My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

Sky 300 (38)

2009-04-28 14:21:46 | Gallery
Ruins @ the farm, Mannum



Watercolour on Arches, 300gsm, rough, 1/4 sheet
~~~~~~~~~~~~~~~~~
Adelaideはもう、かなり寒くなってきて、よく雨が降り庭や公園も青々としてきた。もう時期的にインフルエンザの季節になるので、今日、インフルエンザの予防接種を家で夫と私とで打ちあった(??)。最初は、夫が私へ。でびっくりしたのが、全然痛くなかったこと!今までに数回同じものを受けたことがあるけど、こんなに痛みを全く感じなかったのがはじめて。MKさんもすごく上手かったけど…。で、コツは患者が完全に力を抜いた瞬間に「ブスッ!」と思いっきり早く打ち込みさっさと注入すること。昔、看護学校で習ったように、打ち込んだ後で神経にあたっていないかをチェックするために、「手がしびれたりしませんかー。」とかなんて聞いていたりしたら、その間に患者の身体に力が入ってしまう。打ち合っているのを、息子達が面白そうに興味深々で眺めていた。

さてさて、今日もSkyプロジェクト。次男を幼稚園に送りにいった後に一枚描いた。しばらく滞在した田舎町のMannumの農場の廃墟。なんだかこの場所が妙に気に入って今まで何回か描いたけど、まだ気に入るものはできていない。今回は、一応夕焼けを想定して描いたはず…だけど、変な光の入り方をしていて、ちょっと不思議な出来上がりになった。明日、師匠に見せたときの彼の突込みが楽しみ!でも肝心の空のウォッシュは久しぶりに気に入るものになった。で、練習だという気楽さから、前景をなんとなく自分の使い古しの歯ブラシで、絵具を散布して遊んでみた。楽しいー!

Sky 300 (37)

2009-04-27 14:19:11 | Gallery


Watercolor on Arches, 300gsm, rough, 1/4 sheet

~~~~~~~~~~~~~~~~~
先週土曜日、MKさんが久しぶりに遊びに来てくれた。あの日本製のラーメンをお昼一緒に食べてから、息子達と一緒にMKさんはパステルに挑戦。私は永遠と続いているSkyプロジェクトをする。この空は、先月行ったゴールドコーストのビーチの夕焼けを描いたもの。

なんか、外は嵐のような天気…でもこういうときにはまったりと平和に家で過ごすのが良い…。

Red racing cars

2009-04-25 19:15:53 | Gallery


Pastel on Terracotta Colourfix paper, A4 size

~~~~~~~~~~~~~~~~
パステルの乗りがとても良いこの紙を、長男がいたく気に入って毎日のようにこの紙を使っている。でも、一枚$1.70とするので、毎日描くと結構かなり高くつく…。でも本当に好きなことは、あまりケチらないで楽しんで欲しい。

この絵はこの紙を使っての第2作目。この地色を活かしつつ、メインの赤いレーシングカーと前景の芝生の緑を配色(補色)している所がにくい。


My sons under big pink clouds

2009-04-24 17:48:42 | Gallery


Pastel on Colorfix paper-Raw Sienna (47×67cm)
~~~~~~~~~~~~~~
先月ホリデイで行ってきたGLDのゴールドコーストでの暖かい午後の一場面。ホテルから歩いて5分のMarmaid Beachに息子達と散歩に行った。あまり人はいなく、あまりビーチで遊ばない息子達ははしゃぎまくって大きなお砂場とばかりに砂遊びをしたり、波と戯れたりすごーく平和に楽しく過ごした。私はというと…Adelaideとはかなり違う、ダイナミックな雲をボーっと眺めていた。大自然の中ですごした、本当になんてこと無い平和な日。

今回は、このとき撮った写真を参考にして、自分で構図を考えて描いたもの。息子達のポーズやポイントとなる旗の位置もかなり考えて、プランに時間をとった。そして、テーマは大きな空と暖かな空気…。紙の地色は、かなりはっきりした暖色の、オレンジ色に近いRaw-Siennaを選ぶ。そして、あまりOver-paintingし過ぎないように(初心よく陥る間違いらしい。自分でも経験済みだけと、描き込みすぎると、何が焦点か分らなくなったり、フレッシュさがなくなったりする事がある。)、制作時間を最短にとどめた。えーと、合計4時間くらいかな。結構自分では気に入っている。

最初、次男の砂と遊ぶ姿を描いていたら、長男がそばにやってきて、「ねー、僕も絵に描いて…。」と、かなり恥ずかしそうにリクエストしてきた。かわいいー!この絵は新しく引っ越す家の、子供の遊び部屋に飾ってあげよう!

