旅に出たらば、日常の喧騒を忘れてのんびり過ごせばよいとは思うのですが、旅がとても楽しい。しかもそこにネット環境がある。
決して仕事はしませんが、ブログだけやりたけなくなってしまいました。
昨日夕方に高知へ到着し、そこからバスで延々と土佐市まで行きました。
宿泊は国民宿舎土佐です。ここは温泉と、貧乏ヤングにはうれしい安価なドミトリーがあります。6人部屋ですが私一人しかおらず、ゆったりと使うことができました。
露天風呂の前には雄大に広がる太平洋。ただし夜だったため真っ暗でよくわかりませんでした。
今朝は宿舎の社長の自家用車(たぶん)でバス停まで送ってもらい、須崎市へ。
ここは知る人ぞ知る、鍋焼きラーメンが有名なところ。
ガソリンスタンドのおじさんお薦めのお店へ行きました。かなりアチアチの、こってりしょうゆがおいしかったです。
そしてこの旅の目的の一つ、梼原(ゆすはら)町へバスでやってきました。ここには四万十川源流のポイントがあります。源流の碑は隣町にあるのですが、ここにも源流があるとか。確かにあの雄大な四万十川は、源流は一つではありません。
ここでは農家民宿・「いちょうの樹」にお世話になります。
この宿の方が昼間やっている食堂で待ち合わせ。外でふらふらしていたら、おじさんに「お茶をごちそうしてあげる」と声をかけられ、食堂へ招き入れられました。そこには本日お世話になる宿の方がいましたが、おじさんは実は店の人ではありませんでした。おじさんにコーヒーとシュークリーム2つもごちそうになり、おじさんは豪快に去って行きました。どうやらどこかの社長らしい…。
宿の方に観光ポイントを教えてもらい、今日は「龍馬脱藩の道」をたどることにしました。たまたま食堂で隣に座っていたご夫婦が、その道に入る途中まで送ってくださいました。ここの人々は親切です。
脱藩すべく、山際を歩き始めました。
千枚田、紅葉がきれいです。
あるとき男性とすれ違いました。山道なので?「こんにちは」とあいさつしました。私以外にも散歩している人がいた、と思ったら、スケボーに乗り出しました。もしやここで練習しているのかなと思ったら、後ろで「ブイーン」という音がしました。どうやらきこり(ただ機械で木を切っていた。林業)です。スケボーで移動とはかっちょいいと思いました。
その後、道を変えたりなどしたら、人が通っていないような草木がうっそうと茂るところを歩く羽目になりました。しかしそこも龍馬脱藩の道という道標だけはあります。私は土佐藩の者ではありませんが、「このまま愛媛へ抜けるか…」という気分でした。
なんとか現実に戻り、宿の方と再び待ち合わせた「ゆすはら座」へ。ここは県内唯一の芝居小屋、歴史も古く、趣のある建物です。
そして「雲の上の温泉」へ。
ここの露天もよかったです。空に近い。
しかもお湯がよい。ツルツルしっとりになりました。頬に指が吸い付く。
しかし服を着たらびっくり。青虫が1匹、ふんわりとくっついている。
脱藩を図ろうとしたときに、どうやらくっついて来てしまったようです。申し訳ないけれど、ゴミ箱へさよならしました。さらば、かつての相棒よ。
お風呂から出て休憩室でしばしのんびりしていると、隣にいた2人組み親子に「さっき道路を歩いてたでしょ」と声をかけられました。
話を聞くと、お父さんは大阪から安らぎを求めて一人梼原へ。今はやりのIターンの田舎暮らしだそうです。息子は父を訪ねて遊びにきているところでした。
偶然、私の宿の方とも知り合いのようです。詩吟仲間だとか(だけじゃないと思うけど)。
明日の予定を聞かれたので、午前中は宿でわらじを編んで午後は神楽を見ると言ったら、息子もわらじを編みたいとのことで一緒にやることになりました。
旅は道連れ。一期一会。
お世話になる農家民宿「いちょうの樹」はとても居心地がよいところです。
ルールが皆無。に等しいです。
去年、四万十川ユースホステルに4泊しました。ここもとてもよい宿でしたが、お酒持ち込みはだめとか、いろんな追加料金、などなどちょびちょびと決まりがあります。普通のルールですけど。
でもここは、チェックイン・アウトとか(食堂の)消灯とかペットとか、どうやらあまり関係がないようです。
家の方もすごく温かく、笑いが絶えません。ビールも知らぬ間に出てきていました。深夜までどんちゃんやることもあったとか。
今日は仕事で来ている2組、大阪からのリピーター一家と私が泊まっています。みんな気兼ねしません。うらやましいのは、笹に糸を垂らして釣りをした話。ぜひやりたいです。
さすが農家民宿。
ごはんもとてもおいしいです(写真)。ぜんまいやナスが最高でした。
農業体験もできるようです。ひとまず明日は、大阪リピーターの娘2人に便乗してわらじを編みます。小学生の2人はかなり上手らしいので、教えてもらいながら頑張ります。
