かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

加津佐・堤に浮き草の花の群生

2012年10月04日 | 日記



今日は、10月4日 木曜日 天候は晴れ。
昨日の温泉の硫黄の匂いが、まだ残っています。温泉の効能かもしれませんが、
体がポカポカしています。やっぱり、「本物の温泉」と、連れ合いと朝食をとりながら
話しています。早く、陽が落ちるのと同じように、一日が過ぎるのが、とても早く感じ
られます。

恩人宅を訊ねました。いつもは、まっすぐ訪ねて行くのですが、今日はどういう
わけか回り道になりました。加津佐中学校グラウンドを横に見ながら、矢嶽が見え
る道原堤に通りかかると堤一面に白い花が咲いています。
ビックリしました。浮き草の花でしたよ。この時季に咲くとはわかりませんでした。
野田浜入り口のビオトープの池にも、浮き草があり、いつ花が咲くのかなと、いつ
も気になっていたのです。それにしても、こんな群生を見たのは初めてです。

浮き草は、別名ホテイアオイと言って、南米原産の帰化植物だそうです。観賞用と
して持ち込まれたとか。子どもの頃は、堤にフナ釣りに行った折に、よく見かけて
いました。釣ったフナをバケツに入れ、その中に浮き草も一緒に入れて、自宅の
水槽に移し替えていました。金魚鉢などにも入れていましたね。金魚と浮き草の
緑を見ると、とても涼しげに見えていました。夏の風物詩だったのでしょう。
今では、代用品になってしまいましたが…。

昔は、加津佐町内にも、あちこちに小さい堤が有ったように思うのですが、今では、堤
に水をたたえているような風景に出合うことが少なくなりましたね。もう、堤でフナ釣り
という光景は見られないのかもしれません。

近くによって見ることはできなかったので、望遠で見ると、薄紫の花ということがわか
ります。中央に黄色い模様が有り、アクセントとなって、花を引き立たせています。

それでは、遠くから少しづつ近づいて、ホテイアオイの花を楽しんでください。







このホテイアオイ、その日によって咲き具合が替わるとか。
少し、観察したくなりました。明日も、また来てみます。



堤横に優しいお顔の「子安地蔵」が有りました。
我が子を手にかけるという、痛ましい事件がトップニュースで
報じられていました。あまりにも悲しすぎます。
手を合わせることしか、出来ないこともあるんですね。