茶道と巻き寿司デモ@Kindy

2009-04-23 14:59:13 | 日常あれこれ


引越しは来月だというのに、結構毎日雑用で忙しい。一昨日は眼科に行って、手術後の詳細な視野の検査。昨日は子供達の歯医者と引越し屋さんの検索。今日は朝一に洗濯機が完璧に壊れてしまったので、休み中の子供達をつれて買いに行った。ちなみにお店の人に洗濯機の平均寿命を聞いたら、一昔前までは15年くらいだったらしいが、最近はあまり長持ちしないように作ってあってフロントローダーだったら大体5-7年位らしい。まあ、家の洗濯機は7年持ったからよしとする。チラッと修理に出すことを考えたが、この数ヶ月、あちらこちらと不穏な兆候が出ていたので、今直してもまたすぐに壊れそうな気がするので買うことにした。そして、つい最近メルボルンで誰かが私のクレジットカードを使おうとしたらしい。幸い、怪しく思った銀行が連絡をくれ、事なきを得たが、即その場でクレジットカードをかえることにしたので、カードで自動的にしていたあちらこちらの支払い先にも連絡しなくてはならなくなった。これが結構大変…。単純に電話をするだけなのだけど、時間がかかる。

と近況はこんな感じ?今回は2週間前に行った、次男の幼稚園でのお茶(茶道)の紹介と手巻き寿司のデモをした時の写真を個人が分らないように思いっきりぼかしてUp。右側にいる着物を着て子供達のそばにいるのが私。

茶道の道具を貸してくださったのは、いつもお世話になっているMr.U。そして、お茶をたててくれたのは、この幼稚園の園児の親でもないのにいきなり借り出された、息子の同級生の日本人のお母さん。正絹の着物しか持っていないという怖いことを言うので、つい去年日本で仕入れてきた私の洗える着物を着てもらった。顔の系統が似ているから私の持っている着物の色も彼女にも大体合う。そしてMr.Uは黒子役で子供達にお茶のデモ中落雁を配ってもらったり、子供達の注意を引くために横笛を吹いてもらったりした。でも、45分で2つの行事をするのはちょっときつかったかも。深い(私もあまり分っていない)お茶についてオージー相手に説明するには時間に全く余裕が無く、サラッと彼女がお茶を立てている間に私が抹茶の作り方や落雁の原料なんかを説明するだけに終わった。でも、落雁の原料って砂糖と大麦たってまえまで知らなかった。でも、結構子供達は興味を持ってくれたらしいし、お母さんたちの中にはこわごわお茶を試してみる人もいた。お母さんたちのお茶の味に対するコメントがすごくおかしい…。

「海草(海苔)みたいな味がする~!」
「なんか、ほうれん草ジュースを飲んでいるみたいだわ。」

と、普通の緑茶の味とは全く違うと感じたらしい。へえー。

そしてやはり子供達は、料理のほうが興味があるらしい。子供達と見学に来ていたお母さんたちに、簡単に巻き寿司の巻き方を見せて、後は子供達に小さく切った海苔で手巻き寿司を作ってもらった。タネ(ネタだっけ?)はアレルギーをいろんなものに対して持っている子供もいるのでゆでた人参と胡瓜、そして沢庵だけ。さすが、2年前に同じように寿司デモをした田舎の幼稚園の子供達と違って、ご飯にもなじみがあり、海苔にもびびらなかった様子。好き好きに巻いて結構沢山食べていた。で、お母さんと先生達はもっぱら私があらかじめ作っていったツナと胡瓜の巻き寿司をほおばっていた。

次男はちょこちょこ私のそばに来て自分で巻いた寿司を見せに来て、「ほらー、見てみて!」と楽しそうに自慢していた。可愛い!

今度は何をしようかな…。墨絵とか習字とか?

Sky 300 (36)

2009-04-14 11:26:22 | Gallery


Watercolor on Fabliano Artistico, 300 gsm, rough, 1/2 sheet
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
空のウォッシュを1レイヤーだけで、そのくらいの色が出るか試してみた。紙全体を刷毛で濡らして適当に色を置いて何が起こるか眺める。そして、乾いた後にどんな風景を置くか考える。

いろんな水彩画の個展に行くと、結構空の色なんかシングルレイヤーで描いている画家がいるけど、やはりレイヤーは最低2-3回あるほうが色の深みが出て私は好き。AP師匠の影響か?

