ちょびっと♪日記

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「相棒ten」第5話

2011-12-07 | ドラマ「相棒」


『相棒ten』第5話-消えた女-



*ストーリー*

数年前に起きた東京ビッグシティマラソン事件で知り合った守村やよい(本仮屋ユイカ)が、右京(水谷豊)に相談があると言って突然特命係にやってきた。やよいは現在、通信社でアシスタントをしているという。
 相談というのは、仕事で待ち合わせをしていたホテルのラウンジで、ひょんなことから一人の女性・山原京子(森口彩乃)と知り合い、彼女が忘れて帰った社員証を拾う。ところが教えてもらった携帯電話はつながらず、社員証に書かれていた会社でも、「そんな名前の女性はいない」と門前払いされてしまったという。

 さらに、やよいに案内され、山原京子の自宅マンションを訪れた右京と尊(及川光博)は、管理人から「そんな女性は住んでいない」といわれてしまう。やよいは、京子がこのマンションでタクシーを降り、2階の角部屋だと言っていたのを覚えていたが、その部屋には別の女性が住んでいた…。
 「勤務先も嘘、住んでいるマンションも別人の部屋、携帯は通話不能…。もし名前も偽名なら調べようが無いかもしれない。一体、「山原京子」という女性は何者で、どこへ消えてしまったのか?

ゲスト:本仮屋ユイカ



脚本・監督

脚本:戸田山雅司 監督:東伸児


本仮屋ユイカちゃん、可愛いなー。いや、そこよりも。ワンカットとはいえ亀山くんが出てきた~;;
懐かしい、懐かしいよ。ヘンにホームシック心を刺激しないでくれよ。
あのフライトジャケット姿、もう見られないんだと思うと悲しくなったよ。佐々木丈太郎のときは殆どスーツだからなぁ、寺脇さん。
フライトジャケット姿自体が『相棒』の亀山の記号的なアイテムになってるしね。

というわけで、これぞほんとの息抜き回という感じです。
嫌いじゃないよ、こういうちょっと隙のある脚本も、ご都合主義の展開も。
杉下さんの能力が充分発揮されるレベルの事件ではないなーということはさておいて。
もちろん最終的にはそこそこ大きな犯罪の摘発になるわけなのですが、いわゆるとことんの『相棒』が好きな人には多分イマイチ回だったかもしれません。
でも以前から相棒にはこういう仕立てのストーリーは結構あった、あった。
なんてことないようなことがきっかけで大きな犯罪が露呈するのはヨーロッパの有名な推理小説にもよく登場する、いわば定石といってもいい。その過程で多少強引な偶然が重なるのは1時間ドラマレベルではやむを得ないと思う。これが2時間あればもう少し作り込めたはず。
最後のシーンは爽やかに、こんな相棒もいい。


面白かったところ。
最初の方で「暇か?」課長が特命係をのぞき込んでユイカちゃんが座っててびっくりしてると、
神戸くんが来て「若い女性の客」と聞いて「オレ…かな?」って言ったところ。なるほど、身に覚えが?←
それと神戸くんの独り言的ツッコミが多くなってきてるところ。
ユイカちゃんの依頼というか調べて欲しいことが、人探しみたいなもんだったから
神戸「そうはいっても特命係は私立探偵じゃ―」
右京「分かりました」
神戸「うん、そう言うと思った」←
こんな感じで、神戸のキャラがかなり確立してきているようだ。
あとは杉下さんと一緒に動いて事件解決の現場で、犯人に向かって結構なドヤ顔してるところ。
あんた大したことしてへんやろ。
なんとなく『相棒ten』はもしや相棒の終焉か?と思ってたけど、そんなことないんかも。

ところで考えてみたらもはや『相棒』はおっさんばっかりのドラマである。
スタート当初は寺脇がギリギリ若手熱血男前枠だったと思うが、いまや男前枠(多分)の及川光博でさえ40過ぎ。
いや、そもそもおっさんばかりで男前枠は不要ではあるが。
ストイックな(むさい)おっさんばかりの世界。
あちらこちらに出てくるような綺麗な女性刑事やかっこいい若手刑事が活躍する世界とは程遠い。
ある意味警察の真実なのかもしれんなと思う今日この頃。もちろんおっさん好きのワタシには至福のときである。←

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