「CONTROL」5話
瀬川 里央(26) - 松下奈緒
南雲 準(39) - 藤木直人
寺西 景(26) - 横山裕
岩崎 幹也(38) - 北村有起哉
小板橋 正次(47) - 勝村政信
杉浦 幸造(59) - 泉谷しげる

↑南雲(藤木)ちょっと髪が伸びてかっこ良くなってきたぞ。
基本男の長髪は好きじゃないけど、これくらいまではセーフ。
ていうか意外と似合うな、男前。
中性的な草食系の典型かと思われた藤木だが、案外ワイルド系イケルかも。
えっと。
5話はちょっと面白かった。
いつもこのくらいのクオリティを維持してくれれば・・・と思うが。
まず強行犯係との対立構造が解消されつつある。
南雲の心理学捜査が過去4話でどのくらい役に立ったかはさておき
小板橋係長は南雲の様子が気になって仕方ない様子。


4話に続いてネプチューンの原田泰三が事件の鍵を握っているんだけど
交換殺人かあ・・・
ミステリーネタとしては使い古された感のあるというか
もはや定番ネタである。
しかし今回は交換殺人が2組でなく3組だったという意外性できた。
そんなに意外でもないというか、
2組だとそもそも原田泰三を逮捕できないんじゃないかなあ?
という斜め方向からの視点で見てた。
原田が殺人を犯していないとは考えにくいので・・・というミステリーファンとしてはちょっと邪道なセンから推理してみた。
さて、南雲は相変わらずジャムパンを食べている。
ジャムパン、変人を表すためのただのツールか、何かに活かされる時が来るのか。
今後注目することにする。←なぜなんだか。
そして本来捜査してはいけないのに瀬川と組んで尾行した挙句、容疑者を逃がしてしまい
その容疑者の一人が殺されてしまうという大失態をかました南雲。
でも不問。
最近のドラマって本当にこういうところの整合性がとれてない。
唐突に辻褄だけ合わされてもなあっていうのはあるけど、不問ってこたないだろうよ。
後でどこか上の方からこっぴどく叱られて謹慎になってるとか、
視聴者は想像力をそんなところに働かせるのかと。
その上ちょっとした油断で交換殺人で殺されそうになった妻に原田も殺されてしまう。
強行犯係も瀬川も南雲もいるのに。迂闊すぎるわ。
これは瀬川だけじゃなくそこにいた刑事全員に言いたいが、
武器は(しかもライフルだから)きちんと取り上げておけと。
これもまた不問か?こっちの想像力にお任せか。
仕方ない、任されとくよ。
そんなわけで、今回も瀬川と南雲に何の進展もなく。
「教授も女心分かってませんよ、バツ2ですもんね~」
はなんかの含みがあったのかどうか分からないけど、今のところ淡々コメディタッチで展開されるミステリードラマである。
コメディタッチのミステリー・・・なんか逆説的な気もするけど、
シリアスなだけのドラマなんてイマドキ流行らないんでしょうかね。
私はシリアス大好きなんだけど、そんな人は『告発~国選弁護人~』でも見ておけってことでしょうか。
(2話で脱落・・・・)
一番最後に泉谷演じるベテラン刑事杉浦が、南雲の著書を読みながら居眠りしているシーンが、南雲と刑事たちの関係性が変わってきている様子を表わしていて良かった。
やっぱり泉谷と勝村にこのドラマのすべてがかかってる、かも。