高校を卒業して浪人になった。当時は大学など入試の競争率は40倍とかだった。だから浪人は当たり前で一浪のことを人並みとか言って自分でもこの予備校時代の思い出はほとんどない。二浪になるとき。父親からもう金はださぬといわれた。ビル掃除のバイトを始めた。ゴミ箱に落ちているドーナツをとりっこするような職場だった。一番うんざりしたのは、商社の部屋のゴミ箱に落ちている小包に貼ってある海外からの切手のとりあいだった。当時は古切手というのは価値があったんだね。日給より高く売れたらしい。止めようと思ったらほかの働いている若い人たちは驚くべき名門大学に行っていた。毎日仕事が終わってから彼らと喫茶店で話すのは楽しかったし役に立った。今この会社がちゃんと年金を払っていてくれたから感謝している。ビル掃除以外には英語学校に行っていた。
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