老健では、特別な集会がありました。
合唱団が来て、歌を歌っていました。
後半はまるで、歌声喫茶です。
ジェンも歌集を見て歌っていました。
うれしくなりました。
今回は家庭の事情があったわけではなく、
そろそろ限界だからと、ケアマネージャーに相談したら、老健と連絡を取ってくださって、2週間預けることになった。
それも、室料がかからないお部屋にしていただいたので前みたいに10万円もかからずに預けることが出来る。
それにしても、10月からは料金改定で、月に4万円も食費などの値上がりがあるという。
老後の生活もたいへんだ。
昨日、ウクレレ仲間のお母様が介護ホームに入居している話を聞いた。
800万円の入居費と、月々20万円の支払いがあるそうだけれど、その金額は年金でまかなっているそうだ。 年金と貯金をすべて使い果たして老後の安定した生活を確保したわけだ。
えらい。
いろいろ話していて、彼のこの方法は正しいと思った。 幸せなお母様であると思った。
彼は嫁と子供えとの大切な家庭生活をだいじにしたわけで、
息子である彼と彼の兄弟が話し合って、そうしたのだ。
正解だ。
だから、義理の両親の施設入居は、嫁が言い出してはいけないことで、息子がしっかりすれば解決するのだ。 息子の決断には誰も文句は言わないんだ。
~~~~~~~~~~~~~~^^
さて。
ジェンギンスは、17日バスで中野駅まで行って
電車で三鷹まで行って、またバスで老健まで乗っていった。
年寄りは、近い距離もバスで行くのでたいへんというか、歩けないし。。。
マクドウウェルが車で行こうかと(もう6年乗っていない)申し出ても、スーザンが拒否するので、
私とスーとジェンと3人で出かけた。
脳梗塞のスーザンは行く必要があるかといえば、それは必要で、ジェンギンスにはスーザンが付いていないと何も出来ない。
私は微力で、ジェンのお力にはなれないのだ。
行く途中ジェンは、「 どこへ行くのか 」ばかり質問していた。 「 自分は、どこが何だか全然わからない 」と困っていた。
「 私も、わからないから、みるき~に任せて」
と、スーザンが何度も言い聞かせた。
「 三鷹で降りるからね 」 と私も優しく声をかけて、 心の奥で三鷹って、どこよ?って思って電車に乗っていた。
昼間で元気だし、天気もいいから、タクシーには乗らないでバスで老健に向かった。
私の運賃200円だけかかるのだ。
老健では、一階のスペースで合唱団がなつかしのメロディを歌っていた。
どんどん、お年寄りが他のフロアからやってきた。
痴呆介護スタッフが、ジェンに気がついて
「 こんにちわ~ 」と声をかけてくださった。
ジェンは、ていねいに挨拶をしていた。
昼間は落ち着いていい人だ。
この日も、病院の先生の診察があった。
前回の先生とは違って、ニコニコしたいい先生だった。
ジェンが、ふざけても、話しても、へんなことを言っても笑って聞いてくれた。
この先生は私のウクレレ飲み仲間の歯医者さんにそっくりで、どうしてもかぶってしまって、印象がいいのだ。
咳が出ることや、放尿が激しいことを先生にはなし、聴診器での音は、話すときも喘鳴が聞こえたようだ。
ジェンは、ご機嫌がよくて、入れ替わり立ち代り来てくれるスタッフに敬礼したり、話したりしていた。
「 夕方はたいそうに怒るのです」と私がいったら、
「 俺は、おこらないよ 」と言っている。
昼間は、本当に外面の良いひとだ。
スタッフには最近の様子をメモして渡した。
「前回、ステイして、何か変わったことはありましたか? 」と、痛いところを突かれた!!
まさか、「 呆けました 」とは言えないので、
「ずいぶんおとなしくなりました。 放尿がひどくなりました 」
「 痩せたり、太ったりはありませんか?」
まさか、帰ってきたときずいぶん痩せていました。。とはいえないので、
「 ちょっと、痩せてきたようです 」
「 あとで体重測ってみますね 」
ということです。
マクドウウェル博士から、「正直に大呆けで帰ってきて、すごく痩せて帰ってきました」 って言わなくちゃだめジャン!!
といわれましたが、そう、いえるものではありません。
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相談員と、料金変更の説明を受けたりしているうちに、ジェンは一階でお歌です。
私と母も、ジェンを預けて、ジェンの歌っている様子を見て安心して帰ってきました。
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家に帰ってそく、洗濯かいし!!!
ジェンとスーザンのすべての寝具を洗います。
スーザンの2週間寝るベッドを設置しました。
・・・
アレジーのチョコパンが帰国するし、
大掃除です。
こっちも、清潔ベッド設置です、
一人減ると一人帰ってくるのが
この家の慣わしです。
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