My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

Pastel study - Gum tree

2009-09-28 19:43:13 | Gallery

Pastel on Deep Blue Colorfix paper, 45×54cm
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先週の金曜日に息子達の学校が終わった直後の午後、長男の8歳の誕生日パーティーを近所のPlay Cafeで彼のクラスメート男の子ばかり9人を招待して開いた。これは学校のホリデイの始まりでもあった。というわけで今週から2週間、沢山あるオーストラリアのスクール・ホリディのうちの一つが始まった。でもなんだかんだ言って息子達と庭弄りをしたり、彼らのクラスメートのうちに親子で遊びに行ったり、YOKOさんのうちに遊びに行ったり、はたまたOZAsiaへのU一座としての日本舞踊の出演と、結構忙しそうな予定が入っている。

さてさて、先週からはじめたパステルの習作。珍しくDV先生から、「今度は木を描いてみると良いよ。オーストラリアにいるからにはガムツリーがかけなくちゃね。」みたいなことを言ってきたので、いつも病院に行く途中にある、DV先生お勧めのハンサムな巨大ガムツリーの写真を撮ってそれを描くことにした。これが結構難しい…。先生はガムツリーに特別な思い入れがあるらしく、「オーストラリアではガムツリーをちゃんと描ける画家はハンス・ヘイセンを含めて3人しかいない。」とか言っている。で、先生が見せてくれたガムツリーの葉っぱの描き方を参考にして、ガムツリーを山のように描いたハンス・ヘイセンの画集もひっくり返して参考にしながら丸2日かかって8割ほど仕上がった。同じクラスにいる中年男性のあるアクリル専門の生徒さんは、一年にクラスに通い続けてガムツリーだけを3枚描いて終わったとか…。きっと、この絵もパスをもらえるようになるまではかなりかかるのだろう。

Sky 300 (72)

2009-09-21 21:54:10 | Gallery


W/C on Arches, 300gsm, rough, 1/4 sheet
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これはSky68とSky69と同じ構図を描いたもの。どうも遠近がうまく出せなくて面白くなく、しつこく再チャレンジ。同じものを描くのは結構練習になる。最近絵を見る目がだいぶ育ってきた8歳の長男(画集を見せると、大抵、油絵か水彩画かパステル画か区別がつくようになった。)に見せたら、このSky72のほうが良いとのこと。理由は、家の周りの木がちゃんと描けているからだそうだ。確かに、このいくつかの微妙に前後している木が遠近感のポイントとなっている。でも、木に神経が行き過ぎて、何が主役なのか分らない絵になっている。絵を描くって、本当に頭を使う。ちゃんと上達しようと思えば右脳・左脳両方たっぷり使わされることになるので、脳の老化防止にいいかも…。

Sky 300 (71)

2009-09-18 23:18:39 | Gallery






W/C on Arches, 300gsm, Rough, 1/2 sheet
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6レイヤー。またまたしつこくSkyプロジェクト。3レイヤーまでは上手く行ったのだけど、いつものようにそこから大失敗。どうしても強い色が上手く出ない。Burnt Umberをもっと気前良く使ってまた試してみよう。ちなみに上の写真は最後から1つ前のレイヤーをかける前。色はとてもきれいなのだけど、ちょっと深みに欠ける。というわけで、最後に全体的にオレンジ色のウォッシュをかけると2番目の絵になる。そして、一旦終わったと思っていたのが、何か物足りなく思い、なんとなく左下に小さいときに嫌というほど見たススキを配してみたら、ぐっと絵がしまった(様な気がした)。さて、もう一回同じ絵にチャレンジ!

Watercolor study

2009-09-16 21:35:52 | Gallery

Watercolor on Arches, 300gsm, rough, 1/4 sheet
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あっという間に水曜日の水彩クラスの日。今日は何かとても珍しい視点で面白いことを師匠は皆にさせた。まず、真っ白な紙の上に何も考えずにいろんな色を適当にのせて絵具自身にどうなるかを決めさせる。それを2レイヤーのウォッシュでする。そして出来上がった色や模様を見ながら初めて、地色を活かしながら何を描くかを考えて、後は2-3レイヤーで仕上げる。みなそれぞれ、とても面白い仕上がりになった。こういう風にイマジネーションやインスピレーションを重視した、というか刺激するような教え方ができる人ってあまり多くないかもしれない…。気に入った手法なのでSkyプロジェクトにも活かしてみようと思う。

