アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

仕事終わり

2013-12-28 19:14:00 | 介護
2013年12月28日 土曜日




年賀状にサインする母。

今日2時間お仕事して、今年のお仕事が終わりました。
娘のチョコパンの朝のお仕事お見送りも昨日で終わりました。
母のデイ行きのお見送りも終わりました。

今日で一年間がひと段落。

あすから、予定がないので7日間目覚まし時計をかけずに過ごせます。
久しぶりの幸せです。

今日は母の左足 巻き爪の病院2回目。
1回目から姉が行ってくれています。

徒歩で行ける病院なので、車椅子を福祉事務所から借りて
それを利用してます。

『 歩いていけるわよ あたしは歩けるのよ 』
と言ってるくせに、車椅子をみると、
『乗る』と言い出す始末だ。

長い距離をあるけないだろうから車椅子を借りてきたのに
最初から乗ろうとする怠慢さ。

すっかり歩くのをやめた母だ。

姉も、歩かせるより乗ってくれた方が楽! というので
それって、子供を乳母車に載せちゃったほうが楽だというのと同じだ。


巻き爪の処置は、ワイヤーで爪をはさんで矯正しているのだ。

母は、巻き爪が化膿してはれあがっても
『なんで足が痛いんだろう?』と自分の爪の原因も記憶できず、

今回もいつもいつも、『足がいたけどなんでだろう?』と言い続けています。

~~~~~~~

なんども、なんども、なんどもわたしに同じ質問をしてくる母。

戸を開けっ放しで寒い空気がボカボカ暖房の部屋に入ってくるから
母が動くたびに、戸を閉める私。

母が何度も脱ぎ捨てる使用済みリハビリパンツをトングでつまんで捨てる私。

テレビのチャンネルを頻繁にかえる母。
『ちょっと、ニュースかけて! 10時だからニュースやってるでしょ!』って毎時間いうんだ。

先日亡くなった父の実家の甥のことを『 Mちゃん死んだんだっけ?』って何回も聞く。

寝たかと思うとトイレ、寝たかと思うとトイレに起きる母。
その度に、『早く寝ろ』だの『チョコパンはまだ帰ってこないのか』と私を責めるんだ

一日に何度もポットにお湯を入れ、
どんどんなくなるお菓子を補充する私。

テレビが見れなくたって、
パンツを捨てなきゃいけなくたって、
ご飯の支度ばかりしてたって、
いっぱい命令されたって
何度も同じ質問されたって、

そうストレスだとは思っていないし
私は自分の体がストレスでダメになっているとも感じていない。

頑張って生きている母の介護でストレスだなどと言っちゃならねぇ と何度も言い聞かすことについてもストレスになんかなってないだろ!って 
なんで、こんなに老人の介護は苦しいんだって思っちゃいけなくて、

とにかく、限界はまだまだだ。
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私の

胃カメラ異常なし

大腸検査異常なし

肺がん検査異常なし

乳癌子宮がん異常なし

血液検査ほぼ異常なし

・・・ってわけで、この8ヶ月体調悪いのに検査では悪いところが見つからず

肩と首のコリはなんで治らないのでしょうか。


脳動脈瘤が大きくなっていないことを願うばかりだ。
多忙につき4月に脳血管MRIをとる予定だ。







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胃カメラの結果

2013-12-18 13:24:00 | 介護
12月4日に、初胃カメラを麻酔で眠ったまま行ったわたしは、検査結果が気になり、結果を聞きに行ったものの、 アルバイトのおしゃれな女医さんが わかんない~ というので、
はあぁ~~~?!
って顔をしちゃたつもりもなかったけれど、しちゃったのかもしれません。


昨日の12月17日に、胃カメラを撮ってくれた、おしゃれじゃない女医さんに検査結果をききにいきましたら、先生が 『 結果を聞きに来てくれたのに検査結果が伝えられなくてそれはすみませんでした』 と言っていたいたのと、カルテに日本語で、いっぱい文字が書いてあったのだ。 書いたのは、胃カメラ画像が読み取れないアルバイトの女医です。 

何をそんなに日本語で書いてあるんでしょうか。自分を守るために書いたのでしょうか。
わたしの希望を書いてくれているんでしょうか。 なんで自分は検査結果がわからないか理由が綴られているのでしょうか。

とにかく、わたしは随分待たされて、ずいぶん長い時間先生がわたしの胃の中のことを詳しく説明し始めました。
あまりに長くて、こんなに長くていいのかとおもったけど、私が診察室を出たら、もうだれもいなかったよ。

説明の後半、看護婦が数人先生の後ろに立っていたんだけど。。。なんで!!っておもいました。

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私が心配していた白いものは、先生曰く、 『ライトの反射でしろくなっているか、分泌物かな?とにかくなんでもないわよ。』 

