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アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

日曜日

2009-09-13 14:52:00 | 日常生活
母は金曜日に2泊のショートステイから無事に帰宅し、
仕事中の私はお出迎えもできずに、おまけに母と話をする時間も今まで
なくて、ショートステイの様子をとうとう聞いていません。
母も、一言も話しません。

次の土曜はデイサービスにお出かけで、
用がないと横になって寝てばかりいる母も
忙しくて何よりです。

でも、ショートもデイも一日中座りっぱなしなので
家にいるより歩かないそうです。

母は、なにかと外へ出て豪勢な買い物をする楽しみが
ありますから、外へ出れないストレスは大きいと思われます。

ショートは閉じこめられた感覚だと思います。
デイは楽しくて良いことです。
デイから帰宅すると、早速買い物に行ってしまいます。

着れる洋服を買ってきてくれると良いんだけど・・・
用途にあった目薬を買ってくれば良いんだけど・・
賞味期限の遠い食べ物を買って来れば良いんだけど・・・
誰も食べない食品を買ってこなければ良いんだけど・・
ヨーグルトや漬物や焼鳥やプルーンやキュウリや
コーヒーゼリーやトマトや菓子パンや蒸しパンや
犬の餌や串団子やおにぎりや枝豆やガリ・・・
・・・
わたしは景気よく捨ててるけど、
おそらく、この買い物症状はそう長くはないと思う。

