、ちょっとみてみろ」としつこく勧めるので
今朝、床の拭き掃除をモップで簡単に済ませて7時から映画を見始めた。
フーボーとかいう監督で、この一作を作って直後に自殺したらしい。
初め、暗いし、映像は悪いし、ブツブツ文句を言いながら見ていた。
エンタメとかけ離れているし、観客に本当に優しく無い。
だけど、だけど目が離せない。登場人物のそれぞれの生きている場に緊張感がある。
こちら、年寄りだし、目が悪くなっているし、
近頃の映画は画面が暗くて叶わないなんて思っている。
しかし、全く他のことを考える余裕を与えない。
画面に釘付けなのだ。善悪とかじゃなく生々しく
人々が生きていて、ちょっと愛おしい。
しかし、甘く無い。様々な状況で登場人物たちは追い詰められ
観客も登場人物も象に希望を抱いていく。
4時間があっという間だった。途中二回もトイレに行った。
参った。本当に参った。体にきた感じだった。ドーンと重いのだ。
本当に凄いと思った。
見終わって、涙が出てきた。

後で、ネットで調べたところによると、
なんとあの「ニーチェの馬」という映画を作ったハンガリーの監督サルベール氏のところで
フーボー氏はトレーニングキャンプに参加したとか。旦那からの情報によると、
サルベール氏がフーボー氏を気に入っていたらしい。
なんか頷ける気がした。「ニーチェの馬」と通ずるものがある。
撮影の方法なのかサルベール氏とフーボー氏の人間性なのかよく分からない。

右のほうでメガネを掛けているのがフーボー監督とか。もういないなんて残念だ。
「ニーチェの馬」もWOWOWで放送され、録画したもののダビングしなかった。
人に話をするので、ダビングしておけばよかった、と後悔している。
「象は静かに座っている」はすぐにダビングした。
人に見せたい。アメリカ映画の「グリーンブック」は誰彼となく見て見て、と勧めたけれど
この映画は人を選びそう。さて誰に勧めようかな。
しかし、わたしのチェックから漏れた映画を旦那が録画していた。
「4時間の映画だけど、ちょっとみてみろ」としつこく勧めるので
今朝、床の拭き掃除をモップで簡単に済ませて7時から映画を見始めた。
フーボーとかいう監督で、この一作を作って直後に自殺したらしい。
初め、暗いし、映像は悪いし、ブツブツ文句を言いながら見ていた。
エンタメとかけ離れているし、観客に本当に優しく無い。
だけど、だけど目が離せない。登場人物のそれぞれの生きている場に緊張感がある。
こちら、年寄りだし、目が悪くなっているし、
近頃の映画は画面が暗くて叶わないなんて思っている。
しかし、全く他のことを考える余裕を与えない。
画面に釘付けなのだ。善悪とかじゃなく生々しく
人々が生きていて、ちょっと愛おしい。
しかし、甘く無い。様々な状況で登場人物たちは追い詰められ
観客も登場人物も象に希望を抱いていく。
4時間があっという間だった。途中二回もトイレに行った。
参った。本当に参った。体にきた感じだった。ドーンと重いのだ。
本当に凄いと思った。
見終わって、涙が出てきた。

後で、ネットで調べたところによると、
なんとあの「ニーチェの馬」という映画を作ったハンガリーの監督サルベール氏のところで
フーボー氏はトレーニングキャンプに参加したとか。旦那からの情報によると、
サルベール氏がフーボー氏を気に入っていたらしい。
なんか頷ける気がした。「ニーチェの馬」と通ずるものがある。
撮影の方法なのかサルベール氏とフーボー氏の人間性なのかよく分からない。

右のほうでメガネを掛けているのがフーボー監督とか。もういないなんて残念だ。
「ニーチェの馬」もWOWOWで放送され、録画したもののダビングしなかった。
人に話をするので、ダビングしておけばよかった、と後悔している。
「象は静かに座っている」はすぐにダビングした。
人に見せたい。アメリカ映画の「グリーンブック」は誰彼となく見て見て、と勧めたけれど
この映画は人を選びそう。さて誰に勧めようかな。