下部食道・・逆流性食道炎 なし  食道裂孔ヘルニア なし
幽門~前庭 ・・・ 慢性胃炎なし
十二指腸球部・・・・ 潰瘍・潰瘍跡 なし
胃角(見上げ)・・・潰瘍、潰瘍跡 なし
噴門・・・OK
胃体部(みおろし)・・・広がりOK 潰瘍なし 跡なし びらんなし
中部食道・・・OK
ピロリ菌・・・なし

延々長い時間をかけて胃の説明をしてくださったわけで、どこも悪くないとなると

機能性胃腸症 と診断されることとなるそうだ。

つまり  ストレス ・・・とは言いたくないが、ストレスによる胃についても説明された。

わたしは、そうは思いたくない気持ちだ。


薬は、 太っ腹の先生が なんでも出してあげるからどんな薬が欲しいのか行ってくれればいいわよ。 

 胃壁を守る薬、 食べたものの消化を助ける薬、 潰瘍を直してくれる薬、・・

消化剤と偏頭痛の薬と、痛み止めのロキソニンを出してもらった。


この先生、すごいと思った。 


しかし


『 安心しました 』 っていったら

『 安心はできないわよ! 裏側はみてないからね、どこに癌が隠れてるかわからないし、
組織を2箇所から取ったけど、そこにはたまたまなかったかもしれないわ 』

そうですね。。。一回の検査で安心してちゃならないのです。
病気は本人の自己責任だと思います。


先生や病院のせいじゃない。。。自分で判断しないと長生きはできないんだ。


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胃カメラの結果もどき

2013-12-13 01:03:00 | 介護
12月4日に胃カメラ検査を私はしたらしいが・・・身もココロも記憶がない・・・
10日後には検査結果が出てるから、電話をしてから診察に来てくださいと、言われてました。

今朝、病院に電話をしたら、まだ結果が来ていないけど、問い合せてみるから・・・
などどごちゃごちゃして、 結局検査結果はでたから診察に来るようにと電話がかかってきた。

10時半ころ病院に到着したとたん、もう診察室に呼ばれた。
『 はやすぎる・・・前に来てる人よりも先に呼ばれるなんて・・・おかしい・・』と考えながら診察室に入ったら、見たこともないまつげをクルットまるくした若い女医さんがそこにいた。

アルバイトか! と思った。


さすが、アルバイトの女医さんだった。

拉致があきませんよ


FAXで送られてきたばかりの検査結果を読み上げてくれたよ。

『 採取した細胞には、ガンやその他の悪い所見はみられないので胃の炎症だとおもわれます』

そしたら、まつげくるりん先生が私に聞きました。

『 なんで胃カメラ検査したの?』って・・・
カルテにかいてないのかな?
2ヶ月くらい胃の調子が悪くて、胃痙攣を起こしたこと・・。。


そこで、わたしは胃カメラのとき写してもらった写真を先生にみせて、
『 この白いのは何ですか? 白いのって癌じゃないんですか? 』

先生が言いました。

『 わたしは、消化器が専門じゃないからわからないわ 』 

ちょっと! レントゲンやエコーの読み取りは確かに難しいよ、でも胃カメラはこんだけ鮮明に目に見えるんだから、胃の異常くらいもわからないのかね?
内科医なんだからさ。

わたし『じゃ、胃カメラをとってくれた先生に見てもらったほうがいいんですね?』

くるりん『 そうする? 』   おまえがわからないからな!

わたし 『 ピロリ菌はどうですか? 』  

くるりん『 検査結果がきてないわ 』

わたし、『 胃の消化剤とか何か胃の調子が良くなる薬をだしてください。
      まえに、茶色い粉の袋に入った胃薬もらったことがあるんで、そういうのを』

くるりん『 なんていう名前のくすり? くすりってたくさんの種類があるから名前を言ってくれなきゃわからないわ。 名前を言ってくれたら、すぐにだせるけど、名前がわかんないんじゃだせないわ 』

わたし、『 名前はわからないけど、消化剤とかだしてください』

くるりん『 名前がわからないからだせないわ』 おまえは、患者に薬を処方させるのか!


だめだ、このくるりん。 胃カメラ映像もよみとれず、薬も処方できない。
だから、この先生の診察はすいていたんだ。

会計を待っていたら、また診察室に入るように呼び出しがあった。

くるりん『 ピロリ菌の検査結果がみつかりました。 陰性です』


     ~~~~~~~~~~~~~~~

胃カメラの時に、細胞をとって細胞検査にだしたってことは、
疑わしいところがあったんでしょうね・・・
まあ!怖いこと。

胃のどこいらへんの細胞を採取したのかとか、カルテに書いてないのかしら・・・

胃カメラが5分で終了するっていうことは、そんなに丁寧にみてないのね。
360度じっくり見渡さなきゃ、極小の癌はみつからないとおもうなぁ。


