My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

長男の初キャンプ

2008-08-29 09:25:57 | 家族について
一昨日、小学校一年生の長男が学校が引率するキャンプに発った。これは、家から車で1時間ほどの山のほうにある、林間学校のような施設。費用はかなり安く、2泊3日でバス・食事・野外授業つきで一人80ドル。でも、なぜ真冬にわざわざあるのだろうか??

最初は、「いきたくないー!」とごねていた彼。でも、親としてはもっと大きな世界を見て触れて知って欲しい。その第一歩が家から離れて他のグループで色んな体験をすること。私はごねている彼に、「これはマミーとダディーが決めること(本当はうそだけど…)。いい経験になるよきっと!」と、強制的に参加させた。中には、嫌がる子供の意見を尊重し、参加させない親も結構いる。クラス25人中、4人は欠席をした。でも、私はスーパーシャイな長男にはちょっとプッシュが必要だと思う。そしたら、案の定、数日前からなんだか気分が盛り上がってきて、「キャンプではこんなことが見れるんだって。」とか、「キャンプ用に、あったかいBeanie(スキー帽みたいなやつ)が欲しいな。」とか、もうすっかりキャンプムードに入っていた。

枕や着替えやらで、彼の身体と同じくらいのバック二つ引きずって、私と次男に手を振り振りしながらバスに乗り込む彼を見送るとき、なんとも言い表せない感慨に浸った。彼もこんなに成長したのかと…。もう、達成感みたいなもの?中には「自分の可愛い坊やがいなくてさびしくないの?」と、もうさびしくなっている人もいる。さびしいかって?「No Way!」とすかさず返している。それより、今日もう帰ってきてしまう彼のお土産話がとても楽しみ!!

Woondah Brook

2008-08-26 12:15:42 | Wine & Beer Notes


Woondah Brook, 2007 Cabernet Rose, Western Austrlaia

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先日、我らが友人Rを夕食に招待した。彼は、夫がオーストラリアに来た当初からの友人。長い付き合いだ。今年末、私が香港経由で日本に遊びに行くときに、お供についてくる予定。彼は香港も良く知っているし、なんと香港の公用語の広東語を自由に操る!その代わりに私が東京でのガイドを務める。私も彼もかなりのマイペース人間。かなりの珍道中になりそうだ…。

これは彼が持ってきてくれた、西オーストラリア産のロゼ。結構甘く、でも酸味がかなりあるのでちょっとシャンパンみたいだ。かなり女性向。最近ぐっと春らしくなってきたこの陽気にぴったり。値段は知らないがかなりお手ごろだと思う。

紅型風紅梅の図

2008-08-25 22:32:15 | Gallery


Watercolor on Arches watercolor paper 300gsm rough, 11"×12"

Colors: cad yellow light, cad light red, red light, prussian blue, quinacridone rose, ultramarine blue, cobalt blue

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自分の着物を整理していて、二十歳のときに仕立ててもらった紅型風の柄の振袖の柄を眺めていたら、自分でも描きたくなった。紅型はのりで線を引いて、そこの部分だけ染色されないようにし、鮮やかな特徴のある柄や色で染色される素晴らしい染物。まあ、しぼりやろうけつ染めもアイディアは一緒なのかな?それで閃いたのが、水彩画で使うマスキングインク。アレはかなり上手く使わないといかにも使いましたみたいなわざとらしい線(ミミズが這ったような)が残ったりするが、そのはっきりとした白い縁取りを残したい紅型風の柄にはもってこい。柄は自分の振袖と最近咲いている近所の梅を参考に適当にアレンジした。色がかなり強いので柄は控えめにしたが、全くその心配は無かったよう。もっとごちゃごちゃ描いたほうが、朗らかで楽しそうで、それらしいと思う。マットは合う色が無かったから、グレー地のものを、海面でブルーに海面の痕をつけながら色付けをした。結構面白い試み…。今度は、我が師匠APのまねをして、抽象もどきをしてみよう。

Pelicans

2008-08-23 14:18:20 | Gallery


Watercolor on Arches watercolor paper, 300gsm rough

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今日、午前中に夫の勤めるPCClinic(一般内科診療所)のOpenセレモニーにチビ達を連れて行ってきた。まず、かなりの人が集まっていたのには驚いた。何人かがスピーチをしてテープカットを無事に済ませ、あとはモーニングティーとの運びとなる。私は飾りの青と白の風船に夢中になって知らずに客人にバシバシ風船をぶつけているチビ達に切れつつも、他の医師・薬剤師・受付の人達やその家族と珈琲片手に交流を図る。Clinicはとても趣味良く、明るさや清潔感に気を配られたてられている。そして、あの急ぎで準備した4点の絵が、廊下にちゃんと飾られていた。最後の4点目が上のペリカンの絵。動物はあまり描いたことがないし、上手くいかなかったが、時間が無かったのでこれもフレームに入れて飾ってもらうことにする。それでも、これらの仮フレームに入れられた絵たちは、しっかりとした照明とほとんど白に近いオフホワイトの壁に、本物以上(家で見るよりは遥かに)に良く見える。ボスやスタッフもかなり気に入ってくれたようだ。間に合わせなのにかなり恐縮する…。そして何気にパーティーの間に、待合室をチェックし、どのくらいの大きさのどんな感じの絵がいいかを一人で考える。ボスも待合室を私のギャラリーにしていいって言ってくれているし、頑張ろう!



