アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

母の日記

2016-02-23 13:24:00 | 介護
2016年2月23日

母は数日前に4泊のショートステイに行ってそれで、もう今朝帰宅しました。



ショートから帰ってきたときに散歩した。 ここは隣のアジア料理のお店

母との暮らしは私の人生をかわいそうなものにしています。

でも

家を片づけていたら母の書いた日記が出てきたのです。


父が重症認知でものすごく大変だったころデイサービスとのやり取りの日記です。

夜中に6回も父がトイレに起きることや、デイサービスを拒否する父をデイへバスで連れて行く様子や、帰宅した時に車から降りるのを拒否する父の様子がかかれていて、
まいにちとっても大変な生活だと書いてあった。

私が同居するまで母は一人でものすごく大変な生活をおくっていたんだろうな。

だから、何回も父は徘徊して迷子になった。
母は、遅い足で父を探したのだ。

今は忘れてるみたいだけど、大変な毎日をおくったんだ。

父が亡くなって、間もなく母も逝くだろうと思うほど母は衰弱して入退院を繰り返したけど、

母は立ち直った。

いまじゃ、風邪もひかない。
胃も悪くない、目も痛くない。

母一人だった介護を私と分担し、
そのうち、家事も介護も全部私が引き受けた。

母今は楽になったんだな。
よかったね。

この母の日記を母が生きているうちに見てよかった。



私が生きているなら母は死ぬまで何の心配もなく生きていけます。
あと少しの人生をバラ色にしてあげるためには
どうしたらいいんでしょうか

文句の嵐の母だからな。




家じゅうの戸や玄関が開けっ放しで母がいないので外を見たら
コートも着ないで杖も持たない母がいた。
隣の家が売りに出て空地なので見に行ったんだな。

この敷地に住んでいた老夫婦は亡くなり、
相続人が土地を売り、それを買った業者が家を建てて建売住宅としてこれから売るんだけど、
そんな、説明をわたしは記憶できない母に延々毎日毎日やってられません。
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いろいろ悩む

2016-02-11 13:11:00 | 介護
2016年2月11日(祭日)

祭日でも私のお仕事は関係なく多忙です。

親切で開設したお仕事場ですが、予約の時間より1時間遅れてきたり忘れたりで
人間っていうのは信用できる人は少ないです。

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1月に風邪をひいて1週間トミロンといういつも飲んでる抗生物質をつづけたけど、
咳が出始めたので珍しく抗生物質をかえて処方された。

ジョサマイシン200ミリグラム

突如風邪症状が治まったのだ。
咳き込んで眠れない夜も無くなり、眠れるようになった。
塊のタンがでていたのに、この日からタンは消えた。

先生が、『 この薬を飲んでタンの症状がどうなったかよく観察してほしい』と言ったのだけど、タンは消えたのだ。

いつもの咳止めやタンを切る薬も出たけど、かつてこれらは効いたためしがないので
ジョサマイシンが効いたと感じた。

風邪がぐずぐずしている間は、片頭痛が消えていた。
朝起きても頭が痛くないのだ。 快適だった。
夜もよく眠れた。
布団に入ると1分で眠れるし、1時間半は目が覚めなかった。
(暖房を1時間とクリーン昨日1時間かけて眠るので何分眠ったか判断できるのだ)



片頭痛がないのは3週間も抗生物質をのんだから、どこかが治ったんだろう。

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2月9日は父ジェンギンスのお誕生日です。
墓参りに一人で行きました。
お昼は父と食べました。







命日は14日バレンタインデーなのでチョコを無理やり食べさせました。


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今住んでいる築58年の家を建て替えたいと急に思って調べたら。

Aメーカー 4500万円
Bメーカー 4000万円
Cメーカー 4800万円
建売業者  1500万円

小さな家なのに4000万円もかかるのだ。

そして、

前に住んでいた家を売ろうと急に考えてネットで見積もりを求めたら、

電話とメールと訪問が多くて急にやる気なくした。
そして、見積もりを出してくれる企業は少なくて、
値段が出てきたのは2社くらいだ。


はてさて、生きていくって大変だ。
家を構えているって大変だ。

ワンルームのマンションに住んだら楽ちんだなぁ~ 

しかしだ、

母がいる間は家も建て替えれない。
建て替えの間施設に入れたとしても、
新築のおうちに母の入るスペースはないのだ。

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母は一時は認知症がひどくて大変だったけど
いまじゃ、ただの老衰老人だ。

けさも、悪い思い込みの話をされて私が病気になりそうだった。

@ ショートステイのふろには泥棒がいる! 腹巻が盗まれた! 一般の人が出入りしてる銭湯だから泥棒がいる

この思い込みや、ケアマネが裏金をもらっているという話はもうインプットされて忘れないのだ。


明日の大学病院検診は姉が付き添ってくれる。

そろそろ、大学病院はやめてもいいような気がしてきた。
でも、近所にかかりつけはないなあ

長いこと主治医だったかかりつけは
大学病院泌尿器科と救急病院胃痙攣の薬を見せたとたん、

『 そっちの病院に行け!!』とぶあついカルテをドン!!と叩きつけておこったのだ。
胃痙攣で苦しんでいる母の前で、帰れ!と言ったのだ。

あの医者の奥さんは駄目だな。

でも、おかげで両親が年間80万円も支払っていた医療費がなくなった。

父は胆管癌で亡くなったけど、
この医者はあれだけ検査をしていたけどみつからなかったんだろうか?
肝臓がとても悪かったのにウルソだけの処方でほんとによかったんだろうか?
と、いまごろ思う。

一緒に暮らしていなかったし、母任せだったから両親の手助けが足りなかったな。

生きていくことは大変だ。


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アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

16年間アルツハイマーと戦った父ジェンギンスは2008年2月14日に亡くなりました。壮絶介護→施設入所→胆管癌による死。大切な父の最期の介護記録をここ残しました。 そして、夫を亡くした母は初期認知が進行中です。 年寄りと暮らす苦労を記録中。