当時は中学は団塊の世代であふれていた。しかも突然急激に人口が膨張した町田など、ほとんど水田もなく枯れた土地が、驚く値段で売れて、カネカネカネのまるっきり西部劇の世界だった。そういう農家のおっちゃん目当てにキャバレーが横浜線の町田駅の方にどんどんできた。豪邸に農機具がおいてあって部屋にはシャンデリアがついていた。本箱に合わせて本を買うと言うのでブリタニカの英語辞典などが飛ぶように売れていた。なんてところだと薄笑いをしたのが転校生を見に来たやつらの琴線に触れちまったのだろうね。一クラス56名から60名。かける13クラスだ。一学年730名だ。高校へ行かない奴は外で遊んでいろと言う感じだった。そいつらが芹が谷公園にたむろっていた。ボクをぼこぼこにした奴らの一人は今、タクシーの運転手をしていて。この前そいつの車に乗った。時は流れる。
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