My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

空手デモ@ホスピタル

2008-04-30 23:00:18 | 空手道場日誌
昨日、通っている空手道場がいつものように公共施設での空手デモを頼まれたので先生と私と年配の指導員の女性とで張り切って行ってきた。こんな感じでうちの道場はよくデモをあちらこちらから頼まれるらしい。スケジュールが合えば、もちろん無償でこたえている。

今回はなんと、ロイヤル・アデレード・ホスピタル。ヘルスプロモーションの一環で、と言うことらしい。昨日は天気も最高。Adelaide Zooに車を止めて、植物園のそばのとてつもなくでかい公園を通りながら、すぐ裏手の病院に着く。他にもハンドマッサージやら血圧のチェックや相談(だったけかな)と色んなブースが正面玄関にあり、その中で白い道着を着たわたしたちはひときわ目立っていた。

観客はまばら。とてーもなじみのある雰囲気の中で、とてもとてもリラックスして平安初段から抜塞大の形とその分解をゆっくりした。そして基本技のコンビネーションとそれを実際に組手にする。そして、患者さんや職員の院内ケアセンターに預けられている子供たちがぞろぞろとに見に来たので、先生考案の子供用の「セルフディフェンス形」を披露した。結構受けていた。1時間なんてこんな感じであっという間に終わって、さあ、お茶にでもしようかという話をヘルスプロモーション担当のナース、Aさんと先生達としていたら、後から何人か先生に個人的に道場の話や空手について質問してきた。中には、最初から最後まで熱心に見ていた年配の女性は、SA州のさらにど田舎に住んでいて、ずいぶん昔に松涛館の空手を習っていて黄帯までとったらしい。あとは、自分の子供にどうだろうか、とか色んな空手に興味ある人と話す機会があった。

そして、担当のAさんに、私もナースだといったら、この病院で行われている色んなヘルスプロモーションについて話してくれた。そうしたらなんとMusic Therapyも患者さん対象に行われているとか。ずいぶん前にわたしはあるホスピスでArt Therapyのボランティアをしていて、絵を描いたことのあまりない患者さんに描き方を教えたりしていたといったら、上の階にあるカフェテリアのそばにある、廊下ギャラリーを見せてくれた。ここのセクションは、プロ、アマ両方のアーティストが時折個展をして、患者さんやその家族達の眼を楽しませているとのこと。そして、アーティストによってはその絵に値段をつけてその院内展示場で売っているらしい。で、気軽に「あなたも、ここに展示できるような作品があるならば、どうかしら?」と誘われた。これはまたもないチャンス!目標があるとどんなことでも更なるレベルにステップアップしようと、より頑張るもの。Aさんは彼女のメールアドレスその他の連絡先をくれ、私は絵のことで彼女に連絡をすることを、彼女は自分の10歳の娘が武道に興味があるらしくその子を道場に連れて行くことを約束し、病院スタッフが入れてくれたおいしいコーヒーを頂いて、充実感にひたりながら、同じ公園を通って帰ってきた。公園では、オーストラリア軍の音楽隊(ブラスバンド)が練習をしてた。バンドのアルトサックスが眼に入り、ああ、懐かしいなー、という思いに浸る。中学でブラスバンド部で3年間、アルトサックスを吹いた。

それにしても面白い。空手をしにいって絵に関するまたとないチャンスに出会えた。いろんなことに視野を広げると、それらが一つ一つまだ繋がったり、大きく膨らんだりする。色々大変なこともあるけど、これだから人生って面白い-。

The ruins at the farm, Mannum

2008-04-24 21:04:59 | Gallery


一昨年、家族そろって滞在したMannumの近くの農場にぽつんとただかろうじて建っている廃墟。何故か古い建物ってすごく好き。経った時の匂いを感じる…。前回はWet-in-wetで水と数時間、嫌と言うほど格闘したから今回は気分を変えてWet-on-dryのみで、木炭で仕上げ。木炭で仕上げているときに、細かい作業が面白くて、つい、全体のバランスを見失ってしまった…。あと、コントラストを効かせようとして、やりすぎで建物の透明感が無い。やはりValueのスケッチをしてからしないと。また同じ構図で描いてみよう。

