障害者陸上競技大会の佐藤真海選手です。オリンピック東京招致に一番貢献された人です。滝川クリステルさんよりも、断然光ったプレゼンテイションに物凄く感動させられました。
何と言ってもその笑顔が素晴らしい!そして美しい! 病のため片足を失うアクシデントがありながら、この輝くばかりの美しい笑顔は 私達の世相の閉塞感を吹き飛ばして呉れます。
此の人を 国連大使にして 世界を駆け巡らせたりすれば、日本の暗いイメージがパーッと明るくなるでしょう。
台風18号 物凄い雨を関西・東海・関東の各地に降らせて行きました。「今迄経験下した事の無い大雨」で、<特別大雨情報>が頻りに報じられるなか、各地に甚大な被害を齎してくれました。
京都の嵐山の桂川が、物凄い水量に氾濫して、周辺住民に避難指示が出ました。写真の通り桂川に掛かる渡月橋が、橋げた迄水につかり、今にも流されそうに見えます。今迄 子の様な災害にみまわれた事は、近来希の出来事です。嵐山には 私の姉が嫁いで居ますので、テレビの報道画面を見てビックリしました。
電話を入れましたが、回線が混雑して居て仲々繋がりません。漸くお昼近くなって繋がりまして、「大丈夫だよ!全然被害は無いよ!」との声を聞きまして安心した次第です。
オリンピック・パラリンピックの東京招致活動で、決定的役割を果たして、一躍世界的に有名になった 佐藤真海さんです。
私は 最近では此の様に美しい笑顔を見た事が有りません。日本にこんなに美しい笑顔の女性が居らっしゃる と 心から嬉しくなりました。
テレビ等で見る、美人を売り物にして居るタレントさん達には、申し訳ありませんが、佐藤真海さんには遠く及びません。
然も 此の方は 早稲田大学在学中に、骨肉腫と言う病気に罹り、右足の膝から下を切断しなければならないと言う、言語に絶するアクシデントに見舞われたのです。
其の時彼女は 恐らく一生分の涙を流した事でしょう。凡人の私如きには到底想像も出来ない程の悲嘆にくれたでしょう。
然し 彼女は其の堪え難い悲しみに負けませんでした。パラリンピックのアスリートとして、走り幅跳び選手になる と言う夢を自分で見つけ、努力して、見事その夢を叶えたのです。其の精神力の強さは何と言う強さでしょう。これぞまさしく不撓不屈です。
私は 彼女のプレゼンテーション画面をみて、不覚にも涙が止まりませんでした。そして 彼女に比べて自分の弱さが恥ずかしくなりました。
安倍総理も、猪瀬都知事も もう彼女の説得力の前には形なしでした。本当に素晴らしい人が日本人の中に居る と言う事で、心の底から嬉しく思いました。
これから 浅薄なマスコミから引っ張り凧になって、彼女の日常が酷い目に逢わされない事を節に願う次第です。
「米 シリヤに軍事介入」オバマ大統領が決断した と報じられて居ます。未だ懲りないのでしょうか? 仮に軍事介入して、現状の混乱をどうしようと言うのでしょう?
結局 大量の人命と、武器・弾薬を消費するだけでしょう。そして アメリカは何も得るものは有りません。
それでも軍事介入をすると言うのは、バカも甚だしいと言わざるを得ません。過去の失敗を見ても、<朝鮮戦争><ヴェトナム戦争><イラク><アフガニスタン>等々 ひとつも成功した・人類の為になった、ものは有りません。
其れなのに未だやる と 言うのは最早アメリカはどうしようもない程狂って仕舞ったのでしょう。
以前から謂われて来た事ですが、アメリカの経済は、戦争をしないと廻って行かないと言う事です。アメリカ経済は、ユダヤ人の超セレブや、軍需産業を動かして居るセレブ達に、大統領も政治家達も全く抵抗出来ない構造になって居るのです。彼等 人口の5%に満たない金持達の思惑通りに動かされて、世界中に爆弾の雨を降らせ、多くの人間の命をう奪って居るのです。
日本は 其のアメリカと安保条約を結び、集団的自衛権の行使を強制される日が間も無く来るでしょう。
イチローの快挙!! 4000本安打を達成しました。大リーグの タイ・カップ、ピート・ローズに続く歴史上三人目の大快挙です。
ピート・ローズは 「日米合算の4000本安打は認めない」と言って居ますが、此れは相変らずの<アメリカ優位主義>の現れです。
例えピート・ローズが認めなくても、イチローの偉大さは世界中の人が認めて居ます。 其のピート・ローズが言って居ます。「今後 4000本安打を達成する選手は、もう出て来ないだろう」と。
イチローが 日本のオリックスで、七年連続首位打者を獲得した時、オリックスのオーナーの宮内さんが言いました。「イチローが、七年連続で首位打者を取ったのに、全然観客が増えなかった・・・」此れがオーナーたる人の言うべき言葉ですか!?!
