My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

Chai(チャイ)の作り方

2006-08-30 06:58:20 | Myレシピ!
たちの悪い風邪から一家立ち直って、今週からようやくまともな生活に戻った。元気の良い2人の男の子相手に体調不良では1日がとてつもなく長くしんどい。日本では生姜湯とか飲むのかも。私のBlogにコメントをくれている「すずさん」の旦那さんはゆず湯が効くとすすめている。試してみたいが、こちらでゆずの木を見かけたことがない。残念だ…。家では代わりに体が温まるように「生姜湯」代わりに「生姜紅茶」なるもの、ジンジャー・ティーをよく飲む。これは知り合いのインド人のご夫婦の家で夕食をご馳走になったときに(あぁ!あの究極のベジタリアン・インド料理!!忘れられない…。)食後に入れてもらって、ついでに作り方を教えてもらったもの。作り方と言っても、あまり癖の無く、しかも味も色もしっかり出るAssamなどの紅茶の葉をつかって千切りにした生姜・ミルク・砂糖・お湯を1-2分煮立てるだけ。カフェインなどで眠れなくなる人は、Decaffeinated Teaというカフェインをほとんど抜いてある紅茶を使うと良いと思う。こちらでは普通のスーパーなんかにLiptonやDilmahなど大手のブランドのものが大抵置いてある。ただし、普通の紅茶より多少高め。ダージリンやアールグレイなど、香りや味に癖のある紅茶はお勧めしない。手鍋でぐつぐつ煮るのが面倒な人(←自分のこと)はお湯にティーバッグの紅茶・生姜・砂糖・ミルクを入れ、レンジで30秒チン!ちなみに、ずいぶん前に風邪を引いたときには、インドネシア人の友人に、粉末状のしょうがの(おそらく)エキスを乾燥させたものと砂糖が入っただけの茶葉が入っていない「ジンジャー・ティー」をすすめられた。妙に甘ったるくてしょうがの味がきつい…。自分で入れたジンジャーティーのほうが美味しい…。

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でも、私は風邪でも引かない限りは、紅茶だったら大抵はダージリンかChaiを飲む。このChai はこちらの大学院で勉強していた頃、学生寮での隣人のエチオピア人に作ってもらったもの。

インドのChaiにも同じものがあるが、インドのChaiはオレンジの皮やら他の香辛料が入ったりといくつかのバリエーションがある。有名どころはMasara Chai、Ginger Chai、Cardamon Chai。中でもカルダモン・シナモン・黒胡椒・生姜・クローブが入っているMasala Chaiは良く飲まれる。ちなみに、このChaiという言葉はインドでは何を実際意味しているのか、と近所のインド食料品店のおばちゃんに聞いたら、Chaiはスパイスが入っているお茶だけではなく、お茶一般をあらわすヒンドューの言葉だと、親切に教えてくれた。オーストラリアではスパイス・ティー=Chaiという認識がある。そしたら横から他の客であるインド人のおじさんが流暢な英語でこれが美味しいよ、これには何々の香辛料が入っていてね、云々と機関銃のように説明してくれた。インドでは、特に西部地方ではコーヒーにChaiと同じようにスパイスを入れてのむそうだ。美味しいからこれを是非試してみるといいよ、といってコーヒーとスパイスが一緒になっているものをすすめてくれた。今度試してみよう。しかし、インド人は本当に良く話す人が多い。時々、急いでいる説きにどうやって話を切ったらよいのかわからないことがある。また、食べるのがとてもとても好きだ。そして、興味深い人たちが多い。



材料(2杯分):シナモン(1本)、クローブ(4本)、カルダモンの実(皮付き2-3つ)、紅茶(小さじ2杯)、砂糖(適量)、牛乳(適量)、水(2カップ)

作り方:

1.小さめの手鍋に水・シナモン・クローブ・つぶしたカルダモンの実・紅茶の葉をいれ3分ほど煮立てる。

2.スパイスの香りが程好くしてきたら、牛乳を多めにいれ混ぜる。

3.ぐらぐら煮立つ前に火を止め、砂糖を多めに入れて出来上がり。

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お茶を飲みたいけど、つまめるような甘いお菓子なんかが無いときには、リッチなこのChai一杯で満たされる。