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アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

母、大学病院検診

2008-04-17 10:34:23 | 介護
父の病状が深刻化している時に、
母は、たいそう具合が悪く入院していました。

母には父の病状を詳しく知らせていなかったので
そんなに早く死ぬとは思っていなかったでしょうが、
とにかく、母は父と一緒に病んでいました。

突然父が2月14日に亡くなり、
葬式に参列出来るのかと心配しましたが
だれもが、悲しまずに無事に葬儀を終えました。

この頃の母は、

①  昨年2度にわたって手術した眼瞼下垂手術がうまくなく、
   目をパチパチ パチパチして、不快を訴えます
   近所の医者に2箇所も行って、睫毛を抜いたり
   目の縁の炎症をとったり、いろいろしても、パチパチ
   ヒクヒク とゴロゴロするらしいです。
   左目です。

②  左足が痛い

③  左腕が痛い

④  少し歩くと、足の付け根の関節が動かなくなってしまう

⑤  ふらつく

⑥  だるくて、だるくて、横になったことのない母が
   部屋でゴロゴロいつも寝ています

⑦  拒否ばかりする

⑧  否定ばかりする

⑨  テレビのチャンネルを異常に変える

⑩  どのテレビを見てもつまらない

⑪  かわいそうなテレビは見る。

⑫  お笑いのふざけた人をバカにする

⑬  犬に餌をあげたことがどうしても覚えられない。
   これは、明らかに異常事態なのです


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4月16日水曜  大学病院の検診日

いつもの老年科と泌尿器科だけど、泌尿器科はパス!

一人で行けると言うけれど、わたしも当然付いていきます。
バスだと40分もかかるから、タクシーで5分くらいで到着です。

チョコパンが近くのホテルに面接に行くというので
一緒に乗って途中のホテルで降りましたが、
「いらっしゃいませ」とお出迎えのかたにドアを開けて頂き、
気持ちの良い朝を迎えました。

病院に到着したら、いつもは気が付きませんでしたが
警備みたいなおじさんが
「気をつけておりてください」ってちゃんとお迎えしてくれました。

1階受付で、泌尿器科をキャンセルしたり眼科予約をしたり
あっちでたのみ、こっちでたのみ
やっぱり母一人じゃ出来ないわ。

この日、いろいろなお年寄りをみて、
ひとりで来ている人は無理がいっぱいありました。

「1時半からはじまりますから、1時半までにここに来てください」 と言われていたのに
ずっとお昼も食べずに1時間も待合室にいて、
「1時半までここにいるように言われたんですがまだですか」 って質問してたし。

たくさんのお年寄りが迷っていました。
間違えたところでずっと待っていた人も居ました。
でも、口答で早口で伝えるだけの教え方は
絶対無理です。

年寄りの気持ちがみんなにはわかっていないなぁ~

============

そんなことより

アルツハイマーの新薬の貼り薬が出来たのだと知りました。
どんどん開発中でぜひ試したかったです。
今の薬剤による間違った医療は、どのくらい経ったら改善されるのでしょうか。