オーナーとして やるべき事をやりましたか?観客動員は、選手達や、観客の責任ですか?オーナーとして何もしないで、何事も他人の所為にする、 今の無能な経営者達に共通する呆れた態度です。
業績が振るわないのは、政治の所為だ、円安の所為だ、と言って言い訳ばかり行った挙句に、直ぐ<リストラ>と言う安直な事しか出来ない無能な頭しか無い癖に、威張る事だけ威張って・・・。
イチローは ただ黙々と努力を重ねてこんにち迄来たのです。どれ程偉大か!?!よく私達に教えて呉れました。
「敗戦記念日」 8月15日は俗に終戦記念日と言われて居ますが、実は「敗戦記念日」なのです。
あの 無謀な戦争をして、310万人の貴い命を失い、貴い文化、伝統を木端微塵に討ち砕いて仕舞った「敗戦記念日」です。
今尚 その傷痕は国中にシッカリと残り、悲しい記憶は消えて居ません。戦争体験者達の話を聞いても、メディアの報道も、政治家達の言い分も、決まってあの戦争の始まりは、諸外国に依るA,B,C,D(アメリカ、イギリス、中国、オランダ)ラインの締めつけで、経済封鎖が、軍部の暴発になった、と 全てアメリカを始めとするA,B,C,Dラインの所為にして居ます。そして敗戦の責任は、暴発した軍部に全て押し付けて結論付けて居ます。
果してそうでしょうか!?! 確かに軍部は暴走して勝てる見込みの無い戦争をしました。そして 其の無謀な軍部の行動を、止めようともせず、寧ろ煽る行動をしたのは、当時の政治家や、メディアです。そして無智な一般国民達です。
其処を冷静に総括して置かなければ、また いずれ愚かな政治家が現れて、「国土防衛」を唱えて<集団的自衛権>の名の下に、戦争を始めるかも知れません。
私達は お盆の「敗戦記念日」に 先人達の霊を慰霊するとともに、改めて不戦の覚悟をしなければなりません。
今日は68回目の原爆の日です。原爆ドームの近くの川に、中沢啓次<はだしのゲン>
の映像が映し出されました。「生きろゲン!!」の言葉が誰の言葉より、立派ぶってる政
治家達の空しい言葉より、ズシーンと胸に響きます。広島市長の「核兵器は絶対悪です」
と言う言葉は、世界中の<核兵器大好き人間>達に届くでしょうか?
