My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

祝・Blog再開!?

2007-02-25 21:43:29 | 日常あれこれ
「えー、本当にお久しぶりです。」ってくらいの久々のBlogになってしまった…。かれこれ丸1週間、たちの悪い風邪を次男から貰い、熱もでないのに、Newrofenなんかでは押さえられないひどい頭痛と鼻水と併発したいつもの副鼻腔炎とめったにかからない中耳炎(最後になったのは覚えてないくらい小さいとき)まで一緒くたにやってきてずっと寝たきりだった。でも、当の本人は軽い鼻風邪手終わったというのはどういうことだろう?こういうときには毎回本当に「何がなくても健康が一番」と思う…。最近、ジョギングやら何やらで毎日のようにまるで運動部に入っている高校生並に身体を動かしていて大分健康的になったと思ったが、やっぱり病原菌と寝起きを共にするとなるとうつらないわけにはいかないらしい。

私のこのでかい態度と声と大雑把かつマイペースな性格からはちょっと想像できないと思うが(実際、えー!!そーなのー!?とか言われる…)、私は生まれてわりとすぐから病弱で、子供が罹るありがちな病気はほとんど、しかも、しょっちゅうしていたらしい。そういえば小学校の頃はしょっちゅう保健室に行っていたような覚えが…。小学校高学年から少しづつしてきたジョギングと水泳でいまはかなり健康的になったとは思う。でも、いまでも睡眠・食事・運動のどれかを疎かにすると、すぐに何かに罹ってしまう。オーストラリアに来て、今の生活に落ち着いてから、食事・睡眠は疎かにはならない生活をしているが、今のように小さい子供がいると、気合を入れてまとめた運動量を維持するするのはかなりのモチベーションがないと難しい…。でも11月に始めた週に3回(各30分)のジョギング、1ヶ月ほど前に始めた週に2回の空手の練習(各1時間半)、家のリビングルームで家事の合間のテニスの素振り、全部まだ続けている。体調も大分良くなり、体重が4.5Kg減り、大分疲れにくくなった(タフになった?)。今回、1週間寝込んで母親・妻が役目として機能していないと結構家の中は大変になるものだなと(いや大変どころではなく、はっきりいってもう、修・羅・場!)しみじみ思う。実生活の要はなんといってもお母さん。これからも体力作りに一層励まなくては。身体を動かすと気分良いしね!

Cityで1人散歩

2007-02-12 11:57:37 | 日常あれこれ
先日、午前中にAdelaideの町の中心のランドル・モールで久しぶりに1人で買い物がてらぶらぶらしに行った。チビ達がいない、こういうときにこそしか出来ないことだ。忙しいお母さんには、こういうのがたまには必要。



