My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

Sky 300 (67)

2009-08-31 13:55:08 | Gallery


W/C on Arches, 300gsm, Rough, 1/2 sheet
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南オーストラリア州は春真っ只中。庭にあるいろんな果物の木に花が沢山つき若葉もちらほら見え始めている。息子達も元気に学校に行き、私は花粉症で鼻をずるずるさせながらも、今日も元気にSkyプロジェクトに取り組む。

えーと、今回は大分前に描いたものと同じ風景を再チャレンジ。Kapundaの炭鉱跡の夕焼け。3レイヤー目からひどい失敗をして洗い出しをして乾かして重ね塗りをして、とかなり紙を痛めつけてしまったが、遠くから見ると何とか見れるものになった。でも、数ヶ月前(今年の2月上旬:Sky22)に描いたものと比べるとちゃんと成長が見られる。いや、そうじゃないと困る…。前景をもっと暗くして空を強調しても良かったかも。

「線路はつづく、どんどん続く。」(←次男の絵本からのある一文。)

Waterlilly

2009-08-28 22:18:14 | Gallery

Pastel on Black Colorfix paper, 40×68cm
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今、市内の病院で開かれている私の個展を世話してくれている病院のスタッフからの注文の絵。前に描いたもの(縦長)の横長バージョン。下書き、ガッシュでの下塗り、パステルでの仕上げ、と一気に短時間で仕上げたので、少し時間を置いて最後の手直しをしてから額縁屋さんに額に入れてもらうことにする。

さてさて、あとは来週中にQLD州から来ている注文のSeascapeを一つ仕上げる予定。こうして注文されて受けることはあまり無いけど、これもどれも一つずつ絵をより多く描いて上達する機会だと思って描くことにしている。なんと言っても初心者は特に、Practice makes perfectの精神を大切にしないと!

Sky 300 (65-66)

2009-08-26 18:54:43 | Gallery
Sky 65: W/C on Arches, 300gsm, Rough, 1/2 sheet


Sky66: W/C on Arches, 300gsm, Rough, 1/4 sheet

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最近、体調を崩してばかり…。月・火曜日と、風邪で朝から晩までベッドに臥せっていた。今日も本当に年がいっている人が多い水彩クラスのなかで、「あーあ、どうも風邪しきやすくなっているようで…年かなぁー。」と嫌味な事をもらすと、「ほほーぅ。そうかい?」と師匠に微妙な反応をされる。

今日はそれでも何とか朝っぱらからSkyを一つ、とか思って1/2シートでやってみるも見事玉砕。原因は…まあ、目で見て描かないでリラックスして感覚で描かないと。そういう事だと思う。

そして、下の絵は今日のクラスでやったもの。トピックはなんとSky。師匠によると、印象派画家たちがわんさかと出る前は、風景画は空が大半を占めていて、風景全体を強く影響していたとか。今日は、空でもある一部分を焦点に当てて、そこから広がるような風景を作り出してくということにチャレンジ。師匠の奇跡のデモンストレーションをみて、皆で感嘆と諦めのため息をする。師匠と自分のえを比べてじっくり観察して分ったことがある。もっと、雲の構造(師匠言うところの『雲の解剖学』)を学ばないと。観察はとても大切…。


A road to the gums

2009-08-21 13:29:05 | Gallery


Pastel on Australian-gray colorfix paper, 38×68cm
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今週仕上げたパステル画。DV先生から、「今度は木を描いてごらん。」と言われたのがきっかけで、選んだ題材。これは家から散歩しながら数分の、The Gumsというそれはとてもとてもきれいな古いGumtreeが生い茂っている公園への道。海やら空ばっかり描いていたので取り掛かりにくかったが、とても良い経験になった。さてこの絵、どうするかな。

Sky 300 (64)

2009-08-20 09:15:15 | Gallery


W/C on Arches, 300gsm, Rough, 1/4 sheet
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昨日の水彩クラスは、なんと空を題材に、それぞれの物の形を集合体としてとらえ、3Dとして表現するにはどうしたらよいかを考えることがトピックだった。決して空の絵の描き方ではない、と強調される。けど、Skyプロジェクトの一つに入れてしまおう。結果は失敗。トーンのバランスを崩してしまい、下にある一番奥にあるはずの雲が妙に近くに見える。もっと中間色にしてコントラストを押えるべき。反対に一番上にある雲は、もっとどーんと暗くして、前に存在感を出すべき。

クラスの終わり頃、皆が仕上げの段階に入っているときに、デモンストレーションで使ったパレットの上に乾いた絵具を使って、師匠が何かをしていた。で、これがそれ。ホントーに面白い人…。そして、彼の才能に脱帽。




Sky 300 (63)

2009-08-18 12:03:01 | Gallery


W/C on Arches, 300gsm, Rough, 1/2 sheet
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せっせと、Skyプロジェクト。プロジェクト21%完了。今日は昨日描いたゴールドコーストの空港を倍のサイズに拡大して再チャレンジ。同じ風景をやり直すのはとても勉強になる。同じ間違いをしないように気をつけるし、学ぶことはとても多い。今回は、昨日レイヤーを重ねすぎて色が濁ってきたので、ちょっと計画を立てて、4レイヤーできっちり終わるのが目標だった。で、Erthカラーは最後の最後だけ使う…。かなり上手く行ったと思う。下のほうの暗い雲をもうちょっと青みを強くしたら良かったかも。単に曇りの日の夕暮れ時の写真だったのに、台風の後の空のように見える。あと、237枚!