決して仕事はしませんが、ブログだけやりたけなくなってしまいました。
昨日夕方に高知へ到着し、そこからバスで延々と土佐市まで行きました。
宿泊は国民宿舎土佐です。ここは温泉と、貧乏ヤングにはうれしい安価なドミトリーがあります。6人部屋ですが私一人しかおらず、ゆったりと使うことができました。
露天風呂の前には雄大に広がる太平洋。ただし夜だったため真っ暗でよくわかりませんでした。
今朝は宿舎の社長の自家用車(たぶん)でバス停まで送ってもらい、須崎市へ。
ここは知る人ぞ知る、鍋焼きラーメンが有名なところ。
ガソリンスタンドのおじさんお薦めのお店へ行きました。かなりアチアチの、こってりしょうゆがおいしかったです。
そしてこの旅の目的の一つ、梼原(ゆすはら)町へバスでやってきました。ここには四万十川源流のポイントがあります。源流の碑は隣町にあるのですが、ここにも源流があるとか。確かにあの雄大な四万十川は、源流は一つではありません。
ここでは農家民宿・「いちょうの樹」にお世話になります。
この宿の方が昼間やっている食堂で待ち合わせ。外でふらふらしていたら、おじさんに「お茶をごちそうしてあげる」と声をかけられ、食堂へ招き入れられました。そこには本日お世話になる宿の方がいましたが、おじさんは実は店の人ではありませんでした。おじさんにコーヒーとシュークリーム2つもごちそうになり、おじさんは豪快に去って行きました。どうやらどこかの社長らしい…。
宿の方に観光ポイントを教えてもらい、今日は「龍馬脱藩の道」をたどることにしました。たまたま食堂で隣に座っていたご夫婦が、その道に入る途中まで送ってくださいました。ここの人々は親切です。
脱藩すべく、山際を歩き始めました。
千枚田、紅葉がきれいです。
あるとき男性とすれ違いました。山道なので?「こんにちは」とあいさつしました。私以外にも散歩している人がいた、と思ったら、スケボーに乗り出しました。もしやここで練習しているのかなと思ったら、後ろで「ブイーン」という音がしました。どうやらきこり(ただ機械で木を切っていた。林業)です。スケボーで移動とはかっちょいいと思いました。
その後、道を変えたりなどしたら、人が通っていないような草木がうっそうと茂るところを歩く羽目になりました。しかしそこも龍馬脱藩の道という道標だけはあります。私は土佐藩の者ではありませんが、「このまま愛媛へ抜けるか…」という気分でした。
なんとか現実に戻り、宿の方と再び待ち合わせた「ゆすはら座」へ。ここは県内唯一の芝居小屋、歴史も古く、趣のある建物です。
そして「雲の上の温泉」へ。
ここの露天もよかったです。空に近い。
しかもお湯がよい。ツルツルしっとりになりました。頬に指が吸い付く。
しかし服を着たらびっくり。青虫が1匹、ふんわりとくっついている。
脱藩を図ろうとしたときに、どうやらくっついて来てしまったようです。申し訳ないけれど、ゴミ箱へさよならしました。さらば、かつての相棒よ。
お風呂から出て休憩室でしばしのんびりしていると、隣にいた2人組み親子に「さっき道路を歩いてたでしょ」と声をかけられました。
話を聞くと、お父さんは大阪から安らぎを求めて一人梼原へ。今はやりのIターンの田舎暮らしだそうです。息子は父を訪ねて遊びにきているところでした。
偶然、私の宿の方とも知り合いのようです。詩吟仲間だとか(だけじゃないと思うけど)。
明日の予定を聞かれたので、午前中は宿でわらじを編んで午後は神楽を見ると言ったら、息子もわらじを編みたいとのことで一緒にやることになりました。
旅は道連れ。一期一会。
お世話になる農家民宿「いちょうの樹」はとても居心地がよいところです。
ルールが皆無。に等しいです。
去年、四万十川ユースホステルに4泊しました。ここもとてもよい宿でしたが、お酒持ち込みはだめとか、いろんな追加料金、などなどちょびちょびと決まりがあります。普通のルールですけど。
でもここは、チェックイン・アウトとか(食堂の)消灯とかペットとか、どうやらあまり関係がないようです。
家の方もすごく温かく、笑いが絶えません。ビールも知らぬ間に出てきていました。深夜までどんちゃんやることもあったとか。
今日は仕事で来ている2組、大阪からのリピーター一家と私が泊まっています。みんな気兼ねしません。うらやましいのは、笹に糸を垂らして釣りをした話。ぜひやりたいです。
さすが農家民宿。
ごはんもとてもおいしいです(写真)。ぜんまいやナスが最高でした。
農業体験もできるようです。ひとまず明日は、大阪リピーターの娘2人に便乗してわらじを編みます。小学生の2人はかなり上手らしいので、教えてもらいながら頑張ります。