〈Cityの北側にある通りのNorth Terrace-大学・図書館・博物館・Government House・記念碑など歴史的建造物が多く立ち並ぶ通り〉



〈同じくNorth Terraceで上の写真の反対側の様子〉



〈州立図書館の前にある、20世紀初めのイギリスの国王、Edward8世の像〉



〈州立図書館の前にある戦争記念碑〉



〈CityにあるAdelaide大学の裏を走っているトレンス川の近くの道路わきにある、「アヒルにご注意!」の標識〉

まず、ジョギングシューズを見繕うためにAmart All Sportsという大手のスポーツ用品店に行く。店内をぐるっと冷やかしながら目的のシューズセクションにいくと、短パンT-シャツを着たいかにもスポーツ好きって言う感じの元気のよさそうなおにーさんが御用聞きに来た。「ジョギングを週に3回、30分くらいずつしているんですけど、走った後に膝がちょっと痛くなったり、きしんだりするんですー。空手をした場合はならないんですけどー。」と、今困っている症状について相談する。実はこの質問を他の靴屋さんでもしたことがあって理由は大体分かっているのだけど、店員さんの靴選びの知識がちゃんとあるかどうかチェックするためにこの人にも聞いた。案の定、同じことが原因。つまり、私の足の形で普通に立つと、若干外側に体重か偏っているのが、真っ直ぐ走るという運動をすることによって膝が内側に傾こうとしてしまい、それがストレスとなって痛みが生じるらしい。今履いている靴についてもチェックされる。使っている靴はDiadoraのクロス・トレーニング用で、どんな方向への動きに走ったり跳んだりしても良いようにデザインされている。テニスもOkだ。だけどこの靴の底は、あらゆる方向への転換にも適応できるように足底の周りの端が丸めにカーブしている。前方方向にしか進まないジョギングなんかをするには特にこのカーブがあるものは向いていないらしい。ということで、とても軽い材質の、靴底がぴったりと地面に付く、クッションもバッチリ効いている靴を薦めてもらいそれを買った。もちろん、いつも履く自分の持参した厚手の靴下をはいたうえで試着して、しばらく店内を跳ねたり軽く走ったりしてチェックしてから…。これはAsicsのジョギング用の靴で、GEL-Nimbusというもの。セールで$199。このおにーさん、私の穴の開きそうなスポーツ用の靴下を目ざとく見ていたのか、「このAsicsのスポーツ用靴下を3足で$20のを、4足で$20にしとくけど?」とすすめてくる。買おうと思っていたので迷わずそれも購入。へえー、Asicsって日本のメーカーだったんだ。

それから、Giordano(香港系のカジュアル・ブランド)とかColorado(Arthyな感じの、ちょっと質のよいカジュアル・ブランド)を冷やかし、Genki-Sushiというテイクアウトのすし屋さんで、うなぎとサーモンのまき寿司を1本ずつ買って、食べながらCentral Marketへ。そこで、少し買出しをして、直後の甘いものに焼き立てでまだほんのり温かいアプリコットとカスタードのデニッシュをかって、食べながらブラブラする。チャイナ・タウンで買い物のついでに、ココナッツジュース(果実入り)を買って、ここから車で3分くらいのノース・アデレードにあるAquatic Centreに行く。

実はここで息子のクラスが5日間の水泳のレッスンを小学校の授業の一環として受けている。一回45分で5日間、小学校からこのセンターまで15分の道のりのバス代を含めて$20。安い安い。センターについて買ったココナッツジュースを飲んでから息子達のいる浅いプールに向かうと、子供達の元気の良い楽しそうな雄たけびが聞こえてきた。センターの指導のインストラクターも大変そうだ。ああ、なんか、水泳のレッスンというよりはプールで好き勝手に浮いて遊んでいるっていう感じ…。でも、楽しそう。担任の先生なんかも楽しそうに「ハーイ、Aくん、こっち向いて笑ってー!」とか言いながら写真をとりまくっている。何人かお母さん達もバスで一緒に学校からついてきて見学している…。みんなカワイイー!!

と、半日充実した時間を過ごし2時に帰宅し、息子を小学校に迎えに行く3時までのわずかな間、昼寝をする。しっかり充電したし、これからもマミーは頑張るぞー!



<息子の水泳レッスン-盗撮…>

鰤の頭の活用法

2007-02-10 23:53:50 | Myレシピ!
先週、セントラルマーケットでいつもの様に買出しをしに行ったとき、新鮮な鰤のあたまを2つ仕入れた。いつもあるわけではないのでラッキーな日。大きな頭を2つかって、たったの$3。Wingの部分、つまり一番美味しいえらの部分もバッチリ付いている。ふふふっ…。買出しの日は食べるものがありすぎるので、この頭は冷凍庫に放り込んだ。

先日、冷凍庫から取り出して解凍した鰤の頭を、えらを切って生姜・みりん・酒・醤油・砂糖で和食で定番の煮付けにする。しょうがと醤油の組み合わせの好きな子供達は豚のしょうが焼きと並んでこれも驚くほどよく食べる。肝心の頭の部分は、中華風にFish Soupにした。豆腐・大根・白菜・ほうれん草と一緒に、ねぎ・生姜・酒・塩・ごま油で味付けするだけで、頭からたっぷりだしが出てとーっても美味しいスープになる。食べにくいことこの上ないけど、夫は目玉とか、頭の裏とかどういうわけかとてもとても器用にきれいに食べる。そういえば、アメリカでの大学時代は医学部に入るために動物解剖学で人間だけではなく鳥でも魚でも一通り学んだとか。それがこんな所で役立っているのか?

