アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

都知事を心から恨む

2020-03-28 10:14:00 | 介護

都知事が28日から不要不急の外出禁止令を出した。

このために私の人生は大きく狂った。 
わたしの苦労に苦労を重ねた2年間の集大成の日 2020年3月28日は消えた。

心からこの外出禁止令を恨みます。

不要不急ではない、大切な行事としてお仕事のイベントを行うことになっていた。
それなのに、前日になって新宿区がわたしの大切なイベントを中止したのだ。


私の2年間の集大成とそれに費やした時間、沢山犠牲にしたものがあって、母も施設に預けたこと、
そして、私についてきてくれている25名の人々もその家族もこの日のために
様々なお金と時間を使い犠牲にしてきたものも沢山あるだろう。

私の住んでいる渋谷には22万人が住んでいるけれど、コロナにかかった人は5人。
除菌用品、マスク、準備万端で臨んだのに、中止にされた。

今日の私は、もう力が抜けた。

舞台に飾らなかった花が自宅に届いた。 35000円の損失
もう使えないプログラムが残った 30000円の損失
沢山のプレゼントが届いた。  皆さんの損失 この心遣いが痛い。
花屋さんが私に桜の木を持ってきてくれた。 優しい言葉をかけられて泣きそうになった。
そして、会場へ出かけてしまった人々にはおわびのしようもない。

皆さんに中止のお手紙を書いた。
姉が手紙を読んで泣きたくなったと言った。

ご家族の皆さんがなぜか私にねぎらいの言葉をかけてくれて前向きな言葉がたくさん聞こえる。

わたし、そうとうなんか書いたのかな。

今まで生きてきてこんなに苦しい思いは初めてだ。
変更を絶対にしないという生き方をしてきて、
こんなに大きな変更をしでかしてしまった。
皆様に迷惑がかかった。

都知事の宣言をこころから恨みます。

日本の為、世界の為とはいえ、わたしのイベントをつぶしてはならない!!

3月28日土曜 ピアノコンサート中止
3月29日日曜 桜を見る会中止
3月30日月曜 ハワイコンサート練習中止


悪夢だ



3月中は学校が休みになったので子供たちは毎日長い時間私と過ごした。


お茶もこぼすし、携帯落とすし、床も傷つけるし、テーブルも傷付いたけど我慢した。



マスクは洗って使用してる。 


東京オリンピックからはお手紙が来てる。 でもコロナのせいでこっちも延期。
泣いてる人がいっぱいいるだろう。 絶対苦しんでいる人がいるだろう。



新宿歌舞伎町に除菌用品買いに行った。人込みだ。 マスクしなよ!
遊んでる人がコロナを蔓延させてるんだから。 



歌舞伎町で遊んでいる人こそ不要不急のどうでもいいひとたちだ。
真剣に生きてる人のために、 じっとしててほしい!


マスク1枚998円。 外国人が値段を見ないで買っていた。 それ高いよ!!


歌舞伎町の交差点 


みるき~ とうとうパンの耳を買って朝食にする。


3月13日 私のイベントのために 老健に1カ月入所。
文句言われて、こっちも心が折れた。 
人間に口が無かったら平和だ。 何もしゃべらなかったら平和なんじゃないかな。
コロナも映らない。


2人の2年生があまりにいい子なので写真を撮った。



2人の6年生もいい子なんだ。 この二人は特別にすごい演奏をするはずだった。
わたしの作品なのだ。みんなわたしの大事な大事な集大成なの。

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大腸カメラ 生涯3度目

2020-03-03 16:18:00 | 介護
5ヶ月右下腹部の鈍痛で今日は大腸カメラ。

新築した大学病院だ。 
私が10歳のころ父はこの病院に肝臓が悪くて長いこと入院していた。
戦後のたたみの病室のある病院だった。
父は特別室病棟に入院していた。 偉い人や有名人のフロアだった。
なんでか知らないけど、父の勤務先の会社が特別室の病室を一つ持っていたのだ。
そこに3つくらいベッドがあって、入れ代わり立ち代わり会社の人が入院していた。
苦しい思い出だ。 父が痛みで病んでいる姿は忘れられない。

あれから、新築を繰り返し、東京医大病院はいま、ピカピカだ。
私も久しぶりで診察にいってみたら、あらあら、若い先生ばかり。

そして、先生たちは経験が少なく、融通も利かないのでわたしの腹痛の原因がわからず、
探そうともしないで、私を家に帰すんだ。

自分で病院に通ってやっと大腸カメラまで到達した。
半年かかった。 

結局異常なしだって

内視鏡検査室。

待っている間に急患が来る。腸管出血で止血するらしい。


胃カメラの医師がメッケル憩室だっていうから、小腸まで奥にカメラを入れてみてくれたがそれは無かった。 




5年前に大腸カメラの検査をしてその記録がこのブログに残っていて参考にした。
しかし、下剤の違いがあって、 前回は25回のトイレ通いだったが、今回は17回。

勢いのない下剤であった。切れのわるい下剤であった。
ニフレックとセンノシド3錠の組み合わせはダメだった。 便意の来るのが遅かった。
おかげでよく眠れた。

下剤を飲んでもなかなか出ないから大腸がんが大きすぎて出ないのかと思った。
下剤を飲み始めて1時間半してからやっと水みたいなのが出てきて、
病院に到着してからもなお力を入れればホースから飛び出る勢いであった。


私に付き添いが居ないので、鎮静剤は打ってもらえず、正気で頑張った。
でも先生の説明が聞けて良かった。

若い先生は、やさしくていい人だった。
「お腹はまだ痛いですか? 僕もCT見たけれど悪いところは無いようだったけどね」と説得力があった。
撮影後に異常がないことが分かっても、今後はあーしてこーして腹痛の原因を探って、薬もいいのを見つけれたらいいと思う。。。と理想を語っていたが、この先生とはお別れだからダメだな。 




今日のために母はショートステイ2泊させたし、仕事も入れなかったので
夕方5時に病院のきれいなカフェで、一人お茶をしてたそがれた。

病院検査の後、一人でお茶をするのが好きだ。
次は。。7月の脳動脈瘤MRIだ。 あっという間に1年だな。




昨日の3月2日は、高田馬場にフルートを調整に持って行ったので、帰りに韓国街に偶然たどり着いた。



チョコパンがラーメン欲しいと言うので買った。



大腸カメラの食事制限のせいで看板を見ただけでおいしそうだった。




2月14日は父の何年になるのか、命日だった。 多忙で墓参りも行けない。
仏壇にチョコや飲み物を上げた。 あらあら、仏壇がホコリだらけ。





東京マラソンのスタートはうちのそばなので、コロナのせいで中止かと思ったが
張り紙がしてあった。
東京マラソンのスタートの時に空から降ってくる紙吹雪はハートなんだ💛、あれ?桜だったかな🌸 そして、紙吹雪はきれいに掃き掃除されるんだ。 
















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アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

16年間アルツハイマーと戦った父ジェンギンスは2008年2月14日に亡くなりました。壮絶介護→施設入所→胆管癌による死。大切な父の最期の介護記録をここ残しました。 そして、夫を亡くした母は初期認知が進行中です。 年寄りと暮らす苦労を記録中。