~~~~~~~~~~~

午前中だったけど、母の夕飯のおかずを買って帰宅。

今日は 姉が母を近所の病院へつれていってくれて、
先日の健康診断結果と肺炎球菌のワクチン接種をしてきてくれた。

10年くらい接種をせずにいたが、本日姉のおかげでやっと接種できた。


送り出すまでを私が担当し、
病院送迎と診察は姉が担当し、
お昼と夕飯を私が担当し、
分担できてたすかる。

姉には1時間担当してもらったが、あとの23時間はわたしの担当だ。

しかし、母も頑張っているから
わたしも一層頑張って母を幸せにくらさせてあげなければと思っているのだ。

母が生きているのも、あとちょっとなんだから。

仕事なんかしてる場合じゃないと本気で思う
趣味なんかに興じてる場合じゃないと本気で思う


来週、もういっかい診察だ。
わたしは、金曜日午前は もうこの病院にはいかない。
くるりん先生は、もっと成長してからお目にかかりたいとおもいます。







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初! 胃カメラ

2013-12-04 01:26:00 | 介護
人生初めての胃カメラ

9月下旬から、食べ物をたべてから胃痛がやってくることがあり、ずっといの具合が悪かったのです。  12月3日に、決心して胃のバリウム検査をすることにしていました。

ところが、11月29日金曜日の夜から次の日まで、
20分おきの胃痙攣が襲ってきました。


バリウムは中止となり、胃カメラをとることになりました。


胃カメラの日・・・

胃カメラの部屋で、白っぽい水の薬を20ccくらい飲んでベッドに横になりました。
先生が、

[ 歯磨きでオエ!ってならないんだったら、たった5分のことだから我慢したら?
  麻酔にお金もかかるし、麻酔のリスクっていうのもあるのよ]

先生は麻酔をかけたくないようだったけど、麻酔をお願いしました。
お金はいくらかかってもいいし、遺書だって部屋に残してきたんだ。

看護師さんが私の左手の甲に点滴をさしています。

看護師さんが [ 眠気と戦わないで、ねちゃっていいですよ]
と言ったか言わないうちに、 睡魔となんか戦わず、わたしはそこで意識をなくしました。

 
・・・・・2時間後・・・・・

名前を呼ばれて、目を覚ましたら、そこは違う部屋のベッドなのです。
ちゃんと布団をかけて寝てる自分がいた。

ここへ来るまでには、胃カメラの部屋のベッドから、ストレッチャーに乗り移り、
そしてまたこの部屋のベッドに移動してもらったというわけだ・・
何一つ感じず、夢も見て無い。

胃カメラのために喉が痛いということもなく、本当に胃カメラ検査をしたのかもわからないほどだ。 胃カメラだって見ていないし。。。

そして、立ってみて!と言われて たちあがったら、フラフラしたんで、
もっと寝ているようにおいわれて、わたしはベッドに吸い込まれるように寝た。

そこで、眠ったのかどうかの記憶はないけど、また呼ばれて、10日後に検査結果を聞きに来るように言われて、本日の胃の写真を渡された。

本日の注意書きのプリントに先生の手書きメモがあった。



胃カメラ特に問題なし・・・って書いてあるようにみれるけど、まさか
胃カメラ特に問題あり・・・じゃないよね?

だって、どうしても私は1枚の胃の写真がきになるのです。
汚いものをお見せしてすみません。。。



何この白いの! 白いのって胃がんでしょ。。。
ほんとに、問題なしなわけ?

とにかく、ピロリ菌検査で組織をとったので
結果は10日後だ。

きになるな、この白いの。

以上 胃カメラでした

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アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

16年間アルツハイマーと戦った父ジェンギンスは2008年2月14日に亡くなりました。壮絶介護→施設入所→胆管癌による死。大切な父の最期の介護記録をここ残しました。 そして、夫を亡くした母は初期認知が進行中です。 年寄りと暮らす苦労を記録中。