そういえば、マーケットにある魚屋さんはギリシャ系の人がとても多いような気がする。お客さんとギリシア語(多分ね)でやり取りをしているのを良く見かける。そして、活気があって個性の強い人が多いような気がする。ある日、「今日、ムール貝(Mussele)ある?」といつも見かける40代くらいのマッチョでセクシーな若い時はさぞ色男であったろうおっちゃんに元気に聞いたら、腕まくりをしつつ自分の筋肉を盛りっ!と見せて「おうっ、筋肉(Muscle)だったらここにたっぷりあるよっ!」とかぬかしてきた。「(2秒固まる)…。アハハハッ!それ半キロちょーだいね。」とさらっと流しておく。楽しい人だ。もうお分かりだと思うけど、MusseleとMuscleの発音は全く同じ。

それは置いておいてと…。魚は普通冷凍すると、かなりに質が落ちるのにこの魚は味・歯ごたえ共にほとんど変わりがなかったのでとても驚いた。今度からまとめて買っておこう…。




コアラの避暑

2007-02-05 22:02:19 | 日常あれこれ


Adelaideはまだ今日までは40℃くらいの酷暑が先週の週半ばから続いている。車の中のエアコンを20℃くらいに設定しても、外から窓を通して刺してくる日差しの強さで冷房がおっ付かなく、おまけに肌が痛い…。砂漠に住む民族が肌をすっぽり覆うような衣服を身に着けているのはとても理にかなうことだとつくづく思う。でも、暑さと肌の保護を天秤にかけて、どっちを選ぶべきだろうか。

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そんな暑さの中の、先週金曜日の事。朝9時頃に長男を学校に送り届けてすでにかなり暑くなっている中、学校の校庭の片隅にある砂場で次男を遊ばせていたら、校長先生が「アレはもう見たかしら?」といってニコニコ話しかけてきた。「…?(アレ?)何のことですかー?」と答えたら、もうそれは楽しそうに、「いらっしゃい!」といって、学校の入り口にある大きなガムツリーの下に連れて行かれ、ほら、と促されて見上げると何と、サイズLのコアラが木の上のほうの木股に心地よさそうに納まっていた…。校長先生によると、この学校のすぐ裏にある林にポッサムやコアラが住んでいて、この猛暑で少しでも多くの水分を取るために、木から木へと移動して葉っぱを食べているのだそうだ。コアラもポッサムも夜行性だから、夜こっそりと学校の中を移動したのだろうとの事。

この校長先生はとてもとてもオープンでいつも笑顔。気軽に話しかけてくれる。そして、彼女は毎朝必ず校庭でニコニコしながらオージーハットをかぶって生徒達が登校してくるのを楽しそうに眺めている。股関節を痛めているらしい歩き方をしているのに、そんなこと気にもせず、朝だけではなく下校時にもよく学校中のあちらこちらを歩き回っている。オフィスにこもっているだけではなく、生徒達と親達の様子を観察したり、コミュニケーションを積極的に図ったりするためだろうと思う。素晴らしい…。さすが、Adelaideでも評判の小学校の校長先生を勤めている人だけのことはある。

このサイズLのコアラ君、すっかり学校のアイドルになって、子供達はキャアキャアはしゃぎながらコアラを眺め、親達の中にはデジカメや果てはF眼レフまで持ち出してコアラ撮影をしている。月曜日の今日は、さすがにこのコアラ君、暑さに耐えられないようで、木の上の太陽が良くあたる場所から、木の枝や葉っぱなどでちょっと陰がかかる様なぎりぎり人の手が届かないくらいの位置まで降りてきて、死んだように身動きひとつせずに眠っている。暑そうー。あんな殺人的な日差しを一日中浴びているなんて。コアラは主食の木の葉っぱからほとんど水分を取っていると、校長先生は教えてくれた。随分、効率のよい身体にできているのだろうか…。明日からはちょっと涼しくなるからそれまで頑張れ、コアラ君!