普通に家族の近況報告

2009-09-15 20:38:44 | 日常あれこれ
久しぶりに家族の近況報告。先週は、火曜日に息子達の学校帰りにいきなりRoayl Adelaide Showに息子達と一緒に3人で行ってきた。そして先週の土曜日の夕方からは、Adelaideしないからとても近いHillのWarrawong Sanctuaryにまたまた息子達と私、そして他の日本人家族が2組、そしてひいきにしている額縁屋さんが所属しているカメラクラブの人たち数人とで、Night Walkという夜の野生動物を観察しに行くツアーにも行ってきた。金曜日には、さっと空いた時間にBurnside LibraryでアマチュアのPainting Groupの絵画展、そしてすぐその近くのDavid Art Galleryではかの有名なDavid TaylorとHerman Peckelの絵画展で至福の時間を過ごす。土曜日はOz Asiaへ出演する日本舞踊の我がU一座のリハーサルにいってくる。そして、昨日は次男の小学校のクラスで児童24人とお母さん4人へ、巻き寿司の作り方をデモンストレーションした(また!!)。次の日、次男をクラスに送り届けると、なんとデスクの上に先生が書き取った巻き寿司の作り方がイラスト入りできれいにプリントされてあった。そして、それを各子供達に色鉛筆でカラフルに仕上げさせていた。私はまたしてもSHUSHI Ladyとして子供達に知られることになる。そして、夫はいつも通りに仕事が忙しい。でも、勤め始めて以来初めてのまともな車、Audiの新車の購入が決定して、とても嬉しそう…。

まあ、という感じで皆いつも通りに忙しい。今日は学校の帰りに息子達を校庭の公園で遊ばせてから家に帰り、水餃子と夕飯の残りのから揚げを食べさせ、庭の掃除を一緒にする。以外にも庭弄りの好きな長男にはイタリアントマトの苗を買ってあげたので、それを植えさせた。きっと、毎日かいがいしく面倒をみるのだろう。次男は私の抜いた雑草をまた植えなおしていた…。そして一緒にシャワーを浴びて泥と汗を流して、宿題をさせ、中華の夕飯を食べる。そして明日からまた忙しい毎日が続くー。でも忙しくても生きているっていう実感があることって、とても幸せだ。



Roayl Adelaide Showでの息子達。とても楽しそうだった。特に初めての次男!


怖いもの知らずの次男は、一人で猛スピードで回る観覧車(もー、あそこまでは早いと観覧車でないと思う…)で一人で乗り込んでめい一杯楽しんできた。なんと、オージーの一家と一緒のボックスに載せてもらって、地上で乗りたがらなかった長男と一緒にまっていた私に誇らしげに手を振っていた。



次男の学校でのSafari Dayのパレード。なぜだったっけ?とにかく、子供達は動物の扮装をするか、サファリの探検家のふりをするか、ということだったので、一応探険家の格好をさせた。でも、なんだかボーイスカウトの子供に見える。さすがはオーストラリア、あちらこちらに本物の皮製のクロコダイルダンディがかぶっているようなオージーハットが見られた。

Sky 300 (68)

2009-09-13 21:50:30 | Gallery

Watercolor on Arches, 300gsm, Rough, 1/4 sheet
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今週末は珍しく病院からの出勤の電話がかかってこなかったので、これまた週末珍しく土日とも休みだった夫と、かなりゆっくりした週末を満喫できた。で、今日はSkyプロジェクトを久々にUp。先週の水彩クラスで、昼間の風景を自分がまったく描きなれていない事を思い知った。多分、Skyプロジェクトで夕焼けとシルエットばっかり描いているせいだろう…。特に緑の使い方がひどい。というわけでこれからしばらく、意識して昼間の空を描くことにした。これが結構難しい。空の色と明るさが全体の風景を夕焼けの風景より遥かに強く支配するので、空とそれ以外のバランスをとるのがポイント。ヘタをすると(結構あちらこちらの絵画展で見かけるが)空とその他の背景と前景が、まるでパッチワークのようにぱっかりと別物に見えてしまったりする。ひとつの風景としての統一性が無いのだ。ということで、クラスで習ったことを踏まえて、結構慎重に時間をかけて考えながら描いてみた。早速、今週にでも師匠にコメントをもらうことにしよう。

