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2013-11-22 20:00:00 | グルメ

 

  

  



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エビ価格高騰 生産地タイは?

2013-11-22 07:00:00 | 報道/ニュース
11月13日 ワールドWaveモーニング


関東を中心に展開している天丼のチェーン店で先月まで食べられたエビを豊富に使った天丼が現在食べられない事態になっている。
理由はエビの価格高騰。
充分な利益が得られなくなったのである。
エビの価格高騰の大きな要因はタイにある。
エビが死ぬ病気が大流行しているのである。

エビ養殖の拠点のひとつタイ東部チャンタブリ。
日本をはじめアメリカやヨーロッパ向けにエビを生産している。
タイ国内の多くの養殖場で去年から流行しているのがENS(早期脂肪症候群)を呼ばれる病気。
主力品種のバナメイエビで被害が続いている。
バクテリアを介した病気で感染したエビは成長する前に白く変色し死んでいく。
有効な薬もなく3年前からベトナムやマレーシアなど東南アジア各地で被害が相次いでいる。
30年以上にわたってエビの養殖に携わってきたアピチャ・アリラーさんは
ブラックタイガーなどほかのエビと比べて病気に強く安定した価格も期待できると今はバナメイエビの生産に特化している。
それにもかかわらずアリラーさんの養殖場でも去年暮れからバナメイエビがENSに感染し被害は瞬く間に広がったと言う。
(エビ養殖業者 アピチャ・アリラーさん)
「一つの池で病気が出たあと次々に他の池に広がった。
 病気の拡大を防ごうとしたが結局手が付けられなくなった。」
養殖していたバナメイエビはほぼ全滅。
損害は5千万円にものぼった。
この春以降は病気は発生していないがいつ再び発生するか分からない。
養殖池の環境改善が良いと聞きアリラーさんはいま1日2回の水質チェックを欠かさない。
ところが養殖場の多くは水が抜かれた状態になっている。
例年 水温が低下する年末まではエビを育てているが
今年は病気の対策に追われて稚エビを入れる準備が間に合わなかったからである。
いま養殖しているバナメイエビの出荷が済めば他の池の水も順次抜く予定で今年は例年のような生産は望めない。
(アピチャ・アリラーさん)
「EMSの被害は徐々に改善してきたがまだ完全に回復はしていない。」
タイでは毎年50万トン以上のエビが生産されている。
しかし政府によると今年の生産量は例年の半分の25万トンにとどまる見通しである。
さらにエビの価格高騰に拍車をかけているのが中国の存在である。
中国は世界最大のエビ生産国であるが3年前からEMSの被害が拡大している。
自国で不足する分をタイやベトナムなど周辺国で買い付けていると言われている。
おりしもクリスマスや正月を控えて海外からの需要がピークを迎えるこの時期
タイ最大のエビ市場でもバナメイエビの取引価格は2倍以上に高騰。
高止まりが続いている。
安定した価格と生産量を見込んでタイで操業してきた日系メーカー各社は大きな影響を受けている。
日本の回転ずしチェーン向けにすしネタを製造しているこの工場もその一つである。
価格高騰を理由に今年7月からエビのすしネタの生産を一時的に休止。
その代わりにサバやサーモンなど他の原料を使った商品を増産しているが
売り上げの2割を占めるエビのすしネタを生産できない状態は痛手である。
(日系水産加工メーカー 山口敬三氏)
「この1面間様子を見てきたがいまだかつてない深刻な状況。
 それなりに安定供給と値段が枠の中で推移することを期待しているなかでは不安定な状況。」
エビの養殖や輸出業者などで作るタイのエビ協会の会長は影響はしばらく続くものとみている。
(タイ エビ協会 パニータヤサイ会長)
「一番ひどい時期は超え生産は回復傾向にあるが
 完全に回復するには2年はかかるだろう。」

水産加工の関係者によると
多くの人口を抱える中国は消費者の需要にこたえるためタイやベトナム、ミャンマーなどでエビの買い付けに奔走しており
エビを求めて遠く南米まで足を延ばしているということである。
タイのエビ協会によると
今年4月に中国で開かれたアジア各国のエビ養殖に携わる業界団体の会合では
実際に中国のエビ輸入業者から多くの引き合いがあったということである。
中国は潤沢な資金をもとに世界中のエビを買い付けているということで
中国の存在が記録的なエビの価格高騰に拍車をかけているのは間違いないようである。



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