Winsor & Newtonの念願のイーゼルを手に入れた。個展で絵も売れたことだし?これは、垂直にも水平にもボードが動かせ、高さの調節もかなりできる。つまり、水彩、パステル、油彩どれでも可能というスグレモノ。そして、フルシートの紙(縦76㎝)も楽々とおける。これで、大き目のパステルを描こう。

Fitzgerald River National Park

2008-08-22 00:57:59 | Gallery


Watercolor on Arches watercolor paper, 300gsm rough

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夫の勤め先のClinicのオープニングセレモニーがHealth Ministerも招いて行われるらしい。新聞記者も来るとか…。Clinicオープンにいちいちそんな大きなことをするのだろうか?まあ、ともかく、人を招くのに壁に絵一つかかっていないというのはあまりにも殺風景だと言うことで、彼のボスと夫にとりえず一日だけ体裁をつくろうために廊下に飾る絵を4点頼まれた。しかも2-3日で!!前から頼まれてはいたけど、急がなくていいからということだったのに。絵を描かない人で、絵なんていくらでもジャンジャンかけるもんだと思う人が結構いる。もちろん物によるけど、実際には日記と学術論文くらいの差があるというのに。とりあえず、前回描いたAlan Oliverの絵の模写を2点、そしてこれを1点とした。マットをつけて仮フレームに入れたら何とか見れる物になる。あとは何を描こう…。

Coffin Bay National Park

2008-08-21 10:51:51 | Gallery


Watercolor on Alches watercolor paper, 300gsm rough, 36×28cm

水辺の表現の練習。反省:筆を入れすぎ。もっとルーズに描こう!これでも、2月に描いたGlenelgのビーチの絵に比べるとかなりの成長が見られる。AP先生に感謝。

これは、Steven Parishという超有名なオーストラリアの自然を撮っている写真家の写真集からイメージを拝借。
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先日Royal Adelaide Hospitalで開かれている個展で、私の絵が2点(蘭・菖蒲)一気に売却された。これで、10点のうち3点が人の手に渡った。そして病院から、病院とAdelaide Symphony Archestraが行うネパールの障害児への援助の一環でCity(Music Hall)で行われるオークションが11月にある。それに出展する作品を1点どうか、と依頼された。音楽や楽器に関連あるモチーフを使ったらどうかという、アイディアつきで。この作品に関してはもうすでに色々プランを立て始めている。とても楽しみ!それから、夫のあたらしくOpenされたClinicの待合室と廊下に飾る絵を彼のボスから頼まれた。これもとても光栄なこと。目標があると、モティベーションが俄然あがる。大きな絵はイーゼル無しでは描くとき辛い。これを理由にイーゼルを買ってしまおう…。

祝・綾子舞 With Indian feast!

2008-08-19 20:05:04 | 日常あれこれ


日曜日にまたしても綾子舞の舞台がUniversity Of South Australiaのオープンデイであった。思ったより遥かに沢山の人がいており、ロックバンドの演奏やらなんやらと、かなり盛況だった。

そして、肝心の綾子舞もビル風に吹かれつつ、皆頑張った。回を重ねるごとに踊りの技も衣装も着付けもレベルも進化するこの綾子舞、かなり皆レベルの高いパフォーマーになってきた。

そして、その夜はいつもの3人(私、ナース・リサーチャーMKさん、同じ病院に勤務するナースのHiromiさん、Hiromiさんの友達の医学生のMさん)と我が家で無事に終わった綾子舞の打ち上げを夫が作ってくれたインド料理とともにした。

メニューは:

まず、夫の勤める新しい診療所のボスからもらったRoseのワイン、そして...

Banjabi Lam Shank
Spiced green beans
Bengali Poteto
Mint Masala Prawn
Naan

デザートは挽きたての珈琲とお土産の台湾製のお餅のお菓子。みんなご苦労様!!