それと、先週木曜日に注文されていた絵を配達しにいった時、病院で開かれている自分の個展を見に行った。ちゃんとした配置と照明で、なんと自分の家で飾っているときより軽く2割増よく見える。不思議なものだ。でも、かなり嬉しい。


Watercolor study

2009-09-09 20:24:56 | Gallery


Watercolor on Arches, 300gsm, Rough, 1/4 sheet
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今日、クラスに行くとなんと師匠の机の上にワインが2本、シャンパンが1本のっかっていた。その机についている師匠も、笑顔の大判振る舞いでちょっと怖いくらい…。「なに?パーティーでもやるの?」と聞くと、「ふふ。僕のあの大きな絵が売れたんだよ!そのお祝いさ。」と、上機嫌で話してくれる。その絵はある展覧会に出した絵で、かなり大きな林を描いた水彩画。なんと8000ドルの値がついたらしい。水彩は油絵に比べとても難しいし、大きなサイズで描くのは技術上とても難しいのに、油絵ほど良い値では売れない。しかも、額に入れなくてはならないのでそのコストも画家の負担となって重くのしかかってくる。まあ、稀に絵の本体だけを購入、ということもある。そして、ガラスが表面についているのでとても取り扱いに気を使う。それでも、画家が水彩を選ぶ理由は、あのなんともいえない透明感と色の輝きだろう(勿論、上手く描けばの話…)。ともかく、あんなに大きな水彩を描く画家はいない上に、いまはオーストラリアの経済が思わしくない。そんな状況で、この売り上げは快挙だ。おめでとう、師匠!!というわけで、皆で今日のクラスはおつまみを食べながらワインやシャンパンをひっきりなしに開けては飲みで、かなりリラックスしたクラスとなった。

今日のテーマは、先週に引き続き意図的に絵を見るものの視点を操作するような構図を考えるということ。物の位置の配置はもとより、明暗・彩度の調節も見たままではなくて意図的に変える、というかなり高度な練習をした。物をあるがまま描くのはとても容易い。でも、アーティストはそれを意図的にさまざまな技術を駆使してかえ、絵を創作していく。それが、絵を描く醍醐味だ、と最近思う。この想像上の風景も、何の変哲も無いものだけど、学んだことはとても多い。師匠、どうか長生きしてー。

Seascape

2009-09-06 20:52:37 | Gallery

Pastel on Softumber Colorfix paper, 55×94.5cm
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先週の火曜日からなんと下痢が続いていて、結構疲れている。最初何か悪いモンでも食べたかと思ったのが、胃痛・頭痛もではじめたし、数日続くのは風邪だろう。ようやく今日からお腹が落ち着いてきた。今年はいったい何なのだろう…たて続けにいろんなものに罹っている。よく人からは、「あなたはいろんなことをしていて忙しいから、疲れているのかもね。」と言われるが、そうなのかも。自分ではまだまだ頑張れると思っていても年齢は正直に身体に出る。ちょっとは労わってあげないと…。

さて、先月・今月と続いて4枚目の売約済みの絵が、あらかた形ができた。後は数日置いてから、手を入れてから額縁なしでMDFBoardに貼り付けてから丁寧に包装する予定。ある知人から彼女の友達への誕生日プレゼントにこの風景を大きめのサイズでパステルで描いて欲しい、との注文を受けた。なんでも、QLD州の人なので、飛行機で来るのでこの絵を飛行機に乗せてもって帰るらしい。こんなに手間とお金をかけるプレゼントをする相手はきっと特別の友達なのだろう…。

しかし、こんな大きなサイズの絵は初めてなので、とても良い経験になった。大きな絵は思ったより全体をまとめるのが難しい。で、今までのところはなんとか上手くルーズに描けた空以外は、とてもタイトな仕上がりになってしまった。こういうタイトな絵が好きな人は結構多い。でも、私はもっとルーズなリラックスした表現が好き。まあ、納品までにもう少し考えてみることにする。さて、ようやく今週から自分の絵が描ける!今度は何を描こう…。