奥尻島の津波避難訓練の様子です。 奥尻島が悲惨な津波被害に逢ってからもう20年になります。死者・行方不明者198人の大惨事でした。
私が奥尻島を訪れたのは其の二年前の事で、漁業が盛んな豊かな島でした。豊富に獲れるウニやアワビを腹いっぱいもう食べられません と 言う位のおもてなしをして頂きました。
町並みはキチンと整った綺麗な佇まいで、人々は優しく親切な人達ばかりでした。其の街を あの 恐ろしい津波が襲ったのです。あの時 優しく親切にして下さった人達も、町並みも、一瞬にして大津波が流し去って仕舞ったのです。
聞けば あの津波以来島の過疎化がどんどん進んで、今では 人口が年前の半分になって仕舞ったそうです。
思えば 東日本大震災の時も、此の奥尻島大震災の被害状況を教訓にして居れば、今回よりも被害を少なく出来たかも知れません。東北の被害も、20年も経つと忘れられて、又 同じ被害を蒙る事になる様な気がします。
三小僧のお地蔵さんです。数年前 福岡県を訪れた時に或るお寺の片隅に祀られて居ました。此の三体のあどけないお姿には本当に心を癒されます。
現在 我が妻は脳梗塞の後遺症でリハビリ中です。時に機嫌がいい時には、明るく優しいのですが、ひとたび不機嫌になれば手のつけられないヒステリー状態になります。
原因は 体の左半身の麻痺があり、其れをリハビリで機能回復しようと頑張って居るのですが、仲々思う様になりません。少し回復したかな?と思うと、又元の状態に戻って仕舞います。此の一進一退を繰り返しながら徐々に回復に向かいつつあるのですが、其の速度が何とももどかしいのです。
訪問リハビリの人にも来て貰って、色々な機能回復体操をして貰ったり、精心的に励まして貰って居ますが、本人には不満なのです。
傍に居る私としては、「良く頑張った!」とか「もう少しで良くなるよ!」と言って励まして居るのですが、其れがまた煩わしくて、反発して仕舞うのです。
然し 今は 確かに徐々に回復しつつあるのです。だから これで諦めないで頑張って貰うしか有りません。何とか宥めすかして自分も妻も頑張るしかありません。
そんな時 この三小僧のお地蔵さんのあどけない表情を見て、心が折れない様に頑張って行く積りです。
サッカーの貴公子 ベッカムが引退するそうです。世界的人気選手が又一人第一線を去ります。
ベッカムで思い出すのは、2002年の日・韓合同開催ワールドカップのエコパで行われた準決勝戦、ブラジル対イングランドの歴史的な試合です。
ベッカムは此の時、怪我が治ったばかりでした。中盤での競り合いで、ブラジルのロベルト・カルロスとラインぎわの際どいに、ベッカムは此の侭競り続けると又怪我をすると判断したのでしょう、少し身を引きました。
結局ロベルト・カルロスが其の侭ゴール前に持ち込み、決勝点につなげられて仕舞いました。
其の時 ベッカムがもっと粘れば或いは決勝点を奪われる事は無かったかも知れません。然し あの場合ベッカムが身を引いたのは、やっと怪我が治ったばかりで、恐らく本能的に防御姿勢を取ったのでしょう。イングランドのマスコミも其の事を非難はしませんでした。ロベルト・カルロスの人間離れした身体能力に、脱帽したのです。
そんなにして 私達を楽しませて呉れたベッカムに、お疲れ様 御苦労さまと言います。
「国民栄誉賞」長嶋さんと松井さんの同時授賞になりました。此れには国民に色々御意見がありました。
長嶋さんには<遅すぎた> 松井さんには<早すぎた><長嶋さんと同時授賞はおかしい>などです。
いちいち御尤もです。ファンとしては夫々に深い思い入れが有ればこその御意見でしょう。長嶋ファンとしては、もっと早く、奥様の亜希子さんの御存命中に授賞出来れば何よりのご褒美になったでしょう。勿論 長嶋さんは選手・監督として偉大な人でした。でも 奥様の内助の功たるやとても言葉に尽せぬ偉大なものでした。あの天衣無縫、自由奔放不世出の天才選手を影で支えて、苦労の末、2007年9月18日急性心不全で亡なられました。だから せめて奥様に御褒美として「国民栄誉賞」を差上げて欲しかったと思います。
ボストンマラソンのテロ事件。犯人と思われる兄弟の人物が兄は射殺、そして弟は重傷で拘束されました。
