『リーガル・ハイ』第2話
古美門研介 … 堺雅人
黛 真知子 … 新垣結衣
三木長一郎 … 生瀬勝久
沢地 君江 … 小池栄子
加賀 蘭丸 … 田口淳之介
井手 孝雄 … 矢野聖人
服部 … 里見浩太朗
脚本:古沢良太
事務所の経済状況が悪いため、金になる訴訟でも取ってこい!!→著作権侵害問題とか
の流れで「ねずみの遊園地がそれでどれだけ儲けてると思ってる!」っていいのか、その台詞。
というわけで『リーガル・ハイ』第2話でございます。おせぇ…。
有名な歌が自分たちの歌のパクリだと言い出すインディーズバンドの訴訟。
これだけいろんな音楽があれば古今東西似た歌詞や曲はゴマンとあるだろう。
リスペクト、という名前で同じフレーズを使うアレンジなんて普通にあるし、
パクったパクらないというのを証明するのは難しいよね、うん。
コード進行が同じだけでも『似てる』と感じることもあるし、歌詞に至ってはラブソングでオリジナリティを追及するのはかなり厳しい。
どことなく聞いたことのある感じ…というのはよくあることなんだけどね。
盗作を証明するのは本当に難しいことだと思う。
『類似性』と『依拠性』かあ。要はどれだけ似てるか、盗作した側とされた側に繋がりがあったかどうか。
有名な作曲家が素人同然のインディーズのパンクロックバンド。
どこに接点があるのか―。
どうせゴーストライターだよな、と思ってたらやっぱりそういう展開だった。
確かに2日か3日に一曲作る、それを何年も続けるなんて不可能だ。
モーツアルトのような天才でもない限り。
ゴーストライターの一人がかつてのバンド仲間だった。かあ。
切なくて泣けるよ、それ。
でも「歌が可哀そう」かあ。
和解に持ち込まれ、和解金も受け取らず「それがパンクってもんだよ」って、カッコいいなぁ。
古美門と三木の直接対決だったんだけど、結局白黒つかず。
三木は全力で古美門を潰すと決めた。それが『贖罪』だと言う。
贖罪。ここでも出てくるか、贖罪。
とにかくこのドラマ、テンションが高い。
堺雅人のテンション、なにあれ、である。この手の突出したキャラクターの方が地味で日常的な役より演じやすいかもしれないけど、何かを捨てるというか忘れなければできないよなあ。
ちなみに今回の盗作事件の歌を歌っていた歌手に友近が起用されてた。
カラオケみたいだった。