小学校の選び方

2008-08-18 23:06:01 | 日常あれこれ
つい先日、オーストラリアへ永住予定のFijiの友達からこちらでの小学校選びについて質問があった。日本から来る会社や研究機関研修生などの家族にもきっと興味があることだと思うのでせっかくだからここに書いておこうと思う。

まず、簡単に小学校から高校まで公立と私立が日本と同じようにある。でも、高校はこちらでは義務教育なので高校にあがるときに公立の場合入試試験とかは無く、大体その学区域の高校に入ることになる。大学を意識して、私立の進学高校に入れる親も結構いる。ここではまず、小学校のことだけ書こう。

小学校もその地域によって、公立の場合は行く学校が決まっている。これも日本と一緒。でも、大きく異なるのはこちらの学校では各学校がそれぞれかなり特色のある教育をしているということ。校風・設備・環境・先生のレベル・カリキュラムも違ったりする。カリキュラムはある程度これは学ばなくてはならないと言う基準はあるのだろうが、それぞれ力の入れている分野が違ったりするようだ。ある学校は、音楽や演劇で有名、そしてある学校はIBPと言う国際基準にのっとったカリキュラムをしていて人気が高かったりする。SA州でIBPのカリキュラムを認められて行っている公立の小学校はなんと家の長男が行っているStradbloke Primary SchoolとLindenpark Primary Schoolの2校のみ。二つとも、AdelaideのEastern SuburbといってCityの東部の人気のある地域に位置する。総合的な学校のレベルや評判は割りとその地域の評判のよさ(住みやすさ・治安のよさ・比較的高い地価も比例する)と大きくかかわっていたりする。だから、子供の教育に熱心な親で私立学校への高い学費を払うより評判の良い学区に地域に家を買ったり引っ越したりする人も多く聞く。また、学校によっては学区以外の地域に住む子供達も空きがあれば受け入れている学校も結構ある。このStradblokeもそう。

これから子供を小学校に入れようと考えている人に言える事は…

・ある程度済むのに居心地の良い地域を探すこと。そして、その近くの学校2-3校のOpen Dayに行って様子を見てくる。その学校の空気を吸うだけで入ってくる情報は結構多く馬鹿に出来ない。そして、近所の人達にそれらの学校の評判を聞く。公園にでも行けば、子供達を遊ばせている親達からいくらでも情報が入ってくる。お母さん達はおしゃべり好き。これ、世界各国共通のよう。

・お金を出来るだけかけて教育に力を入れたい、と言う人は地元の有名私立校に入れればよいと思う。さすがに有名校は教育レベルが低いと言うわけにはいかないようだから…。うちは、夫も私もまったく興味が無い。この公立で十二分に満足している。

・どちらにしろ、親が一生賢明選んでも、この子供に諸所の理由でどうしても合わなかったりすることがある。そうした理由で隣の学校に替えた人もしっているが、それはそれでよかった様子だ。学校を変えるのは結構簡単に出来るらしい。

こんな感じで少しでも参考になっただろうか?ではではまた何か質問があったら、コメントなりメールいただきたい。

YOKOさんのお手製パン

2008-08-17 21:36:22 | 日常あれこれ
先日、YOKOさんから「イタリアンブレッドとロールパンとハムロールパンを作ったから食べに来ないか」という大変に嬉しい誘いがあった。にもかかわらず、時間的に彼女の家にいけても食い逃げ状態になるであろう様な余裕しかなかったため、涙を呑みつつも辞退。そしたらこんなにおいしそうな写真を送ってきてくれた。くそー、無理してでも行けばよかった!私はパンがとてもとても好き。ご飯とパン、どちらかしか一生食べれない、と言われたら迷わずパンを選ぶ。このYOKOさん、メロンパンのYOKOさんとも言われるらしく、パン作り、お菓子つくりがとても得意。はっきり行って素人ばなれしている。以前メロンパンを作ってもらったときに、息子と私とでみにくい争奪戦を繰り広げたことがある。今度また作ってね!





最近雨が多く、虹も雨上がりに本当に良く見かける。これはYOKOさんの家の近くで彼女が撮った雨上がりの写真。




長男と水彩で遊ぶ

2008-08-16 21:17:50 | Gallery
最近は、家やガレージの中の整理をしたり、家の中の壁のペンキ塗り(チビ達の落書きを消すため!)と、かなり雑用に時間をとられゆっくりと絵の練習をするゆとりがなかった。けど、長男の「水彩かこーよ!」というコールでせっかくだから数分でもと、筆をとる。とりあえず何も見ないで、彼が私の絵を見ながらまねできるような簡単な構図を考えた。で、「大草原の小さな家」みたいな…。これはすごーく小さなかなり薄めの水彩画紙のスケッチ帳で描いたもの。彼は絵を描くことがとても好きなようだが、いつも何を描いたらよいのか迷うらしい。で、いつも私の描いた絵か、画集をみて真似て描こうとしている。自由にすきなものを好きな色を使って描いていいんだよ、といってもめったに自由に描こうとしない。自分の内面を無意識に出したくない(かなりシャイだし)のか?想像力の問題か?私にもとても思い当たるふしがある…。彼が思うがままにめい一杯楽しんで描いた絵をもっともっと見たい。