向精神薬を使わない介護の日がきっと訪れるでしょう。
それでも、薬を使いたい医師と介護者がいるでしょう。

人の考えって、それぞれで、みんな自分が正しいと思っているから
つきあいって、むずかしいです。

========
それで、

母の左足、左手、左目がおかしいので
緊急にMRIを撮ると言われましたが
1週間後に撮ることにしました。
血流を見るそうです。

犬の餌に関して、絶対に餌をあげていないと
毎日強気で訴えます。
私が用意した餌をちゃんとあげてあるのに
何も上げていないって、毎日毎日言います。

でも、これは最近始まったことじゃないとも思われます。
だって、家のメリーは昨年まで
人に笑われるほど肥満児で糖尿病にまでなってしまったのです。

これは、母が何回も何回も何回も餌をあげ続けていたからです。

わかりません、
母の異常なリーダーシップと命令と批判と餌あげは、
病気なのか先天的な性格なのか・・・

~~~~~~~~~~~

眼科へ予約無しでしたが
あまりに目の異常をうったえるので
大学病院眼科で診察です
これで、6件目の眼科診察です。

前回2回の手術記録をみせたら、

「 この先生に手術をしてもらえたんですか、
  最高の瞼の権威ですからね、
  じゃ、センカンドオピニオンということで診察しましょう。」

「 そういう事じゃなくていいです 」

「 そう言うわけにはいきません、この先生の手術をぼくたちで
  やり直すことは出来ません。
  いまの、不快を取り除く診察を今日はします 」

不慣れな新入社員の長い視力検査のあと
診察をして

黒目に傷がある。
目玉は正常。
白目の表面もゆがんでいる。
瞼は問題ない
睫毛はない

傷がなんで付いているかはふめいだけれど
睫毛が当たっているのかも知れない。

角膜萎縮・・って言ったような
角膜潰瘍かな・・すぐ病名わすれるんだ

白内障の薬とかいまは全部やめて、
傷を治して、状態を見ることになった。
傷が治らなければ、手術でどうのこうのって言ってた。

眼科医の詳しい説明を初めて聞いた。
どこの医者も同じだったってことで
私が今まで付き添っていなかったから
母は医師の説明が分からず、痛い!痛い!しか言わなかった。
まず、傷を治療だ。

あさ、9時半に家を出て、帰宅は2時になってしまった。

久しぶりに介護で走り回った。

2時半から仕事だったから
その30分で

母の昼食の御飯をよういして
母の夕食のうどんを煮て、とろろ芋をすって、
メリーの夕飯をよういして
仕事の準備して
夕方送るメールの送信予約して

泣きたいほどたいへんだった。

メリーの注射もしてないし
夕飯の買い物もしてないし
椿の落ちた花もそうじしていないし
階段の雑巾がけもしていないし
自分の食事をする時間もなく

すぐに仕事となった。
今日はスチュワーデスさんが来たけれど
スチュワーデスオーラが出ていた。
濡れた唇と笑顔と上品な言葉遣いと綺麗な座り方。。
旦那様はパイロットだそうで、
なんとも幸せそうでありました。


ダイエット効果がすぐに出る私は
いま、やせているので、あんなにうごいていたのに
もう体操していません。
でも、尿漏れ対策に筋肉を使え!とチョコパンに言われたので
今日から必死でやってみたりしてる親子です。



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6 コメント

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Unknown (hiro)
2008-04-17 20:02:21
お母様も大変な状況になっていらしたのですね。病院の付き添いをする時に、私もみるき~さんと同じようなことをいつも感じております。カードを通さずに、待っているお年寄りもきっと居るでしょう。いつまで経っても呼ばれないとじっと大人しくまっているのでは?と心配になる時があります。いつも通院していた科が新館になって、一杯歩いて行くような変化も長い通院の中では起こりました。通院の受付や予約、医者の話の理解は、お年寄りお一人では本当に無理がありますよね。問診内容を書いた紙のコピーでも、必要なのかもしれません。高齢化社会の種々の問題は、深刻さを増すばかりですね。
お母様どうぞ、お大事になさって下さいね。
スリムになったなんて、羨ましいです^^
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Unknown (イタチ)
2008-04-17 22:34:13
バラエティー番組のお笑いのふざけた人を見ていると、はらわたが煮えくり返りますが、これって異常事態でしょーか?
返信する
Unknown (みるき~)
2008-04-17 22:48:01
★ さすがhiroさんです、お年よりの生活がよくわかっています。
お年寄りと、地方から出てきている修学旅行生って、放っておけないですよね。
手をさしのべたくなりますが、在る面、シャイなので声もかけれず・・
困ったことがあれば、なんでも私に言ってほしいです。

徐々に、元の体重に戻ります。
生クリームのケーキも和菓子もお酒もせんべいも大好きですから、遠慮無く食べ始めました。美味しいです!
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Unknown (みるき~)
2008-04-17 23:46:33
★ いたちさん、母は裸のお笑いが嫌いです。悪ふざけをして笑いをとっている芸人をみると、激怒してます。
まいかい、まいかい、激怒するのです。
よかったら、母をしばらく預かってください。
日本酒が美味しい今日この頃です。
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Unknown (nouhad)
2008-04-19 00:39:00
こんばんは。

お母さまは「左側」がおかしいのですよね。
とすると、脳の疾患が考えられますが、
他にもヘルペス(というウィルス性疾患)
の可能性があると思います。
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Unknown (みるき~)
2008-04-20 01:58:02
★nouhadさん、コメントありがとうございます。 年をとると子供と同じで、はっきりと病状が訴えれず、家族は振り回されてしまいます。
歳をとってから生きていくこと、家族と一緒に暮らしていくこと・・私には大変なことだと、けっこう心が苦しんでいるんです。

みんなが幸せに感じれるように
私達は頑張るしかありませんね。

いつまでも、広い気持ちで頑張りましょう。
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