Paper:Arches 300gsm, rough

Colour:
Van Gogh (ultramarine blue, raw sienna, vermilion, madder lake deep, azo yellow light)
Hobein (cobalt blue, burnt sienna, burnt umber)

Compressed charcoal (soft)

Dawn at Glenelg beach

2008-04-22 19:40:24 | Gallery


今日、とてーも軽い気持ちでずいぶん前にカニ釣りに行ったGlenelg Bechの夜明け(正確に言えば、夜明け直前)を描いてみようと思った…ところがなんと5時間近く水と絵具と格闘することになる。空や海は断然Wet-in-wetがいい。しかし、水のコントロールがとてもとてーも難しい。その上濡れている状態と乾いたときの色が絵具によっては全然違ったりするので、あっちが上手くいけばこっちが失敗というのが何回か続いて、なんと6回目にしてまあまあ納得できるものが描けた。そう、私は相当にしつこい。失敗した紙はちゃんと裏返して使ったので、使った紙は3枚。さすがArchesの紙、とても書きやすくて頑丈。

Paper:Arches 300gsm, roguh
Color:
Van Gogh (ultramarine blue, madder lake deep, azo yellow light, raw sienna, quinacridone rose)
Hobein (cobalt blue)

教訓-水彩は、最初のウォッシュがその絵を左右する。

~~~~~~~~~~~~~~~~~



これは、6回のうちの一回目。彩度もコントラストも低くて全然インパクトが無い。



三回目。Wet-in-wetが集中力がなくなってきて、いつの間にかWet-on-dryになってきて、無駄な書き込みが増えてきてしまっている。そうそう、絵はWritingではなくPainting。Writingをし始めてしまうと局所に気を取られてしまい、全体を見失ってしまいがち。これは何も絵に限ったことではないと思う。ここまで来て、最初のウォッシュの色をあまり考えないで描いていたことに、色に透明感と鮮やかさが無いことの原因があると気づく。



これは、水彩画を習い始めて2-3週位のときに同じビーチを描いたもの。初心者だと一発で分る絵。透明感が無く、真平ら(flat)。これを見るとたった2ヶ月前なのに、もう時間がずいぶんたったような気がしてくる…。

Sunset at Murray river bank, Mannum

2008-04-21 22:14:34 | Gallery


水彩画を習い始めたてのときに、ウォッシュの練習に描いたもの。一昨年滞在したMannumのMurray Riverのほとりの桟橋と恐ろしく凶暴なでも絵になるペリカンを書いたつもり。このときは未だ光の方向に頓着しないで書いていたから桟橋に違和感ありまくり。なんか、切って貼った様な?失敗と分析は成功の元…。

Paper:Arches, 300gsm, rough
Colour:Van Gogh(Raw sienna, mader lake deep, ultramarine blue)

忙しい楽しい日常

2008-04-20 00:00:20 | 日常あれこれ
昨日、空手の練習で基本と組手をばっちりした。水曜日に練習のはじめにウォームアップと称していきなりした筋トレのおかげで、腹筋と大腿四頭筋がかなり痛い…。でも、練習が始まってしまうとどういうわけか痛みが無くなる。そして、練習が終わって半時間も経つとまた痛くなる。どうしてだろう?昨日は三段のMさんにいつものように練習の後に組手の稽古をつけてもらった。私の左からきた彼の回し蹴りを、思わず、がしっと左腕でしっかりと捕まえてしまったのでそのまま逃がさないうちに右足で蹴込みを入れたら、「蹴り返さないで、その足を僕の後ろ足の後ろに入れて払ってごらん。」とアドバイスをくれた。わざわざゆっくりと同じけりをしてくれたので、言われたとおりに足払いをかけて投げようとしたら…足が届かない!!彼は背がめっぽう高いだけではなく、足もやたら長い。で、わざわざ私のリーチに合わせてくれたので(ちょっと申し訳ない)遠慮なく投げ技をかける。で、これまたわざと盛大に投げられてくれて、私は追い討ちをかけるように床に転がっているMさんに中段突き。足払いをかけられたり投げられることは嫌と言うほどあるけど、自分がかける事はめったにない(出来ない)ので、思わずガッツポーズとしていると、見ていた外野から「ワハハハッ!」とか言うでかい声が聞こえてくる。いい練習をさせてくれて有難う。

