「080403 石砂山」シリーズ3日目は、「岐阜蝶」特集の3回目で、昨日は頂上で撮ったものを集めましたが、今日は、頂上から、来た道(北)ではなく西や東に少しだけ下った場所で撮ったものを集めました。
なお、アップ枚数の関係で、「その他の蝶」もここに纏めました。
その他の蝶というと、今まで、それと知って見た2回が2回とも撮り逃がした瑠璃立羽(ルリタテハ)を、下山途中に見掛けたのですが・・・今回も逃げられてしまいました(涙)。
1.石砂山 080403
ギフチョウ(岐阜蝶/錦蝶)
OLYMPUS E-3
SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <F8.0>
先ずは、頂上からほんの数m、西側に向けて下ったところで撮ったもの。
ここでは、生まれて初めて、岐阜蝶の吸蜜行動を見掛けましたが、既に
楽さんが坂下から撮影中でしたので、私は坂上から・・・
吸蜜時間はほんの一瞬なので、ファインダーに収めるのがやっとで、とてもピントまで手が回りません(汗)。
経験不足、技量不足を思い知らされました。
なお、E-3 の AF は、組み合わせるレンズによっては、「世界最速」とされていますが、この 150mm マクロの AF は、E-3 と組み合わせても非常に遅くて、蝶撮りにはとても使えないので、全て MF で撮っています。
因みに、昨日の5枚目と6枚目は、その「世界最速」の組合せで AF 撮影しています。
2.石砂山 080403
ギフチョウ(岐阜蝶/錦蝶)
OLYMPUS E-3
SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <F8.0>
3.石砂山 080403
スミレ(菫/相撲取草/菫々菜)
OLYMPUS E-3
SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <F8.0>
エッ! 何でここで菫? 何で、これだけ小さいの?
実は、これは頂上から東側へ向けて20mくらい(?)降りたところで、1枚目よりも前に、この菫に時々タッチ&ゴーのように一瞬近づく岐阜蝶を見掛け、逆光側に回って、こんなフレーミングでの待ち受けを、何回か繰り返していました。
しかし、待ち受け体制に入ると、それを嘲笑うかのように、どこかへ飛んで行って、なかなか帰って来ません。
4.石砂山 080403
ギフチョウ(岐阜蝶/錦蝶)
OLYMPUS E-3
SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <F4.0>
待ち受けを解いて頂上に戻り、頃合を見てここに戻り待機する・・・を繰り返した挙句、諦めて、3枚目の菫をアップで撮り始めたら、ファインダーに岐阜蝶が飛び込んで来ました。
咄嗟に3枚ほど連写はしましたが、予測外、かつ一瞬のことで、ピントを合わせる余裕はなく、しかも、菫を撮るために絞りを開放にしていたこともあり、ギフチョウは、ご覧の通り、ぼんやり・・・
ウゥ~ン! 待ちに待った一瞬がやっと来たのに、選りに選って浮気中とは・・・!
残念! 無念!
アッ! メカロクの正妻は花で、蝶の方が浮気でしたぁ~!
5.石砂山 080403
ギフチョウ(岐阜蝶/錦蝶)
OLYMPUS E-3
SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <F8.0>
別の機会に、元の(3枚目と同じような)フレーミングでの待ち受けに入ったところ、今度は隣の菫に2回ほど止まりましたので、その菫にターゲットを変えて待機、やっと撮ったのがこのカット。
実は、4月3日にアップした写真(JPG 撮りっきり)と同じカットを、RAW 現像(同時に、少しトリミング)したものです。
何しろ慣れないもので、置きピンのピント位置が悪く、完全な前ピン・・・!
考えて見ると、菫は向こう向きに咲いてるため、蝶は菫の向こう側に止まるので、菫にピントを合わせたのではダメで、やや後ピンにして待ち受けるべきでした(汗)。
なお、この後も、
にゃんこさんと、今回知り合った
アビーさんの3人で、待ち受けを続けたのですが、遂に帰って来ては呉れませんでした(涙)。
6.石砂山 080403
ミヤマセセリ(深山挵)
OLYMPUS E-3
SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F8.0>
この蝶は、あちこちで飛んでいるのに、なかなか止まって呉れず、これが撮影できた唯一のカットです。
そういえば、スギタニルリシジミらしき(ということでした)蝶も、何度も見掛けたのですが、こちらは1枚も撮れませんでした(涙)。
7.石砂山 080403
ヒオドシチョウ(緋縅蝶)
OLYMPUS E-3
SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <F8.0>
昨年見たこの蝶は、翅の痛みが酷くて撮る気になりませんでしたが、今年は、見掛けた数も多く、翅の痛みも昨年よりはマシなようでした。