RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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16th DOMANI・明日展 未来を担う美術家たち 文化庁芸術家在外研修の成果

2014-01-13 21:30:00 | 美術
見てきました

国立新美術館

会期は2013年12月14日から2014年1月26日。

何回目かな、Domani・明日展。
文化庁が若手芸術家を海外に派遣し、その専門とする分野について研修の機会を提供する「新進芸術家海外研修制度」
その研修の成果発表の場が、この「Domani・明日展」
これまで、様々なジャンルから選出された作家がその時々の日本の美術の在り様を提示してきました。
16回目の今回は、初めて、「建築」というジャンルを取り込みました。
初の試みとして「未来の家」というテーマで、43名の建築家たちが一つの作品を作り上げるとともに、他ジャンルのアーティスト8名と競演。
撮影可能でしたので、写真とともにご紹介します。

まずは大栗恵さんの写真から。
ここは撮影不可でしたので写真はありません。
でもとっても美しく幻想的な世界が広がっていました。
「Le temps/時」という作品が私は好き。
セピアの窓辺の景色です。
時が止まったかのような、本当に一瞬を切り取った作品。
でも、いまにも動き出しそうなカーテンのはためき。
おとぎ話の中のようでした。

そんな世界にうっとりしつつ次へ行くと。。

な、なんだこれ!??
徳丸鏡子さんの作品たちです。

壁にはこちら。

「鳳凰」
なんて、なんてかっこいいんだ!!!!!
繊細で美しくでも凛とした佇まい。


いい。
よく分からない感じがすごくいい。
私好みです。
これのフィギュア、発売してください。。

続いて。


小笠原美環「Bildung/学」


小笠原美環「Living/生」

この2つがとにかく私好み!!!!!
光の存在感と無機質な感じを受けつつも誰かいるような、そんな感じが大好き。
ただただステキです。
今後も作品を見に行きたい。


こちらは川上りえ「Zero Gravity」
金属の線が無数に垂れ下がる世界。
頭上注意で進みます。

この先は建築家スペース。
全部で28名の出展ですが、気に入ったものを何点か。


松田達
これは可愛らしい。
おもちゃみたいです。
実際の建物でも使われているらしく、行ってみたい。


瀬下淳子
こちら、花みたいに広がるのはよく見かける紙皿。
それをホッチキスで組み合わせているのです。


伊藤廉
コルクの家です。
においがちょっと…笑
暖かい感じはします。

再びアーティストの展示へ。
大野由美子「home」

床に置かれたのはパズル。
なんと靴を脱いで上を歩くことも出来ます。
(裸足不可)
この日、ブーツで行ったから脱がなかったけど。。
てか、パズルの上歩けない。。

こういった形が変わっているところを潰してしまいそうで。。笑

榊原澄人「E in Motion No.2」「E in Motion No.7 -Native Dancer-」「E in Motion No.5 -Webomalogy-」
こちらは映像。
2つの大きなスクリーンに異なったストーリが流れているのですが、おもしろいです。
話の内容はよく分からないけど。。
色彩の強さも絵の感じにあっていてとても美しい。


吉本直子「白の棺」
白いシャツで作られたもの。
不思議です。

ぎっしりと固められています。


土橋素子「Shells」「Fence」
最後です。


上をのぞくとこんな感じ。

といった感じです。
なかなかおもしろく、また気に入った作家さんも発見できました。
ここで未来の大芸術家を発見するのも楽しいかと思います。



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