そして、日中は筋肉痛を抱えてペンギンのように歩きながら、セントラルマーケットで買出し。食は生活の基本。HOME MADE KAZOKUの歌に「食う寝る遊ぶは人間の三大欲求」とかいうフレーズがある。まさしくその通り。いつものようにヘルシーな鉄分とたんぱく質の補給源、カンガルー肉のお店OZで味付けされているフィレを買っていると、あるお客さんらしいおじさんが私と同じようなお肉をいくつか買い、お店の人に2ドルのチップを渡しながら店頭にある味見用のお肉を焼くためのホットプレートを指差して、それをちょっと焼いておいてくれるかい?とか言っている。お店の人は、「は?あー、いいけど?」とか戸惑いながら笑って快く引き受けている。おかしー!肉屋はBBQ屋さんじゃないっつーの!まあ、ランチ時だったからそのつもりだったんだろうけど。私があはは!とか笑っていたら、お店の人は買い物を済ませたわたしに、「君のは焼かないままでいいのかい?焼いてあげるから遠慮することないよ!」とか言うので、「今度、是非お願いするね!」と返した。

そして今日は風景画コースの3回目。木炭で海の夕焼けの写真をひたすら明暗で描き分ける。まあ、物足りないけどカタチをすばやくとるいい訓練にはなっているかな?その後に、水彩画の先生に教えてもらったArt Gallery、David Summer Art Galleryに行って見る。いつもいくBurnsideの図書館のすぐそば。小さいけど、とてもよく整理されたこぎれいな画廊。柔和そうな上品な身なりをしたおじいさんが迎えてくれた。Maxwell Wilksという油絵・パステル画専門のVIC州の画家で、オーストラリアでもパステル画家としてはトップクラスの人らしい。画風はとてもルーズな感じで油絵はあまり極端に彩度の高い色は使わずにでも柔らかい明るい色調でとても上手くほとんど中間のトーンでどこにでもある海辺や町、農場などの風景を好んで描いている。パステルはもう、すごかった。思わず画廊のおじいさんにこの画家のパステルに使っている紙や方法を根掘り葉掘り聞いてしまった。この画家は、特注の中目くらいの粗さの真っ黒な紙を、ボードにのりで貼り付けて描くらしい。真っ黒な紙の上か。道理で、パステルの色の発色がすごく良いはず。私も再来週の風景画のクラスのとき、試してみよう。それにしても、この画家の画、小さいもので10数万円、大きなものだと百万円近くする。

そのおじいさんは質問の多い私に「君はパステルをよくかくのかい?」と聞くので、私の水彩画を専門に習っているということと先生の名前、そしてここの画廊を先生に進められたことを言うと、「彼はオーストラリアの中でも沢山の賞をとったトップクラスの水彩画家なんだよ。」と教えてくれた。そうなんだー。知らなかった。確かに彼はすごい。そして、このおじいさんはわざわざ奥からゴソゴソと大きな水彩画を出してきて見せてくれた。見た瞬間、「ああ!これは“彼の色”だね。」と思わず言った。彼は決して無駄にいろんな色を使わない。とてもシンプルなもの(主に風景画)をサラッと描く。これを見て、まだまだ彼からいろんなことを学びたいと思った。明日は、朝に病院で半日勤務、子供の日に公演する綾子舞の練習の日。

まだまだこれから忙しい日常が続きそう…。

Stormy beach-模写

2008-04-19 00:20:46 | Gallery
以下の本にあった絵の模写。模写は色のコンビネーションやレイヤー、構図のとり方などの勉強にとてもなる。空は今まで透明感を出すために不透明水彩絵具は極力避けていたが、今回は嵐の前のどっしりとした雰囲気を出すために、空にも砂浜にもYellow ochre、濃い影にBurnt umberがばっちり使われている。