Royal Botanical Gardenでの朝の散歩

2007-02-04 18:35:12 | 日常あれこれ
Adelaideは最近とにかく暑い。2日前から最高気温が36~38度にもなって、今日もかなり暑い。Adelaideは乾燥しているため気温が上がるとまるでオーブン状態。東京の夏のサウナ状態とは対照的な暑さ。水道の蛇口をひねれば、お湯が出てき、洗濯物を外に干せば、1-2時間で乾き、それ以上ほうっておくと色物は思いっきり褪せて、どうかすると焦げ臭い臭いまでついてしまう…。そんな中をふらふら歩いているとあっという間に体内の水分が奪われて脱水状態になってしまうので、気温が上がるときはこちらの人は大抵水を結構大きなボトルごと持ち歩く。子供・高齢者は特に気をつけなければならない。でも、こんな気温の中でもたまに半袖短パンで元気にジョギングをしているクレイジーな人を時々見かける。今日も、頭も真っ白な年配の男性が、タッタッタッとジョギングに励んでいた…。大丈夫かいな。

天気に関係なく、家の超ウルトラ元気なチビ達は、最低2回各1時間以上外に出してめい一杯遊ばせないと機嫌が悪くて扱いにくくなる。外が暑すぎたり、珍しく雨が降っていたりして1日中家にいると、いくら家で遊んでいてもストレスが溜まるらしい…。健康的だ。大変よろしい。というわけで土曜日の今日も予報では気温が37℃位に上がるらしいので、気温が上がる前の朝一に、チビ達2人と一緒にアヒルに上げる餌のパンの切れ端を持って、City中心部のはずれにあるかなり広い頻繁に行く植物園に行った。



〈植物園入り口の小屋とその周辺〉

これは一般に無料で開放しているところで、大きな木が茂っている広大な土地の一部。向かいにはこれまた緑に恵まれた動物園があり、この周辺の駐車場は平日は4時間制限で$1.10/時間、土曜日は$0.55/時間、日曜日は無料と、気軽に行きたくなるような有難い料金だ。しかも家から車で10分ほど。

到着するなりチビ達は機嫌良く鳩やらアヒルやらトンボやらを追い回して幸せそうに元気に遊んでいた。中心にはキオスクとかなり高級なレストランがあり、キオスクにはアイス・ジュースのほか、テーブルで飲み物・軽食・ランチが目の前にあるかなり大きな池で鳥たちが泳いでいるのを眺めながら楽しめる。私達はその池で持ってきたパン切れを池のアヒル達に投げて遊ぶ。この池にはアヒルのほか、大きな黒鳥、カメ、鯉、そしてどういうわけか皆に嫌われている者の大きなねずみまで泳いでいる。このねずみが泳いでいるのを数回見たが、そのでかいことでかいこと…。アヒルやカメを見てみんな、「かわいいー!!」とか騒いで言うのに、ねずみが出てきたとたん、「やだーっ!気持ち悪い!!きたなーい!」とか散々だ。ねずみは病気を運ぶからというからか?私はねずみそのものはかわいいと思うが…。



〈キオスク〉



〈池のアヒルにパンをやっている(ぶつけている?)息子達〉



〈こっちで一番多く見る種類のアヒル〉

そして、芝生で家から持ってきた三輪車くらいの大きさの車でチビ達を遊ばせ、サボテン類が置いてある温室に行き、1時間の散歩は終了。帰りはかなり機嫌の良いお腹の減ったチビ達を連れて早いランチをマックで買って家に帰る。どういうわけか、動物園と植物園に行った帰りがお昼に近い場合はマックで子供達のランチを買うという習慣がいつの間にかできてしまったらしい。まあ、たまにはね。



〈池のそばにある温室-サボテン類が多く植わっている〉



〈温室の中の噴水もどき。日本庭園で言えば獅子落としみたいな。〉

明日は近所の友人と4歳になる女の子と一緒にまたまたチビ達を連れて、植物園の向かいにある動物園で朝の散歩の予定-。




家族でテニス!