相変らずアメリカのメディアは、犯人兄弟を一方的に悪人と決めつけ、其処に潜む犯行に至る動機・社会的な弱者を虐げて居る構造には触れて居ません。
9.11事件の時も、ビン・ラディン容疑者を徹底的に悪人として、追い詰めて殺しました。
テロは憎むべき犯罪であります。それは議論の余地は有りません。が 何故 彼等が其の卑劣極まる犯罪に手を染めて仕舞ったのか、また何故アメリカで行ったのか、と言う根源的な所に踏み込んだ報道が今度もまた全くされて居ません。
アメリカの弱点は、此の様に自らを省みて謙虚に反省をしない処です。常に 自分は正しい!必ず相手が悪い!としかアメリカ国民は考えられないのです。そして その犯人は悪者だから、力でねじ伏せるのだ!という処置をします。
此れでは又テロが行われます。何時までもテロとの戦いが続くのです。「銃から身を守るのは銃しか無い!」という単純な発想しか出来ないのです。単純過ぎます。
「不屈の桜」です。 此の木は 人間がもう枯死した、と解釈して幹を斬って仕舞いました。が ドッコイ生きて居ました。切断された幹から細い枝を出して、今年 その枝に花を咲かせました。何と言う生命力でしょう。まさに「不屈の桜」です。
此の桜は 人間達に言いたい事が山ほどあった事でしょう。「もっと手入れをして呉れればこんな姿にならなかった」とか・・・。然し 何も言わず、愚痴も言わず、只 在るがままの状況の中で、密かに命を繋いで見事に花を咲かせました。
私達人間は、何と愚かで、自分勝手で、周りの事柄に無神経で、PM2.5や、放射能を撒き散らし、もの言わぬ動植物に迷惑をかけっ放しです。きっと神様が、此の赦せない人間達に厳罰を下すでしょう。此の木をを仰ぎ見てそう思いました。
昨日はテレビ等のメディアは「3.11大震災」一色でした。「忘れない」の合言葉のもとあらゆる画面が、あの恐ろしい津波の押し寄せて来る恐怖のシーンを繰り返し繰り返し見せられました。<あの恐怖を忘れてはならない>と言うメッセージが、全国民に強く伝わりました。
然し 人間は恐怖の体験とか、悲しい体験は、忘れようとしても忘れる事は出来ません。寧ろ 忘れる事に依って再び立ち上がる力が湧いてくるのです。でも あれ程の恐怖や悲しみは容易に忘れられるものではありません。
其れなのに メディア各社は、「これでもか!これでもか!」と言わんばかりの執拗さで、恐ろしい津波の状況や、被災者の皆さんの悲しい表情を見せつけました。此れは言うなれば<傷口に塩>を塗り付ける様なものに思えました。被災者の皆さんは、あの画面や写真を見て、悲しみが倍増したのではないでしょうか?
其れより もっと伝えて欲しかったのは、あの厳しい状況の最中に有りながら、被災者同士が助け合って、支え合った 人間の優しさ、強さを、其れこそ忘れない様に沢山報道して貰いたかったのです。
あの時の たった一個のおむすびを、何人かで分け合って飢えを凌いだ、あの優しさ、強さを本当に忘れてはいけないのです。寒さから身を守る為に、身を寄せ合って、助け合って救援を待ったあの優しさ、強さをです。今回の大震災で、失ったものは甚大でしたが、僅かに得たものと言えば、此の人間としての優しさ、強さを再認識出来た事ではないでしょうか!
昨日 北海道で猛吹雪で8人の人が亡くなりました。本当に御気の毒です。天候が急変して、突然の猛吹雪となり、車で移動中の人達が動けなくなり車の中や、車から脱出して、家の中に避難しようとして途中で力尽きた模様です。それ程物凄い風と雪で、視界が全くきかずあと少しの処で無念の最期を遂げて仕舞ったのでしょう。
天候の急変を予測出来なかったから、準備も不十分で、寒さに慣れて居る筈の北海道の人達を以ってしても堪え切れなかったようです。
昔 真冬の札幌に出張した時に、ススキノの繁華街で、ビルの陰に寝て仕舞い、凍死する人が年に何人か出る、と聞いた事が有ります。酔っ払って小便をもよおして、用を足して其の侭寝込んで仕舞い、翌朝 コチンコチンになって発見されたそうですが、聞いたところでは、其れは物凄くいい気持ちだそうです。其れは 雪山で遭難して凍死する時と同じ感覚だ、と言う事ですが、本当かどうかは分かりません。
然し 今回の猛吹雪で亡くなられた人達は、思いがけず遭遇した災難で亡くなられたのですから、不運としか言いようがありません。ご冥福を祈ります。