ちょびっと♪日記

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「外交官 黒田康作」最終回

2011-04-22 | その他ドラマ

『外交官黒田康作』10話最終回です。

CAST
 黒田 康作 - 織田裕二
 大垣 利香子 - 柴咲コウ
 観上 祥子 - 草刈民代
 悠木 圭一 - 萩原聖人
 斉藤 修助 - 近藤正臣
 西園寺 守 - 田中圭
 安藤 庸介 - 鹿賀丈史
 佐々木 藍子 - 片瀬那奈
 ジョン - イ・ビョンホン
 霜村 毅 - 香川照之
 霜村 瑠衣 - 夏帆



るいちゃんは大垣の家に戻ってきたんだね。
るいちゃんの友達の殺人の真犯人?は一時期危険だったけど、命はとりとめた。
結局うやむやにされた真相を、どうしても明らかにしようとする黒田に
「あんなに哀しいことがあってまだ一週間しか経ってないのに、私はそんなに強くなれません。」
とか言ってる大垣さん。
本当に事務員が向いてたんじゃないのか?
哀しいことがあったからこそ真実を追求するのが刑事ってもんじゃねぇのかっ!!
一般的な女性としては理解はするけど。

ジョン(イ・ビョンホン)が黒田にもたらした情報は、アメリカ政府をも巻き込む重大なものだった。



霜村妻を殺したのはCIAだって、それどうなの?
これ、アメリカの政府筋から意見きそうだな、メキシコのときみたいに。
アメリカは天下の娯楽国家だから大丈夫か、その辺きちんと分けられそう。
そういえばジョンってCIAの人じゃなかったっけ?
いいのか、政府の不利益になることバラして。
友情と仕事と愛のためにはリスクは恐れない主義らしいけど。
↑この台詞、英語なんだけどかなり恥ずかしい感じだ。
これをサラリと言っちゃうのは、さすがイ・ビョンホンと言いたいね。
黒田は真面目一辺倒だからな。



黒田はヘタレ西園寺だけじゃなくて、ヘタレ室長も強くした。
室長が霜村妻の死亡調書を上司命令で事務的に隠ぺいしたんだって。
10年後20年後に後悔したくないから、黒田に協力すると言い出した。
みんな事件関係者だったんだねぇ。

結局大垣も本庁も西園寺も室長も、そして副大臣も巻き込んで
黒田は真相を明らかにするために動きだす。
国連子どもフォーラムで、次期総裁選の布石を…とたくらむ斎藤(近藤)を
ジョンの協力で捕獲。
ほんとに大丈夫なんですか?ジョンさん?
本人はしてやったりの顔して楽しそうだけどね。
捕獲した大臣の代わりに副大臣がスピーチでブライトン製薬とアトロンに関する政府のとった外交上の行動について暴露。
大臣は別室で黒田と議論するけど、まあ大臣の理屈は理屈であって理屈ではない。
「アメリカとの安定的な関係は日本国家にとって最重要課題だ。」
「そのために国民が不利益を我慢しろと?あなたがたは大義名分のために
 国民を裏切り続けてきた。」
とばっさり大臣に言ってやってくれた黒田。
「今変えることができなければ100年後も決して変えることはできません。」
という副大臣の台詞。
「日本を信じていたからこそ、世界中のどこででも闘い続けてきた。」
と言う黒田の台詞とがオーバーラップする。
まあちょっと感動を狙い過ぎ?しかも国家主義的過ぎ?






そして黒田は誰にも告げずに次の任地へと旅立つのだった。
「もう仕事は終わりました、日本に用事はありません。」
ってそれまでの人間関係を切り捨てて。
ちょっとだけ、大垣のことを気にしながら。



そして大垣は張り込みのときにおでんのちくわぶ(黒田の好きなおでんネタ)を
「ちょっとしたゲン担ぎなんです」
と頬張る。

黒田は霜村や悠木を救えなかったけど、みんなを変えていった。
何も考えないで仕事をこなす官僚や、刑事なのに事務員みたいな大垣や
所轄をバカにしていた本庁の刑事たちや、現状に甘んじている政治家。
第二第三の霜村や悠木が生まれないために。
それが今回の彼の任務だったのかもなあ…なんてちょっとセンチメンタルかな。

こんなドラマでそこまでどうこう言うのもなんだけど、政治家だってきっと板挟みになるんだろうと思う。
国家同士の板挟みになったり、自分自身の利益と国民の利益との板挟みだってあるだろう。
正しいと思うことは人によって違っていて、だから政治も外交も難しいんだろうなあ。
黒田の正義だって黒田の正義以上でも以下でもないんだよね、きっと。

最終回はイ・ビョンホンの活躍が素敵~
最後まで愛のためにリスクは恐れないって言ってましたよ
ただやっぱり大垣は必要だったのか?柴咲じゃないとダメだったのか?っていう疑問が残るけど。
これじゃ柴咲コウのファンは言いたいこと満載だろう。

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