これを参考にGlenelgの朝のビーチを今度描いてみよう。

Successful watercolur painting.(1998) by Alan Oliver.



原画:Stormy Beach, by David Westonより

Paper:Arches, 300gsm rough
Colour:Ultramarine blue, raw sienna, burnt sienna, burnt umber, yellow ochre, quinacridon rose, prussian blue, celrean blue, madder lake deep

French village-模写

2008-04-18 00:22:42 | Gallery
以下の本からの模写。それにしても、イギリスには素晴らしい水彩画家や水彩画関連の良書が多い。空手関連の本が原語で読めて本当によかった、と思うのと一緒で、数ある良質なイギリスやアメリカの絵画技法書が原語で読めて本当によかったと思う。

冷たい影が、暖かい光を作り出す。

Successful watercolour painting.(1998) by Alan Oliver.

“French Village” by Alan Oliver



Paper:Arches,300gsm,rough
Colour:
Van Gogh(Ultramarine blue, raw sienna, permanent orange, azo yellow light, mader lake deep, celrean blue, quinacridone rose)
Holbein(Burnt sienna, burnt umber)

Bamboo-竹

2008-04-17 22:07:50 | Gallery




紙をたっぷり濡らして、Wet-in-wetで幹と背景の葉を描き始めて、乾いていくにつれて前景の葉を描く。時間差攻撃…。木炭で仕上げ。

初めて描いた竹。しかも、想像の産物。ちゃんと本物の竹の観察が必要だ。Cityの動物園のマレー熊のセクションのあたりに見事な竹林がある。今度、カメラを持っていこう。背景に軽くRaw Siennaで下塗りをしてから描いてもいいかもしれない。

Paper:
(上)Arches,300gsm,Rough
(下)Blockingford,300gsm,cold press

Colour:
Raw sienna
Burnt sienna
Cobalt blue
Azo yellow light

水彩画コース・ノート(8)

2008-04-14 20:58:04 | Art・その他の趣味ついて


今日で水彩画コースは最終回。とても残念…。「こんなに楽しい、色んなことを学べたコースは無かったわー。」とか、「こんなににぎやかなクラスはわたし初めて。」とか、皆色んな感想を言っている。

私はいつもどおりに一足遅く皆より遅くに来て、先生が始めに毎回のテーマを説明している最中にガサゴソ絵具の準備をして、モグモグおにぎりとか食べる。今日は最終回だし、何かつまむものを皆に、とおもって大きなおにぎりをにぎっていた。先生は、ベジタリアンのうえに数え切れないほどの食べ物に対してアレルギーを持っている。小麦粉とかピーナッツとか…。ご飯は食べれるらしい。前回はいなり寿司を持っていった。「これは、とてもシンプルなスナックで、日本版のオージーが食べるべジマイトをはさんだサンドイッチみたいなもんですー。」とかいって差し出した何も入れない塩だけふってのりを巻いたおにぎりは、先生にも皆にも受けていた。