2007-02-03 01:55:58 | 空手道場日誌


ある、大きなスポーツ用品店のテニスラケット売り場で。

「あのー、全くの初心者なんですけどテニスを始めようと思っていて、初心者用にの使いやすいラケットを探しているんですけど。値段は大体$100から150位の範囲で、もちろんプロが使うような高いものはいらないんですけど、あまり安価な質の悪いものは使いたくないんですー。あんまり腕力がないので、できれば軽めの物で、面はちょっと大きめ、フレームは厚めでグリップはG2位のあまり太くないやつがいいですー。そんな感じでおススメのラケットがありますかー?」と一気に売り場のおにーさんに聞く。初心者の癖にやたらに細かく要求する。でも、より良い無駄の無い買い物をするときはまずリサーチ(下調べ)をしてから。これ、基本ね。

「じゃあ、これがおススメだな。初心者、特に女性には良いと思うよ。$120位していたと思うんだけど、モデルチェンジで価格が下がったんだ。軽くで大きめの面で使いやすいと思うよ。」と、Wilson Hammers 110 - $79をすすめられる。ろくに構え方や振り方も知らないくせにごちゃごちゃと物にあふれているお店の中で、ブンブン振り回して感触をチェックする。

「んー、軽くてとりあえず大きいし、手にもフィットするみたい…。」とコメントする。なかなかいい感じ。でも、利き手の左手とそうじゃないはずの右手と交互でふってみても、フォームが全然できていないため、左右同じに感じてしまうという始末。正確なところ判らない。グリップのサイズを見るとG3だ。今フィットしていても、この上からオーバーグリップを巻けない。太すぎてしまう…。1つだけでは何ともいえないので、他の同じくらいの値段のPrinceのラケットを貸してもらい、振り比べてみる。でも、やっぱり最初にすすめてもらったほうが心地よい気がするので、これを購入。そしてふと、売り場の一角にあった子供用の小さいラケットが目に入り、どうせ私が家に帰ってラケットを振り回していたら息子達が同じことをしたがって練習させてくれないことが容易に想像できたのでこれも購入。これはセールで$19。ちっこくて、かわいいー!グリップの部分も凄く短いー!面は結構大きいのにね。あと、夫の使っていたDunlopのラケットのオーバーグリップテープも買う。

何故、急にテニスをすることになったかって?そ・れ・は…。

私は、3ヶ月前に始めたジョギングを続けているし、食べ物もかなりヘルシーなものを食べて程ほど健康的な生活をしているつもり。だが、夫は仕事ではオフィスに1日中座りっぱなし、家に帰ればPCの前に座りっぱなし、休日も運動はゼロでスナックとして食べるものはほとんど好んでジャンクフードだ(さすがアメリカ人)。遺伝的に、もうそりゃかなりにスリムな体系をしているが、肥満がないだけで心臓血管系の病気へのリスクは将来的にこのままでは高い。食事には私と同じものを極力食べさせるようにはしているが、運動を定期的にする必要大。かといっても、彼はかなりにレイジーな性格をしている上に根気ゼロ。今まで人よりやや高めのIQと要領のよさだけでここまで来たような人だ(非常にムカつく…)。何かを定期的に継続してこなすなんてよほど興味のあるものでない限り無理な人。で、私が目をつけたのがテニス。彼は、高校時代、2年間ほど毎日部活で1時間半テニスをしていたらしい。オーストラリアに来ても、テニスラケットは持ってきていて、時々クラスメートと打ち合いをしていたそうだ。大学ではカンフーをしていたが、私の空手とはちょっと微妙に興味の的がずれている。そして、ジョギングなんて根性の要るものを続けさせるのは絶望的だろう。こうなったらもうテニス、これしかない!