認知症状なんて、短いモンデス。
元気で歩けて、自分で生活してくれるんだから
今はとっても良い時期です。

母は買い物魔ですが、
母ばっかりじゃありません。

家のお風呂場はこんなにシャンプーがあります。 

~~~~~~~~~~

不良娘の私は
最近ビヤホール通いが続きます。

いつものボーイフレンズと渋谷のビアホールのカウンターで
飲みました。

「 お仕事お疲れ様でした 」 って
バーテンのお兄さんが美味しいビールを時間を掛けて
作って出してくれました。

サラリーマンが店員さんやホステスさんに声を掛けてもらって
癒される気持ちが、すっっごく分かりました。

いつもは楽しい仲間との飲みですが
今回ばっかりは暗い話でした。

一人のボーイフレンドの出版会社が
閉鎖され、イラストを描く仕事がなくなり、
カード会社から借金しちゃったというのです。

何百マンの借金ということで
働いたお金は利子の支払いに回して
借金はそのまま借りたままだというのです

とりあえず、元本だけでも
返済するべきだから
お金を出してあげると、私たちは申し出ました。

かれは、「返せないからいい」 と断ってきました。

このままでは、この優しくて素敵な彼は
死んでしまいそうなので
危機です。

自殺のことを自殺志願の私に語らせたら
たぶん死んでしまうので
大変です。

金策を考えなければいけませんが
株でかせいであげようかと
検討中。

150万円あればひと月に20万円の利益。
1年でたった200万円しか返済出来ないか。。。
300万円あればひと月に40万円の利益。
1年で400万。

でも、友達のために300万円を出資できるほど
セレブじゃないよ。

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自由な夜

2009-09-10 02:06:00 | 日常生活
母が昨日ショートステイのお泊まりに行ったので
今日だけは1日自由です。

朝、母の朝食を作らなくて良い。
  母の昼食を作らなくて良い。
仕事前に母の夕食を作らなくて良い。
ポットにお湯を湧かさなくて良い。
テレビをかけていても文句を言われない。
英語の番組をみても文句を言われない。
深夜映画を見ることができる。

反面、

@マクドウウェルの靴が揃えてない。
母が毎日揃えてくれているんだな・・・

@朝起きると、玄関が閉まっているし部屋が暗い。
母が毎朝玄関を開けて、部屋の電気を付けておいてくれるんだな・・・

@夕方暗くなってきた時階段の電気を付けてくれる人が居ない

まだまだ、母の役目はあるんだな・・

=======

それで、今夜10時からの 任侠ヘルパーを見て、
深夜のトルコだかの映画を見て、
どちらも内容は、アルツハイマーだ。
トルコのアルツハイマーは、わたしの胸に響いた。
アルツハイマーの演技なのか本物なのか見分けが付かないほど
リアルだった。

トルコでも、施設に入れることは【親を捨てる】事だと考えられているようだった。

家に居るよりも幸せな施設っていうのが在ればいいのにね

有料老人ホームは3年で2000万円も支払うんだから
もっと幸せにしてくれても良いんじゃないかと、
思うよ。

さて、明日は渋谷のビヤホールだ。
今月は不良娘で忙しい。
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母 ショートステイ

2009-09-09 01:56:00 | 母の介護
今日水曜日から、母はショートステイです。

母も慣れたので気分が楽みたいです。
楽しいデイサービスのメンバーたちも
時々ショートステイのために抜けるので
自分もそんなときを味わっていると、理解してくれています。

嫌がらずにショートに行ってくれるちょうになったので
助かります。

わたしは9月から正常生活で、
午前中にアルバイトに行って午後に戻ります。
帰りに夕飯の買い物をしてしまうので
テキパキした生活に戻ったため充実感を感じます。

怠惰な、時間のある生活は、生きている価値が見いだせません。


母は、ショートが近づくと
下着や着替えを用意して積んであります。
母は偉いです。 自分のことを自分でして偉いです。

きょう、夕飯をなににしようかなぁ~って考えて
野菜も安くなったし、クリームシチューを作ろうかと思ったけれど
母が居る時に作りたかったので止めた。

夕飯作りが面倒きわまりないけれど
人の為に食事を作る貴重な行いであると
実感した。
母が居るから、食べてもらえる喜びがある。


母と長いこと一緒に暮らしているから
母の思い出はすべて知り尽くしている。
母の過去の思いでは、もう耳にタコが出来ている。

父と母が京都へ旅行にいって父が呆けていたという話。
沖縄に母が旅行に行った時の話。
孫の行動の話。
朝の連続テレビが面白くないと言う話
・・・

もう、聞き飽きちゃったけど
頑張って聞いている私です。


今夜は母が居なくて
遠慮や気遣いのない心が落着いた夜を迎えました。

母も、気遣いをしない夜を迎えていると思います。
でも、母は、お喋りがすきなので寂しい思いもしてることでしょう。


まだまだ母が正常なうちは
ショートステイもそんなにかわいそうではありません。

ショートステイを理解出来なくなった頃からが
かわいそうなのです。


あすも、お互いの休息をいただき、金曜の夕方に
母は帰宅です

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もう9月

2009-09-06 00:38:00 | 日常生活

7月8月の怠惰な生活から脱出し、
ほぼ平常生活に戻りました。

常々、夕方から夜の仕事を恨んでいましたが
じっさい午前中で仕事が終わってみると
そこから怠惰な1日がはじまってしまい、
結局なにもできなかった2ヶ月です。

さて、母は今月からデイサービスが週3回になりました。
デイでのご厚意により3日ともお風呂に入れて頂けます。
ここのデイはお風呂が無料です。

母は、大きなお風呂もたくさんおかずがはいっているお弁当も
何もかもがお気に入りです。
不自由な人たちの中で、普通である自分に優越感を覚え
同じ年齢のお年寄りよりもずっと若く見られるじぶんに
優越感を覚え、
幸せな時間を頂いています。
ほんとうに感謝しています。
母にとっても、家族にとっても有り難い施設です。

この一週間、わたしはミクシーのほうでハワイ日記を書いていたので
このブログを書くゆとりがありません、
おまけに、宴会続きで まことに 不良娘です。

でも、母がまだ自分で生活してくれるので
まことに有り難い事です。

電子レンジに御飯を温めたままだったり
メリーに何度も餌をあげたり
冷蔵庫がぶどう狩りになっていたり
おだんごの絶えない家だったり
・・・
相変わらずの毎日です。

今日の日曜日は、私が買い物から帰ると
母がメリー散歩で居なくなっていたので
いそいで、チョコパンと私とで追いかけました。
暇をもてあました二人だったので
こんな時は一緒に散歩をしたかったのです。

追いついてみたら、
「 3人で行くこともない 」と言って母は帰ってしまいました。
人と一緒に行動することが面倒だという性格は
母に似た模様です。





こんなビヤホールやこんなビヤホールやこんなビアホールで
宴会続きでした。








ついでに、今夜の夕食は オペラシティのテキサスで
ハラミステーキ 生ビール付き フリードリンク
¥1100 です


食後の直後に腹痛で
新国立劇場の裏口からトイレに駆け込み
警備員さんもびっくりです。
まあ、ここに駆け込むのは初めてじゃありませんから
有名な話です。
トイレ近くのソファに荷物が散乱していたら
わたしがトイレに駆け込んだ証拠です。
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アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

16年間アルツハイマーと戦った父ジェンギンスは2008年2月14日に亡くなりました。壮絶介護→施設入所→胆管癌による死。大切な父の最期の介護記録をここ残しました。 そして、夫を亡くした母は初期認知が進行中です。 年寄りと暮らす苦労を記録中。