かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

菜の花と口之津港遠景―南島原・口之津

2015年02月03日 | 日記

 

今日は、2月3日 火曜日 天候は晴れ。
ここ数日の冬の陽射しに誘われるかのように、我が家の庭の紅梅や自宅近くの
空き地の白梅が、一気に花が咲きだしました。あまりにも有名な「梅一輪 一輪
ほどのあたたかさ」の句が浮んできます。

今日は、節分。この年齢になると、記憶の糸を引きだすにも、長く時間がかかる
ようになりました。この日には、炒った豆を、「鬼は外、福は内」と、部屋中にバラ
まくだけで、気持ちまでも、すっきりしたような感覚になったことを思い出しました。

その当時は、あまり年中行事の意味など考えていなかったのですね。今日も
出版社からの「節分の日」にちなんだ配信メールが届けられました。それによると
なぜ、炒った豆を使うかというと、「豆」は「魔目」に通じ「炒る」は「射る」に通じる
ということから、鬼を退治するという意味だそうです。

数え年だけ、豆を食べると、病気にならず健康で過ごせるとも言われるとか。
加齢に伴い、すっかり、歯ももろくなった身にとっては、それも食べない方が
歯科医院に通わないですむ安全策かもしれませんね。 (笑)

今日は、午後から、口之津町の路地裏散歩的な、ウォーキングをしたいと思い
勤務していた時代にお世話になった、元校長先生で、退職後は図書館長を歴任
され、現在は、史談会やガイドとして活躍されている、本田紘平先生宅にお邪魔
しました。

一通り、口之津の興味ある場所をお聞きしたあと、先生の車に同乗して、その
場所まで案内していただきました。当時の面影を残すものは、ほとんどありませ
んが、説明で往時の「生活の姿」をかいま見ることができました。歴史は、想像
するだけでも、楽しくなるということを、この年齢になって、やっとわかるように
なってきました。

先生が、同窓会のおり、同窓生を案内されたという、口之津が一望に見渡せる
高台に案内していただきました。まるで、飛行機の窓から見るように、口之津港
や早崎海峡をはさんだ天草が見渡せます。黄色い菜の花も、この風景に花を
添えてくれました。逆光で、写真は鮮明ではありませんが、それでも感嘆に値
する自然の贈りものでした。案内してくださった、本田先生に感謝です。

明日は、「立春」ー 春の文字を見ただけで、元気が湧いてくるような気がします。
立春には、直接には関係ないのですが、明日は、連れ合いが「ぜんざい」を準備
してくれるそうです。最近、「甘い」ものが欲しくなる時が多くなりました。