Sky 300 (35)

2009-04-13 08:52:02 | Gallery


Watercolor on Fabliano, 300gsm, rough, 1/2 sheet
6 layers

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
イースターの連休は、クリスマスと一緒でクリスチャンの人は教会に行き、そうでない人は家や外で家族や友達と集って楽しくパーティーをする。私達は近所の親しい一家とガムツリーの茂る公園で午後のお茶をし、夜は夜で夕食に招かれ手作りのアーモンドと洋ナシのタルト(フランののお菓子らしい)を持っていってタイカレー・インドカレーとカレー三昧の夕食をご馳走になってきた。学校が休みの子供達は私と一緒に水彩やパステルを使って楽しくお絵かきをしている。Mi-Tientの紙を使っていた長男は、この紙のパステルの乗りに(生意気なことに)不満を感じ、そんな彼に1/4シートのColorfix Paperを一つあげた。彼が選んだ地色はなんと渋く黒。黒はパステルの鮮やかな純度の高い色がよく映える。彼が書いたのは近くの国立保護公園の風景。コアラ・ガムツリー・枯れ果てた老木なんかリアルに描いていた。結構良く見ているものだと関心する。よく描けたので、ストックしてある中古品の額縁に入れてあげると、とても喜んでいた。

このSky35は、先月行ったゴールドコーストの夕焼け。泊まったホテルのそばのビーチから帰るとき、アデレードの夕焼けとはかなり違うとてもドラマティックな空に思わずしばらく見とれた。

散々失敗した経験を一応考慮して、レイヤーを重ねるうちに色が濁らないように、Raw SiennaとかBurnt UmberとかのEarth Colorを極力避けて、Quinacridon Rose, Red light, Quinacridone Gold, Burnt Sienna, Cobalt Blueの透明色5色で最後まで頑張ってみた。1/2シートという、ちょっと大きめな紙を使ったけどこの大きさの紙で丸筆で一気に書くのはかなりきつい。フィルバート(猫舌)で今度やってみよう。

Sky 300 (33-34)

2009-04-12 14:17:06 | Gallery
Sky33:4 layers


Sky34:5 layers


Waterolor on Fabliano 300gsm, NOT, 1/4 sheet
~~~~~~~~~~~~~~~~~
久々のSkyプロジェクト。FablianoのNOTがまた残っていたのでそれを使って2つ描いてみた。NOTは大掛かりなウォッシュには不向きだとSky33で分りきっていることを再確認できた。でも、Wet-on-dryでレイヤーを細かく重ねていく様なSky34には悪くは無いと思う。


初の抽象画…モドキ?

2009-04-11 19:37:01 | Gallery


Watercolor on Arches, 300gsm, rough, 1/4 sheet
~~~~~~~~~~~~~~~~
今週の水彩画クラスでは、なんと抽象画にチャレンジすることになった。もー、こういうの一番苦手…。なんつーのか、全くこのての想像力に欠けるっているか…。抽象画にしたって、ベースになるイメージとか、それなりのプランがないと全く描けない。でも、クラスの人たちはさくさくと楽しそうに好き勝手な模様や、風景画(こういう何を描いているか分るようなものは、厳密に言うと純粋な抽象画ではないらしい)を描いている。毎回、描いたものをクラスの最後に先生が並べて批評するが、こういうものって風景画よりさらに個性が出て面白い。何を見て描いているわけでもないから、色も自分の好きな色がとても強く出てくるし、物の形・デザインも結構偏ってくる。暖色を圧倒的に使っている人・寒色で統一している人・曲線が主体のデザインをする人・私のような何を主体にしているか分らない絵もある…。まあ、違う絵のアプローチの仕方をチャレンジするというのは良い経験になったと思う。でも、やはり私のような初心者は普通の絵で基本的なものが描ける様になってからのほうが、面白いと思えるかもしれない…。

「今日は抽象画」と聞いてから、露骨に困った+嫌な顔をしていた私にも、師匠は丁寧にアドバイスをしてくれようとする。で、最後のコメントのとき、ある年配の男性が描いた「摂氏40度」というタイトルの海と空と太陽のなかなか素敵な絵のコメントの後に、私の絵を指して、「そしてこれはこの海の下に生息する生物だね。」とか言って、何気に気分を盛り上げようとしてくれる。全くとぼけた人だ-。