ミホんち

2005年から書いてきた「ミホんち」
gooブログに引っ越してきました。
よろしくどうぞ!

今週の一冊

2006-06-30 20:02:50 | 本の話
 夕方、ほれぼれするような大雨。窓から眺めてるぶんにはいいけどー。外にいた皆様大変でしたね。週末から来週にかけて雨ばかりらしい。

 

 *** 今日の一押し ***

 「歌舞伎にアクセス」 伊達なつめ

 あー、われながらミーハーだよなあ。先日の歌舞伎の感動が忘れられず手にしてしまった。超ビギナー向けの入門書。劇場ガイドや有名演目・役者の紹介、歌舞伎400年の歴史などが分かりやすく書いてある。全然知らないと思っていても、日本人だと何となく耳にしたり目についたりと役者さんや演目をちょいとは知っているもんだよね。文楽や能は敷居が高いけど、歌舞伎は馴染みやすそう。問題はお値段だね。

 ところで、先日の日記に「いつかは掛け声がかけられるかな」と書いたけど、女性にはダメと判明。江戸の昔から女性が人前で大声を出すのは下司なことであり、女性の声は女形として男性が女性を演ずる歌舞伎の感興を害し、雰囲気を悪くするからだそうだ。

 私の本をフフンと鼻で笑ったおっちゃんだが、夏の中国出張に備えて「憂愁の詩人 杜甫」を借りてるのと五十歩百歩じゃん。

 <他には>はRead Moreに。


 
「プリズンホテル 夏」 浅田次郎
 昨日買ったヤツ。テンポ早くておもしろいよー。漫画を読んでる感じ。問題はA子ちゃんに「順番に読め」と意見されたことやな。どうしよ。

 「スモールトーク」 絲山秋子
 芥川賞作家 絲山さんは車マニアであった。営業マンにとって泣かせる心遣い(荷室の窓にタオル掛けがあるとか)のカローラバンから憧れてきたアルファロメオまで。

 「写真集 オードリー・ファッション物語」 原由美子
 永遠の妖精オードリー・ヘップバーンの写真集。ただただため息。美しすぎ。

 「無口な友人」 池内紀
 ドイツ文学者、池内氏のエッセー。穏やかな文章はきっと人柄そのままなのかな。一度だけ、おっちゃんと講演会に行ってフアンになっちまったさ。
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日の娯楽費 | トップ | 本外食 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (東区っ子)
2006-06-30 22:24:36
ちっちゃい助手も歌舞伎に興味があるらしく、古典芸能がなんちゃらかんちゃらという本を読んでました。

中国は、三国志関連の観光地が近いみたいですね。
本場四川の麻婆豆腐を食べられるのが一番嬉しそうです・・・うらやましい。先生はつらいでしょうが。
返信する
Unknown (ぐうたら)
2006-07-01 21:42:48
プリズンは、買っわんでも図書館の順番気長ーに待てばええのにー買ってまで読むほどのもんじゃないばい、おもしろいけど~
それに後先考えんと買ってしまって、こらえしょうなく順番無視して読んでしまうもんなー信じれん!!!

ところで、ワールドカップのスエーデンのなんたらゆう選手、見るの楽しみにしていたら、もうスエーデンおらんやんーガックリ・・・・

おちゃんいつお出かけかな?あーそーぼ~
返信する
Unknown (ミホ)
2006-07-01 22:20:53
>東区に復帰っ子さん
さて、大変かな~?何とかなるなる。
やっぱし日本人は来るところ古典っすかねー。
豆腐部分はええんですけど、麻婆部分が…。ネブネブしてやってください。
返信する
Unknown (ミホ)
2006-07-01 22:25:27
>ぐうたらさん
あんだけ褒め称えた責任とってくれ!夕方、本屋さんで四部作が並んでいて定価で買いそうになるんをこらえた。552円+税やもんねー。
スェーデンのテープもとっといちゃるけん。
盆よ!盆!
返信する

コメントを投稿

本の話」カテゴリの最新記事