オーストラリアはさすが、グランドスラムのトーナメント(っていうんだっけ?)の1つ、全豪オープンが開催される国(こないだ終わったばかりだね。残りの開催地は英・米・仏)、テニスはとても人気があるスポーツだ。2002年に世界チャンピョンになった若干当時21歳のかのLleyton Hewitは何と、このAdelaideの出身だ。こちらでは、あちらこちらに無料のテニスコートがあり、よく5歳くらいの子供から70~80才位のお年寄りまで同じ年齢層でグループを作って打ち合いをしているのを良く見かける。家の近所の半径3キロ内に、知っているだけでテニスコートが合計少なくとも30面はあり、テニスをするには非常に恵まれたところだ。

とりあえず、家の庭で新しいラケットに狂喜している息子達のそばで、夫に基本の構えと振り方を教えてもらう。子供達には洗濯物の干し場に、柔らかめのボールを紐でくくりつけてそれを打たせて遊ばせておく。そして、「OK。こうやってこうしてこう振るんだよ。」といって一回見せてくれて、「じゃあやってみて。」といきなりきた。「グリップの持ち方は?振るときのコツは?なんか振ってみても肩に凄い負担を感じるんだけど。こりゃ、私のフォームがどっか基本的におかしいよ。もうちょっと詳しく説明してよ。」といったら、「グリップはこうしてここを持って。こうやってこんな感じにスウィングするんだよ。」と2,3回見せてくれる。そして、「じゃあ、頑張って。」といってすずしいいつもの顔で家の中に入ってしまった。ダメだこの人。根気がない上に、理解できない人の気持ちが判らないせいか、教えるということがてんで苦手だ。要領が良すぎたことに起因する一つの障害か?しょうがないから、ネットで色々な必要な基本知識とフォームを自己学習し、1人でしばらく幾分か形になるまで頑張ることにする…。でも、1人でやっていて変な癖が付いたらちょっと後々大変かもしれない。短期間だけでもプロのコーチに教えてもらったほうが効果的で後々楽かもしれない。いずれにしてもこれでは、打ち合いができるようになるには当分時間がかかりそうだ。夫の定期的なエクササイズが始まるのはまだまだ先-。


スパイス・コーヒー

2007-02-01 00:32:20 | 日常あれこれ


近所にあるインド食料品店で前にお店のおばちゃんに薦められたコーヒーを買った。彼女曰く、インドでは熱い飲み物はChaiが一般的でも西インド地方ではコーヒーもスパイスを入れて飲むとか。これは、Cukku Malli Coffeeという商品名で、$5.90。ラベルと見ると結構面白い…。マレーシアのクアラ・ランプールで作られていて、原料とかの表示はマレー語なのに(おかげで半分くらいしか中に入っているものが分からない)、このコーヒーの入れ方と商品の細かい説明(らしい)はインド語(多分ヒンドュー語)で書かれている。かと思えば、「減量に効果的!」とか「超高品質商品!」とか可笑しな表示がデカデカと英語で書いてある。思わず、肝心のコーヒーを入れる前にしばらくこの容器を持ってキッチンで立ち尽くしてしまった…。

わけの分からないインド語を見ると、「熱湯カップ1杯分に対してスパイス・コーヒーをスプーン1・5杯」と書いてある(らしい)。でも、煮立てるのか普通にお湯を入れて濾すのか、スプーンは大さじか小さじかなど、具体的なことは不明。ともかく、プランジャーに小さじ山盛り2杯を入れてコーヒー・カップ2杯分作ってみる。一応Chaiみたいにミルクも入れて。砂糖は普通に1杯ずつ。

感想は、まあまあ。ミルクを入れないほうが断然美味しい。夫にはあまり受けなかったようだ。なんだか懐かしいきがするなぁ、と思えば、昔数週間滞在したことのあるインドネシアで、散々飲んだあの黒いコーヒーの、そのスパイス・バージョンのような感じなのだと思い当たる。多分、あのコーヒー豆と同じ種類だと思う。結構深く煎っている豆で、とっても黒くどろどろしている。インドネシアでは決してお茶やコーヒーにミルクを入れず、砂糖をどっかどっかと入れて飲む。牛乳を飲む習慣がないからだ。牛乳どころかチーズやヨーグルトも食べないで皆育ったと友人達は言っていた。その代わりといっては変だが、なんと緑茶までお砂糖を入れる…。まあともかく、この容器を見る限り、乾燥生姜・黒胡椒・カルダモンその他合計5種類のスパイスが入っている。たまに気分を変えて砂糖を多めに入れて飲みたい。