ちょびっと♪日記

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「相棒ten」 第13話

2012-02-23 | ドラマ「相棒」


『相棒ten』 第13話-藍よりも青し-



*ストーリー*

 鑑識に残された些細なことから"事件"を見つけ出してしまった右京(水谷豊)。さすがにむっとする米沢(六角精児)。
 見つけ出した"事件"とは、産廃工場の社長・真壁(原田文明)の自殺に関してだ。尊(及川光博)とともに捜査を開始すると、真壁の部屋から産廃工場に反対していた彩乃(梶芽衣子)が染めたものと思われる風呂敷を発見する。彩乃は風呂敷を自らが染めたものと認めるが、なぜか真壁は生前彩乃の工房にある物置小屋の写真を撮影していた。なぜ物置小屋の写真なんかを撮る必要があるのか?
 右京らが、あの物置小屋の中になにがあるか問いただすが彩乃は「企業秘密」と口を閉ざす。
 二転三転する捜査の中から浮かび上がった真犯人は? そして彩乃の真実とは?


ゲスト:梶芽衣子

脚本:高橋悠也 監督:田村孝蔵


いきなり右京と神戸がレストランでお食事中。チーズと生ハムを交換するかしないか、とか…ちょっとイメージ壊すのやめてもらえますかね。
まああのシーズン8の頃のよそよそしい二人からすれば、食べ物を交換しよっかなーと思えるくらい近しい関係になったという描写なんだろうが、神戸卒業を知った今となっては空々しいばかりである。
ちなみに食事は暇課長のところのお手伝いで拳銃の取引現場を押さえるためだったんですがね。
そこから事件を見つけ出してしまうのが杉下右京。

産廃問題と不法就労者の問題、そこに後継者がなく自分の代で技術が途絶えると憂う草木染め職人(梶芽衣子)が絡んで、殺人事件が複雑になっていく。
複雑過ぎて一度見ただけでは十分理解するのは難しいかもしれない。
逃げ出した不法就労者の一人を匿って自らの技術を教えていた職人と、その不法就労者の絆というか縁(えにし)を描きたかったのなら、もう少しそこに焦点を当てて時間を使ってほしいと思った回。
最近の相棒にはありがちだけど、あれこれ詰め込もうとし過ぎて肝心のテーマがぼけているように感じる。
母国に戻っても草木染めの技術を受け継いでいきたいという彼から、日本にもその技術を学びたいと思う若者はいるはずだ、という右京のセリフに持っていくのに強引に『花の里』でオチをつける必要がないように思う。
せっかく『花の里』を復活させたんだから、という気持ちがは分かるし、そのプライベート空間での相棒の空気を描きたいというのも分かるけど今回は要らなかったかなーと思った。
最後のおっちょこちょいの女将が生ハムを茹でた新しい料理を作ったというくだりで神戸がものっすごい笑っていて、その笑顔の横顔がちょっと哀しかった私。
もう卒業も近い(このときには決まってただろう)というのに、この回神戸、空気だったからなー。

どうでもいいことだけど、伊丹、衣装のコートが替わってから警察手帳出しにくそうなのが笑えます。
内ポケットの位置に慣れてないんだな、きっと。


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