Sky 300 )61-62)

2009-08-17 16:52:41 | Gallery




W/C on Arches, Rough, 300gsm, 1/4 sheet
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ちょっと久しぶりのプロジェクト。上は家の近所の夕焼け、下は今年に行ったQLDの空港からの空。あれ、空港の建物を描くつもりだったのをやしの木を描いただけですっかり忘れている…。

こうしてみると、自分の最大の当座の問題は、雲の暗い部分がきれいに描けない。少しずつ直しているうちに、どんどん色が濁ってくる。今度は思いっきりBurnt Umberを使って一発で決めてみよう。

忙しい週末

2009-08-13 20:14:12 | 日常あれこれ
先週末は、かなり忙しかった。金曜日には夜、夫の勤めるクリニックの職員達とのインド料理レストランでのデイナーパーティー。でも、身体が本調子じゃなかったのか、ボリュームのたっぷりある脂っこいスパイスの効いたものを食べたあと、すぐにお腹を盛大に下し、おまけに思いっきり戻す事となった。あー、勿体無い…。で、つかれきった体を引きずって、土曜にもお昼からは、Burnside Libraryで日豪協会や日本領事もいるなか、Mr.Uとその一座としっしょに音楽を披露したり、私はMr.Uが着物の着付けに関する説明をする中、日本人留学生の女の子をモデルに使って、着付けをデモンストレーションをしたりした。チビ達は勝手知ったる図書館なのでそれぞれ好きに楽しんでいた様子。次男なんかは、書道のデモンストレーションのコーナーにいって、墨で絵を描いて楽しんでいた。MayumiさんとS氏のお琴とフルートの協演もとても素敵だった。CDにして欲しい。

このあと、Mrs.Uにとても面白い話を聞いた。あるオージーのおばあさんが、着物のデモンストレーションのあと、「長年かかえていたミステリーはやっと解けました!!」といきなり言ってきたらしい。話を聞くと、彼女のだんなさんは戦後日本から帰ってくるときに、奥さんへのお土産に絹のきれいな着物を買ってきてくれたらしい。で、広げてみると、着かたはわからないし、小柄の日本人女性が着るにはどうもかなり丈が長すぎると不思議に思っていたという。で、だんなさんは30年以上も前になくなったのだけど、そのまま着物は大切に取っておいたとか。そして、その着物の丈の長すぎる理由を、私が女性の着物のおはしょりの由来を説明したときに、60年以上かかえていた疑問が解けたということらしい。なんて素敵な話だろう!!何か良く分らないけど、すごく良いことをしたような気がする。





そして、日曜日にはオーストラリア全国空手道大会の決勝の日に、ボランティアで、午前中手伝いに行ってきた。といっても、あまり仕事が無いのでスコア係の仕事を勉強したり、特等席(主審の席の真後ろ!)で、形試合の決勝を見ることができた。男子決勝は両方ともチャタンヤラクーサンクー。そして女子は多分両方ともスーパーリンペイ。特に女子はとても良い形をしていた。そして、帰ると家では夫がほうれん草とかぼちゃのカレーと骨付きポークのカレーをつくってくれた。感謝!!


Watercolor study

2009-08-12 18:19:53 | Gallery




Watercolor on Arches, 300gsm, rough, 1/4 sheet
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今日、2週間ぶりに水彩クラスに言って来た。でも、まだ咳が止まらない。今日のテーマは、一つの風景の中のものたち同士の関係と、焦点に置いたもののみに目が行くように、トーンと色と他のもろもろで調整して絵をデザインする、というもの。

今日は自分の持っている写真ではなく師匠の資料からどっかの田舎にある古い建物の写真を拝借した。いつもどおり絵具でトーンのスケッチをする。でも、何かピンと来ない。で、それが何でか全部描き終わってから分った…。空が明るすぎるから、メインの建物が存在感が出ない。そして、クラスから帰ってきてから、空に濃い目のウルトラマリンブルーのレイヤーをかける。すると、あのピンと来なかった部分が、パチン!とまるで最後のパズルのピースがあわさった感じがした。もう一回、はじめから描き直してみよう…。

Riverland

2009-08-11 12:06:38 | Gallery

Watercolor on Arches, Rough, 300gsm, 1/4 sheet
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ようやく、あさってから始まる個展のための絵の11点がそろった。そのうち、1点はNot for sale。家族全員が気に入っている、息子達がQLDの海で遊んでいる絵だ。あともう1点はなんと昨日売約済み($350!)になった。夫のボスが、所有している2つの一般診療クリニックのうちの一つの待合室に飾りたいとか。さてさて、一つ売れてしまった分、後1点明日までもう一点仕上げられるかどうか…。最近、道のあちらこちらに咲いている梅の花を描いてみようととか考えている。