今回のテーマは、「遠近」を意識して風景を描くこと。いつものように先生のデモンストレーションのあと、写真も何も見ないで森の中の木を想像して自分の見ている視点と太陽の位置を決めて、光と影を想像してプランを練る。…はずだったけど、いつものように先生と色んな絵の話をしてしゃべりながら描いていたら、そんなことなどすっかり忘れ、適当に何も考えないで下塗りをしてしまった。いくつかレイヤーを重ねて作り上げていく水彩画はプランがとても重要だ、と先生に念を押されたばかりなのに。「げー!すっかり太陽の位置決めるの忘れてたー!」と騒いでいたら先生は、「大丈夫だよ、あわてないで。」とかの何のフォローもなしに、「はっはっはっ!」とか笑っている。気を取り直して、前景の主な木の2本はテープでマスキングして、いつもどおりにウルトラマリンブルー、マダーレーキ、アゾーイエローライトの3色で下塗り。下塗りした後に、「あーそうそう、一番のメインになる木は、紙の端っこに持ってきたりしないようにね。」とか言っていたので、ふと私の絵を見るとまさにそのとおりになっている。「それはこういう間違いのことですかー?」と自分の絵を指して聞くと、「そういうことだねー。」とか言うし。面白い人だ、全く。そして、いくつかのポイントを意識しながら3つのレイヤーで光と陰を調整して“幻覚”を作り出していく。

・前景:色調は強く、ディテールは大まかだったり細かかったりとさまざま。
・背景:色調は落ちてきて、ディテールは失われていく。
・前景と背景の中間:色調ディテールは前景と背景の中間。だから、背景や前景のどちら一方から描いていくのではなく、お互いの関係を見ながらバランスよく描いていく。

先生は帰りがけに、私の道具箱の中にあった、このコースが終わったら入ろうかなーと考えていた近所のアート・グループの冊子をみて、「このコースは毎回違うことをやるから、よかったら次に始まるコースにも来るといいよ。」と誘ってくれた。そして、先生のデモンストレーションの絵が一杯入っているバッグに頭を突っ込んでこれが最後とばかりになめるように眺めていた。よい絵を見るのはとても参考になる。その中で気に入った水彩とオイルパステルの海岸の絵を引っ張り出して、「先生、この絵、私の誕生日プレゼントにくれる?」とお願いしたら、「いいよ。持って行っていいよ。」とお許しがでた。有難う!!

~空手の指導員の養成コースが終わったら是非是非戻ってこよう。

バースディ・ディナー@Penforld

2008-04-13 01:51:05 | 日常あれこれ
昨日、私の誕生日に近所(車で3分くらい)にあるPenforld Winery-Magil Estateのレストランで、夫と2人きりでディナーに行ってきた。今回は珍しく夫がとてもとても積極的。いつもは外に出歩くのがとても億劫で、うちから引っ張り出すのに一苦労している。

ここ、SA州にはものすごい数のワイナリーがあり、その中でもレベルの高いレストランを持っているワイナリーは結構多い。このワイナリーのレストランはアデレードでもかなり有名。丘の上に位置しているため、アデレード市内の明かりをほとんどガラス張りのレストランから眺めることが出来る。ため息が出る景色…。ここに来たのは2回目。



ワイナリーの倉庫。ライトアップされて、とてもムードがある。



ワイナリのレストランの入り口近く。



店内はぐぐっと照明を落としていて、とても落ち着いた大人のムードを演出している。客席は間隔をかなりあけてセットされてい、ウェイトレス・ウェイターのサービスもさりげなく、でもとても行き届いていて超一流だ。「なんで、私と彼は違うワインだけどおなじ赤のShiratzを頼んだのに、出てくるワイングラスの形が違うんですかー?」というわたしの質問にも丁寧に答えてくれた。



客席の後ろにはテーブルに、自社のラインがずらりと並んでいる。私はPenforldのBin28(2004)、彼は同じ年のRWTをオーダー。私は、前菜にオイスター、メインは鹿肉。彼は前菜に鴨肉とパテ、メインはビーフ。前菜の前に鹿のクリアスープがサービスで出された。味付けといい、プレセンテーションといい、もう食べ物と言うよりは芸術の域。食は文化なり、とはよく言ったものだ。



良く分らないけどトイレの写真まで撮った。どこまでもサービスが行き届いている。



私だけデザートをオーダーした。これはチョコレート・プディング。とても小さいけど、素晴らしくリッチな味に酔う…。



食後にコーヒーを頼んだら、なんとパイ生地のビスケット、小さいハニー・シュー、コーヒー・アイスクリームがサービスで出された。騒がしいチビ達抜きで、珍しく2人で会話を楽しむ…。

何もかも満たされた夕べと夫に感謝-。