RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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クリスチャン・ボヌフォワ展

2014-01-06 21:30:00 | 美術
見てきました

メゾンエルメス

会期は2013年12月13日から2014年2月28日。

今回は1948年生まれのフランスを代表するアーティスト、クリスチャン・ボヌフォワの日本における初個展。
元々は美術史家だったそうですが、1970年にアンリ・マティスの彫刻「Dos(背中)」を見たときの衝撃をきっかけに自らもアーティストとしての道に進んだそう。
今回は初期の作品から最新作まで、これまでの制作活動が展示されています。

入るといつもと雰囲気違う。
建築家・中山英之氏が手掛けたそうです。
いつもはない壁があるので展示作品数がいつもより多い。
そして作品に導かれるような構成となっていました。
今回、メモをとっていないので、気に入った作品を簡単に。

「バベル XXI」
かなり大きな作品です。
薄地モスリンのカンヴァスに鉛筆、グラファイト、白のアクリル絵の具などを使った作品。
これが一番好き。
ずーっと見ていられます。
カンヴァスはとっても薄くて向こう側が透けて見えます。
両側から見れるのです。
とても不思議。
光などの具合によっても見え方が変わってきます。

「グラン・ブルー」
鮮やかな青が眩しい。
マティスの「ブルーヌード」をイメージさせる作品です。

「銀座の上空の黄道十二宮の星座」
新作だそう。
この作品は壁一面にコラージュ作品を貼っていったもの。
ある種のインスタレーションです。
メゾンエルメスの高い天井近くまで貼られている様は壮観。
圧倒的な存在感です。
しばしそこから動けなくなります。
これ、寝転がって見たかったな~。
そんなことできないけど。

このほかにも作品はいっぱいあるのですが、どれも色彩が美しいです。
そして使われている素材が珍しい。
カンヴァスなんかは注目です。

うぅ、、外は寒い。
現在のウィンドウディスプレイはクリスティーナ・キムによる「雪国」

こちらは1月21日までです。



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